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先日久々に朝まで友人達と飲んだ。皆学生の頃はともかく、そういうオールの飲みは最近久しくやっていなかったが、結構楽しかったなぁ。。。さて。その飲みの間、某総合商社勤務の友人数人から商社勤務の実態(?)なるものを色々聞いていたのだが、結論は一言。「僕には商社勤務は絶対無理」実は僕は今年初頭以来の就職活動中、総合商社の入社試験も幾つか受けていた。仕事もグローバルな規模のでかいものが大きく、面白そうだったし、語学も含めた自分の専門知識も十分生かせそうだったので。ただ、筆記は通っても面接でことごとく落とされたものだった。商社の体質に僕は合わない、というのは当時から薄々感じてはいたが今にして思えば、彼の話を聞いた上で落とされて当然、とあらためて実感する。例えば。先輩・上司からの飲みの誘いは絶対らしい。去る去年の4月。(彼は去年の4月入社である)新入社員の為に歓迎会が催されたらしいのだが、それを所用で欠席した彼の友人は、次の朝部長からお説教を受けたらしい。その日の朝礼でも全新入社員の前で「お前らに一言言っておく。飲みにケーションは今でも健在だ!部長からの飲みの誘いを断るなんてもっての外」だと高らかに宣言されたそうな。(シーン)勿論商社の全てが全てそういう感じではないんだろう、とは思う。ただ、基本的には日本的な体育会的要素が依然極めて強く残っている業界のようだし、それは彼の話の端々から感じた。うーん。やっぱり無理だ。そいつも、新入社員歓迎会くらいは出席しろよ、とも少し思ったけれど、その後のその上司の言葉は、全く受け付けられなかった。素でひいてしまった。そもそも僕は昔から体育会系的なやり方って結構苦手なのである。「先輩には絶対服従」とか、はっきり言って訳がわからない。尊敬できる先輩の理性的な命令には、従う用意は勿論ある。でも、ただ先輩であるというだけで、無条件に先輩の言うことに従わなければならない、とか、先輩の飲みの誘いには絶対服従とかいうのはどうしても納得できない。大体仕事で始終顔をつき合わせている相手と飲みに行ってまで話すことなんてあるのだろうか。仕事の愚痴とかぐだぐだ話しているんだろうけれど。勿論そうやって飲みでストレスを発散する人がマジョリティなのは事実なんだろう。彼らには飲みで楽しむ権利があるのは自明で彼らが飲みに行くな、というつもりは全くない。でも、飲みへの出席を強要されることで、より大きなストレスを感じる人に対する配慮も同時に必要だと思う。自分が飲みで楽しいから、他人も飲みで楽しめる筈というのは余りに他人の気持ちを無視した傲慢な考え、だと思うのだが。。。。まあ、そんなことを思っている時点で向こうも僕なんか願い下げ、なんでしょうけどね。お互い、係わり合いにならずに済んで良かった、というところなんでしょう。それにしてもそういう予備情報無くして、僕のようなタイプの人間が商社に入ってしまったら、結構悲劇かも、と思った。実際、彼の友人にも、欝気味になって会社辞めてしまった人結構いるようだし。就職先選びって結構重要ですよね。僕も一応吟味して就職先を選んだつもりなんですが、果たしてsaltshunの運命は如何に。。。
2004年08月08日
フランス語のニュースを久々に聴いてみたのですが、あまり内容が理解できなくなっていました。語学は日々使わないとだめだなぁと実感。ここまで衰えていってしまったとは、ショックです。フランスにいた頃は高速でしゃべりまくる教授の授業も大体理解できていたんですが、今ではみる影もなし。。。悲しいもんです。語学学校にでも通おうか、と思う今日この頃ですが。ところで。最近はフランス語よりも英語をより使用する機会が増えているのですが、フランス語の衰えに比例して、大分まともな英語が話せるようになってきており、嬉しいような、悲しいような。トリリンガルであり続けるのは難しい、と改めて実感しています。この点ヨーロッパのエリートって凄いですよねぇ。普通に4、5ヶ国語喋れますし。一度ベルギーの電車で、一人の車掌が五ヶ国語で同じ内容のアナウンスしているのを目撃したことがありますが、エリートでなくても、民間人でもこのレベルだもんなぁ。僕も、日々精進が必要です。ネットでFranceInfoでも毎日聴くようにしようかなぁ。。。
2004年07月08日
ようやく新しい生活にも落ち着きつつ慣れつつあります。近況を説明いたしますと、ようやく(笑)6月末に修士課程を卒業でき、一安心しているところです。びっくりしたんですが、国立大学が独立行政法人化した結果、立派な賞状チックの卒業証書はもはやただで学生に与えられるものではなく、希望者はお金を出して購入することになるかもしれないです。卒業証明書自体は、これまで通りただで発行してもらえるようですが。ちょっとびっくりですが。。私立大学なんかは昔から卒業証書をお金を出して手に入れていたんですかねぇ。また、懸案の就職先も、ひとまず9月からの就職口を見つけ出し(これまでの専攻が余り、というか殆ど活かせる就職先ではないのですがまあその辺りは仕方ないと割り切りつつ)その点でもかなりほっとはしているところなんですが。。。現在の一番の問題は、奨学金が断たれ、当面9月まで生きていくためのお金を稼がねばならない、ということです。というわけで、現在はアルバイト、というよりはむしろ派遣に近いお仕事をしながら生計を立てています。一度派遣労働ってやってみたいと思ってたんですが、結構面白いもんです。現在の派遣先は、気楽で、肉体的・精神的にも(それほど)つらくないのが良い。働きやすさ自体は、派遣先にも依るんでしょうけど、正社員と違って、余りにもひどい派遣先だと、派遣元に派遣先を変更してもらうことも可能でしょうし。この点での気楽さは派遣労働ならではでないか、と。というわけで現在の生活は、結構気に入っています。まあ、今後派遣で働くことはそうないでしょうし、9月以降は超激務の生活が待ち受けていることが容易に予想されるので束の間のゆるゆるな生活を楽しませて頂いています。
2004年07月04日
ご無沙汰です。(なんというか、最近ダイアリーじゃなくてマンスリーになっているような・・・。まあ気にしない)ようやく卒業にも目処が付き、就職先も何とかなりそうで、今は当面の生活費を稼ぐのにバイトに忙しい毎日を過ごしています。バイトの詳しい内容は次回以降の日記で述べるとして。。。先週の金曜日・土曜日と実家に帰ってました。土曜日に姉の結婚式があったのです。ウエディングドレスを着たうちの姉は、弟の僕が言うのもなんですがとにかく綺麗でした。いや、どんな女の子でもウエディングドレスを着たら綺麗に見えるものなのかもしれないですが。女の子がウエディングドレスに憧れるの、何となくわかったような気がします。僕は結婚式ってこれまで一度も出たことがなく、何となくネガティブなイメージしか持ってませんでした。でも、皆に祝福されて、幸せそうな姉とその旦那様の顔を見ていると、結婚式やるのも悪くないかな。そんな風に思えた姉の結婚式でした。まあ僕は当分結婚なんてありえないですが(笑)ただ、結婚式前日に姉から結婚式に至るまでの様々な雑用・旦那様との大喧嘩・旦那様の実家との数々の確執等の話を聞いたのですが、華やかな表舞台の裏側では、姉の涙ぐましい努力があったようで。つくづく結婚って大変なものなんだなぁ、と思い知った次第です。特に姉は保守的な田舎に嫁いだせいもあり、苦労も倍増だったようで。そのような話を聞いていると、姉の将来に若干の不安を抱いたのも事実ですが。。。まあ、とにかくこれからの姉(とその旦那)の未来に幸多きことを願っていますです。
2004年06月28日
まだこのネタひっぱってました(笑)修士論文の修正も完了です。審査教官からもO.K.が出たので、これで晴れて修士号取得できるはず。とりあえず嬉しいです。僕の限られた人生経験でも、何をするにも学歴って重要だなと思う局面結構多かったので修士号を取得できて、とりあえずほっとしています。余談ですが、学歴の重要性に直面する機会はむしろ海外で多かったです。日本って世界一の学歴社会だと思ってましたが、むしろ海外の方が学歴信仰が強いように思います。欧米・アジアを含め。それがいいか悪いかはまた別問題ですが。とにかく、将来また研究を続けたくなったときにはまた博士課程に進むこともできますし一応選択肢は広がったかなと思っています。まあ当分論文は書きたくないので、当分学校に戻ることはないと思いますが(笑)話は変わって。。。最近激しく疑問なこと。何故ブッシュの支持率がアメリカで依然4割強を保っているのか、ということ。だって、ブッシュって見るからに馬鹿っぽくないですか?最近のスピーチなんか聞いてても、英語がネイティブではない僕ですら、彼のスピーチってやばいし、馬鹿丸出しと思います。。。そんなこと思ってるのは僕だけ?少なくとも僕の友人達は同じような感想を持っているんですが。。。一時は多少彼のスピーチも多少まともになってきたな、と思っていたんですけどねー。ただ、しどろもどろな質疑応答なんかも、逆にお馬鹿な頭を振絞って、必死に考えて頑張っている印象を与えていると言えないでもない。だから、かなぁ。まあ、とりあえず、ブッシュはどうでもよいです。この際。どうせ、彼は今度の選挙で負けるだろうし。(ですよね?アメリカ在住の皆様。)最後に。。。ブッシュ支持の方がこの日記を読んでご不快になられたとしたら申し訳なく思います。
2004年05月16日
お久しぶりです。掲示板のお返事できてなくてすみませんです。ちなみに修士論文の目処、ようやくつきました。大変でしたが、金曜日に報告会をやって、今色々修正をしています。まあ、一息ついた、というところです。とりあえず当分論文は書きたくないです。ははは。それでは皆様、よいゴールデンウィークを。(ゴールデンウィークも後残り少ないですが)
2004年05月02日
例のイラク人質事件の家族の件で一言。彼らのところに多数の批判・中傷の手紙・電話が舞い込んでいるらしい。http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040422i207.htmそのニュースを聞いたとき、なんて日本人っていやらしいのか、と思った。この際人質になった皆さんの行動の是非を問うのは別問題として今精神的に壊滅的に痛めつけられている彼らをこんな形でバッシングするべきではない。これは人間としての品性の問題だと思う。現時点でこんなことを書くのは忍びないけれど、僕は、人質になられた方々及び彼らの家族のこれまでの言動に問題があったのは事実と思う。でも同時に今こんな陰険な形で執拗にバッシングされるほどのことはないと思う。こういう形で批判・中傷している人たちは、自分だって完璧な人間でないことくらいはわかっている筈だ。自分のこれまでの人生で軽率な振る舞いをしたことのない人間、周りの人間に迷惑をかけたことのない人間なんている筈がない。僕は何も彼らの行動を無条件で肯定し、賞賛すべきだと言っているのではない。ただ今彼らが精神的にここまで追い詰められている状況では彼らをそっとしておくのが、優しさだと思うのだ。時期が来て、彼らが精神的にも落ち着いたときに正々堂々と自分の意見を述べ、議論されればよい。最低限の謙虚さと優しさは、少なくとも自分は持ち続けたいと思う。(この続きは、夜に書きます。)
2004年04月22日
お久しぶりです。(約一月ぶりですね、汗)死にそうな程忙しいというわけではないのですが何となく日記書くのを滞らせてしまいました。だめだなぁ。「継続は力なり!」って僕の正反対に位置する言葉です。さて。最近体が異常に痒く(特に上半身と手足の関節部分)まだ肌の乾燥もひどかったので皮膚科の病院に行ったところ・・・。アトピーと診断されました。僕は小さい頃アトピーだったんですが大きくなるにつれその症状も徐々に無くなり最近は完治したと思っていたのに。ちょっとショックでした。何でも大人になって再発したアトピーは慢性化しやすいとのこと。そうなのか。。。うーん、余計にショック。皆様もお気をつけ下さい。何でもストレスを溜めるとよくないらしいです。(そんなこと言われても。って突っ込みたくなりますけど、ね。現代社会でストレスを溜めずに暮らすなんて不可能だと思う)あ、もし僕の体調を心配してくださっている方がいれば。僕は大丈夫です。先生に処方して頂いたお薬の効き目は抜群で最近の肌の調子はすこぶる良いです。痒みもほぼ止まりました。こんなに簡単に肌の調子が治るのであれば、もっと前に医者のところに行くべきだった。。。恐らく薬の服用を止めたら、また悪化するんでしょうけど、ね。
2004年04月19日
ようやく論文の目処がついてきた(ような気がする)。というか、1月下旬は一人でてんぱって一人で落ち込んでいただけのような。。。色々な方が励まして下さったように、自分がやってることだからこそ欠点がよりはっきりと目に付いていただけだったらしい。今思えば無理やりにでも1月に論文出しておけばよかったかなとも思うが、まあ、回り道しながら生きていくのも悪くないのかもしれない。どんなときにも、マイペースで!いこうと思います。さて。。。僕の家の近くのセ○ンイ○ブン(徒歩1分)が急に閉店した。ちょっと困惑している。フランスにいた頃は「コンビニなんて無くても生きていける!」と豪語していたけれど、東京でひとり暮らしする上ではコンビニはやっぱり何かと欠かせない存在である。お金を下ろしたり、コピーに行ったり、立ち読みしたりちょっとした買い物をしにいったりと。まあ徒歩5分のところにサー○ルKがあるからほぼ問題ないんですけどね。ただサークルKはATMがないんだよなぁ。。。
2004年03月24日
最近、ウイルスメール多くないですか?一日に10個くらい来るんですけど、僕だけ?僕誰かから恨み買ってるのかなぁ(爆)ウイルスバスター入れてるんで、まあ大丈夫だと思いますがでも結構不安です。依然、たちの悪いウイルスに感染し、パソコンのデータが吹っ飛んだ経験がある僕としては。ところでウイルスバスター皆さん何使ってますか?僕はNorton何ですけど、最近無料のウイルスバスターがあることを知り、ちょっとそれに惹かれています。たとえばこれ。AVG Anti-Virus無料のウイルスバスターってどうなんでしょう?使ってる人います?わざわざ1年とか2年ごとにお金かけてウイルスバスターの契約を更新するのも馬鹿馬鹿しいと思ってるんで特に問題なければ上記のような無料のウイルスバスターを試してみたいなと思っています。情報をお持ちの方、教えて頂ければ幸いです。よろしくお願いします。。
2004年03月08日
僕の大学院での専門は一応社会学、ということになっている。社会学の教授についているから。ただ、修士論文のテーマは社会学、というよりは国際関係に近い。そして、最近はなぜか政治哲学関連の書籍を読まざるをえなくなっている。。。政治哲学なんてわけわかんないの多いしちょっと苦痛だけど、それなりに楽しんでやっている。自分でこういうのもなんだが、社会学自体、極めて胡散臭い学問だと思う。研究手法自体、法学とか経済学とかと比較してしっかり確立してないし。「社会全体を扱う」学問だということで、対象範囲もめちゃくちゃ広く、極めて学際的だし。「何やってるか」っていうことがいまいち外部の人にはわかりにくい筈。僕の研究室でも、研究内容は皆てんでばらばら、皆好きなことをやっている。ただ、好奇心旺盛で色々なことに興味がある人にはうってつけだと思う。経営学部とか法学部などの実学中心の専門に比べるとつぶしが利かないので、卒業後苦労する確率は高くなるけれどまあ大学は自分の知的好奇心を追及する場所、と割り切って社会学を専攻するのもいいのかもしれません。
2004年02月29日
最近指導教官に課題を言い渡された。英文の書籍を二冊読んで、二月中にそれぞれをレジュメ10枚ずつにまとめろと!それほどボリュームがある本ではないのだけれど・・・。それにしても簡単に言ってくれるなぁ。僕が最近何かと忙しいの百も承知だろうに。2月中なんて、ちょっと自信ない。まあ、適当にこなそうと思う。全部読んでたら絶対終わらないから、重要な章だけ読んで、まとめます。ちなみに課題書籍は”Liberalism, Community, and Culture”(By Will Kymlicka)と”Thick and Thin: Moral Argument at Home and Abroad”(By Michael Walzer)です。キムリッカの方が断然読みやすいなぁ。。。ちなみに、キムリッカの最も重要な著作”Multicultural Citizenship: A Liberal Theory of Minority Rights”は邦訳されています。(タイトルは、「多文化時代の市民権―マイノリティの権利と自由主義」)政治・法哲学の理論書の割に、非常に読みやすくしかも理論も良質なので、お勧めです。予備知識なしに普通に読めるところがすばらしい。日本語訳も特に問題なかったです。多数派社会におけるマイノリティの権利をどのように正当化しまた彼らの権利を法制度的にどのように認めていくべきか、などに興味を持っておられる方は、是非読んでみてください。キムリッカの英語は明快かつわかりやすいので英語が多少できる方だったら、原著で読むのもいいかも、です。英語の訓練も兼ねて。ちなみにキムリッカは、この分野で最も体系的かつ良質の議論を提示しているとされています。まあ、そうだろうなぁ。ウォルツァーは・・・。一言で言って、難解。何言ってるかよくわからんところが多々あります(笑)ただ、読んでると脳みその皺が増える感じはしないでもないので忍耐力のある方は、ウォルツァーもいいかも、です。彼の主要著作の中で日本語訳されてるものとして「正義の領分―多元性と平等の擁護」があります。決して強くお勧めしませんが、興味のある方は、どうぞ。
2004年02月24日
今日は母親と電話した。しかも深夜0時から朝4時半まで!最近母親は精神的にかなりまいっていたようで、(精神安定剤をずっと飲んでいるらしい)泣きながら色んな思いを僕にぶちまけていた。基本的に僕の母親は、精神的にすごくタフなタイプで、(早い話が肝っ玉母さんタイプ)こんな形で泣きながら相談されるなんていうこと今まで一度もなかったので極めてびっくりした。でも所詮、人間なんてどんなに強そうに見えても弱い部分は誰でも持っているんだろうな。今回の母親の悩みは、父親(及び父方の親戚)との関係に関するもので、僕が口を挟む余地などまるっきりなかったのだが、心情的には僕は母親にかなり同情的だった。やっぱり僕もマザコンなのか(笑)ただ、客観的にみても、絶対母親の方が虐げられた立場に置かれていると思う、多分。少しでも精神的に落ち着いてくれるといいなあ。久々に故郷に帰ってあげたいけど僕も何かと忙しい時期だし。。。ちなみに、母親は故郷で一人で暮らしている。(父親は単身赴任中)だから余計に心配でもある。少なくとも、また近いうちに電話を入れなければ。人の相談にのるのは大の苦手の僕だけど、やっぱり家族同士困ったときは助け合って生きていくべきだと思うしできるだけのことはするべきだと思う。
