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2022.05.19
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カテゴリ: 映画
映画「流浪の月」を見た。
本屋大賞受賞の原作はけっこう売れているらしいが読んでいない。
女児誘拐の罪で服役した男と「被害者」が大人になって再会するドラマ。
たとえ女児が望んだとしても家に連れて帰れば誘拐とみなされるだろう。しかし状況を包み隠さず話せば、女児の家庭に問題があることは明らかになり、少なくとも実刑にはならないのではないかと思う。
というのは分別くさい大人の理屈であって、現実はそんなものではないのかもしれない。
ただ、大人になった「被害者」が婚約者からDVを受けるというのは作りすぎで、かえって平凡な展開にしてしまっていると感じた。
終盤に「誘拐犯」が児童性愛者ではないという証拠が示されるのだが、話をきれいに収めるための場面のように見えた。あの場面はない方が人間の複雑さや多様性を考えさせるものになったのではないだろうか。





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最終更新日  2022.05.20 20:40:31
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