喉頭(こうとう)がんは早期発見が重要とのこと。「声がれが1カ月以上続く場合は喉頭がんが疑われる」とあります。放置せず、こういう記事を読まれて一人でも診察を受ける人が増えればいいです。
喉頭(こうとう)がんは早く見つけることができれば、治療の効果が期待できるがんだ。連載で紹介した林家木久扇(きくおう)さん(77)のように、早い時期から出る声がれの症状を見逃さないことが大切だ。
喉頭は三つの部位がある。このうち、声帯のある声門にできるがんが最も多く、喉頭がんの6割以上を占める。声門にがんができると、早期から声がれの症状が出る。東京慈恵会医科大の加藤孝邦客員教授(耳鼻咽喉〈いんこう〉科)は「声がれが1カ月以上続く場合は喉頭がんが疑われる」と話す。
がんの進行度を示す四つのステージのうち、ステージ1、2の早期で見つかる人が喉頭がん全体の過半数を占めるという。
早期では放射線治療が一般的。ステージ1では8~9割程度が治せる。昭和大の加賀美芳和(かがみよしかず)教授(放射線治療学)は「喉頭を温存し、自分の声で話すという音声機能を残せる。放
射線治療のメリットがわかりやすいがん」という。
声門にできるがん以外では、約3割が声門より上部にできるがんで、声門の下部にできるがんは極めてまれ。声門以外にできるがんは、のどの異物感などの症状はあるものの気づきにくく、進行した状態で診断されることが多い。
進行がんでは、手術が選択肢になる。これまでは、手術で喉頭を摘出する方法が主流だった。だが一緒に声帯も摘出することになるため、自分の声で話せなくなる。
最近はステージ3では喉頭を残し、放射線と抗がん剤を併用する治療も増えている。ステージ4では手術が選択されることが多い。加藤さんは「それぞれのリスクを説明したうえで患者の希望とあわせて治療が選択される」と話す。
喉頭がんの再発は、治療後1~2年のうちに起きることが多い。放射線治療の後に再発した場合は、同じ場所に再び放射線を照射することができない。このため、手術をするのが一般的だ。
喉頭を摘出しても、発声法を習得すれば元の声とは異なるものの会話はできる。
「銀鈴会」
http://ginreikai.or.jp/
、
「悠声会」
http://www.yousay-kai.org/
など発声を支援する患者らの団体のサイトに情報がある。
喉頭がんとその治療

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