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このところ下げ相場だが、ここで出動するには売るしかないだろう(たぶん)。もちろん買いでもいいのだが、大きな流れが下向きの時には、いかにDTと言えども、買いで利益を上げるのは難しい。じゃぁ、売ってればいいかというと、日経先物のチャートを見れば解るが、この下げ相場の中で日足が陰線になったのは6割程度しかない。恥ずかしながら私の場合は、勝率も5割程度しかない。トレードは、本質的に、勝ったり負けたりの繰り返しなのである。もちろん、勝率を上げる努力をするなとは言わない。しかし、それよりもっと大切なのは、勝率が50%でも利益を残す行動を取ることである。トータルで利益なら、勝率がどうであれ、それは素晴らしいことである。
2010年02月09日
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エントリーに関しては、たらめにやっているわけではないが、かと言って、血眼になってチャンスを探している訳でもない。私の方法は平々凡々で、日足チャートの移動平均線と、5分足チャートに現れるパターンを組み合わせて使うトレンドフォローである。移動平均線は5日と20日(チャートには250日も描画してある)チャートパターンとしては、ある程度納得できる底(天井)確認後のトレンドブレイクと、収斂した後のブレイク、この二つ(三つ)である。だから私にとってデイトレードとは、その兆候を見つけ、監視し、それを確認した後、注文を出す作業、と言う事になる。だから、私のデイトレードは、常に“後だしジャンケン”である。決して先に出さない。ただ、“瞬間芸”みたいなところがあって、、エントリーやイグジットの“方法それ自体”で結果に雲泥の差が出てしまう事が判明したときは、かなりショックだった。テクニカル分析によるエントリーやイグジットポイント設定の優劣よるものではないので、注意が必要だと思う。そして、一日が終わったら、確認である。エントリーしようと思った根拠、エントリーした根拠、エントリー方法、イグジットの根拠、その方法。そして一番大切なのは、一連の作業に見落としが無いかの確認である。見落としにがあったとしたら、もし成功トレードであったとしても、それは偶然に過ぎない事になってしまう。自分の中で、成功を成功と位置づけるために、とても重要である。また、損失に終わったとしても、それが見落としが無いトレードであれば、『自分の中では、成功トレード』なのである。
2010年01月18日
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損失も利益も、同じルールに基づいたトレードの結果である。その意味で、この二つは同じである。同じである以上、この二つが起こる可能性を選別しようとするのは身勝手というものだ。トレードを行えば、同じ確率で起こる。損は必ず出るのである。いや、言い方が甘い。50%の確率で、そのトレードは損失になる。だとすれば、やることはひとつしかない。イグジットルールを確立すること、これが非常に重要だ。コレさえしっかりしていれば、エントリーなんてサイコロ転がしても確率は50%なのだから、テキトーにエントリーすればいい。いつ買ったっていつ売ったって、たいした問題じゃない。大事なのはエントリーした後の行動である。
2009年12月24日
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林先生の著書には、この言葉がよく出てくる。この言葉は深い。しかし私には出来ない。あらゆるニュースが“毒”である。新聞、TV、ネット、とにかくどこにころがっているか分からない。おまけに、一見、甘くおいしく見えるから、困ったモンだ。見つけると、無意識に食べてしまいそうな、“毒まんじゅう”である。私は弱い人間だ。特に225のDTでは、前日のNYを見てしまったら完全にアウト。朝のNHKニュースも危ない。さやとりでは、天気の長期予報が穀物の収穫を想像させてしまう。新聞も危険である。前日の平均株価終値のような一見必要不可欠なニュースでさえ、一面トップだったり、様々な映像やアナウンスを交えて報じられると、バイアスがかかってしまう。テクニカルトレーダーがテクニカルを信じる理由のひとつは、“株価は全てを織り込む”ということだ。それさえ信じられれば、ニュースなんて気にならなくなるはずだ。ということは、私はまだ、甘い。でも、見たい、読みたい。毒まんじゅうは美味しいのである。
2009年12月17日
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厳密にルールを構築し、完全にルールを守って一ヶ月トレードした。結果は全敗。でもこのトレーダーは、飛び上がって喜ばなくてはならない。少なくとも私なら、大喜びするだろう。なにせ、“全部”負けたのである。こんなことはめったに無い。やるべきは、ただひとつ!売り買いを逆にすれば、当然、全勝である。実際には、買ったり負けたりだろうが、もしもトレードを始めてから今日までの成績がマイナスなら、売り買いをさかさまにすれば、プラスになるではないか。そんな空論、バカバカしい・・・と思っているなら、あなたは本当にバカである。トレードを始めてこのかたの成績がプラスとマイナスじゃぁ、雲泥の差だ。しかも、あなたが“正しい”と思ってやったことの結果がマイナスで、その逆をやるとプラスになるのである。自分のトレードを振り返って見ることである。もっともトレード日記なんて、つけていないだろうから、やりたくてもできないでしょ?
