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ファイアーエムブレムifプレイ日記、今回は第6章「その手が拓く未来」と「狭間へ沈みゆく」です。ここから物語が分岐していきます。前回の記事はこちら。[3DS] ファイアーエムブレム if 追加ルート:第3のシナリオ(インビジブルキングダム) (ダウンロード版) ※999ポイントまでご利用可【あらすじ】白夜、暗夜双方が大群を従え激突する。故郷のために戦うか、血は繋がらずとも絆を紡いだ者たちと共に進むか。カムイの出した答えは……【新キャラクター】各章で新たに仲間になるキャラクターを紹介します。共通シナリオで登場したキャラも改めて紹介します。カムイ本作の主人公。白夜に産まれ、暗夜で育った王女。双方が争わぬ道を探すうち、真なる敵の存在を知ることになります。※カムイの性別、外見等はプレーヤーの任意でキャラメイクできます。専用武器「夜刀神(やとのかみ)」が強力なので、それで十分戦えます。竜石は、装備中速さと技が下がる代わりに防御と魔防が上がります。そのため竜石を装備して敵をおびき寄せつつ反撃でダメージを与え、レベルを上げたいキャラで倒すという戦法がお勧め。竜石は追撃ができませんが、むやみに敵を倒してしまわないので、かえってプラスに働く面があります。クラスチェンジはダークブラッドがお勧めです。スキル「竜呪」を覚えればおびき出しながらステータスを下げられるので、究極の囮役として活躍してくれるでしょう。大将だけど。アクアカムイとは逆に、暗夜で産まれ白夜で育った王女。冷静で、どこか達観したような言動が印象的。「歌う」コマンドにより、行動終了となったユニットを再行動させることができます。強いキャラや回復キャラなど、戦略上必要なキャラを再行動させましょう。HPと守備が低いので、なるべく敵の攻撃を受けないように配置しましょう。一方速さ、幸運、魔防が高くなぜか力もよく伸びるので、なにげに戦闘要員としても強かったりします。武器レベルをD~Cくらいに上げておくと、使える武器が増えて戦略に幅が出ます。歌うことでも経験値が入るので、とにかく毎ターン歌って経験値を稼ぎましょう。特殊兵種なのでクラスチェンジはないのですが、レベルを上げると覚えるスキル「異邦の王女」は、インビジブルキングダムでは特に有効なのでぜひ覚えておきたいですね。ジョーカーカムイに仕えるスーパー執事。カムイには絶対的な忠誠を誓っているが、他の人に対しては態度が悪い。※カムイが男性の場合、ジョーカーのポジションはフェリシアが務めます。共有シナリオも同様です。力と魔力がバランスよく伸びるので、戦う回復役として活躍してくれます。最初からいるのであまり意識しませんが実は上級クラスです。序盤はサポートにまわり、他のキャラのレベルを上げるようにしましょう。スキル「絶対死守」はカムイの生存率が高くなりますので、激戦が予想されるマップではカムイと防陣を組むと良いでしょう。【攻略】白夜、暗夜双方の部隊長を倒し、両軍を引かせるのが目的です。どちらかの攻撃範囲に入ると、両軍ともにこちらへ進軍を開始します。どちらを先に相手にしても問題ありませんが、とりあえず暗夜軍と戦うのがおすすめです。暗夜軍は全てドラゴンナイトです。移動力が高いので早めに対処しておかないと取り囲まれる危険性があります。竜石を装備したカムイでおびき出すのがおすすめ。竜石は魔法扱いなので、魔防の低いドラゴンナイトとは相性が良いです。こちらは3人しかいないので、囲まれると不利です。アクアの歌うを駆使して戦いましょう。全員を相手にする必要はないので、両軍のボスを狙いましょう。次回もよろしくお願いします。次回の記事はこちら。よかったらクリックお願いします。にほんブログ村
2018.05.09
