老父のつぶやき

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2022年05月08日

35年ぶりのプール

(2)

テーマ：自閉症児と我が家の日常(648)

カテゴリ：自閉症と共に

コロナの影響で知的障害児者のプール運動が休みになっていた。それが規制緩和で今日から再開になった。ただし、感染防止対策で一度に同じレーンや更衣室にはいるのが8人などと規制がかかり、保護者が一緒にアシストするなどと色々と条件がつく。

自閉君は今年40才。私が30の時に生まれた。老体にむち打って、と言うほどではないがあまり気は進まない・・と言うのはどこも同じのようで、女房によれば結局十数人しか参加しなかったらしい。親の代わりに兄弟がつく家庭もあった。一緒に入るのならやめておく、と言う判断をした人は少なくなかったようだ。

ビート板を持たせ、25mプールを行ったり来たり。こちらは水中歩行だ。見かけよりも運動量は多いと言うが、確かに腹が減った。「お父さん、続けて来てもらえませんか」とリーダーに声を掛けられた。うちの自閉君は正直あまり手がかからないので他の子も見てもらえないかと言う訳だ。月に２回のことだからまあいいかと思う。ただ、このスポーツセンターの駐車場は利用者が多く、何らかの理由で抑制が働かないと停められない。

結局親同伴の状況は当分の間続けるらしい。兵庫県の感染者もまた増えてきた。外出の機会がないのは障害児者にもストレスだ。先行きも心配だが、収まってくれるのを切に願う。

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