何気ない日常こそが一番の幸せ・・・ | さえりんの部屋

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2020年05月14日

昨日は特に何もない平穏な一日でした。
そうなると、ブログに書くことがないなって思ってしまします・・・(;'∀')

今コロナで世界中の誰もが今まで通りの通常の生活を奪われ、
外出自粛の不自由で不便で、今まで当たり前だった楽しみも奪われて
そうなってはじめて人々は「何気ない日常こそが幸せだったんだ」と
気付くのです。

私もそうでした。
約一年前、忙しいとか、体がクタクタだとか、もうこんな生活は嫌だと
不平不満とストレスが溜まっていた日々の矢先に、突然さえりんはもう二度と
手の届かないあの世という遠い世界へと一人で旅立ってしまいました。

その時私は思いました。
「あの平凡で何気ない日常こそが一番の幸せだったんだ」と。

でも気付いた時にはもう遅かったのです・・・
あのふわっと優しいさえりんを抱きしめることも、
「あなたが一番大好きだよ！！」って言ってあげることも、
美味しいものをお腹いっぱい食べさせてあげることも、
あの少し照れた可愛らしい笑顔を見ることも、
もう二度と何もかも出来なくなってしまったんだから・・・

だから、私は嫌というほど、自分を責めました。
どうしてこんな風に大事な娘を喪わなければ、
今の当たり前の幸せに気付けないんだろうか？？？
こんな風にならなくても、どうしてもっともっと、
日々を感謝して生きられなかったんだろうか？？？

私が不平不満ではなく、毎日を感謝の心で生きられていたら、
もしかしたら、さえりんはまだこの世に、我が家に、
私の側にいてくれたんではないだろうかと・・・

でも、どんなに後悔しても、泣きわめいても、もう後の祭りだったのです。
私が心を入れ替えたら元の生活に戻れるチャンスは与えられませんでした・・・

私はもう二度とこんな後悔はしてはいけないと強く胸に刻むのです。

とかく、今の私は不幸探しが得意になっている気がします。
さえりんの事を想うたびに、悲しい現実を探してしまう。
心のどこかで、もうこんな私が幸せだと感じること自体
さえりんに申し訳ないような罪悪感を感じてしまうのです。

だけど、それはまたあの時と同じ過ちを犯すことになるんだと
ふと、我に返るのです。

そして、さえりんだったら私に何を望み、どうなってもらいたいのかと
娘の心に問いかけるのです。

すると、さえりんは優しく答えてくれるのです。
「ママはママの人生を幸せに生きてほしいんだよ！」と。
きっとさえりんなら、そう言ってくれるだろう。
私や家族の幸せを何より願う心優しい、私の自慢の娘だったんだから・・・

だから、これからの私の時間は
何も無い退屈な日も、憂鬱な日も、悲しい日も、悔しい日も、嬉しい日も、
全部全部、さえりんがくれた大切な貴重な時間なんです！！

だから最近の何もない平凡な毎日だって、絶対に無駄な日など何もないんだと、
あの日以降の時間はすべて、さえりんからもらった大事な時間なんだから、
さえりんがいてくれたから、さえりんが教えてくれたことを忘れないように、
もう昔の私には戻れない、同じ過ちを犯してはいけないんだと、
これからは、感謝の心で生きていかなくっちゃと思うのです！！

本当にいつもありがとうね！！
これからも側で見守ってね、さえりん