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ししりばの家を読みました。ししりばの家 / 澤村伊智 【本】【あらすじ】笠倉果歩(かさくら かほ)は夫勇大(ゆうだい)の転勤に伴って東京にやって来ました。決して体が丈夫ではない果歩を気づかった勇大は、自分が稼ぐと意気込んでいます。一方の果歩は慣れない東京で主婦生活。知り合いもおらず、勇大は仕事でほとんど家にはいない。果歩は満たされない日々に悶々としていました。そんなある日、果歩は幼馴染の平岩敏明(ひらいわ としあき)と偶然再会します。彼の家で平岩の妻や祖母と交流し、果歩は心が癒されていきました。ですが平岩家はどこか異様でした。家のそこかしこに砂が積もっているのです。外から吹き込んだというレベルではなく、小山のように積もっている所すらあります。そして平岩家の人々はそんな状況を少しもおかしいと思っていないのです。おかしいのはこの家か? それとも果歩なのか……【交錯する物語】何かがおかしい平岩家をじっと観察している青年がいました。彼の名は五十嵐。彼が小学生だった20年ほど前、現在の平岩家には橋口というクラスメートの一家が住んでいました。橋口の家に遊びに行った時に変な音を聞き、この家は「出る」と思っていました。その後都合で橋口家が引っ越し、その家は長らく空き家になっていました。五十嵐は友達と4人でその家に肝試しに行き、怪異に遭遇します。何とか逃げ帰ることができたものの、それ以来彼の頭の中ではざりざりと砂がすれるような音が続いていました。おかげで仕事も長続きせず、目下ひきこもり生活。そんな彼の元に、一人の女性が訪問して来ます。彼女は比嘉琴子(ひが ことこ)。一緒に肝試しへ行った元クラスメートでした。当時はおとなしくてオドオドした少女でしたが、あの一件を境にどこか達観したような、冷静というよりも無機質な印象を与えるようになりました。突然訪れた彼女は「五十嵐君の頭の音を止めたい」と言い出します。彼女は何を知っているのか、あの家の怪異と関係があるのでしょうか。【ホラーのお約束と死亡フラグ】※ネタバレあり平岩家の怪異について、果歩は勇大に相談します。そして、やはりあの家には近づかない方がいいという結論になりました。しかし平岩家で結婚指輪を落としたことに気づいた果歩は、再び平岩家を訪れます。待て、はやまるな! ホラーだとそれはロクなことにならないぞ! 勇大だって行かない方がいいって言ってるじゃないか!読後吾輩の口から出た言葉は「それみたことか……」。軽率な行動は本人だけでなく、各方面に迷惑がかかるんだなあ。ホラーでは特に。そして勇大にも大きなミスが。指輪捜索中の果歩に、平岩家のさらにやばい情報を電話してきます。某即席めんのCMなら「それ今じゃなきゃダメ?」という感じです。この状況でその追加情報まずいでしょ。さらに妻が心配なのはわかるけど、ヤバみ満載の家に一人で助けに行っちゃだめだよ。それみたことか……そこはまず警察に一報してからの方が良いと思います。一つ分からなかったのが、おばあちゃんのことを知ってしまった果歩が気を失ってしまうシーンです。あの時なぜ果歩は殺されなかったのでしょうか。家人が招いたとはいえもう侵入者であったわけだから、気を失ってる間に殺されてもおかしくなかったように思います。その後しっかり殺されそうになってるしなあ……【他人の家という異界】※ネタバレあり各家庭には、その家ならではの習慣があると思います。よその家に遊びに行くとそのギャップにしばしばとまどい、ひょっとしておかしいのは自分なのかなと錯覚してしまうこともあるでしょう。本作ではそんな身近で起こりうる違和感をクローズアップしたホラーであると思います。またししりばという存在について、作中の霊的なホームセキュリティーという例えがとても分かりやすかったです。家と家族を守ることだけが目的で、その内訳や外部との軋轢はお構いなし。家族に欠員が出ると他所から連れてくるように仕向けます。人の心を操ることができるので、家族愛や夫婦愛をいくらでも作り、赤の他人でも家族にしてしまいます。そして侵入者は生きている者だろうと霊的なものだろうと容赦なく排除する。守り神というとポジティブなイメージがありますが、ししりばの場合は目的を遂行することが目的となっていて、機械的で禍々しい印象を受けました。本作はししりばの家について、果歩と五十嵐の物語が交錯していきます。