リバーサイド

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August 10, 2008
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皆様、暑いあつい日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
前回も、ご訪問、あたたかなコメントほんとうにありがとうございました。

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 早く「ヒヨドリをよろしく」の続きを書きたいと思いながら、なかなかじっくりと取り組むことができないでおります。また完結場所を変更したくなるような、「続ヒヨドリをよろしく」ともいうべき、思いがけないドラマが我が家の庭で展開しました。それは、わずかこの一ヶ月間のできごとです。

今日はまだ詳しくお話する余裕がないのですが、夫の協力(じつは彼のほうこそ夢中)で、たくさんの撮影をしましたので、皆様にその一部をご覧いただきたくて、ブログに戻ってきたしだいです。


2008年7月10日

遅い朝、居間でぼんやりお茶を飲んでいると、庭の宙を長くて白いテープのようなものがスーッとよぎって、ヤマボウシの茂みに消えていきました。
何だろう、と思うまもなく、今度はヤマボウシのほうから白い蝶がヒラヒラ舞い出てきました。何だ、テープのようなものは蝶だったのか。ぼんやりしていたから...。
半信半疑ながらも、そのことはもうそれきり忘れていました。


7月11日

早朝、庭いた夫があわてた様子で私を呼び、ヤマボウシの茂みを指さしました。
「小鳥の巣?」
「そう、ヒヨドリの」
なんとその巣には白いビニールの紐が...。
私は、はたと思い出しました。
ああ、これだったのだ、きのう庭の宙をよぎっていったのは...。
やはり蝶ではなかったのだ…。

IMG_0310 suno発見.JPG

困ったなァ、といいながらも、夫は巣を見上げながらどこか嬉しそうです。じつは私も同じでした。

2年前の春( 16年間我が家で暮らしたヒヨドリのチー が死んだ直後)から、毎日ジュースを飲みに庭にやってくるようになったオスメス2羽のヒヨドリ。私たちが妄想と混同を楽しみながら、「チーちゃん、ダイちゃん」と呼んでいるその子たちの作った巣だということはすぐわかりました。

近くの公園や川沿いの道には大樹がそれは豊かに葉を茂らせていて、私たちの見えないところでたくさんの小鳥たちが命をはぐくんでいるにちがいありません。

それなのに、人間の出入り、2匹の犬の放し飼い、室内飼いとはいえ6匹の猫の視線、それらのものを間近に感じながらなお、この狭い我が家の中庭を一番安全な場所としてえらんだ小鳥。「チーちゃん、ダイちゃん」のほかにそんな小鳥がいるとは考えられません。

私たちはいつのまにか、「あの16年間一緒に暮らしたチーちゃんが親になる」という思いで会話をしているのでした。

巣は、一階の和室の高窓から少し見上げる高さにありました。ガラス越しですが、カメラを三脚で固定し、まずは定点観察をすることにしました。そしてカメラをのぞいた人間がこれぞとおもったら好き勝手にシャッターボタンを押すことに。

産卵kimari.JPG

      産卵がはじまったようだ        9時22分


7月19日

抱卵kimari.JPG

     抱卵 15,6日頃から


7月27日

雨の日の抱卵kimari.JPG

     激しい雨の日も      そろそろ孵化…


8月1日

ふちに出て巣をkimari.JPG

えさを運びはじめるkimari.JPG

一羽がかおをkimari.JPG

                  1羽

やがて2羽、目が開いていないkimari.JPG

            2羽

IMG_0372sannwa決まり.JPG

             3羽


8月5日

みんな目がkimari.JPG

     いつのまにか目が開いて


8月6日 

四羽発見kimari.JPG

                あれ、4羽 !!!

この日の夕方から夜明けまで、激しい雨と風と雷が…


8月7日

どうやらみんな無事だったようです。

それどころか、この日、親鳥は雛たちの巣立ちを促しました。

IMG_0495やがて巣のふちにkimari.JPG

IMG_0508一羽だけにnattemo.JPG

この子は最後に残ってしまって、なかなか飛びたてませんでした。以下のこの日の写真はすべて、この最後に巣立った同一の子です。

IMG_0507ひとりにkimaridesu.JPG

                ↓

      気がついたら、ベランダの縁に。      その下で二匹の犬が昼寝中でした。

               ↓

              藤の木

               ↓

IMG_0517つつじに不時着abunai.JPG

            ツツジ

             ↓

IMG_0522隣家の物置のnokidoyo.JPG

           隣家の物置の雨樋に

              ↓

IMG_0527柿にkimari.JPG

             裏の柿木に

IMG_0540お母さん.JPG

              やがて親が来て

IMG_0538でもお母さんがすぐにkimari.JPG

               エサを与える


8月9日

IMG_0561分を発見kimari.JPG

   裏手の柿の木の下に鳥のフンが

IMG_0568上をきまり.JPG

      親鳥たちはみごとに四つ子すべてを一か所に集結

猛暑のなかで、みるからに体力を消耗させながら、ついに4羽の雛を無事巣立ちさせた親鳥たちの愛情の深さ、連係プレイの見事さ、ほんとうに神秘的でただただ驚くばかりです。


 8月12日

IMG_0612無事親と.JPG

 昨日の朝、予告なしに役所の殺虫剤散布が近くではじまり、胸が締め付けられるほど心配しました。
午後になって、柿の木に親子いっしょの光景を見たとき、どんなにほっとしたことか。わずかの間にだいぶ大きくなっています。
おや、一羽足りません!?

IMG_0610四羽ちゃんといます.JPG

いえ、ちゃんといます。


 「ヒヨドリをよろしく」のなかで、私がいちばん書きたいことは親鳥の愛情の深さなのですが、それは私が野鳥の子育てに無知であったがために、はからずも一歩踏み込んで知りえたひとつの神秘的な世界でした。私の野鳥への関心(といっても専門的なことでなく、野鳥への親しみ)は、ほとんどここからはじまっています。

野鳥へ関心がいくようになると、いやでも自分の無知に気づかされるようになり、「ヒヨドリをよろしく」といいながら、大げさに言えばどこか罪悪感のようなものも感じ続けなければなりませんでした。

しかし、だからこそ今回、雛たちの危なっかしい巣立ちをハラハラしながらも いらぬお節介 をやかずに見守ることができたのでした。無駄な経験というものはないな、とあらためて感じました。そしてなんだかようやく、罪悪感のようなものが吹っ切れた気がします。十八年目にして。






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Last updated  August 27, 2008 10:21:48 PM
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ハンサムクン3714 @ Re:命拾いした老犬のその後(02/05) はじめまして。勝手に訪問させて頂いて、…
[ おとなの時間です ] @ ざこだんなさこえ ざこだんなさこえざこだんなさこえざこだ…
四季の風365 @ mimityan2842さんへ たいへん遅くなりました。そちらへ伺わせ…
mimityan2842 @ Re:命拾いした老犬のその後(02/05) 今年になってあまりにいろんな出来事が一…
四季の風365 @ モモねこさんへ ☆なんて幸せな結末!! ★首輪をしてなか…
四季の風365 @ ☆赤う頭さ巾ぎ☆さんへ ☆りんご猫さんのお宅から伺いました。 ★…
モモねこ @ Re:命拾いした老犬のその後(02/05) なんて幸せな結末!! チビちゃん、本当…
☆赤う頭さ巾ぎ☆ @ Re:側溝から犬の鳴き声(01/30) りんご猫さんのお宅から伺いました。 私…
四季の風365 @ りんご猫さんへ ☆よかったです。。ほんとよかった。。 ★…
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