武蔵野航海記

武蔵野航海記

2007年01月24日
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もともと支那人という民族と支那語という言葉があったわけではありませんでした。

支那の中心部は、東夷・西戎・南蛮・北狄といった異民族が互いにテリトリーを接している場所でした。

支那の古代の国王たちもこの夷戎蛮狄のどれかの出身です。

古代の支那では、遠隔地貿易が起こり、その商社組織が国家組織だったのです。

殷王国の別名は商でしたが、まさにその実態を表した言葉です。

多くの異民族が住む広大な地域を商業ルートで結ぶには情報網が不可欠でした。

この情報網が古代の国家組織であり、情報は漢字という人工の文字で媒介されました。

漢字は特定の民族が日常使っていた言葉でなく、バーチャルなものでエスペラント語のようなものです。

統一王国の周が弱くなって、各地の異民族が自立し、お互いに競争していたのが春秋戦国時代です。

科学技術や社会科学がこの時期に非常に発展したのもこの競争のおかげです。

そして各地の民族国家を打ち破った始皇帝の秦が真っ先にやったことが、度量衡や漢字などを統一することでした。

秦を滅ぼした後の漢もこの方針を引き継ぎ、支那の価値観の統一を図りました。

そのために使われたのが儒教で、漢の時代に儒教が国教になったのです。

以後、支那を統一するために支配者が作り出した儒教が支那の表の世界を支配するようになり、各民族の個性は闇の中に押し込まれていったのです。

この支那人の体制は支那本土だけでなく、周辺の異民族もそれぞれにランク付けし、支那の価値観を受け入れた異民族には高い評価を与えるというものでした。

モンゴル人や女真人が支那に攻め込んで国を作っても、それを統一する必要から儒教を採用しました。

このようにして、東アジアではさまざまな民族の自立を抑える儒教のルールが支配するようになり競争が無くなっていったのです。





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最終更新日  2007年01月25日 08時12分53秒
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Re:ローマ史を読みました 2(01/24)  
お久し振りです
インドに中国、、今私は興味があるんです
中国に抱いていた私なりの価値観や歴史やお国柄が随分と違うのに気が付いたんです
でも難しい本は読めないし読む気力も今ありません
でもこうして書いていただくと興味が尚一層広がります
今後が楽しみです (2007年01月24日 18時43分25秒)

Re[1]:ローマ史を読みました 2(01/24)  
はあちゃん0408さん
>お久し振りです
>インドに中国、、今私は興味があるんです
>中国に抱いていた私なりの価値観や歴史やお国柄が随分と違うのに気が付いたんです
>でも難しい本は読めないし読む気力も今ありません
>でもこうして書いていただくと興味が尚一層広がります
>今後が楽しみです
-----
貴女だけでなく日本人のほとんどが支那に関して誤った見方を植えつけられています。
支那の道徳・宗教は儒教だというのも誤解です。
儒教はごく一部の支配者だけの原理です。
また儒教そのものも日本人は誤解しています。
それは儒教を受け入れた日本人が本場のものとは全然別物に作り変えてしまったからです。
こういう状態では日本は支那とまともな交渉ができません。 (2007年01月24日 19時43分12秒)

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