複数の視点から描きつつも、中々真相にたどり着かない見せ方は秀逸だと思います。また「ぼぎわんが、来る」ではぼぎわんと激闘を演じた比嘉琴子。彼女の霊能者としてのルーツが描かれているは面白いです。一見無表情で感情の動きも感じない彼女ですが、旧友を心配したり、強大な怪異に恐怖を感じたり、人並みの感情も持ち合わせているんだなと思うと感慨深いですね。【関連作品】ぼぎわんが、来る[本/雑誌] / 澤村伊智/著シリーズ1作目の「ぼぎわんが、来る」です。ホラーだけでなくミステリー要素もある傑作です。紹介記事はこちら。ずうのめ人形/澤村伊智2作目の「ずうのめ人形」です。物事は他方から見るとまるで違う姿を見せてしまうという不気味さを感じさせます。紹介記事はこちら。などらきの首/澤村伊智本作の次で4作目、などらきの首です。シリーズ初の短編集で、今までの作品を読んでいるとなお楽しめます。紹介記事はこちら。◆◆ひとんち 澤村伊智短編集 / 澤村伊智/著 / 光文社短編集「ひとんち」です。本作でも描かれている他の人の家で感じる違和感をテーマにした怪異を描いているそうです。【中古】ししりばの家 / 沢村伊智中古はこちら。【おまけ】帯の煽り文句です。ぼぎわんの帯がこれ。角川さん好きですね、ノンストップ。ししりばの家 / 澤村伊智 【本】よかったらクリックお願いします。にほんブログ村
2019.05.12
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ファイアーエムブレムifプレイ日記、今回は第7章「語られざる世界」です。前回の記事はこちら。[3DS] ファイアーエムブレム if 追加ルート:第3のシナリオ(インビジブルキングダム) (ダウンロード版) ※999ポイントまでご利用可【あらすじ】白夜、暗夜双方から追われる身となってしまったカムイ。アクアに導かれ、一旦身を隠すことに。そこでアクアから両国を滅ぼそうと企む真なる敵の存在を知らされるのでした。【新キャラクター】ギュンター暗夜王国に長く仕える歴戦の老騎士。自分にも他人にも厳しい堅物。マップ上部の部屋に入ると登場し、仲間になります。上級クラスだけにステータスは高めですが、成長率は低いです。彼に頼り過ぎると他のキャラに経験値が行き渡らなくなるので、お助けキャラとして活躍してもらいましょう。スキル「絶対進攻」はカムイの命中と攻撃力が大きく上がります。攻撃重視の時はカムイと防陣を組みましょう。【攻略】本章は暗闇の中、多数の小部屋を進んで行くマップです。部屋の先にある暗闇に待機すると、次の部屋に進めるようになります。新しい部屋には敵が潜んでいることが多く、むやみに突撃すると集中攻撃される危険があります。隣の部屋に進むのはターンの始めにして、フォローできるようにしていきましょう。本章では宝箱が複数配置されています。お金やアーマーキラーといった今後役立つアイテムが手に入りますので、確実に入手しておきましょう。ボスのバーサーカーはその場から動かない上に間接攻撃ができないので、ジョーカーならば一方的にダメージを与えることができます。安全に戦うならジョーカーを中心に攻めましょう。次回もよろしくお願いします。次回の記事はこちら。よかったらクリックお願いします。にほんブログ村
2018.05.13
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栃木県足利市、アールビバン展示会へ行ってきました。本展は芸術作品を扱う会社アールビバンが主催する展示即売会です。背景絵師の世界展、美樹本晴彦展、mocha展が同時開催されました。【背景絵師の世界展】小説やゲームなどの背景を描く絵師さんの絵が展示されていました。スクエニに勤務していたことがある方の作品もあって、確かにファイナルファンタジーっぽかったです。【美樹本晴彦展】マクロスで有名な美樹本晴彦さんの展示会です。美樹本さんのコメントもあり、CGの登場を黒船と呼んでいたのが印象的でした。絵を描く道具としてペンや筆にCGが加わったのは、イラストレーターにとって大きな変化であったと思います。