花畑 風来(はなばたけ ふうらい)映画日記

PR

×

Profile

風来2004

風来2004

Freepage List

Archives

2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01
2005.03.27
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 花畑風来は、レイトショーで独りで「ロング・エンゲージメント」を観た。

この映画を観終わった後は、何か考え込んだ表情で映画館から出てくる人が
多いのではないだろうか。

 映画の好きな人にとっては、何回も観て研究してみたくなるような映画である。

 この映画、黒澤明監督の作品と同じように職人がつくったような映画である。
頑固一徹、職人が隅々まで拘って創り上げた手作りの味わいがある。


 花畑風来としては、この映画が持つ五つの要素について書いてみたい。

  1.セピア色  2.リアル  3.フランス語  



1.セピア色
 この映画の映像は、始めから終わりまで、すべてセピア色で統一されている。
全シーンにわたってセピア色のフィルターを被せてある。
セピア色とは、写真が古くなった時に出るあの薄い褐色である。
セピア色は、過去と現在をつなぐ架け橋の役目を果たしている。
また、人の心情を固定化して釘付けにする役目を負っている。

2.リアル
 一般には映画の戦闘シーンを観る時、それが残忍で目を背けたくなる映像で
あっても、結局は第三者、つまり、傍観者の立場で観ているのであるが、
この映画の戦闘シーンは他の映画とはちがう。
 自分が実際に戦闘に参加しているような錯覚に陥る。

やりきれなさを通り越した不安感。
突然、わけもわからず逃げ出したくなるような焦燥感。
 リアルな映像とは、観客にこういうおもいをさせる映像なのかもしれない。

3.フランス語
 日本の映画館で上映されている洋画のほとんどは、アメリカ映画である。

英語の音を聴き慣れた花畑風来にとっては、フランス語の音は違和感がある。
しかし、この違和感こそが大切なのである。
 「第一次大戦下のフランスを描くには、フランス語でフランス人のスタッフ
で撮らなければならない。」というジャン=ピエール・ジュネ監督の
ポリシーが、この違和感から理解できるのである。

4.ユング
 マネク(ギャスパー・ウリエル)の戦死を知らされたマチルド
(オドレイ・トトゥ)が、彼は必ず生きていると直感する現象は、
ユングの無意識の深層心理学に由来しているのではないだろうか。

5.ジョディー・フォスター
 この映画にはジョディー・フォスターが出演している。
フランス人の主婦になりきり、新たな魅力を引き出している。


      あらすじ
 第一次大戦下のフランス。
マチルド(オドレイ・トトゥ)のもとに、マネク(ギャスパー・ウリエル)
の戦死が伝えられる。
マネクは、マチルドにとって幼なじみで婚約者である。
彼女には、「彼は必ず生きている。」という不思議な直感があった。。。。。。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005.03.28 00:15:44
コメント(10) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Keyword Search

▼キーワード検索

Favorite Blog

▲▼廃棄食材を活かす… sunkyuさん

whoami ty*さん
お佳世の日記 お佳世さん
アラ還ナースエイド… ゴンちゃんの部屋さん
沈思黙考中 永遠のホホエミさん

Comments

風来2004 @ Re:お久しぶりです☆(10/08) Нагцеройさん >コメントありがとう☆いまでは…
風来2004 @ Re:ご退院おめでとうございます。(10/08) るるりるるらさん >そうでしたか。。。…
風来2004 @ Re:だ・大丈夫ですか???(10/08) まりりん先生さん >そんなに大変だった…
風来2004 @ Re:ちっとも知りませんでした。(10/08) sunkyuさん >退院おめでとう御座います…
Нагцерой @ お久しぶりです☆ コメントありがとう☆いまでは映画もPCでレン…

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: