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【送料無料選択可!】養老孟司の大言論 2 (単行本・ムック) / 養老孟司/著
私
:例の 養老孟司
節
であれこれ書かれた本だね。
本の題名の「 嫌いなことから、人は学ぶ
」というのは適切でなかったね。
本のあとがきで 内田樹
氏
との簡単な対談があるが、 内田
氏はこの本の中心的課題は「 異同論
」だと言っているのが当たっているね。
A氏 :「 異同論 」?
私
:「 同じ
」と思っているものが、実は「 違う
」という問題だね。
養老
氏は解剖学専門だが、例えば、 上腕動脈
があり、腕に血を送る。
これは、すべての人で「 同じもの
」かというと、実は「 違う
」。
胎児からの発生過程からして違う。
そのため、 動脈と神経の位置
が人によりかなり違ってしまうのだという。
遺伝子 もそうだという。
A氏 :個人差は遺伝子ではないの?
私
:それも違う。
養老
氏は、「 氏
」と「 育ち
」だという。
遺伝子
が「 氏
」なら発生の過程は「 育ち
」で、「 同じ
」遺伝子
を持っていても、「 育ち
」で全く違うものができる。
これから展開して「 遺伝子が何かを『明確に決める 』」と思っている人が多いが、別に「 きちんと 」決まっているわけではないという。
A氏 :そう言えば、 DNA は外界の影響で柔軟に変わるそうだね。
私
:自然が作った 生物
というのは複雑だということだね。
「 同じ
」と思い込んでいるだけで、実際は「 違う
」のだね。
養老氏は、「 違う
」ことからスタートすべきとしているね。
俺は 養老
氏のマネをして、「 俺の目の前に『 馬
』を連れてきてくれ
」と冗談で言うんだよ。
そして、誰かが「 馬
」を連れてくる。
そうすると「 それは『 隣の家の馬
』ではないか
」と俺はいう。
A氏 :「 馬 」というのは「 概念 」だから、 存在しない 。
私 :要するに、人は個々の具体物から概念化していく。
A氏 : 脳化 だね。
私 :一番下から上に段階を遡っていくと最後は「 神 」に到達する。
ところで、現代人は、 概念語
で「 違うもの
」を「 同じ
」としている。
「 同じ
」と思うものをもっと 具体的なモノ
に視点を置いて「 違い
」を知るべきだね。