さくさく堂のシナプスな存在

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2005年03月23日
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お客さんとの位置関係を考えることがあります。

確かに仕事の流れ的には、出版社やライターが川上、テープ起こしは川下という位置関係ですし、「下請け」なる言葉もあります。

でも、それはお客さんよりも立場が低いってことじゃないと思うんですね。

なにやら理不尽な扱いを受けても、お客さんだから強いことは言えないという発言をいろいろなところで見掛けるんですが、なぜ?と思います。

仕事そのもので最も理不尽だと思うのが、よくない録音の場合です。

あっ、話は脱線しますが、「難聴テープ」という言い方、私はしません。難聴というのは聴力が劣化した状態のことを言うので、聞こえにくいテープに対して使うのは間違っていると思うから……、というのは建前。要は不快に思うお客様が実際にいるからです。

閑話休題。

でね、録音状態が悪いテープについて、「また、ここのお客さんのテープは音が悪かった。いつもそうなんだよね。でも、お客さんには文句言えないから」なんていう愚痴をネットでたまに見掛けるんですよ。なんで言えないの?

お客さんにもいろんなタイプがいます。



問題は自分では全く起こせないお客様。こういうお客様の中には、テープ起こしが具体的にどのような作業であるか想像したことがない方がいます。
鶴の機織りをのぞいてくれなんて言いませんが、録音が悪ければ倍も3倍も時間がかかるし、それだけならまだしも原稿の仕上がりが悪くなります。

どんな録音だろうときちんと仕上げるのがプロ、という考え方もあります。録音の善し悪しにかかわらず一定の品質を保つのがプロだと。
その考え方は認めますが、そこにプロ意識を持つあまり、「録音が悪いといい原稿が作れない」と言うことを恥と考えている人はいませんか。よく聞こえない音を拾って読める原稿にまで仕上げたとしても、それは「こんなに悪い録音にしてはよい原稿」であって、明瞭な音源から起こす場合にはかなわないと私は思います。少なくとも時間はかかる。 「よい原稿をつくるためには、お客様もよい録音をするよう努力してください」 と、なぜお願いできないんでしょう。

特に定期的な仕事で毎回録音に無頓着なお客様は、原稿の質には無関心だということです。たまたま講演録を作ることになって、録音のノウハウもないし、機材もない。やってみたけれど失敗してしまったというお客様とは違います。
原稿の質に無関心なお客様の仕事は、私はしたくありません。

そう言えば格好いいけど、結局自分が弱虫で原稿に自信がないんです。「全く聞こえないものは起こせませんし、録音が悪ければよい原稿が作れません」って言っちゃうんですよね。言わない皆さんはすごいと思います。

……とはいえ、「てやんでえ。こんな雑音だらけのテープなんかやってられっか」とはなかなか言えませんね。ずいぶん吠えましたが、私だって言えません。← おや、結局そうなのかい?

だから、反対のことを言うんです。素晴らしい録音があったら、そのときはここぞとばかりに持ち上げましょう。

「今回の録音はとても素晴らしくて、大変聞きやすかったです」



「急な納期の変更など、録音がよければ対応できることもあります」

「録音機の位置などをまた同様にしていただけると助かります」

「大変感謝しております。ありがとうございました。

ついでに、

「ICレコーダーとテープの録音を両方いただきましたが、やはりテープのほうがよい音でしたね」



「ソニーのレコーダーには、V・O・Rという無音のときに録音を一時停止をする機能がついていますが、話し始めの言葉が切れますのでテープ起こしに向いていませんね。次回はオフにしておいていただけるとよりよい原稿が作成できます」

と、畳み掛けましょう(笑)。これなら言える? 






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最終更新日  2005年03月23日 10時03分11秒
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