佐倉ごるふの「原理原則 2012」

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2010年02月16日
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アルファを求める男たち



■ ピーター・バーンスタイン (著), 山口 勝業 (翻訳) 、東洋経済新報社

以下、引用です。

『2006年12月に普及版刊行の『証券投資の思想革命』の続編で、1960年代後半からの米国投資業界の激変を土台として支えてきた「理論」が、どのように資産運用の実務に応用されていったかを、人物に焦点を当てて描いた魅力的な書。
『証券投資の思想革命』で示された一連の考え方(リスクとリターンのトレードオフ、分散投資の重要性、市場に打ち勝つことは至難の業であることなど)がその後どのように発展したか、具体的に実務家たちがビジネスにどのように役立てているのか、また行動ファイナンスからはどのように批判されたのかを描き出している。特に、投資の世界でパッシブ運用やインデックス運用からアクティブ運用と超過収益率(α)を求める新たな方法へ移っていく投資運用業界の変貌が生き生きと描かれており、投資運用業界のみならず、一般投資家にも役立つ内容となっている。人物に焦点を当てたスタイルは前著『証券投資の思想革命』と同じで、カーネマン、シラー、セイラー、マーコヴィッツ、サミュエルソン、といった投資運用業界における偉大なる人物を等身大に描き出す語り口は非常に読みやすく、魅力的な書となっている。著者のバーンスタインは2009年6月に逝去されており、本書が最後の著作となった。』



<< 人間の才能が生み出す、壮大な金融システム実験の軌跡 >>

実は、読む順番が逆だったようで、先に『証券投資の思想革命』を読んでから本書を
読むのが、時間軸に沿った自然な流れらしい、と気がついたのは、読み始めてから。
まあ、それはさておき、すごい本だ。さすが、バーンスタイン。『リスク』も、壮大な人類と天才の英知の奇跡の物語でしたが、本書は、金融工学の黎明期に活躍した有名人と投資会社、証券会社を取り上げて、インタビューを交えながら、いかにして現代の金融工学、特にファイナンスの革新的な進歩(?)がなされたか、を解き明かしていきます。



そして、サミュエルソン、ロバート・マートン、シラーなどの現代投資工学の基礎を開いた有名人の話しを経て、リスク、リターン、CAPMにはじまり、アルファ、ベータ、デリバティブズ、有効フロンティアなどの投資理論につながる数理金融工学の有名人、ブラックショールズのマイロン・ショールズ、
シャープなどなど、彼ら、神にめでられし「特異な才能」を発揮し、よくも悪くも金融資本主義の膨張に影響を与えたであろう、人間の叡智を詳細に読み解いていきます。

バーンスタインは、金融工学の理論的発展に焦点を当てていて、コトの善悪や、結果的に金融システム、金融資本主義の暴走で世界的な金融危機を招いた、というような価値判断にはあえて言及を避けています。だからこそ、自然科学以外に、数理工学的な方法を極限まで応用した、壮大な市場での実験に至る、人間のある意味、果てしない知的欲望の影を感じて、大変興味深い内容となっています。





【目次】

謝辞 iii
訳者はしがき vii
表記についての注釈 xvi
序章 キャピタル・アイデアのその後 3
第I部 行動ファイナンスからの攻撃 23
第1章 そんな頭脳を誰が設計できるのか? 24
第2章 行動ファイナンスの奇妙なパラドックス

第II部 理論家たち 73
第3章 ポール・A・サミュエルソン
偉大な経済思想家 74
制度派の人々 85
第4章 ロバート・C・マートン

第5章 アンドリュー・ロー
「経済学のなかでほんとうに有効な唯一の分野」 103
第6章 ロバート・シラー
国民のリスク・マネジャー 113
エンジニアたち 147
第7章 ビル・シャープ
「リスクを数値だと思いこむのは危険なことだ」 148
第8章 ハリー・マーコヴィッツ
「ここは箱庭の世界だ」 161
第9章 マイロン・ショールズ
「オメガには素敵なリングがある」 177
第III部 実務家たち 199
第10章 バークレイズ・グローバル・インベスターズ
「我々の事業は福音伝道師のようなものだった」 200
第11章 イェール大学寄贈基金 232
第12章 CAPMII:アルファを生み出す偉大な機械
期待リターンは見えないのだ 258
第13章 ポータブル・アルファ
「それは新しい呪文となった」281
第14章 マーティン・リーボヴィッツ
新しい服をまとったCAPM 308
第15章 ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント
「神の見えざる手はまだそこにある」 336
第IV部 キャピタル・アイデアの将来 371
第16章 何も静止してはいない 372
参考文献 395
索引 401








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最終更新日  2010年02月17日 00時16分25秒
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