そうした変化に対応するのも、長く続けていくには重要なんだなあと思いました。【mocha展】mochaさんは風景イラストレーターで、海外でも個展を開いた実績があるそうです。草木と空が一緒に収まるような、広さを感じるアングルが特徴的だと思いました。そんなカメラワークに加えて差し込む光も美しい「自然回帰」や、廃墟から見る風景を幻想的に描いた「四景」が特に美しいと感じました。mocha展は今後も各地を巡回する予定です。ホームページはこちら。自然回帰と四景も見られます。【即売会の脅威】吾輩絵の即売会は初めてでした。そもそも10万円以下の絵が一つも無い。家に絵を飾れるってすごいことなんだなあと思いました。それでも売約済みの札が結構かかってたり、そこかしこで商談が行われていたりと、持ってる人は持ってるのですね。そして取り扱っている作品は全てデジタル作品でした。商談している所ではタブレットで細かい部分を拡大したりしていました。絵というとキャンパスに絵の具みたいな印象がありましたが、こうした新しい流れも生まれているのだなあと刺激を受けた展示会でした。よかったらクリックお願いします。にほんブログ村
2023.10.22
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両国にあります大江戸博物館。大妖怪展へ行って来ました。行きはしたのですが、混んでました。チケットを買うにもしばらく並び、その上入場制限で60分待ち……残念ながら今回は撤退です。明日仕事でなかったら粘ってもよかったかなと思ったのですが。今回でラーニングしたのですが、ローソンとかであらかじめチケット買っておくと後は入場制限と戦うだけで済みそうです。美術も体力が必要ですね。しかし見られなかったのは残念でした。これも妖怪のせいなのね。※写真はイメージです(笑)。よかったらクリックお願いします。にほんブログ村
2016.07.17
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先日アトラル・カの大剣を作り、だいぶ狩りが楽になって来ました。今度は防具を強化しようと思い、ディアブロXシリーズの作成を始めました。それまで意識的に素材を集めてはいたのですが、これが思った以上に難行でした。【新品】ニンテンドー3DSソフト モンスターハンターダブルクロス [廉価版]【そこに延髄は無い】手こずったのは「角竜の重尾甲」でした。尻尾から削ぎ取るのが一番確率が高いのですが、それでも確立55%。後は捕獲報酬で手に入るくらいですね。クリア報酬にないのが厳しい所ですね。気づけば重尾甲以外の素材はそろっている状態。レア素材の大地を穿つ剛角も結構手に入ったし、上質なねじれた角にいたっては13本もあるし。というわけでひたすら尻尾を追う日々。「角竜の延髄を入手しました」。尻尾に延髄は無ぇ!「角竜の尾甲を入手しました」。おしい! 「重」が無い!といったことを繰り返すこと約2日。やっと完成しました。【大剣と相性いいです】ディアブロシリーズは「抜刀術【技】」があるので、大剣と相性がいいですね。「挑戦者」のお陰で怒りやすい獰猛化モンスターと戦う時は火力が上乗せされるので、ソロハンターにはありがたいです。「挑戦者の納刀」は確率スキルですが、切れ味の短いカマキリ大剣の弱点を補ってくれます。属性防御がやや低いですが、全体としては良好です。「素晴らしい。大剣使いの魂が形になったようだ」とかつぶやきながら狩りに行っています。そして今は強化するための真鎧玉が足りず、地底火山に潜る日々なのでした。そういえば恐竜はその巨体を動かすには脳だけでは足りず、体の各所に神経の集まりがあったそうです。ならば尻尾に延髄があってもおかしくないかな?新品はこちら。【新品】ニンテンドー3DSソフト モンスターハンターダブルクロス [廉価版]中古はこちら。【中古】カプコンモンスターハンターダブルクロス 【3DS】【291-ud】よかったらクリックお願いします。にほんブログ村
2018.01.18
