*優しい手紙（その１） | *りゅんぬ*Lune*～女の子とママの為に…～*Piece of LUNA 別館*

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2006/02/18

最近ダンナが変わろうとしてくれている。

これまでのダンナときたら、育児に関しては
とにかく私の意見に耳をかさない人だった。

その中でも特に再三ダンナに言ってきたことが、
やっとダンナに伝わったようなのだ。
それは…

「子供は1度言っただけじゃ、すぐに動けないよ。
　大人が言った瞬間に行動に移すなんてできないの。

　1度で何でもマスターできるわけないんだから。
　それでもダメなら、そこで初めて叱ればいいんじゃないの。」

ダンナは私のこの考え方が、今まで全く気に入らなかったのだ。

例えば…

帰宅するなり「オモチャ片付けろ」と怒鳴り、
その言葉にすぐさま反応できないなら、
ゴミ袋を持ってきて「片付けないなら捨てろ」と…。
その間10秒もないのだ。

これね、1歳半くらいから長い事こうだったのよ。
1歳半の子供にできる？できるわけがない。
今まで楽しく遊んでいたところに、いきなり片付けろと怒鳴られて、

それでも何とか私と一緒に片付け出すんだけど、
片付けだけに集中できるわけもなく、途中また遊び始めたりして…
そのとたん、娘を奥の部屋に、電気もつけずに閉じ込め、
「言う事きかないヤツは、そこで反省してろ」と言うのだ。

この事だけでも、一体何度ケンカしたことか…

他の事も「俺が言ったらすぐ動け。１度で言う事きけ」的。
軍隊かよっ？！

だからずーっとずーっと訴え続けてきた。
頭の切替の時間を与える事。
自分で考える時間を与える事。
繰り返し注意する事。

結局「俺は俺のやり方でやる」と言い放ち、
今の今まで、私とダンナは対極的な育児をしてきた。

それが最近逆転（とまではいかないけど）してきた。
反抗期真っ最中の娘を相手に、根気良く話を聞き、
怒鳴ることなく相手をしてくれているのだ。

私はといえば、１日わからんちん娘の相手をしてると、
夜にはもうヘトヘトで、キレそうになる。
いや、実際キレまくっている。
で、「いい加減にしなさいっ！」と怒鳴っている私が
ダンナは気に入らないらしい。

「お前、いつもそんな怒り方してんのかよ？！もっと優しくしてやれよ」
そう言ってきた。

私は今まで娘には、やっちゃいけない事・どうしてやっちゃいけないのか
を繰り返し教えてきたし、娘にも考えさせてきた。
だからこそ、もう充分理解している娘には、
ある程度ガツンと叱る事も必要なんじゃないか　と思う。
（まぁ、夜はキレちゃってるんで、エラそうな事言えないが…）

ダンナが変わってくれた事は嬉しいし、頼もしい。

だけど最近になって突然変わった男が、
今までずっと頑張ってきたけど、たまにキレちゃった私に対して、
激しく文句つけるとはどういうことっ？！

続く

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