2004年02月19日
僕の姉がもうすぐ結婚するらしい。何でも6月に式を挙げるとのことだ。本人達が狙っていたのかどうかは知らないが、June brideだなぁ。何にせよ弟として、姉の今後の結婚生活が幸せなものであって欲しいと心から思う。まあ、姉が選んだ相手だし、大丈夫だろうとは思うが。個人的に結婚前に将来の義兄に一度は会っておきたかったという気持ちはあるけれど。これで、僕の父親も肩の荷が下りた、というところだろうか。僕の父はよく「孫の顔がみたい」と言ってたし。少なくとも当分は結婚するつもりもない僕にとっては(というより、結婚できない。相手もいないし経済的にも無理)父親の希望は姉に叶えてもらうことにしよう。とにかく、これまで結婚式なるものに出席したことのない僕は姉の結婚式をちょっと楽しみにしている。
2004年02月17日
面白い記事を発見した。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040206-00000360-jij-soci 国公立大の研究室から総額1億円ものパソコンやデジカメを盗んだ男が逮捕されたとのこと。わかる気がする。僕が通っている大学でも24時間入校可能だが、特に夜間のセキュリティなんてざるのようなものだし鍵をかけ忘れている研究室なんかは(しかもよくあるのだ)泥棒にとっては盗み放題だろうと思う。実際、以前同じ専攻の別の研究室で元値20万くらいのパソコンが数台盗まれたことがあった。理科系の実験室などは高価な機材が目白押しだし、泥棒にとっては大学は正にローリスク・ハイリターンで商い(?)ができる場なんだろうなぁ。とにかくうちの研究室も気をつけないと。少なくとも外部の侵入者が手軽に犯罪を起こすことができないように戸締りはしっかりしなければ。ただし、内部に泥棒がいる場合は防ぎようが無い気もするが・・。
2004年02月06日
先日研究室で今学期のゼミの終了を祝って(?)打ち上げがあった。最近金欠の僕は、できれば出席したくなかったのだが教授が出席する以上、仮病使ってずる休みするわけには行かず結局出席することにしたのだ。終わってみればそれなりに楽しかったので、出てよかったなと思うのだが、ただ一つちょっとショッキングな出来事があった。研究室の後輩(男)が、いきなり他の学生(女)の手を取って自分の口元に持っていき、彼女の手をぺロッとなめたのだ。まあ彼らは恋人同士ではないにせよ、普段から仲がよくお互い気心がしれた仲だからこそ、そのようなことができたんだろうと思う。実際彼女もそれほどは嫌がってなかったし。(もちろん決して喜んではなかったが。)ただ傍から見ているものとしては、ちょっとひいてしまった。その彼は昔から飲み会の席で場を盛り上げようとして他人の手を舐めたりするとは聞いていたが、実際に自分の目でその光景を目撃するのは今回が初めてで余り見ていて気持ちのいいものではなかった。逆に僕の気分は盛り下がってしまった。まあ、僕の性格が固すぎるのかもしれない。酒の席ではそういう多少下品な振る舞いも許容されるべきなのかもしれない。(そうなのか?)皆さんはどう思われますか?
2004年02月04日
パソコンの修理代ってなぜにこんなに高いのだろうか。僕のパソコンは、論文書いているときからかなり調子がよくなく、特にDVD-Rの調子がかなり悪くなっていたのにはかなり前から気付いていた。ただ、さすがに論文書いている途中に修理出すわけにはいかないので一段楽した今、メーカーに修理に出したのだが。昨日電話で見積もり結果を聞かされ、あまりの値段の高さに、目が飛び出るほど驚いた。トータルで\52,000とのこと(怒)52000もあれば何世代か前の新品のパソコン買えるじゃないですか!?まあ、データを移動させる手間とか色々考えて、結局52000払うことにしたのだが。パソコンメーカーの側からすると、丈夫で、壊れにくい製品を製造すれば、自社の新製品が購入されにくくなるから、わざと2,3年後に壊れるような製品を作っているのではないかと勘ぐってしまう。まあ、かなり被害妄想が入ってるのは百も承知だが。それにしても、痛い出費。
2004年02月01日
実はここ1月ほど、アパートのトイレの水漏れに悩まされていた。論文のこともあり、何の対処もしないままずっとやり過ごしてきたのだが、生活に一段落した今、さすがに何らかの対処をしようと思い立った。業者に頼むと、最低でも6000円かかるとのこと。さすがにそれは嫌だと思って、自分で修理することにしたのだが・・・。結構簡単なものですね。東急ハンズで修理用品を買ってきて、あれやこれやいじっていたら30分程度で修理が終わった。修理に要した費用もトータルで2000円弱だった。日本ってほんとに何をするにも便利な国で、アフターサービスも充実しているし、便利屋さんみたいなのも多いし、そもそも物が壊れにくいので、DIYじゃなくっても十分生きていける素晴らしい国だけど自力でできることは自力でやるというのも悪くないなと実感したひと時だった。こういう器材をいじくり回して物を修理したり、物を作ったりっていうのは本当は結構楽しいものなのかもしれない。今まで敬遠しがちだったけれど。
2004年01月31日
皆さん、励ましの言葉ありがとうございました。おかげさまで大分精神的に安定してきています。やっぱり論文書くのってきついですね。僕最後の1、2週間、ほとんどご飯が食べられず(水分は取ってましたが)またほとんど寝られない状況が続いてました。ご飯が食べられなくなるのは意外だったなぁ。これまでの自分の経験では、ストレスがたまるとやけ食いに走ってましたから。ここまで精神的に追い詰められたのは受験期以来久々ですね。まあ自分が悪いといえば悪いんですが。前もってもっと計画的にやっておけばそこまで追い詰められることはなかったわけだし。これもいい経験だと思うことにします。
2004年01月30日
卒業をちょっと延ばすことにしました。教授との相談の上。6月に修了することに相成りました。やっぱり100%納得いかなくても7,8割は自分が満足行くものに仕上げたいな、と思ったので。このまま出しちゃうという手もあったんですけど、明らかにやばい部分がたくさんあったし、あれは出しても審査に通らなかっただろうと思います。これでまた人生設計が狂ったのは事実だけど、まあいっか。生きていくだけなら、何とかなるだろうし。先のことはあまり考えずにじっくり着実にいこうと思います。皆さん、励ましどうもありがとうございました。とりあえず、SHUNはもう少し学生をやります。
