皆造を迎えた後の重要な仕事として、しぼった酒の『火入れ』作業があります。
酒の量が多いものだと丸々半日はかかりますので、一日できても2種類が精一杯です。
火入れは元のタンクから火入れ後のタンクへ酒を移動する間に、熱湯の中を酒を通過させて68度程度まで酒の温度を上げるのです。
これが火入れタンク。
この中にはぐるぐるっと蛇管が入っており、
タンクの中でお湯を沸かしながら、蛇管を酒が通過していくのです。

火入れで大変なのは、終わる直前です。
酒を送っているポンプは空回しができないので、酒がすべて蛇管に入った後は、
水を流して受けのタンクに酒をすべて押し込まなくてはいけません。
その酒と水との間には炭を流して目印にするのですが、
酒がすべてタンクに入った直後に押されてくる水をタンクに入らないようにするため、
一瞬のタイミングを見計らって、ホースの流れを変えなくてはいけません。
文章で説明するのは難しいのですが、蔵の人たちのすばやさは見ていて感激する程です。
酒造りでは色々な場面でゆったりとした気持ちが必要になると思うのですが、
かといって、俊敏に作業することも多々あり、
まだ作業になれない私は、もたついて先輩方の邪魔になっていないかと心配です。
これは火入れ後、密閉タンクに蓋をしているところです。

どんな作業を見ていても、緩急がはっきりしていて見事です。
まだまだ私は色々な仕事があっても、
どちらかと言えば一定のリズムでやっているので、
時と場合によって、緩急リズムのある仕事をしていくことが、
心にゆとりのある仕事に繋がるのかな~と感じました。
さて、まだまだ今週は火入れが続きます。
でも火入れが終わればいよいよ蔵の仕事も本当に終わりになります。
少々寂しい気持ちでもありますね。
粕掘り。 2007年06月03日
社員旅行行って来ました!!! 2007年04月21日 コメント(5)
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