2009年12月16日
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相場は、心理的にやりにくいことが正しい事が多い。よく言われる“損小利大”も、そのひとつ。慣れてしまえばどうって事ないし、そもそもルールなので、難しくは無い。ただ、ルールに従うと言うのもまた、心理的には苦痛を伴う。これもまた、慣れてしまえばどうってことない。ただし、とりあつかう時間軸や資金量、先物やFXなら倍率や証拠金稼働率などによって、損小利大の基準と言うのは、ひとそれぞれだ。これもまた、ルールのひとつなので、早い話が、ルールに従いなさい、となる。そのルールを構築するために何をするか?トレードではなく、検証である。多くの人は、ここで間違う。株を手がけるのであれば、その銘柄の上場来の値動きからルールを構築してもバチは当たらない。5分足でのデイトレなら、過去1年のシュミレーションでは足らないだろう。検証が嫌いな人は、トレードには向いていない。心理的には早くトレードしたいのだが、そこはじっとがまんである。これも心理的にやりにくい事のひとつである。
2009年12月14日
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あーだこーだと書くのが空しくなって、日記を書く気にならなかったし、他のブログやサイトもばかばかしくて・・・まぁ、本来、相場はつまらない作業の繰り返しに過ぎないので、いろいろ騒がないと、やってられないのだろう(そのくらい、単調で単純でおもしろくない、つまんない)さやとりというのは、その際たるもんで、単調な繰り返しに過ぎない。やることが無いので、225ミニのデイトレで遊んでいたのだが、これも、結局は、単調な作業の繰り返しに過ぎない。とどのつまり、相場は面白くない(楽しくない)のである。ドバイショックとか何とか言って、損した事の理由を探そうとするのだが、そもそも“損をする”ことは、特別なことではない。利益=損失、だと思う。それは結果であって、その繰り返しがトレードである。この数日は、投げて、慌てて買い戻してと、大衆のやることはそんなモンだろうが、結局何を言うかと言うと、難しい相場だ、とか、何とか。じゃあ、カンタンな相場があるのかと言うと、そんなものあるわけないのである。相場は、いつも同じ。でも、様々な原因によって、私たちは同じではない。やることはひとつだけである。
2009年12月01日
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北朝鮮に捕まってた記者さんが、無事に帰国しました。よかったですね。でも、“自分が法を破った”と記者さん御本人がおっしゃってますので、なにかしらバーターがあったと思うのは当然でしょうか。しかし、それにしても、なんにしても、“ちゃんと元大統領が連れ戻しに来てくれる”国だと、世界に知らしめた。私は、これが、世界に対する強力なメッセージだと思います。『いかなる理由があろうとも、我が国は同胞を守るのだ。』事の善悪は別にして、そんな断固たる決意を、自国民並びに世界中に感じさせる事件だったと思います。それに比べて、日本はどうか・・・・・ちょっと、情けないくらい悲しくなります。
2009年08月07日
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小泉―安部―福田―麻生・・・・どれをとっても、2代目若社長に感じられてしまうのは、私だけだろうか?何不自由なく生きてきて、本当の苦労と言うものを知らないのだろう。頭はイイのかもしれないが、それだけでは乗り切れない。本当に自分の実力でつかみとったモノと言うのは、そう簡単に投げ出せないし、もし手放さざるを得なくなったら、のうのうと人前には顔を出せないだろう。特に政治家と言う職業は、言葉が武器のはずである。その武器を安易に振り回し、その一言がどんな威力を発揮するのかさえ、分からない人たちばかりである。久間なんか、そのいい例である。ネット時代は隠せない時代である。真意が伝わっていないなんて言い訳は、恥の上塗りだ。“今の時代に自分が適応できていません”と宣伝しているようなものである。その人たちの所属する政党が、“責任力”ときた。あんたたちには、言ってもらいたくない言葉だ。私が一番頭にくるのは、安部である。自分が首相だったときの事を、全く総括、そして反省していない。集団的自衛権だの北朝鮮問題だの、したり顔してペラペラしゃべるのはやめてくれ。あんたの坊ちゃん顔を見てるとヘドがでそうだ。この泥沼の中でもがいているだけ、麻生さんはまだ立派である。戦後50年の復興は、それは見事であり、十分認める。しかし、やったのは、今のあんたたちではない。あんたたちには責任力のかけらもない。おまけに定年制で重鎮を追い出してしまい(小泉)、歴史に学ぶ姿勢すらない。もう、変えるしかない。断っておくが、私は根っからの自民党支持者である。50年近く生きてきて、今までずっと自民党に投票してきた。地方選挙も国政選挙も、全部である。棄権した事も、一度も無い。だめなら、また、かえればいいさ。混乱するならそれもよし。いまでも、十分、めちゃくちゃなんだから。
2009年08月01日
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そーっと、相場の神様に怒られないように、ひとつだけ追加同時に、乗り換え。二つまたぎがセオリーなんですが、リスク軽減と、サヤの割合を見るとこの部分が一番大きいように見える。またまた月曜日ですが、特に理由はありません。7/612-10を追加11-8を12-10に乗り換えこれで12-9 × 212-10 × 4となりました。
2009年07月07日
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引き続き、乗り換え中。こう書くと、玉操作してるって感じがしてカッコイイけど、実際には損切りです11-8を12-10に(2組)。これで、11-8 × 112-9 × 212-10 × 2となりました。サヤには“2段の伸び”っていう動きがあるんですけど、おそらくこの動きだろう・・・という感じでした。でも、増し玉の度胸がな~い
2009年07月03日
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月替わりで、11-8の5組のうち2つを、12-9に乗り換えてみました。これで11-8が3組、12-9が2組です。ここからはサヤを見ながら、増し玉or乗り換えです。
2009年07月01日
