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September 24, 2020
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アイドルとして「迷いや不安は尽きない」と語った。
AERA 2020年9月28日号から。

 撮影が始まったとたん、3人のモデルスイッチがオンになった。
なかでも齋藤飛鳥は圧倒的な集中力を見せ、わずか2分でソロ撮影を終えた。

 齋藤は、2011年に結成された乃木坂46の1期生であり、今やグループの顔だ。だが、乃木坂が初めてAERAの表紙を飾った16年3月14日号では、小さく後方に写っている。

「あっ、ここにいますね。私は常に前のほうにいるタイプではないですし、昔はアンダーメンバーにもいて、下積みをしてきた自負があります。あの頃の自分をちゃんと信じてあげられたからこそ、こうして一歩ずつ進めているのかなって」(齋藤)

 グループは今、転機を迎えている。長年にわたり乃木坂を支えてきたメンバーが相次いで卒業し、来月、白石麻衣もグループを離れる。
3月には新4期生として5人が加わったばかりだ。

「乃木坂46は年齢に関係なく全員が輝ける場所だと思う。それぞれが自分を磨いていけば、みんなで集まった時にすごいグループになる。加入前に見ていた乃木坂46がまさにそうでした」(山下美月)

「ステイホーム期間は何もできなかったように思っていたけど、活動が再開してみんなで集まった時、一人ひとりが前を向いているなあって思えて。個々で強くなっているんだなと感じました」(梅澤美波)

「アイドルをやっていて思うのは、変化ってなかなか受け入れてもらえないのかなということ。私はそういう風潮が好きじゃなくて。何かを失ったり、後退したりしてしまうこともあるかもしれないけど、これから乃木坂がどう変化していくかを楽しみにしたいんです」(齋藤)

 今年、10年目を迎えたグループのその中心に3人がいる。





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Last updated  September 24, 2020 01:57:44 PM
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