2004年01月28日
明日提出の論文のクオリティー、信じられないほど低い。これで現実的に審査に通るとは思えない。明日、指導教官と話し合って、卒業を半年遅らせるかどうかの相談をしてこようと思う。あー、もう最悪の気分です。
2004年01月22日
さて。論文ようやく二章分終わった。後は内容が重めの二章分、何とか書き上げないと。後20日強で何とかせねば。それにしても・・・。いつもぎりぎりになるまでがんばれない僕のこの性分、なんとかならんものか。計画通り物事を進められる性格に生まれたかった。とりあえず、1月5日まで新たに一章分書き上げます!(きっぱり)資料はとりあえずそろってるんで、後は力技でなんとかなるでしょう。いいものができるかどうかはわからないけれど、こういうのは多分努力すること自体に意義があるのだ。そう思うことにする。論文があがって、諸々の雑務を終わらせた後には、海外に高飛びしたい気分です。あったかいとこがいいなぁ。ハワイとかグアムとかタイとか。ところで。全然関係ないですけど、12月以降東京結構寒くありません?外気温自体は北国と比較すればそんなに低くないんだろうけど、やっぱり家の構造のせいか、屋内で特に寒さを感じます。あまりにたまらなかったのでハロゲンヒーターを買いました。あったかくて、空気を汚さず、燃費もいいので気に入ってます。ガスファンヒーターにしようか最後まで迷ったんですが、ハロゲンヒーターにして良かった!
2003年12月27日
お久しぶりです・・・。(ってどれだけ日記休んでるんだか)修士論文の締め切りを1月23日に控え、かなり焦っているsaltshunです。というかこれまで遊んでいた自分が悪いのだけど。僕は、何でも締め切りぎりぎりにならないとやる気が全くでないタイプです。それにしても、論文書くのって体力も精神力も使うなぁ。基本的に僕の専攻では論文審査は甘いので(博士課程進学者でない限り)とりあえず出せば卒業させてくれるのはわかっているのですがそれにしても筆が遅々として進まない・・・。あああああ・・・・。まあ後40日程度あるし、こっから気合で乗り切ってみます。最近ようやく本気モードに入ったという感じなので。2月後くらいには全てうまくいってるとよいな。
2003年12月14日
大きな選挙が近づく度にいつも困るな、と思うこと。それは某宗教団体の友人達から、ある候補者に入れてとか特定の政党にいれて、とかいうお願いが頻繁にしつこく入ること。断っておくが、僕はその宗教団体の活動(社会的弱者救済など)自体はかなり評価している。その宗教団体に入っている友人たちも皆善人ばかりだ。彼らと普段、普通の友達付き合いする分には何の問題もない。ただ、自分の頭でしっかり各候補者・各政党の違いを比較して「自分の意思で」投票したいと思っている僕にとって彼らの時に度を越した選挙活動は辟易することもあるのは事実。要するに大きなお世話なのだ。大体彼らが言ってることはホームページを読めば書かれていることが多いし。勿論自分たちのこれまで行ってきた活動を胸をはってアピールするのは全くもって自由だし、との権利自体を否定するつもりは毛頭ない。でも。やり方を考えないと、その選挙活動も相手を不快にさせるだけで逆効果にしか終わらない、ということを関係者の方々ご存知なんだろうか?例えば、最近全く会っていなかった友達と久々に会うことになり普通に友達として楽しく会話を弾ませた後急に陳情書に署名を求めてくるとかいうのはやっぱり友人関係におけるマナーに反していると思う。「お前の目的はそれやったんかい!」と心の中で突っ込みたくなる。エスカレートした選挙活動を行っているのは、無論その団体だけではないだろう。どの政党も、程度の差こそあれ、時には度を越した選挙活動をやっているのだろうし。その宗教団体だけをこんな形で取り上げるのはフェアじゃないのかもしれない。たた、大事な選挙の度に、僕を毎回毎回一番悩ませるのはその宗教団体であり、ちょっと今回も鬱陶しかったんで書かせてもらいました。選挙までもうすぐです。どの政党の皆さんも、どの候補者の皆さんも選挙活動精一杯やって下さいね!人を不快にさせない範囲で(笑)
2003年11月02日
僕がリンクさせて頂いているハイジママさんの日記が今日閉鎖されると聞いた。隠れアイルランドファンの僕にとってハイジママさんが時折日記で教えてくれるアイルランド情報はとても興味深く、いつも楽しみにしていた日記の一つだった。自分がこれまで楽しみに読んできた方の日記が消え去ってしまう瞬間は、これまで何度か経験したけれどまるで大事な友達がどこか遠くへ行ってしまうような感じがする。全く気持ちいいものでない。ハイジママさんは半年間に渡って執拗に嫌がらせ行為を受けていたようでその嫌がらせ行為がエスカレートしてきたため、日記を閉鎖せざるをえない状況に追い詰められたのだそうな。はあ。どうしてこうなるんだろう。世の中には全く暇な人がいるんだなぁ、と思う。言論の自由という概念を履き違えた、知能の低い連中が。言論の自由は、民主主義の根幹であり、最大限尊重されねばならない理念の一つであるのは誰もが認めることであろう。でも。言論の自由には制限がつく。他人を傷つけるような言説、他人の権利を侵害する言説などは言論の自由のもとに、認められるわけがない。ヒトラーを擁護するような言説がどの世界でも認められるわけではないのと同様に。他人に嫌がらせをして、苦しみ悲しむ姿を見て、何が嬉しいのだろうか。他人が喜ぶことをして、相手に喜ばれる方がもっと幸せな気分になれると思うのだが。僕は嫌がらせ行為を行っている奴等の精神構造が理解できないのだが彼らは正常な発達段階を経て大人になっていないと断言していいと思う。ハイジママさんもおっしゃっていたが、ある意味気の毒な人たちだ。どういう社会の集合体においても、彼らが受け入れられることはないだろうし。とにかく返す返すも残念だ。ハイジママさん、今度何らかの形でHPを復活して下さることを心待ちにしています。(プレッシャーをかけるつもりは全くありませんけれど)
2003年10月31日
