刻々是雑感

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アルナーチャラム

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2006/12/20
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(続き)

男が、改札方面へ向かって走り出した。決して自分めがけて走ってきている訳ではないが、自分は男の進行方向におり、間違いなく、自分は「止められる」位置にいる。
「この野郎!」と熱くなる思いと同時に、もう一人の自分が状況を冷静に見ている。
「何も自分一人でこの男を捕まえ、警察に通報し、引き渡すまでずっと取り押さえておく必要はないのだ」と考えた。

男が、必死の形相でこちらに向かってくる。
もはや、こういう状況で「もしもし」などと優しく声をかけている場合ではない。
男が、凶器となるような物を持っていないことを確認しながら、「止まれ!」と男の真正面に立ちはだかって一喝した。
すると、するりと身をかわすように横をすり抜けようとしたので、とっさに腕をつかんだが、手をバタつかせて何とか振りほどこうとする。
この時点では、ひょっとしたら男のポケットやカバンの中に凶器がひそんでいる危険性があること、そして何よりもここは普段自分も娘も日常的に使う駅であり、男に自分の顔を覚えられたくないこともあり、とっさに男の背後に回りこみ、両手を取って羽交い絞めにした。


そうしていると、ありがたいことに、先ほどの駅員に加えて、一人の乗客の中年男性が加担して駆けつけて来てくれた。
念のため、「ポケットの中に危ないものが入っていないか見て下さい!」と二人に言い、安全を確かめた上でようやく羽交い絞めにしていた両手を解放し、3人で両手をつかんで、応援にやってきた駅員、警察官に男を引き渡したのであった。

見て見ぬふりをする人が多い中、一緒に協力してくれたこの男性の存在をとても頼もしく感じた。
係わり合いになりたくない気持ちも分からないではないが、圧倒的に自分より弱い立場であると確信した者に対して向けられた理不尽な暴力(今回はたまたま軽微なものであったとはいえ)を容認することは出来ない。
このような輩は、常習的にこのような小事件を積み重ねながら、徐々にその行為をエスカレートさせていく傾向がある。
この駅は、自分はもちろん、娘が通塾に一人で利用する(それも事件が起きた時間帯に)こともあり、黙って見過ごすことはできない、と瞬時に考えたことが今回とっさに身体が動いてしまった理由であろう。
自分は、決して大柄な身体をしている訳ではないが、こればかりは「氣合」で押さえ込んだという感じだ。
(後で「“一般の方”ですか?」なんて聞かれてしまったが・・・)





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Last updated  2006/12/20 11:05:44 PM
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