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June 4, 2015
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石井晃・鳥取大学工学研究科教授(58)=物理学=らが、
アイドルグループAKB48の第7回選抜総選挙を予測した。
映画の方程式を総選挙にあてはめて
分析したところ、1位は柏木由紀さんと出た。

石井教授は、投票したいという動機を(1)ファンによる「推しメン」
(一押しのメンバー)についての情報発信(直接コミュニケーション)
(2)各メンバーについてのうわさや評判など話題の広がり(間接コミュニケーション)
(3)各メンバーのテレビ出演時間による広告宣伝効果、と分析。


(1)と(2)はブログやツイッターでの各メンバーの名前や
愛称の書き込み件数などから数値をはじき出した。

AKB48の総選挙予測には2年前から取り組んでおり、
昨年(前回)は予測通り渡辺麻友さんが1位になったという。
今回は5月20日に発表された速報(投票開始翌日の集計)の
上位32人のデータから、研究室の学生4人と予測した。

注目したのは、間接コミュニケーションでメンバー間に大きな差がみられたこと。
これが高いメンバーは浮動票を多く得る。
石井教授は「10票投票する人がいたとしたら8票は『推しメン』に入れ、残り
2票を間接コミュニケーションが高いメンバーに投票することにつながる」という。

さらに、前回までの総選挙の結果も考慮。そして出した結論は、


石井教授がネットの情報サービスを使って得た範囲では、柏木さんの名前が
書かれたツイッターの数が1日最低2千はあり、石井教授は
「千を超えるメンバーは柏木さんだけ。去年までにはない傾向が見て取れ、
基礎的な人気が異常に高くなっている」と話す。

渡辺さんについては「昨年は浮動票を大きく獲得したが、その勢いはない」と指摘。

速報から順位を下げるとみる。
なお、速報の1~3位は4位以下に落ちることはないと判断している。

■石井教授らが予測した上位7人

1位 柏木由紀 (2)
2位 渡辺麻友 (3)
3位 指原莉乃 (1)
4位 山本彩 (5)
5位 松井珠理奈(4)
6位 島崎遥香 (7)
7位 高橋みなみ (6)
(丸数字は速報結果)



■石井教授による昨年の『第6回AKB48選抜総選挙予想』

6月7日に終わったAKB選抜総選挙、ヒット現象の数理モデルを使った私の研究室の予測は、2紙で紹介されました。


東京新聞 6月1日朝刊


読売新聞 6月7日朝刊

ほぼ同じ時期(速報値発表の数日後)に取材を受け、ほぼ同じことを答えてたものを、それぞれの記者さんがまとめた記事です。

ヒット現象の数理モデルでは「直接コミュニケーション」「間接コミュニケーション」という用語が出てきますが、ごく簡単に言うと、こんな意味です。

【直接コミュニケーション】ファンをどれだけ満足させているか。なので、有力各メンバーでは、実はあまり差は出て来ない

【間接コミュニケーション】今まで関心を持ってなかった人をどれだけ引き込めるか、という因子。つまり浮動票獲得に一番必要な数値です。


これらの記事で紹介された範囲で、ウチの予測がどうだったか、結果をまとめると
こんな感じでしょうね。

・渡辺麻友、指原莉乃が小差で激戦を予測。
 特に渡辺麻友が大きく票を伸ばして指原莉乃を抜く可能性があることをコメント。
・3位、4位に柏木由紀、松井珠理奈、島崎遥香が入る可能性を予測。
 このうち、島崎遥香だけは若干読み違えていて、順位は少し後退。
・松井玲奈・山本彩が、柏木由紀、松井珠理奈、島崎遥香の3人に次ぐくらいの順位の争いになることを予測。実際には島崎遥香が読み違いで票を落とし、その分、松井玲奈・山本彩が5位・6位となった。