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ふと思って、チャートを見てみると、10,000円そこそこで停滞中のようである。テクニカル的に言うと、ここに抵抗線または支持線が出来そうな気配である。賢明な投資家は、相場に合わせて玉を動かす。愚かな投資家は、玉に合わせて相場が動くことを祈る。もちろん相場なんて、どちらに転ぶかは分からない。でも、もし、TOPIXや225インデックスあるいは225先物などを手掛けているなら、いったん○にすべきところだろう。それが賢明なやり方というものである。今、身動きが取れない投資家は、麻生総理に似ている。チャンスは何回もあった。しかし、行動できなかった。結局、行き着く先は、見ての通り(南無阿弥陀仏)。反面教師とはまさに、この事である。
2009年06月30日
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6月22日に1組追加で、計5組になりました。特に意識したわけではないのですが、ちょうど1週間に1組の建て玉。それも、最初の1組を除いて月曜日の第1節。故立花氏は“月曜日に売買するな”といってましたが、完全に無視したかっこうです株をやってるときは、“株プロ”は私のバイブルだったんですけどね損益はと言うと、こんなテキトーな売買でも現在の損益はわずかなマイナスにとどまっています。分割売買の威力はたいしたもんです。小豆は1ヶ月ごとに新補が生まれるので(以前やっていたNONGMO大豆は2カ月おき)、ペースが速くなるかと思っていたのですが、そうでもないようです。倍率80倍を考えると、あまりあわてていたのでは、身が持たないかもしれません。秋前に、秋の収穫を見越した“バブル”がはじけてくれれば、まさに“思惑通り”なんですがねぇ
2009年06月23日
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今日、例の外交員が私の職場までやってきました。何を言うのかと思えば、“申し訳ありませんでした”“私が不勉強でした”・・・などなどあきれてモノが言えなかったのですが、最後に、“この件はどうぞ内密に・・・”(!)ときた時には、さすがにキレましたね『おれがあんたのことを“内密”にする理由は、これっぽちも無い!!!!』『帰れ!!!!』こんなヤツが投資信託売ってるなんて、信じられん・・・ そうそう、ポジションですが、6月8日と本日一枚ずつ追加して4組になりました。少しだらりとした建て方になってしまいました。10組くらいは建てたいと思っていましたが、この調子だと無理かもしれないです。
2009年06月15日
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郵便局の話。若い外交員が、うちの父に“投資信託”を薦めに来たという。父もその気になっており、まぁ、小額ならいいかと思っていたら、いきなり、300万円(!)も買うという。ちょ、ちょ、ちょっと、マテ!!!うちの父はそんな無謀な事をする人間ではない。郵便貯金一本やりで、株どころか、国債だって持った事はない。その父が、いきなり“投資信託”、おまけに300万円ときたら、誰だってびっくりする。よくよく話を聞いてみると、どうやらその若い外交員が、めちゃくちゃな説明をしたようだ。元本割れの危険性どころか、株式が組み込まれている事すら、説明していない。(社債とか国債などとよく似たな“債権の一種”という言い方をしたようだった・・・これはこれでムチャクチャですけど)“郵便局が運用しているから安全”だとか、挙句の果てに、金融危機直前までのグラフを取り出して、“数年で倍になる”と言ったそうだ。よくもまぁ、これだけ嘘八百が並べられるなぁと感心してしまった。後になって、『どうなんだ』と問い詰めたとしても、どうせ“言った言わない”の水掛け論だから、この外交員にお咎めはないだろう。“自己責任論”を振りかざされるのが、オチである。しかし、しかし、である。息子としては、この購入に関しては絶対“待った”をかけなければならないので、さらに、よくよく父に話を聞いてみると、彼は、外交員として言ってはいけない事をしゃべっている様なのだ。曰く、『銀行預金や国債に比べて・・・・・』これは、明らかに証券取引法違反行為だ。幸運な事に、父は最後の印鑑を押していなかった。今日、その外交員が、印鑑を押させに自宅まで来るという。チャンスである。父には、カセットテープレコーダーを回してからもう一度、同じ説明を受ける事と、最後の最後に“息子から言われたのだが”と前置きして、証券取引法違反の件を質問する事、この2点を言い含めた。もちろん、印鑑は一時預かりである。さーーーーて、どうなるかなぁ~
2009年06月09日
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今日、寄り付きで1つ追加。あいかわらず臆病なので、一枚ずつ・・・・
2009年06月01日
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仕掛けてみました。もちろん、ためしですから1組だけ。セオリーどおり、先限と2つまたぎの順ザヤ取り。ほんとに久しぶりの相場、今年初めての仕掛けです。べったり張り付くよりも、このくらい離れているほうがイイかも・・・です。
2009年05月29日
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公共料金というのは、他に代替手段がない事柄に関して、行政(またはそれに近い事業体)が行う事業に対して用いられる言葉である。水道料金や電気料金、ガスや電話などが代表的なもの。バスやタクシーなどは私企業が行うものであるから、厳密に言うと公共料金ではないはずだが、“他に代替手段が無い”という意味合いから、公共料金と呼ばれている。このようなものに自由競争を許せば、不当に高額な料金を設定されてしまう(競争相手がいない)おそれがあるからだ。さて、高速道路料金は現在、土日祝祭日が乗り放題1000円である。おまけにゴールデンウィークや盆正月期間もそうするべし、という議論になりつつある。高速道路各社は、利用者は増えたが減収となっており、その減収は税金から補填されている。私が疑問に思うのは、この高速1000円と言う料金設定が独禁法に抵触しないのだろうかという点である。もちろん、代替交通手段はJRやフェリー、飛行機など他に無いわけではない。しかし、損失は税金で補填されるのである。一方で、倒産の危機にある船会社には見て見ぬふり・・・これは、マズイのではないだろうか。携帯電話のポスター表示に対して、あれだけ細かく命令を出すのに・・・である。私には、非常に排他的で、カルテルよりも酷い政策に思えてしまう。皆さんはどう思いますか?
