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私
20ミリシーベルト
以下なら安全か、などという論議で問題を起こしているね。
この問題の背景に、 放射線被曝
に 閾値(しきい値)
があるかどうかが、根底にあるね。
A氏 : 閾値 ?
私 :例えば 、◯◯ミリシーベルト なら 安全 だというという場合、この数字が 閾値 だね。
広辞苑
では「 閾値(いき値)
」とあり、「 ある系に注目する反応をおこさせるときに必要な作用の大きさ・強度の最小値
」とあるね。
「 ある系
」を 人体
として、 注目する反応
を「 発ガン
」とすると、それを発生させる 最低の放射線被曝量
が「 閾値
」だね。
「 閾値
」 以下
だと「 発ガン
」しないことになる。
広島、長崎の 原爆
や、 チェルノブイリ事故
からのデータで 100ミリシーベルト
以上の 被爆量
では、「 発ガン死亡
」が生じることは異論がないが、問題はそれ以下だという。
A 氏 :今、 福島第1原発事故 で問題になっている 被曝量 だね。
私
:これを「 低線量被曝
」と言っているね。
これには、 2つの仮説
があるという。
第1の仮説
は「 閾値仮説
」で 「◯◯シーベルト以下なら発ガン死亡リスクはない
」というものだね。
第2の仮説
は「 直線仮説・閾値なしの仮説
」だね。
1ミリシーベルト
でもリスクは少ないが「 発ガン死亡
」はあり得るというものだね。
「 低線量被曝
」と人的被害については、世界各国の 原発作業者のデータ
が得られてきて、 第2の仮説が優勢
になってきたという。
国際放射線防護委員会
( ICRP)
は、「 直線仮説
」を 採用
するとしているという。
A氏 :ということは、例の 20ミリシーベルト という「 閾値 」は問題だということかね。
私
:「 抗がん剤は効かない
」の 近藤誠
氏は、 放射線
による 医学検査
、例えば CT検査
では 数十ミリシーベルト
を被曝するという。
だから 近藤
氏の著書に「 CT検査でがんになる
」という本があるね。
A氏
:昨日の BS8チャンネル
の プライムニュース
で、 学校の放射線被曝
で 20ミリシーベルト
の問題をやっていたが、「 直線仮説
」が出ていたね。
問題は、「 閾値
」を 1ミリシーベルト
にすると、福島の多くの学校の子どもは 故郷や親
を離れ 強制疎開
しなくてはならない。
A氏 :戦争の時みたいだね。
私
:問題はそれが子どもたちに与える 生活環境的なマイナス影響
との比較だね。
例えば、 10万人に1人のガン患者
を出すか、それより多い 環境変化に因るマイナス影響
を被った子どもを出すかという バランス問題
をやっていたね。
私
:俺も見たが、今、問題になっているのは、「 外部被曝量
」だが、さらに、大気中にある放射線物質を吸い込んだり、食べ物に付着していた放射線物質を食べたりして、人の体内中に入り込んだ放射性物質が発する「 内部被曝量
」があるね。
体内の放射性物質
は 排泄
されることもあるが、このほうが怖いね。
近藤
氏が言う CT検査の被曝
は「 外部被曝
」で瞬間的に 人間の身体を通過
するものだね。
しかし、「 内部被曝
」はないね。
A氏 :「 外部被曝 」と「 内部被曝 」の「 被曝総量 」を 福島の学校や幼稚園の子どもたち について測定して、事実を把握してから、この問題を論ずべきだという意見が プライムニュース であったね。
私
:賛成だね。
それにしても、 放射性物質
というのは 厄介なもの
だね。
厄介なもの
を作ってしまったね。