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まいまいつぶろのご紹介です。過酷な運命を背負った次期将軍と、彼に仕える青年の物語です。まいまいつぶろ [ 村木 嵐 ]※本記事はネタバレを含みます。【あらすじ】第九代将軍徳川家重(幼名・長福丸)。彼は生まれながらに口がまわらず、右半身が不自由でした。さらに尿漏れのため歩いた後には尿を引きずった跡が残るため、まいまいつぶろ(かたつむり)と陰口を言われていました。ある日、下級旗本の子息である大岡忠光(幼名・兵庫)は家重の言葉が理解できることが判明しました。そこで忠光は家重に仕え、彼の口の代わりになりました。ですが誰が将軍になるかで幕府内の力関係も変わってきます。家重は将軍になれないだろうと思っていた者たちからすれば、忠光は目障りな存在です。様々な思惑と陰謀が渦巻く中、主従の運命やいかに?【歴史の人物も登場】本作は史実をもとにした作品だけに、教科書に載っている人物も登場します。そうした人物が動いてしゃべっているのを見るのも面白いですね。徳川吉宗家重の父にして第八代将軍。いわゆる暴れん坊将軍ですね。将軍としての立場と息子への情の間で揺れる姿が描かれています。引退する際、家重の障害になりそうな人物を軒並み始末する辣腕ぶりはさすが将軍ですね。大岡忠相名奉行大岡越前ですね。忠光の遠縁にあたります。吉宗とともに改革の真っ最中であったため、最初は忠光が不手際を起こさないかとヒヤヒヤしていました。それが二人の絆を見るにつれて、次第に応援するようになります。こうした人間臭い面が描かれているのが面白いですね。比宮家重の妻です。結婚当初は家重の障がいにとまどい、結婚を後悔しました。やがて家重の思いやりや知性の高さに気づき、愛情を深めていきます。家重の子を死産してしまったうえに産後の肥立ちが悪く、世を去ってしまうのが寂しいですね。彼女の死後家重の落胆ぶりがその愛の深さを感じさせました。幸比宮の従者であり、友人のような関係でもあります。自らの死を悟った比宮より、自分に代わって家重の子を産んで欲しいと頼まれます。それは次々期将軍候補を産むことで、家重の次期将軍の立場を確固としたものにしたいという想いでした。最初は比宮に対する友情の念から家重の子を産みましたが、やがて我が子を将軍にしたいと思うようになっていきます。こうした心の動きがやや寂しいようであり、人間らしいとも言えるのでしょうね。田沼意次歴史の教科書でも有名ですね。吉宗の頃に取り立てられ、家重に仕えます。若き切れ者として描かれていて、実在した人間としての息遣いを感じますね。【壮大な溜め】本作は跡継ぎ問題や政策など日々の様々な事柄に取り組む家重と、それを支える忠光の姿が描かれています。やがて忠光も歳をとり、病に倒れたのをきっかけにお役目を退くことになりました。家重の忠光の別れのシーンは特に印象に残りました。それまでは家重の言葉を忠光が伝えていましたが、二人きりのこのシーンでは、普通に会話するのと同じ書き方で表現していました。そこまで読み進めていると、二人が積もる思い出を話しているだけなのに感慨深いものがありました。個人的には、本作はこのシーンに至るまでの壮大な振りなのではないかと思っています。【大きな殻を背負い、まいまいのごとく】本作のような物語は「運命に立ち向かった」とか「苦難を乗り越えて」などと言われることが多いかと思います。ですが家重と忠光は特に立ち向かってもいないし乗り越えてもいません。ひたすら日々を生き、職務を全うしていました。思うにならない体で生きて行くその姿は、大きな殻を背負いゆっくり進むまいまいのようでありました。障がいを治そうとするでもなく、克服しようとするでもなく、背負ったまま進む。だからこそ家重は「もう一度生まれても、私はこの身体でよい。そなたに会えるのならば」とまで言えたのではないでしょうか。過酷な運命に踏みつぶされることもなく、まいまいのごとく人生を生き抜いた主従と、その二人を取り巻く人間模様が味わい深い小説でした。よかったらクリックお願いします。にほんブログ村
2024.05.05
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