2009年05月22日
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頭いい悪いではなく、トヨタの車の話。 そろそろカミさんの軽を買い換えようかと思って、ぶらぶら見に行ってみたのだが、最近の軽はどれも出来がよい。これなら1000ccクラスの小型車などいらないとも思えるほどだ。 そう思いつつ、ついでにトヨタに寄ってみたのだが、一番小さなIQという車種には驚いた。 何に? エアコンが、えらく小さいのである。今までの半分ていどしかない。またエアバックの収納スペースも薄い。またエンジンルームそのものも、そこに収まっているエンジンも、これまた小さい。 つまり、居住空間以外の部品が従来よりかなり小さいのだ。これなら室内が異様に広いのも納得である。 さて、トヨタは何の為にこの車を世に出したのだろうか。ただ単に1000ccクラスの小型車なら日本には軽自動車という厚い壁があるから、たいしたことない。 しかし、である。 この車の動力ユニットやエアコンユニットその他を、ヴィッツに載せたらどうなるだろう。小さく薄いエアコンの室内部品やエアバックのおかげで室内を広げる事が出来る。そしてなにより“今”小型車であるヴィッツのエンジンルームはスカスカになる。 そこに何を入れるのか・・・ 言うまでもなく、ハイブリッドシステムだろう。 これで、今のヴィッツの寸法で、室内はマーククラスのハイブリッドカーが出来上がる。 ヴィッツやIQのマーケットはヨーロッパだ。じゃー、ヴィッツハイブリッドが出来たあと、IQは? おそらく、電池自動車のプラットフォームになるに違いない。この流用は三菱がすでにやっている。また電気自動車のパワーユニットはガソリンに比べて現状でもだいたい三割ほど小さい。それどころか、タイヤホイールの中にモーターを組み込んでしまえば、エンジンルームは不要だったりする。すると、今のヴィッツの室内空間をもつIQの出来上がりとなる。 いや、トヨタさん、やってくれますねー
2009年05月12日
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株式相場はは、2007年夏から2段下げを終了して、踊り場にあるように見える。2002年の春夏と非常に似ている。だが、過去との比較をしてみたところで、何の役にも立たないのが相場である。前にも書いたが、相場において“役に立たない”というのは、“損をする”と同義語である。こんな比較はしないほうが身のためである。でもまぁ、それでも信用出来るのはチャートしかないので、あと1年くらい経ったら、配当目当てで電力株でも持ってみようかなとは思っている。株式相場とは、かように、気長な休みが必要なのであろう。その点、サヤ取りは勝負が早い。当たり前のことだが穀物は毎年収穫されるので、ほぼ1年で同じサイクルを描くことになりやすいからだ。短気な人は、サヤ取りに挑戦するのもいいかもしれない。サヤ取りは易しいのだが、それでも条件がある。『サヤだけを見る』『他の事をしない』この2つが守れれば、たぶん利益になるだろう。
2009年04月27日
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相場について勉強すると言うことは、銘柄や業種、あるいはTOPIXとか日経平均について勉強することではないし、その他のさまざまな指標について勉強することでもない。相場を勉強するには、相場の数字そのものの中に身を置くしかすべが無い。そして相場をするとは、まさに、相場の数字そのものとだけ付き合うと言うことなのである。ここのところを、多くの人はわかっていない。自分が身を置く相場以外の数字を追いかけまわし、数字をいじくりまくっても、何も分からないし、何の役にも立たない。相場に置いて“役に立たない”とは、“損をする”と言うことだ。極端に言えば、株式ならば、株価が全てだ。その会社が潰れようがどうなろうが、“相場をする”にあたっては関係ないのである。私は穀物のサヤ取り屋だが、収穫量とか需要などを調べたり見たりすることは全く無い。その必要が無いのである。なんだか、いろいろ書くのが面倒になってきたので、このヘンでやめておく。儲けるためには、まず、貴方が今やっている事を全て止めることである。どうせ、ろくに儲かっていないのだから、どうってことないだろう。むしろ、これは合理的な判断である。そして自分の取り扱う銘柄や商品の価格だけを追いかける。しつこく、淡々と、である。健闘をお祈りする。
2009年04月21日
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私は“売買を始める・・・・”と書きました。これまでも決して“買い”とか“投資”とは書いていないはずです。ここが勘違いの発端だと言えると思います。相場師のやっていることは、“売買”であって、“買い”でも“投資”でもないのです。売りでも買いでも、いつでも始められます。しかしその後の管理をしっかり行わないと、売っても買ってもムダです。倒産銘柄・・・・ケッコウじゃないですか!!そんな銘柄が信用倍率が高くて、おまけに高値圏で推移していたら、絶好のチャンスですね。ただし、“倒産銘柄”と予測できれば・・・の話ですけどね(笑)つづく
2009年03月26日
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倒産銘柄とか新興市場は避けるとか、やっぱし銘柄は選ばないとまずいと思うけどなぁ~それに、買う時期だって大事でしょ。コメントありがとうございました。ですが、このコメントは突っ込みどころ満載です。それどころか、このような事を堂々と書けるということ、あるいは、なんとなく納得してしまう方々というのは、何か大きな勘違いをされているのではないかと、とても逆に心配になってしまう程です。このコメントの要点は、1.倒産銘柄をつかまないようにする為に銘柄選定をする2.新興市場の銘柄は売買するべきではない3.買う時期は大切であるこの3つですよね。はっきり申し上げますと、根本的なところを勘違いしていると思いますね。どこが?まぁ、ぼちぼちいきましょう。
2009年03月21日
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相場技術論の対極にあるのは、“当てモノ論”である。“株は買う前より買った後の行動で決まる”“銘柄なんて何でもいいし、売買を始める時期だっていつでも良い”もし、この2つに完全に『YES』と言えなければ、貴方のやっている相場は、完全に『当てモノ』であり、ギャンブルと大差無いと断言できる。『割安だから』『財務体質が良好』『低PER』『低PBR』などなどなど・・・・“当てモノ売買”に使われる理由は挙げればキリが無い。しかし、たとえどんな“理由”を持ってきたって、『・・・・だから買う』とやってしまうと、“ギャンブル”そのものである。しかし残念ながら、世の中の大半は“当てモノ”から脱しきれない。いや、それどころか、自分のやっている相場が“当てモノ”であり“ギャンブル”と大差ないなんて、これっぽっちも思っていないだろう。もう一度言う。“株は買う前より買った後の行動で決まる”“銘柄なんて何でもいいし、売買を始める時期だっていつでも良い”この2つに『YES』と言えない貴方のやっている相場は、“ギャンブル”である。当然、ギャンブルは面白いし、興奮する。時には儲かる。しかしトータルでは必ず負ける。相場と言う名のギャンブルはやめたほうが身のためである。にほんブログ村
2009年03月14日
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ぶっちゃけ、“株は買う前より買った後の行動で決まる”というのが相場技術論である。だから相場技術論者に言わせると、『銘柄なんて何でもいいし、売買を始める時期だっていつでも良い』ということになるのだが、まさかこんな事をにわかに信じることは出来ないだろう。しかし、真実である。私はこの、相場技術論に全面的に賛成である。特にサヤ取りに転向してからは、その思いが強くなった。早い話、“技術”とは、玉操作のことなのだ。サヤ取り、片張りを問わず、相場技術の中心は“分割売買”と“試し玉”だと思う。しかし、この2つでは足りない。その足りないものは、場合によって前出の2つよりも大切である。さて、何だろう・・・と考えてみる事はとても重要である。もちろん“銘柄選択”なんてバカな事は言わない。もったいぶって、続く・・・かな?にほんブログ村
