クローン病のトト男

クローン病のトト男

2008.03.06
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会社の健康診断で近所の総合病院へ行ったんです。


問診、身長、体重、胸部レントゲン、心電図、視力、聴力、血圧、潜血便検査、採血。
こう連ねると、どうってことのない検査内容なんですが、どうってことあったんです。

病院自体が古めいていて野戦病院みたいなのは「侘び寂びだね」って許せます。
でもね、病院ですからね。近所の定食屋とはわけが違いますよ。
人の体に関することなんだから、ちゃんとした人を雇ってほしいもんです。

問題は採血なんです。採血してくれた人。
もうね、すっごいおじいちゃん。総髪白髪で手元も怪しい感じのお年寄りなんです。


先に上司が採血を終えて
「針を2ヶ所に入れられて、血管探してグリグリされた」
って聞かされてたんです。

私もその採血してる人を見て一発で感じましたよ。
『こりゃヤバイ』って。防衛本能ですね。

いざ採血でその怪人の前に座って、
やり慣れてる採血スタイルで掌を開閉させながら血管を浮き上がらせます。
私の腕は意外と採血上手でボンボン血管が浮き出てくるんですよ。

そんでね、その採血怪人が血管にズブッ・・・何も起きない。
『おじいさん、どうしてわざわざ刺しづらそうな所を選ぶんですか?』
と私の切ない心の声です。


あまりに恐ろしいので言ってやりましたよ。
「こっち血管のほうが太くて刺しやすいですよ」ってね。

そしたらその爺さん、あっさり無視して今抜いた穴のすぐ上をズブリッ!
「痛っ!」
もうそこは肘の裏の真ん中より上ぐらいのビミョーなところ。

いつもの採血よりカナリ痛くてもグッと我慢しましたよ。

今度はちゃんと血が出てるんですけど、さっきの穴からも血が出てるんです。
1個の穴からの血は然るべき容器の中へ。
1個の穴からの血は少量ながら、ジワジワと腕を伝っていくんです。
もはや観念して早く終わってくれるのを祈るばかりでした。
この世に神はいないのかと。。。

後で聞いたらこの爺さん、ちゃんとした看護師なんだそうです。
だからね、近所の定食屋とはワケが違うんだってば。
『同じ鯖の味噌煮でもここのは不味いなぁ』って思うみたいに思えない。
あの採血なら看護学生の方がきっと上手だと思います。

これも後で聞いた話なんですけど、私だけ1本余計に血を抜かれてるみたいなんです。
まさか爺さん数まで勘定できないってことはないですよね。
何だか血を入れるヤツに白紙のシール貼って書き換えてましたもん。
たぶん量が少なかったとか、特別な事情があったんですよね?!

ふぅ~、書いてたらスッキリしてきた。ブルーな気分でしたから。
きっと私だけが不運なんだったことを祈ります。
普段はベテラン採血爺さんとして頑張っているんですよね。
そう、いいんです。結果として血は抜けたんだから。

はぁ、日本の医療問題は深刻ですね・・・。





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最終更新日  2008.03.06 13:00:34
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