ワルディーの京都案内

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2016/03/13
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テーマ: 癌(3527)
カテゴリ: 癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

≪2015年11月24日の記事≫ 

 せきがなかなか止まらず、たんが多いのも気になった。愛知県に住む会社員の男性(58)は52歳だった2009年2月、近所の医院の勧めもあり、愛知医科大学病院(愛知県長久手市)の呼吸器内科でCTやPET検査を受けた。

 右肺に6センチの腫瘍(しゅよう)が見つかった。数日後、気管支鏡検査などの詳しい結果を聞きに行った。

 「ステージ3の肺腺がんです」 医師からそう告げられた。がんの告知はもっと重々しい雰囲気だろうと思っていたが、あっさりとした医師の説明にやや拍子抜けした。医師はすぐに手術内容を語り、最後にこう付け加えた。

 「5年後の生存率は50%です。リンパ節転移はありますが、腫瘍が1カ所なので手術が出来ます」

 がんを宣告されたものの、「手術ができる」という医師の言葉に、男性はホッとした。

 「まだまだやりたいことがあるから、しっかり治してもらうよ」。男性は妻(54)に伝えた。

 5月に手術を受け、約7時間かけて腫瘍を摘出した。手術後、妻は医師から切除したばかりのがん組織を見せられた。黒っぽい、いかにも「悪役」という感じのする腫瘍だった。「さわってみますか?」と医師に促され、ゴム手袋をして指でつつくと、見た目よりゴツゴツして硬かったという。

 退院後は職場に復帰し、以前と変わらず外回りも積極的に引き受けた。食欲もあって体調は良く、がんになる前と変わらない日々が続いた。「5年間、転移がない状態が続けば、安心できますよ」。医師からはそう言われていた。

 しかし、手術から2年あまりたった11年9月、病院の検査で再び異変が見つかった。がんが脳に転移していた。腫瘍は6カ所あり、いずれも数ミリの大きさだった。

 「またがんばって、がんと闘うしかないな」

 診察室で医師から転移を告げられたのに、男性は自分が平静なのに少し驚いていた。

 今回は手術以外の治療法になるという。医師は「ひとつの選択肢として、放射線を使った最近注目のサイバーナイフという治療法があるのですが」と切り出した。

 サイバーナイフ――。初めて聞く言葉だった。



2009年の手術以来、いつも身につけているペンダント型のお守り
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>「まだまだやりたいことがあるから、しっかり治してもらうよ」

 私は、後腹膜悪性腫瘍で、治る見込みが少ないと聞き、最初に思ったのは、この男性と同様の「まだまだやりたいことがある」と、これとはちょっと違う「やらなければならないことがある」の二つでした。

 前者は仕事は一生懸命やってきて、今辞めることになっても後悔はなかったのですが、それ以外に色々将来やりたいと思っていたことがあったためです。

 後者は、母が1年半前に亡くなって、実家が遺品の整理もできないまま空き家状態になっているのを何とかしなければならないということでした。家族への負担は避けたかったのです。

 何とか経過観察に持ち込んだ今、前者はそれなりに実現できていますが、後者は遅々として進んでいません。何とか動き出さねば。


>サイバーナイフ――。初めて聞く言葉だった。

 今では、よく聞く言葉になりました。でも私も詳しくは知りません。今回のシリーズで勉強です。



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最終更新日  2018/05/03 08:59:47 PM
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