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2004年12月08日
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カテゴリ: 映画


寓話。
ある日突然、1950年代の白黒テレビホームドラマ「プレザントビル」の中に飛ばされてしまう、
1998年現在のイケイケ(←死語)女子高校生と奥手男子高校生。

二人は二卵性双生児という設定で演じるのは
「トビー・スパイダーマン・マグワイア」と
「 リーズ・キューティ・ブロンド・ウィザースプーン」。

ウィザースプーンの放埓な行いが、白黒の無味乾燥・人畜無害な世界に「色」を付け加えてゆく。

虚構の世界に迷い込んだ実在の人物、という意味では
「逆・トゥルーマン・ショー」(ちょっと違うか)
色の使い方では「逆・オズの魔法使い」といった見方が出来る。

また「colored girl」が差別的に使われる場面もあるから、人種問題と結びつける見方もできるだろう。
※この世界、アフリカ系アメリカ人は出てこない(と思った)。
 まあちょっと、映像表現的にも・・・難しいか。

もちろん、素直にコメディとしてみても良いし、
人間解放の物語としてみても正しいし、
少数者への迫害の映画として見ても良いのだろう。

面白いのはこの(テレビの中の)世界では、
トイレが無い(そのくせ性行為は可能)。
物は燃えず(初めて物が燃え出すシーンにはちょっと笑った)、
消防士はネコを助けるためだけにいる。
本はカバーだけで文字は印刷されていない。

古きよきアメリカの建前社会と現在の高校生の出会い、
これは異文化・文明との遭遇テーマの映画という扱いでも良い。
焚書シーンも出てくる。

トビーはいつものトビー。
ウィザースプーンは顔の横幅が広く、おでことあごが目立つ。
時々額のしわ。
ウィザースプーンの顔は、痩せたせいか?このあとの映画と少し違う。

原題は「プレザントヴィル」で「快適村」。
「カラー・オブ・ハート」というのは、これも良く出来た邦題。
色気づく、というやつですね。

しかしニコール・キッドマンも「ドッグヴィル」じゃなくてこちらに逃げ込めば良かったのに。
キッドマンなら、3日もあれば、一人で町の全員に色つけちゃうだろう。

リース・ウィザースプーンの行く末、
ノーバディさんが心配していましたが、そのまま
「キューティ・ブロンド」の世界に行っちゃったのでは?

某所で中古DVDを見つけたのだが、英語字幕がないので購入見送り。
あれこれ書いたけれど「いろいろ」楽しめて好きな映画です。
オススメ。

7.29、6.6、7.5
左からみんなのシネマレビュー、映画批評空間(10点満点に換算)、IMDB
(1998/米)Pleasantville

英語の表現をいくつか

David: They're happy like this.
Jennifer: No, David.
     Nobody's happy in a poodle skirt and a sweater set.

こんなダサダサの格好で幸せなわけないじゃない。
poodle skirt=プードル・スカート
アメリカ50年代のスタイルで犬のプードルのアップリケがついているフレアースカート

Betty Parker: Your father would never do anything like that.
Jennifer: Ohhh. Hmm. Well, you know Mom,
      there are ways to enjoy yourself without Dad.

David's Mom: When your father was here, I used to think,
      "This was it. This is the way it was always going to be.
       I had the right house. I had the right car. I had the right life."
David: There is no right house. There is no right car.

George Parker: People change? Can they change back?
    David: I don't know. I think it's harder.

おまけ企画。
スクリューキャップワインの逸品を探せ(赤ワイン編・1)。
勝ち抜き戦。
一本300円以下のMとM(ともに日本メーカー)と米国のC(1.5リットルで800円弱)。

あ、これはC社=カルロ・ロッシの圧勝。
前のM2社が「ぶどう+アルコール+水」という感じなのに、
カルロ・ロッシはちゃんと、ぶどう酒になっている。
発酵の大元に濃縮果汁還元液を使っているせいなのか、
国産2社の味は物足りない。

※M2品、料理と合わせて飲む分にはそんなに気にならない。

というわけで次回(一週間後くらいめど)は勝ち抜いたカルロ・ロッシと
もう少し高めのワイン2本を飲み比べましょう。
※カルロ・ロッシは「レッドマスカット」ではない、普通の赤。







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最終更新日  2004年12月09日 07時23分54秒
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