2009年03月10日
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相場は昨年11月に一番底をつけてからやや戻り、3ヶ月経過したあと、2番底をつけつつあるようだ。しかし今回の下げは、前回とは異質に感じる。以前、投信王について書いた。その中で“どんどん買ってる”と言ったが、現金比率は現在、約30%になっている。1月から日経平均やTOPIXは下げ続けているのだが、わがポートフォリオの基準価格は、わずかに(0.3%)上昇しているのである。特に戦略的に銘柄選択したわけでは無い。ただ単に01銘柄を、チャートを見ながらイイカゲンにテキトーに拾っただけである。イイカゲンなことを書くなと言われそうだが、断っておくが、“メチャクチャ”という意味では無い。良い意味での“適当”+“良い加減”である。投信王のルールは“現金比率は50%以下”だから、どんどん買ったといっても20%買い増ししたに過ぎない。また、ルールどおりにやると値上がり局面では買えなくなるし、利益確定銘柄も出てくる。もちろん損切りも出てくるだろう。何が言いたいかと言うと、“いっぺんにドカンとやらない”ということである。大切なのはブレーキであって、アクセルではない。“いっぺんにドカン”とGOサインを出すようなルールは、ルールではない。それは貴方の欲望にすぎない。まぁ、たかがシュミレーションである。楽しくやれれば、それでよい。
2009年02月23日
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やっと、2~6番限が薄い順ザヤになってきた。ところが、いつもの順ザヤではない。中が下がっての順ザヤなのである。“先物が上がった”順ザヤとは異なるこの順ザヤは、注意が必要である。商品相場は基本的に、実体経済に吸収される現実の消費という“実需”に、首根っこを押さえられている。だからちょっとひねくれて考えると、相場は、中=2~4ヶ月先は今より下がり、先=5、6ヶ月先は、今より下がるけど、下げ幅は小さくなる・・・と、見ているのかもしれない。だから、どうなんだと言われると、どうでもよい。こんなこと考えてたって、相場には何の役にも立たない。役に立たないことは、考えないほうが身のためである。にほんブログ村
2009年02月16日
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規制するだの禁止するだの、いくら政治家が頑張っても、このままではムリだろう。国家公務員というのは、年齢が異なっても、その入省年度で階級が決まる。40才でも23才でも“同期”である。この“同期生”は、省庁が異なっても、皆が足並みそろえて出世していくことに決まっている。いうまでもなく事務方(官僚)トップは、事務次官である。もし同期生の一人が出世頭で、いちはやく事務次官まで上り詰め、何事も無く勤めたあと退職したとすると、(ここがミソなのだが)同期生は、年齢・所属省庁に関係なく、全員辞めなければならない決まりなのである。全員、パッと、散る、まさに“同期の桜”である。もし不幸にも、同期の中で一番の年寄りが出世頭になってしまったら、中には45才とか50才でお払い箱になる者もいるということなのだ。それじゃぁ、あんまりでしょう・・・・ということで、天下り・渡り、と言うものが、半ば必然的に生まれてきたのである。だから根本的な問題は、おかしな慣習にあるのだ。このあたりから考え直さないと、問題は解決しないだろう。
2009年02月07日
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7月限が発会した。これまで高かった期近が納会していって、3~7月限はほぼ同ザヤ化している。もし、このまま行けば、1ヶ月後の8月限発会に衆目が集まることとなる。とは言え、まだ1ヶ月先のこと。あわてる事はサラサラない。あわてるナントカはもらいが少ないのである。にほんブログ村
2009年01月28日
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さて、株の話。12月半ばからここまで、どんどん買い進んでいます。金額にして約1億5千万円、キャッシュポジションは36%まで低下。なんちゃって!これは日興AMのバーチャルコンペ:投信王での話です。現在30位(1500名中)前後をうろうろしていますが、原因は柔軟性に欠けるルール(キャッシュポジション50%未満)。ここ半年くらいの値下がり局面でも、50%をみすみす危険にさらさざるを得ませんでしたから。トレーダーならこんな状況で株を抱えたままなんて、アリエナイ。さて、このバーチャルコンペには“実在の投信”が参加しています。日興アセットマネジメントのキャピタルオープンです。問題はこの投信の成績。なんと、1285/1573。ファンドマネージャーはどんな顔してるんだろうと思ったら、ご丁寧にHP上にプロフィールが載っていました。しかしですねー、コレだけの成績しか残せず(1年前の約半値)、1573名中1285位なんて成績で、のんきにこんなコラム書いてちゃーいけませんよ・・・しかも間違ってるし・・・あなたに出来る事は、投資家に“ごめんなさい”と言うことのみ。あなたも、あなたをファンドマネージャーにした上司も、その上司の監督責任者である人=社長さんも、株式相場からの退場をお勧めします。みなさんが投資家を不幸にしている事を、もっと真剣に考えてください。
2009年01月27日
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某電子部品製造の工場の方と話す機会がありました。今、“派遣切り”が問題になっていますが、この企業でも同様との事。しかし、実情を聞いて驚いた(!)この工場の従業員数は、なんと10年前(1500名)をピークに減り続け、すでに2007年には稼動限界の300名になっているというのです。原因は景気減速(受注減)と海外移転。ここまで聞いて、耳を疑いました。だって、“景気減速(受注減)”ですよ、おまけに“10年前から”・・・10年前とは言いません。せめて5年前、いや3年前でもいいから、エレクトロニクス関連の景気減速とか従業員減らしに言及したメディアがあったでしょうか?まさかね・・・と思いつつ、この会社(大証1部)の株価を見て驚いたのなんのって・・・なんと2000年をピークにして現在まで下り坂なんですよ。いろいろなニュースを見ていては、この銘柄を売買は出来なかったでしょう。
2009年01月23日
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最近の日経新聞に、グラフ付きでこんな記事が載っていました。『トヨタ、減価償却費が重し・・・・』この記事は明らかに、読者に、『トヨタの経営は厳しいのだな』という印象を与えてしまいます。これは大問題なんですよ。実は、今年度から減価償却費の計算方法が変更され償却期間が短縮されています。その多くは製造業にかかわる設備(半導体製造装置・・・とかですね)。なかには30年→7年(!)なーんてのもあって、これだと、減価償却費は倍以上になる。ですから昨年度よりも減価償却費が増大するのは、“当たり前”のことなんであって、おまけに、減価償却費というのは、税引き後に利益としてバックする性格がある仕訳なので、ちょこっと経営を知っていれば、こんな記事は書けない。むしろ、経済専門誌を自負するのであれば、『資金繰りがラクになる』・・・と書いてもいい位なんですよ。まぁ、もともと、日経新聞は物事を一面的にとらえた記事が多いんですが、いくらなんでも、この記事はヘンですよ。と言うわけで、2次ソースは鵜呑みにしてはいけないんです。相場にかかわる者が見るべきは、1次ソースです。もっと言うと、0次ソース。『なんだそれ?』・・・ですか?百聞は一見に如かずといいますが、やっぱり一番信用できるのは、“自分の目”です。私が感心するのは、いくぞう13号さんの観察です。1月16日の日記などは、まさに自分の五感で感じ取った0次ソースでしょう。貴方は、自分を信用しますか、それとも他人を信用しますか?
