りゅうちゃんミストラル

りゅうちゃんミストラル

2008.01.23
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カテゴリ: 社会問題


考えさせられるね

記事を書いた方が友人から相談を受けたというもの。
友人の高校1年生になる娘さんが妊娠したという内容。

目

この記事での意見は共感することが多い。

「最近の親御さんたちは男女交際等に意外と甘い」
「せめて世のお母さん方高校生の間ぐらいまでは注意してやって欲しい」
「赤ちゃんこそ一番かわいそうだよ」


どれも本当そうだと思う。
そしてこうも書いている。

「お母さん方に話題のきっかけにして欲しいとおもったものでかいたんだけどね」

この記事が必要なのは母親だけではないと私は考える。
妊娠は相手があって初めて可能になるもの。
(私を含めた)男性こそ、この記事をよく読むべきではないか。

この世は時に不条理なことが起きる。
長年、不妊治療を受けても妊娠しない夫婦の悩み。
特に女性は「自分の体に欠陥がある」と深く傷つくことがあると思う。

その一方で、望まない妊娠で困る人もいる。
一部の人は 人工妊娠中絶 を選択する。
母体に肉体的、精神的なリスクがあるにもかかわらず。
何より生まれるはずの命が失われる。
私は以前、避妊についてこの記事に書いた。

避妊について考えてみてください。

この記事で、以下のリンクを貼った。

胎児も人間です(プロライフジャパン)

不必要な人工妊娠中絶が減ればいいと考えたからだ。

※念のために書いておくが、私は中絶に関してキリスト教を支持しない。
こんな記事も書いたことがある。

シルバーリングで純潔を守る?

アメリカにおいて、中絶の賛否は大統領選挙にも関わる問題だ。
中絶を禁止しようとするプロライフ。
そして中絶は女性の権利だとするプロチョイス。
両者の間で激しい論争が起きている。

中絶、プロライフとプロチョイス

ドラマ「ER」に見る中絶と宗教

プロライフとプロチョイス。私はどちらも賛成できない。
私の基本的な考えとして、不必要な中絶はすべきではない。
だからといって、いかなる中絶も禁止するのも行き過ぎだと思う。

アメリカにおける一部の高校ではすごいことになっている。
母となった生徒のための託児所が高校の中にある。
日本では考えられない現象だ。
これはアメリカにおける純潔教育の成れの果てといえよう。
純潔教育で中絶が減るのはある意味歓迎すべきこと。
しかし生まれた子が幸福になるか否かは大いに疑問がある。
託児所を高校に作る前に、やるべきことがあるのではないか。
それは「十代の妊娠をどう考えるか」ということに他ならない。

逆に「中絶は女性の権利」という考えもドライで好きになれない。
女性の権利はある程度認められるべき。
だが、胎児を殺す権利は原則として認められない。
「原則として」と書いたのは例外があるからだ。
レイプや奇形、遺伝病を理由とした中絶は選択肢として残す意味はある。

上記の条件なら中絶を認めるかというのは実は難しい問題。
というのも今生きている障害者や遺伝病患者がいるからだ。
私の条件で中絶を認めた場合。
そうした人たちの存在を否定することになりかねない。
またレイプによる妊娠の場合も問題だ。
なぜなら、「新しい命に罪はない」ということは、ある意味で正しいからだ。
この問題は、私もよく考えるが結論が出しにくい。

こうしたテーマは親子の間で話し合うことは少ない。
いろんな考えがある問題なのに。
だからこそ妊娠中絶は今日も行われている。
その数、年間27万件(平成18年度)と言われている。

「消された命」について考えてほしい。
望まない妊娠と不必要な中絶。
それは確実に減らせる。


***********************
長い追記

中絶の問題は、いろいろな分野に広がりを見せている。
まず日本では原則として中絶が犯罪行為となっている。
刑法にも 堕胎罪 の規定がある。
「原則として」と書いたのは例外があるから。
母体保護法 (前は優生保護法)の規定に沿った堕胎は罰せられない。
早い話が堕胎罪で罰せられることはほとんどない。
売春防止法 と同じく、いわゆる ざる法

では堕胎罪での検挙が必要なのか。
必要という意見があるかもしれない。
しかし、年間27万件という中絶の件数は表向きの数字。
闇で行われている中絶がないわけではない。
もし堕胎罪での検挙が行われるなら。
闇の中絶件数増加は容易に想像できる。
これは、中絶を減らすためには法律に頼れないということを意味している。
各個人の倫理観でしかこの問題を解決できない。

脱線ついでにもうひとつ。
多胎妊娠に対する減数手術の問題がある。
不妊症の治療として排卵誘発剤が使用されることがある。

そうなれば妊娠と出産のリスクが高くなる。
このリスクを回避するために減数手術が行われることになる。
この手術は子宮内で胎児を死滅させるもの。
詳しくは以下のページに出ている。

排卵誘発とその副作用について

多胎・減数手術について

この減数手術は中絶の一種。


そもそも胎児は人なのか。
刑法上、「殺人」や「傷害」の対象として胎児は人ではない。
一部露出説 を通説としている。

胎児は人か <いつから「胎児」なのか>

優生学の錯綜 人工妊娠中絶

中絶する女性はこのことをどう考えているのか。
ここに興味深いページがある。

中絶する女性:「胎児に関する彼女たちの考え」

法律論は時に多くの人から理解されない。
だからこそ妊娠中絶が殺人であるとの考えはなくならない。

***********************
関連記事

人工妊娠中絶の問題

母体保護関係

↑このページによると、平成18年度の人工妊娠中絶件数は27万6352件だそうだ。
前年度と比較して12,775件減少している。
それでも「生まれるべき命」が多く失われていることに変わりはない。
(もちろん、この数字の中には奇形や遺伝病なども含まれるだろう)

人工妊娠中絶件数・実施率,都道府県別

暴力としての中絶

妊娠中絶は殺人である。――問題は誰が殺されていて、誰が殺しているのかだ。

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最終更新日  2008.01.23 17:15:20
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