僕がフランス留学時代とても世話になったフランス人の友達の一人と昨日久々にchatした。彼女はとても優秀で、グランゼコール(フランスのエリート養成学校)を卒業しその後司法試験に合格することを目標に大学で勉強を続けていたのだが・・・。司法試験に失敗したらしい。以下会話の一部抜粋"j’ai échoué à mon concours.j’ai eu seulement 9.25 et il fallait 10."「試験に失敗した。10点が合格ラインだったのに、9.25点しか取れなかった」とのこと。かわいそうに。こういうとき、言葉の壁にもどかしさを感じる。最近は特にフランス語を使う機会がなかったので的確な単語が中々でてこないし、必死に慰めたのだけど、自分でもちょっと空回りしているのがわかった。英語だったらもうちょっと何とかなったかもしれない。で、とりあえず今から、職探しを始めるとのこと。経済的理由で、とりあえずは働かないとどうにもならないのだそう。ある程度お金を貯めた後、また司法試験を受けるのだろうと思うが。それにしても高失業率のフランスで、今から職探しかぁ。大変だろう、と思う。まあ彼女は優秀だから何とかなると思うけれど。ちょっとびっくりしたのは、なんと彼女の父親が、彼女に激怒しているんだそうな。"Mon père refuse de me parler."「父は私に話しかけようともしないのよ」"Ma mère elle souffre de l’attitude de mon père.donc c’est moi qui la console."「母は、父の態度でつらい思いをしてるの。だから逆に私が母を慰めてるのよ。」"Mon père il est le plus fort de ma famille. Il crie le plus fort."「父は私の家で一番強いの。父は一番大きな声でわめきちらすの。」一昔前の、いわゆる亭主関白の日本の家みたいだ。お父さんが一番エラく、家族の面々は父親に従わないといけないという。フランスにもそういう日本的な家庭があった、というのはなんだか意外だ。それにしても。怒っても仕方ないと思うのだが。それだけ彼女の父親は彼女に期待していたということなんだろうけれど、でも少なくとも今は怒るときではない。タイミングが完全にずれている。彼女に話しかけようともしない、というのは、全くいただけない。優しい言葉の一つくらいかけてやってもいいのに。試験に落ちて一番つらいのは彼女なんだから。救いは、彼女がいたって冷静だ、ということ。現状を冷静に見極め、今すべきことを着実にこなしている。これから色々大変だろうけど、彼女なら全てうまくやると思う。彼女の未来に幸多きことを心から願います。
2003年10月27日
参議院埼玉補欠選挙。僕は埼玉県民でもないしこの選挙自体にはあまり関心がなかったけれど、ただ、投票率27.52%という数字には驚いた。有権者10人のうち7人は選挙に行かなかった計算だ。ちょっと投票率低すぎなんじゃないでしょうか。埼玉の皆様。確かに補欠選挙ということもあり、重要度は低かったのは事実でしょうけどそんなのは理由にはならないでしょう。自分の代表を選ぶとか、政治に参加するとかいう意識って日本人希薄なのかなぁ。まあ低投票率の問題は日本だけの問題ではないですけれど。先進国は軒並み(投票義務化している国を除いて)主要な選挙以外では低投票率に苦しんでおりますし。でも、国民が政治に関する意思を実質的に表明する機会が現在の制度上では選挙だけなわけで選挙に行くことは権利であると同時に義務である筈。現状に対して何らかの不満や思うところがあるのであれば選挙に行くのは当然だと思う。魅力的な候補者が見当たらなければ、選挙会場に出かけていって白票を投じればいいだけの話だし。(選挙に行かないのと、実際に選挙会場に出かけていって白票を投じるのとの間には雲泥の差がある)今度の衆院選、投票率どこまでいくのかなぁ。ちょっと今日は真面目な日記を書いてみました。まあ、北朝鮮みたいに投票率ほぼ100%とかいうのも気持ち悪いけれど、せめて60、70%くらいには投票率上がって欲しいと思う。投票を義務化する(選挙に行かなかった人には罰金を与えるとか)というのも一つの有効な政策なのかもしれませんね。個人的にそこまでのドラスティックな方策は採るのにはちょっと躊躇するけれど。
2003年10月26日
最近お腹の調子が悪かったので、おかゆとか雑炊とかいう消化によさそうな、離乳食みたいなものしか食べてなかった。それはそれでおいしいし、体にいいだろううとは思う。ただ、一週間ほどもそういう食生活を続けてくると、さすがにそういう食事には辟易もしてくる。というわけで、今日は久々に人間らしい食事を取った。お腹の調子もほぼ回復したので。ちょっと脂っこすぎるかな、と思ったが、カレーを食べた。おいしかった・・・。一口食べた瞬間顔面がしわくちゃになるくらいカレーの味を堪能できた。カレーってこんなにおいしかったっけ???やっぱり自分の欲望を抑えに抑えた後、その欲望を満足させた瞬間ってたまらないんですねぇ。減量に苦しむボクサーが試合後に好きなものを食べる瞬間とかって今日の僕以上にその味を堪能できるんだろうなぁ。もしくはダイエットで食を制限していた人が、しばらくぶりに自分の好きなものを食べる瞬間とか。たかがカレーでここまでの喜びを味わえるとは思わなかった。ささやかな幸せとは言え、いい経験をさせてもらった。あ、肝心のお腹の調子ですが、いたって調子いいです。これで体調も全快!修士論文完成に向けてラストスパートをかけていきます。
2003年10月24日
おかげさまで、風邪はほぼ完治したようです。多少お腹の調子が悪いのを除けば、ほぼ体調はよくなりました。皆様、色々お気遣い下さってどうもです。さて。僕の友達の一人は、ネット上のしょうもないページを探してよく送りつけてくる。そういうのを生きがいにしてる人って誰しも身の回りに一人はいるのではないだろうか。今回のは結構傑作だったので、日記でも紹介したい。「国際人度チェック」結果はこちら。僕には南アフリカに運命の人がいるそうな。うーん。反応に困ってしまう。でも、アフリカは一度は行ってみたいと思っている。サバンナで動物たちをウォッチングしたい。カバとかキリンとかライオンとか。皆さんも試してみてください。そして結果を教えて下さい!
