見苦しい小屋ですが、アンのお気に入りです。
新しいのに換えて半月でグサグサに。
お菓子の家のように食べてしまうからです。先月下旬、うさぎのアンが、 うちの子になって 以来はじめて体調を崩しました。
まったく食べなくなってしまったのです。大好物も食べず、水も飲みません。
動物病院でレントゲン検査をしてもらったところ、どこにも悪いカゲはなく、何かのストレスでしょう、といわれました。
そして、とりあえず蜂蜜の薄め液やスポーツドリンクなどに主食のカリカリを粉にして混ぜ、それを針なし注射器などで、少しづつ回数多く与えるように、と。
帰宅してからがサア大変、アンは、撫ぜなぜは喜ぶけれど、抱っこは大嫌いな子と決め込んでいたので、ほとんど抱いたことがなく、なかなか教えられたとおりにはいきません。
「こちらが怖がると相手も怖がって抱っこさせませんよ」という先生の
言葉を思い出し、やっとの思いでひざにのせ、どうにかこうにか注射器の中身を口に注いでやることが出来ました。
そのうちほんの少しですが、自分から牧草を食べ始めました。
やれやれ―。
と思ったのですが、あくる日はまたアンは何も口にしなくなっていました。
注射器で流動食を与えるにも、このままでは、体力がどんどん落ち、命が危ないと判断し、もう一度病院へ連れて行きました。こんどは、こちらから何か力のつく様な注射をしてくださいとお願いしたところ、先生は、それではとビタミンE入りの皮下注射を打ってくださいました。
帰宅後、注射が効いてきて、アンに動きが出てきました。
こんどは、夫と二人がかりで流動食をやることにしました。
ところが、アンの抱っこ係を引受けた夫は、私以上におっかなびっくり。
アンを抱いてはバタバタされて逃げられ、その繰り返しを何度したことでしょう。
まあ何とか流動食を与えることができて、アンをケージにもどそうとしたときでした。
夫のかたわらに、ポロンと得体の知れないものが…!?
よく観ると大人の小指ほどの長さで、黒くて、先が尖っていて、触れば石のように固くて…!?
「あ~~~~っ!」
「ひゃ~~~っ!」
二人はほとんど同時に、それが何であるかわかりました。
そう、アンはフン詰まりだったのです。
夫がアンを抱いては逃げられるのを繰り返したおかげで、アンのお腹が刺激され、詰まって固くなったフンを圧し出したというわけです。それからのアンはどんどん食欲を取り戻し、たちまちもとの元気な子になりました。
食欲不振の元凶は、レントゲンには写らないところに隠れていたのですから。
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つれりんさん