2009年01月17日
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“すればするほどダメ”・・・みたいな事を書いた後で不謹慎なのですが、やっぱり勉強はしなければなりません。常に、継続的に、一貫性を持って、です。サヤ取りは値動きや経済情勢に無関係だからと言って、ドル円レートや日経平均株価の動向を全く知らないなんていうのは、シャレにもならないのです。さて、多くの人は、“これがダメなら次はこっち”と、次々に対象を変えてしまいます。今、ドル円レートを挙げましたが、例えばこれをこの5年間記録し続けた人はいるでしょうか?(継続的とは、そんな意味です)おまけに売買する銘柄も変えてしまいますから、とても一貫性なんて生まれないのです。当然これでは、勉強の目的に到達できません。相場には“一貫性”なんて存在しません。だからこそ、当事者であるトレーダーには、あらゆる面で一貫性が求められるのです。そして、まずは売買以前、勉強の過程に一貫性を持たせることが必要です。それでこそ、勉強の目的に到達することが出来るのです。ところで、皆さんが勉強する目的は、いったい何でしょう?“儲けるため”・・・と答えた方は、勉強が足りていないと思います。もちろん私も、当初の目的は“儲け”だったんですが、到達した場所は、思ってもいなかったところでした。ですから今、私はこう断言できます。世間に出回っている株式本(相場の関係書籍)のうちで、“こうすれば儲かる”的なタイトルや文章がある本の著者は“ウソつき”だと。そう、回りは“ウソつき”だらけなのです。だからこそ、勉強し続けなければならないのです。
2009年01月06日
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あけましておめでとうございます。さて、私は兼業ですが、いっぱしの相場師のつもりでいます。そう思っていないと、相場の波に飲み込まれてしまうからです。一昨年、私は仕事場を株式市場から商品相場に移し、サヤ取りという手法を選択しました。振り返ってみると、これが幸運であったと思います。当初は株式市場でのクセがヌケず、ばたばたしたあげく、“大衆”になりかけていました。それを救ってくれたのは、“サヤ取り”という手法そのものでした。サヤ取りは、一般的な“上げ下げ”を取る手法に比べて、圧倒的にチャンスが少ないのです。多くても年に4~5回、私のように順ザヤ期の順ザヤ取りしかしなければ、もっと減ります。もしかしたら年に1~2回、場合によっては出番無しなんてことにもなりかねない。ここが肝心なところです。つまり、チャンスは年1回しかない・・・ということに気が付いたころから、取引回数が激減し、資金の減少が止まりました。しかし、取引が減ると増加もしませんから、少しあせります。・・・と、ここまで考えて、重大な事を発見しました。私は今、資金の“減少”と“増加”と書きましたが、ここに大きな落とし穴がある事に気が付きました。これはシロウトが必ず落ちるワナです。実際には“増加のチャンス”は減らないのです。これは当たり前のことですが、錯覚してしまいます。資金の増減と言う結果は、自分が相場に参加しなければ起こりえないのです。私の場合、取引回数の減少によって減少したのは“現実の資金減少”です。つまり、自分が“儲けるチャンス”と判断したチャンスの大部分が、実際には“チャンス”ではなかったということです。研究すればするほど、勉強すればするほど、頑張れば頑張るほど、考えれば考えるほど・・・相場に近くなり、見えなくなり、損をします。相場のコツは、近寄らないこと、でしょう。そして、相場が自分に擦り寄ってきたときだけ、お付き合いするのです。
2009年01月02日
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トヨタも営業赤字に陥ってしまった。かといって“苦しいか”といえば、そうでもないだろう。一般人は“赤字”と聞くとストレートにキャッシュの不足をイメージしがちだが、会社経営というのはそんなに単純ではない。“赤字”なのにキャッシュフローは平気でプラスだったりするし、“黒字”なのに、台所は火の車であることもある(むしろこのケースが圧倒的に多い)しかも、トヨタはファイナンス部門を独自に持っているので、世間が思うほど苦しくはないはずだ。また、世間一般では、トヨタの派遣切りを書き立てているが、これも無知だからこそ書けるニュースである。トヨタはそんな“のんびりとした”企業ではない。史上最高益を叩き出した次の年から、関連企業は猛烈なコストダウンを行ってきている。この世界企業の舞台裏では、既に2007年年当初から、生き残りをかけた戦いが行われている。だから“派遣切り”は企業存続のための“最終手段”であるといっていい。ちょっと考えれば分かることだが、第1選択として“リストラ”を選択するような企業には、優秀な人材は残らないだろう。株価も、ほとんど動いていない。トヨタのような企業であるからこそ、“リストラ”が株価上昇の要因となりうるのである。
2008年12月24日
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FRBの金利誘導目標が実質ゼロとなった。来るところまで来た感じがする。日本では金融機関にカネを入れたが、今回はいかにもアメリカらしく、”何でもかんでも買うよ”と言う姿勢だ。まさに“ヘリコプターベン”の面目躍如といったところである。しかし、気をつけなければならないのは、今回の金融危機の根源が“カネが無い”ことではない・・ということだ。カネは、すでにじゃぶじゃぶある。ところが、“信用”がないので“使えない”のである。率直に言えば“手形が切れない”のが現状なのだ。また、アメリカの金融政策は、“最後のカード”を見せた。がけっぷちである。この先は、誰も見たことの無い、経験したことのない世界である。日本政府は、ここのところを全く分かっていないので、バカの一つ覚えのように金融機関にカネを入れる法案を通しているが、これでは、本当にカネが必要な企業には回らない。そこにやっと気が付いたのであろうか、中小企業への貸し出しの比率や残高を監視しようとしているが、比率や残高の調整など簡単に出来てしまうから(どうやるのかは、考えてみてください)、はっきり言ってこれも“ムダ”である。そして今度は、株式を“金融機関”から買い取る方針を打ち出した。はっきり言って日本政府というのは、ここまでしかやらない、出来ない、責任を取らない取りたくない、情けないが、この程度の認識しかないのである。日銀は金利を下げたが、問題はそんなことではない。すでに金利水準は、ほとんど0といっていいほど低いのである。これでは市場は反応したくても出来ない。経済に限らず、雇用にしても医療介護にしても年金にしても、全てが“ある・ない”ではなく、“信用できるか否か”が焦点になっていることを政府は(政治家は)認識できていない。この期に及んでは、政府としてやることはひとつしかない。それが出来なければ、再び“失われた○○年”が訪れるだろう。