それ以外に、実は、図をみてもらうとわかりますが、一昨年、昨年の圏外から25位に躍進したHKTの森保まどかの躍進を、実はヒット現象の数理モデルの計算で予測してました。私も院生の太田君も森保まどかさんをそれほど重視してなかった(ごめんなさい)ので、取材でも言わなかったんですよね。図はヒット現象の数理モデルで浮動票獲得に一番効くと思っている、「間接コミュニケーションの係数」の値です。今回票を伸ばした渡辺麻友、松井珠理奈、島崎遥香、山本彩などが大きな値になってることがわかります。指原莉乃・柏木由紀は基礎票を中心にして高得票を稼いだだけに、この間接コミュニケーションの係数は大きくないです。

特に森保まどかはすごく大きい数値で、これを素直に解釈すれば、大躍進が予測できたんですが。う〜ん、今さら書いても、後出しじゃんけんですよねぇ。

上位の人のヒット現象の数理モデルからの短評は以下です。

【渡辺麻友】 昨年と違って浮動票を大きく獲得し、指原莉乃との基礎票の差を逆転したと言えます。

【指原莉乃】 昨年同様の高得票だったのですが、間接コミュニケーションの係数はあまりよくなく、浮動票を大きく獲得して票を伸ばす状況ではなかったですね。

【柏木由紀】 間接コミュニケーションの係数は小さいので、浮動票は取り込めてませんが、元々基礎票が高く、それを地道な握手会などの努力で今回もうまくまとめて高得票に繋げたと思います。

【松井珠理奈】 間接コミュニケーションの係数は非常にいいのですが、速報値発表の日からの書込数の減少が大きく、直接コミュニケーションの係数は大きくないです。それと基礎票の少なさ。今回の4位はそうした不利を浮動票の大量獲得で補った感じです。

【松井玲奈】 同じSKEの松井珠理奈と比べると間接コミュニケーションの係数が低いですね。その分、浮動票の獲得が少なかったと思います。

【山本彩】 上位の人ほどではないですが、間接コミュニケーションの係数はある程度高いです。しかし島崎遥香には及ばない。その分を、地元関西の票をまとめて補ったのでは、と思います。

今回の選挙の後、渡辺麻友陣営は、昨年の実質敗戦を反省し、早くから私のヒット現象の数理モデルに着目し、それで昨年の敗戦を分析し、今年の選挙活動に活かしていたようです。このページは検索ですぐに出てきますから、おそらく渡辺麻友が推しメンの人の大多数が一度は見てるのでは、と思います。今回の勝因がこれだったら、うれしいんですけどね。

一方、選挙後だったものの、4位の松井珠理奈陣営でもヒット現象の数理モデルに注目する動きが見られます。

今回の選挙を、前回以前とも併せて考えると、次の1位を目指す松井珠理奈、松井玲奈、山本彩、島崎遥香などが、まず乗り越えないといけないのが「柏木由紀の壁」だと思います。
柏木由紀は3年前に3位になってからは安定して高得票を得ています。
間接コミュニケーションは強くなくて、浮動票は大量には取り込めてないのですが、従来からのファンを確実に掴んでると思います。
これまで、3位になって以降の柏木由紀の壁を突破してより上位に行った人は指原莉乃と渡辺麻友だけ。
今回の松井珠理奈はあと一歩まで柏木由紀を追い詰めたと思いますが、届かなかったですね。
さあ、次回、誰かが柏木由紀の壁を突破できるでしょうか。

◇感想◇

昨年の教授予想は1位の渡辺麻友を的中させたことは見事だった。
指原絶対有利な中で1位を的中させることが最も関心事だった。
他の上位メンバーは、はっきりと順位づけしていなかったが、今年は7人を順位づけしている。
筆者はまだ珠理奈の大逆転があると信じているが、他のメンバーにも多少異議がある。
宮脇咲良は、神7入りを果たすだろうし、他のメンバーについても多少の修正は必要だろう。

数理モデルを使っての予想だが、実際にお金を払って投票する人々の心理状態を考慮に入れないといつしか机上の空論になってしまいかねない。
実際にお金を払って2段にわたる”シリアルコード”を打ち込んで投票するプロセスを身をもって体験すべきだ。





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Last updated  June 4, 2015 09:53:12 AM
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