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私
:今回の コラム
では、 クルーグマン教授
は、「 世界経済危機の元凶はドイツ
」と ドイツ
に噛み付いているね。
今、 ドイツ当局者
が 米国に激怒
しているのは、 メルケル首相の携帯電話盗聴
だけではない。
米国財務省の報告書
にある次の ドイツ批判の文章
であるという。
「 経常収支 における ドイツの大幅な黒字 は『 ユーロ圏ばかりでなく、世界経済に対してデフレバイアス 』を生み 、弊害をもたらすものである 」
A氏 :この文についての ドイツ当局の怒り をクルーグマン教授は批判しているね。
実際、 一時
、 巨額の貿易黒字
を出した中 国の額は減少
している。
そして中国に取って代わったのが ドイツ
で、 昨年
、 世界最大の経常黒字国になった
。
GDP比 で計算すると、 ドイツの黒字は中国の2倍を超えた という。
私 :その背景には、同じユーロ圏の 南欧との関係 があるね。
南欧が財政危機 になり、 ドイツからの要求 もあり、南欧は 緊縮財政 に追い込まれた。
これによって、 債務国の貿易赤字は解消 され、 ドイツの黒字も縮小 し、 貿易不均衡はバランスよく改善さるべきなのに、ドイツはまったく調整しなかった 。
A氏 : ドイツ が 調整行動 しなかったために、 南欧の緊縮財政 は、 苦しい局面 に直面した。
例えば、 スペイ
ンは 国内失業率 27%
、 若者の失業率 57%
。
このため、 欧州は全体として大きな貿易黒字
となり、 これが世界経済が不況から抜け出せない原因の1つとなっている
という。
消費 が自国の商品やサービスではなく、 貿易黒字国 に向かうようにし、そして 仕事を奪い、貿易黒字を出して 、 近隣諸国を零落 させているのが ドイツ だという。
私
:さらに 、ドイツ
は ユーロ安
により 輸出に有利
だ。
もし、 マルク
なら、 マルク高
でそうはいかなかっただろう。
ドイツ
は、黒字を貯めこむのでなく、 近隣諸国のために支出を増やすべきだった
。
A氏 : クルーグマン教授 は返す刀で、 米国の失業手当の削減に反対する共和党 を批判しているね。
私 : リーマン・ショック から 6年目 になるが、 続く不況の本質 は 消費の不足 にある。
しかし、 多くの政策立案者たち
は未だにそれがわかっていない。
しかも、 どうやら永遠にわからないようであると悲観的な結論
に終わっているね。