2003年10月22日
ご無沙汰です。昨日修士号ゲットのために非常に大事なプレゼンがあってその準備が忙しくなかなか日記が書けませんでした。準備期間中はとにかく不安で指導教官にぼろくそ言われるんじゃないか?とか思ってましたがまあ、幸い何とかプレゼンは一応成功裏に終わりました。「よくまとまってる!」とまで褒められたのはなんか意外で嬉しかった!ただ、プレゼン終了後、昨日の夜から高熱が出ており、ちょっと苦しんでます。一仕事終わった後に、気が抜けて熱を出す人って結構いるみたいですが自分は、そういう経験初めてだなぁ。頭がわれるように痛い~。まあ、それだけ、このプレゼンの準備に自分の力を振り絞って取り組んでたということなのかもしれません。(自分ではそんなつもりはなかったけど)昨日の夜からずっと寝ていましたが、そのおかげで体調は大分回復しました。頭痛も大分消えたし。でも油断は禁物なので、当分は体を大事に養生します。
2003年10月17日
この前の週末、大学院の仲間達と飲みに行った。博士課程に進学したものもあり順調に社会人としてのキャリアを踏み出したものもあり、皆人生色々だった。なかでも、無事博士課程に進学した男友達の一人が9月1日に入籍したとの報告にはちょっと驚いた。年齢的には勿論おかしくも不思議でもない。彼は27だし、相手は24。でも博士課程所属で、収入は奨学金と多少のバイトということでどうやって二人で暮らしているのかな、とふと思ったのだ。話を詳しく聞いたところ、博士課程所属の彼の奨学金は月あたりかなりの額にのぼるようで、バイト代を合わせれば十分な収入が得られるのだそうな。妻も正社員として会社で働いているとのことで、経済的には全く問題ないとのこと。まあ、子どもがいなければ経済的にはただの同棲生活も結婚生活もそう大差ないのだろうけれど。結婚かぁ。。。僕は基本的に思想面ではリベラルであらゆることに寛容なタイプだけれど実際に自分が何か行動に移すとなると、以外に保守的なことが多い。というわけで当分結婚はないかなぁ。30前に結婚するということは先ずないと思う。ところで。結婚制度って未来永劫十分機能していくものなんだろうか?以前であれば、所謂「いえ」という家族制度は、人間が生きるために極めて重要な制度であり、それを機能・存続させるためには「結婚」という一種の社会契約制度が必要不可欠だったんだろうとは思う。でも、個々の人間が自立・独立して暮らすことができるようになった今先進国では特に、少なくとも相互扶助組織として「いえ」を存続させるための結婚は、意味がなくなってきているだろうし。人々は結婚にどういう意味を求めているのだろうか。単なる惰性?(そんなわけはない)どうあれ、100年後位には結婚制度がもしかしたら消え去ってしまっているのかもしれない、などとも思いました、です。
2003年09月29日
僕はフランスに一年間留学していたので日本の大学院では一年間留年していたことになる。つまり学籍上は修士二年なのだが、今の日本の大学院の修士二年の仲間達よりは、一年早く入学していることになる。(僕は2001年4月入学、今修士二年の仲間は、2002年4月入学)本来同級だった仲間達の殆どが今年3月にもう既に卒業し、実社会で働いていたり、博士課程に進学したりしている。で、問題は。今大学院での修士二年の仲間達は僕に敬語を使って話すのだ。それが実に居心地悪い。日本の大学って面白いところで、上下関係は、年齢ではなく、入学年度で決まるのだ。(これはもしかしたら実社会でも同じかもしれないが)これは、サークル活動なんかで顕著に現れる。たとえば。例1. 2003年に二浪して大学入学した大学一年生A(20歳)と2002年に現役で大学入学した大学一年生B(19歳)が同じサークルにいる状況を考えてみよう。AはBより年上にも関わらず、入学年度がBよりも後なわけで、Aに対して敬語を使って話すことになる。また、別の例。例2. 1998年入学の学生が二回留年し、2003年現在大学4年生の学生C(24歳)と1999年入学の学生がほぼストレートに学業を積み重ね2003年現在修士一年の学生D(23歳)の二人が同じサークルにいる場合。DはCを途中で学年を追い越したにも関わらず、入学年度はCの方がDよりも早いので、DはCに対して敬語を使わなくてはならない。ただ、学生Cが大学院に進学し、学生Dの研究室に所属することになったりするとことはまたややこしくなるのかも知れない。サークル活動ではDはCに対して敬語を使わなくてはならないが研究室では、CはDに対し敬語を使うことになるんだろうと思う。理論上は。(ただ、大学生活において、サークル活動の占める比重は極めて大きいので上記の状況でもCはDに対して敬語を使うことは、実際的にはないと思うが)ちなみにこの二つの例は、僕が所属してるサークルの実話です。僕のサークルは結構上下関係厳しく、体質が幾分古めなんです。話が横にそれた。要するに、日本の大学における上下関係の基本はその学生の入学年度に依存する、ということなのだ。で、今の僕の修士課程の仲間達は僕に敬語を使って話す。僕が敬語はやめるように頼んでも。なんというか、彼らと僕の間に壁を感じる。勿論彼らの気持ちはよくわかる。自分がもしも彼らの立場だったら、自分も間違いなく敬語を使うと思う。いくら敬語をやめるように言われても。実際、僕は2003年3月に卒業した2001年入学の仲間達(今の修士二年の人達には先輩にあたる)とため口で喋っている訳で、そういう光景をみてる今の修士二年の人たちは、僕とため口で話すわけにはいかないと思うんだろうなぁ。ふうむ、難しい。これがアメリカの大学とかだと、こんなにややこしくならないんだろうなぁ。何でも教授をファーストネームで呼ぶことも全然珍しくないようだし。上下関係が発達している日本ならではの、人間関係の難しさ、の一例ですね。状況によって言葉を使い分けなければならない日本社会に溶け込むのは外国人にとっては並大抵のことではないのだろうな、とちょっと思った。生まれも育ちも生粋の日本人の僕ですら、戸惑いを感じるんだし。