2008年12月19日
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ありとあらゆるものが、下落傾向から脱しきれない。原油、金、大豆、コーン・・・etc株もしかり、小豆も、また、しかり。救いは、円が売られていないことだ。この状態でウォンの二の舞になったりすれば、日本経済はガタガタである。株がどの程度で反転するのかは分からないが、なんにせよ、いきなり、上昇に移るとは考えにくい。小豆も、また、どうなるかはわからない。まぁ、サヤ取り屋としては、値段は関係ないし、おまけに私のように順ザヤ期の順ザヤ取りしかやらなければ、6月限がどの程度で発会するのかはとりあえず注目だが、これがもし逆ザヤ発会になれば、次の7月限が生まれるまで、ヒマをもてあますことになるだろう。果報は寝て待て。あわてるこじきはもらいが少ない。サヤ取り屋にはぴったりの文句である。
2008年12月17日
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今年も終わろうとしている。今年は、商品相場にしても、株式相場にしても、全ての相場において“特別な年”であった。(・・・だろう、たぶん)とにかく、経済活動にとって最も重要な“信用”が損なわれたのだから、これは実体経済においても深刻な問題だった。一番身近な問題としては、手形が通用しなくなった。30日手形ならまだマシである。建設関係では6ヶ月とか9ヶ月とか言うのもあるから、年初の手形が落ちない場合、最悪、この年末に資金ショートする。今回の“金融危機”は、そんな意味で、非常に身近な問題だったのである。相場参加者にとっても、ある意味、特別な年であった。それは、自分が相場に向いているかどうかを相場が教えてくれるという、願ってもない機会であった。今年、20%以上の損失を被った人は、相場をやめたほうがよい。なぜ20%なのかというと、通常、総資金の2%を超える損失は許されないから(と、本に書いてあった)、その10倍というのは、ほとんどアリエナイ数字だろう、ということである。下落相場だったのだから・・・なんていうのは、言い訳にすぎない。買いしかしないから・・・・これも言い訳、買わなきゃいい。損切りはしたけど・・・言い訳にもなってない。いい勉強になったのだからこれを生かす・・・・何を寝ぼけたことを言ってんの。相場なんてしなくても、郵便貯金や、国債や、銀行預金だって、今やりっぱな投資先である。資金を減らさないことが、最も大切である。それを出来なかった貴方は、相場に向いていない、はっきり言って、ヘタクソだ。あきらめたほうが、身のためである。
2008年12月14日
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サヤと言うのは、いわばバロメーターといっていい。株式市場ではなかなか捉えきれない、“人気”“熱狂”“バブル”のようなものを相場が表現しているようなもので、上昇相場では当然のように“人気”によって順ザヤになる。ところが下落相場では逆ザヤかというと、そうとは限らない。もうそろそろ・・という“先高期待”で先物が高くなる(ことが多い)。だからサヤの状態で相場の上げ下げを当てることは出来ないのだが、ひとつだけ“ほぼ確実”なことがある。“同ザヤ”が相場の転換点(付近)で生じるということである。つまり、同ザヤになったら、底か天井かあるいは上昇または下落中の保ち合いかのどれかである。小豆はやや逆ザヤ解消の動きが出てきたようだが、いぜんとして逆ザヤである。だからこのまま同ザヤになったら、今回の下落でいちおうの“底”が確認されることになる。しかしさらに逆ザヤに進んだら、そのときは、相場はまだまだ、ということになるわけで、上げ下げを当てるのは無理である。サヤ取り屋としては何もしない・・・というか何も出来ないのである。ただ順ザヤの拡大を待たなければいけない。出番はその後でやってくる。サヤ取り屋の仕事の大部分は、“待つ”ことに費やされる。
2008年12月05日
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ご飯を食べるとき、箸を『どう持とうか』なんて考えない。“角度は?力の入れ方は?”なんて考えない。箸という道具を通して、食べ物の硬さや崩れやすさを感じている。そして、食べている。そんな風に、相場がしたい。永遠のテーマだ。
2008年11月30日
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まずは軍資金。小豆は、倍率80倍、証拠金42,000円、値幅制限350円である。損切りの設定を値幅制限値段にすると、80×350円=28000円。1回の損切りが総資金の5%以上にならないようにするなら、ひとつの仕掛けで、56万円必要。この計算だと証拠金稼働率は20%弱となり、順ザヤ期の順ザヤ取りだけを手掛けるのなら、少し慎重すぎるような気がする。まあ、50万円あれば、2組くらいが適当ではないだろうか。
2008年11月26日
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危ないかもって書いたら、いきなり救済策発表。でもですねー、2000億ドルって何なんでしょうかねぇ。桁が2つ位違うような気がしますが・・・なにせ、バランスシート上のローンおよび証券約3060億ドル相当を保証する・・・とくれば、先々、とうてい2000億ドルではすまないのは明白。じゃあ、なんで“2000”なのかを読み解く必要があると思いますね。“期待で上げ・・・”の諺どおりNYは暴騰しましたが、“・・・現実で下げる”にならないように祈ります。
