龍の自分勝手

龍の自分勝手

2003.01.12
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カテゴリ: カテゴリ未分類
全ての女性は娼婦、主婦=専属娼婦

という大胆な仮説(?)
仮説というより、著者であるキム・ワンソプ氏は言いきっているように感じた。
そもそも、この著者は、強烈な主張をぶち上げて注目されるのがお好みらしい、それはご自分でも否定していない。

過去に、『親日派のための弁明』を発表して、韓国内で有害図書に指定され、発売禁止本になったらしい(『娼婦論』著者紹介より)

彼の親日派ぶりは、この娼婦論でも垣間見ることが出来る。
それは従軍慰安婦制度に関する記述に表れており、戦時中の日本軍に対する理解の程を記述している。

そして、韓国人の従軍慰安婦が、今、その当時日本軍から受けた辱め(純潔の喪失を含めた虐待)に対する損害賠償を日本に求めている事のナンセンスさを指摘している【要するに、日本は戦争賠償については、すべての賠償を終えており、これ以上の賠償の責は無い、という事】

ちなみに韓国では、


著者は、この用語は、日本の国家的イメージを失墜しようとする意図が見え隠れしている、と表明している。

と言った感じで
少なくとも、この従軍慰安婦に関する彼の記述を読む限りにおいては、著者は親日派のような感じを受ける。


日本は戦争賠償については、すべての賠償を終えており、これ以上の賠償の責は無いというのは、国際法上は当たり前の事実、常識ではあるが、従軍慰安婦に関して、韓国国民である民間人が、その常識を持ち出すことは、おそらく韓国ではタブーでもあり、かつ、有害行為とみなされるのだろう。

それをわざわざ『娼婦論』という本の中で、従軍慰安婦制度を肯定すること自体が、韓国の国民感情に喧嘩を売っている訳だ。
(この点でも、著者の「注目されたい願望」が出ているのかも知れない)


それは別として、彼の主張としては

★従軍慰安婦問題に熱意を見せるのは、純潔思想を盲従する、偽者女性活動家たち
★この活動家たちは、女性運動の皮をかぶっているだけで、実際には家父長制度も擁護している(別の章では、その活動家は意識してなくても結果的にそうなっている旨指摘している)

ということであり、
この点は、著者の一貫した見解で、韓国の『純潔思想』『家父長制度』が、韓国女性の自立を阻害し、国家発展の障壁であることを主張している。(というか、そのように僕はそのように解釈した)



とにかく、むしろ性の乱れ(?)
いや、「乱れ」という言葉自体が死語であり、時代錯誤と言われかねない日本においても、
かつては、『純潔思想』『家父長制度』が根強く社会を支配していたし、年代によっては、まだ根強いかもしれない我国においても、ある程度の共通項があるかも知れない。


僕個人的には、
日本はもう違うステージに入っており、少なくとも『失われた10年』の後半以降に大学生生活を送ってきている女性に関しては、日本における『女性ならではの社会的障壁』を理由に、社会に不満を表明するのは、言い訳にしか聞こえない。

【雅子様の時代には、まだその障壁があったのは認めざるを得ないだろうが、、、】

つまり、男性である、というだけでアドバンテージを有する時代は、もうもっくに(特にこの10年で加速度的に)終わっており、今仕方なく残る古き良き時代のシステムが終わろうとしている中で、既得権者が「悪あがき」しているだけである。

その「悪あがき」を、まだ障壁が残っていると見る人は、
・本当に自分が努力をしているのか?
・本気で考えているのか?
・甘えは無いか?
・自分が居る狭い世界の中での発想じゃないのか?
を自問してみた方がいいかもしれない。





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Last updated  2003.01.12 13:54:35
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