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2004年02月24日
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最近指導教官に課題を言い渡された。

それほどボリュームがある本ではないのだけれど・・・。

それにしても簡単に言ってくれるなぁ。
僕が最近何かと忙しいの百も承知だろうに。
2月中なんて、ちょっと自信ない。

まあ、適当にこなそうと思う。
全部読んでたら絶対終わらないから、重要な章だけ読んで、まとめます。

ちなみに課題書籍は

”Thick and Thin: Moral Argument at Home and Abroad”(By Michael Walzer)です。

キムリッカの方が断然読みやすいなぁ。。。
ちなみに、キムリッカの最も重要な著作
”Multicultural Citizenship: A Liberal Theory of Minority Rights”は
邦訳されています。
(タイトルは、「多文化時代の市民権―マイノリティの権利と自由主義」)
政治・法哲学の理論書の割に、非常に読みやすく
しかも理論も良質なので、お勧めです。
予備知識なしに普通に読めるところがすばらしい。
日本語訳も特に問題なかったです。
多数派社会におけるマイノリティの権利をどのように正当化し

興味を持っておられる方は、是非読んでみてください。

キムリッカの英語は明快かつわかりやすいので
英語が多少できる方だったら、原著で読むのもいいかも、です。
英語の訓練も兼ねて。

ちなみにキムリッカは、この分野で最も体系的かつ良質の議論を

まあ、そうだろうなぁ。

ウォルツァーは・・・。一言で言って、難解。
何言ってるかよくわからんところが多々あります(笑)

ただ、読んでると脳みその皺が増える感じはしないでもないので
忍耐力のある方は、ウォルツァーもいいかも、です。
彼の主要著作の中で日本語訳されてるものとして
「正義の領分―多元性と平等の擁護」があります。

決して強くお勧めしませんが、興味のある方は、どうぞ。





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最終更新日  2004年02月24日 08時42分22秒


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