2008年11月24日
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株価6ドルはちょっとやばいかなーそう思っていろいろ調べたら、この銀行、かなりやばい。投資銀行まがいの財務体質と貸出先である。(あれ?Citiって投資銀行だったっけ?)GMやAIGの問題が絡むと、政府の迅速かつ具体的な救済策も期待できそうにない。(だって、GMひとつで、あれだけもめてるんだよ)調べれば分かることなので詳細は書かないが、私ならすぐに全額引き出す、解約する。金融危機・・・全てはこれからが本番である。
2008年11月21日
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どうしようかと迷っていたが、撤退することにした。理由は、ザラ場取引移行、である。なんとも、愚かな施策だ。分かる人には分かる。さて、今後は、小豆を手掛けようと思う。NONGMOに比べると商いは薄いのだが、ザラ取引よりマシだ。そして何よりも、マイナーなのがいい。大手を振って取引されているのは日本くらいだから、海外の動向も気にすることは無い。トレードするにはもってこいの銘柄である。
2008年11月18日
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NONGMO大豆も日経平均も、どちらも小動きになってきた。NONGは一部の限月の組み合わせでは逆ザヤとなっているところもあって、どうやら価格変動の転換点にさしかかっているような感じである。逆ザヤ取りが出来る人には出番かもしれないが、私には無関係である。日経平均もこのところ小動きになり、レンジ相場のようになってきた。繰り返し売買が得意な人は出番だろうが、こちらも私には無関係。と言うわけで、ヒマでしかたない。ヒマなので情報やニュースを見ているのだが、相変わらずバカが多い。いまだに“買い場近し”とやっているかと思えば、“絶対損をしない投資法”なんていうのもある(!)買値の1/3になった株を抱えて塩漬けを決め込んでいる投資家もバカだが、もっとバカなのは、それでも懲りずに引っかかる自称“投資家”である。いくら外を見ても、学べない。学ぶべきは、自分自身の中にある。
2008年11月17日
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私はファンダメンタリストではないのだが、最近の政治を見ていると、暗い予想ばかりしてしまう。目的と手段がマッチしていないような気がするのだ。政治家や官僚は、行おうとしている施策とその効果について、しっかりとした予測ができていないのではないだろうか。箱物公共事業に対しては否定的な意見が多いが、これは費用対効果が期待できないからであって、目的と手段という点では間違ってはいない。給付金が話題になっているが、これは“景気対策”というより“セーフティーネット”だろう。一家庭6万円配って、そっくり消費に回るだけでよしとするのなら、これを考えた政治家はバカである(公明党)。政治家の考えるべき政策は、1+1=2、では失格である。「6万円もらえるなら、もうちょっと足して10万円のブルーレイでも買おうか」と考えなければ、真の意味での景気対策にならないではないか。大部分の家庭では、間違いなく貯蓄に回る。その目的は“将来に備えて”つまり“セーフティーネット”である。もしこれを内需拡大を目的としてとして行うのなら、お金持ちに配らなければ意味が無いのだ。また、“給付”というネーミングも腹立たしい。あてがう、あたえる、と言うイメージで、完全に“上からの目線”ある。元はと言えば、我々の税金である。政治家が我々の上にいるわけでもない。“我々には効果的な使い方が分かりませんので国民の皆様にお任せします”と言うのが筋である。あーあ、自民党の中にこんな事を言える人が一人でもいればなぁ~。私は根っからの自民党支持者です(笑)
2008年11月08日
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225mini10/30 1- 906011/4 ー1 9125高値を超えてきて、ちょっとリズムが変わったような気がするので、手仕舞い。
2008年11月04日
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225mini10/30 1- 9060
2008年10月31日
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いわゆる理論株価は、(私はこんなもの存在しないと思っているが)多くの場合、業績予想の変化によって左右される。当たり前のことだが、業績が下方修正されれば株価は下落する。理屈をこねるなら、業績予想が下方修正されたことにより企業の将来価値が低下し、それとともに理論株価が下げ、その理論株価を後追いする(あるいはオーバーシュートして先行する)形で株価は下げていく。冷静に考えて、来期の業績予想を“上方修正”する企業があるだろうか?答えは、“NO”だろう。また過去の経験から見ても、在庫調整には3~5年はかかるし、低金利政策をとるにしても、現在の貸出金利はすでに限界と言ってもいいほど低い。(数年前のIT促進貸付は、1.05%・返済10年固定・無担保・だった)優良企業はすでに借り切っており、今後中央銀行がいくら資金提供しても借り手は存在しない。また、信用度の低い企業に対して貸付が出来るほど、銀行の体力は回復していないし、仮に公的資金を入れたとしても、それは貸付には回らず、銀行のオフバランスに使われるのがオチである(要するに不良債権の償却=貸しはがし)。私が無い頭を振り絞って考えても、ファンダメンタルに明るい話は思いつかない。ただチャートでは、仮に戻ったとしても強烈な戻り売りに合うだろうとは容易に想像できる。しばらくは売り戦略が妥当だろう。
2008年10月26日
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