2003年09月28日
昨日のビデオレンタルの話題に関連して。フランスのビデオレンタル事情に関して、ふと思い出したことがあったのでちょっと記述してみよう。映画鑑賞に関して。フランスって日本以上に映画館で、映画を鑑賞する傾向がある。僕の住んでた田舎の一地方都市(人口25万程度)でも、映画館は10前後あったし。また種類も極めて豊富だった。最新の映画から、アジアチックの映画、古い映画まで、選択肢の幅は非常に大きかった。また値段も安かった。学生だと、学割のようなものを使用すれば4ユーロ(500円位)で新作映画を鑑賞できたし、普通にチケットを買っても8ユーロと、日本に比べれば、全然高くなかった。日本だと、学割使っても1500円くらいだし、フランス人が聞いたらひっくり返るんじゃないかなぁ。実際、以前フランス語習ってたフランス人の先生も、映画のチケットの高さを色々文句言ってたような。ただし。ビデオレンタルに関しては、日本の方が格段に気軽にできる。TS○T○YAの例を取り上げてみると、300円程度で一週間レンタルできるし(新作映画はもうちょっと高くなるみたいだけど)時には50円でレンタルできたりすることもあるようだ。(詳しい解説は、TS○T○YAフリークのうるとびーずさん にお願いしましょう)僕はフランスに住んでた頃一度ビデオレンタルを利用したことがあるのだが、そのときあまりの不便さとその値段の高さに驚いた。一泊二日で4ユーロで、しかも借りるときに身分証明書(学生証かパスポート)を預けるように言われたのだ!パスポートは絶対いやだったので、学生証を預けたのだけど(というか学生証もめっちゃいやだったけど)たまたま僕がそのとき利用したレンタルビデオ屋が特殊だったのかもしれないけどそんなわかでそれ以降僕はフランスで映画を観る際には映画館に行くようになった。もしかしたら、フランスの映画館協会(そんなものがあるのかどうかはさておき)がフランスのレンタルビデオ屋さんに多大な圧力をかけてるのかもしれない。ほんとのところはどうなんだろう。
2003年09月27日
今日は修士論文中間発表会があった。(報告できるほどのものはできあがっていないのだけど)まあ、なんとか終わらせた。昨日苦悶しながら発表用資料作り上げた甲斐があったなぁ・・・。終わってとってもうれしい。つかの間の休息を楽しもう!修士論文締め切りまで後4ヶ月。なんとかせねば。ちょっとやる気が沸いてきた。さて、今日のショックな出来事。駅前でいつも使ってたビデオ屋さんが、急に店を閉めていたこと。あたかも夜逃げの如く。何の前触れもなく。びっくりした。ていうか、年会費とかまだだいぶ残ってるのに。ちょっと腹が立ったのでした。少しは誠意を見せてほしかった。近くにTS○T○YAがもうすぐオープンするせいかなぁ。家の近くに(自転車で10分の距離に)TS○T○YAがふたつできることになる。あんまり意味がない・・・。というわけで。一休み後、友達と飲みにいって来ます。
2003年09月26日
大体において、大学院生って変な人が多いもんである。諸外国に比べても、日本の大学院生は変な人比率が圧倒的に高いように思う。要するに社会性が無いんだろうと思う。頭はいいんだけど、実社会にそのままでることなく頭のよさだけで修士とか博士まで登りつめていった人が多いせいだと思う。世の中を斜めに構えてみる傾向が強く、何でも否定的に捉え、すぐに小難しい話にすりかえる人間が実に多い。頭がよければいいってもんでないの日本の大学院生みてると、ほんとに実感するのである。今日は変な大学院生の一例を紹介しよう。実は僕の研究室の同僚に一人強烈なやつがいるのだ。自分の専攻の殆どの人から、避けられている。というか、嫌われている。とにかく変な奴らしく、教授とかがいる酒の席でも全裸になったりあからさまに嫌がってる女の先輩の耳とか手とか腕をなめたりするとのこと。別に酒の席で裸になるのもなめるのも場合によっては許容されると思う。でもTPOをわきまえないとか、人の嫌がることをするとかいうのはやっぱりどうかと思うのだ。また、人を苛めるのが好きらしく、人が論文の報告してるときとかとにかくいちゃもんをつけるのが好きなんだとのこと。僕はずっとフランスにいたので、彼のそういう実態を自分の目で見たわけではない。まあ、多少変なやつだなぁ、とは思っていたけれど。(異常にエロネタにこだわるところとか。どんな話をしててもエロネタを出さずには気がすまないようだ)人の噂だけで彼の人となりを判断するのはどうか、と思ったが全員が全員、彼に関するいい話をしないところをみると、やっぱり、彼はひとくせもふたくせもあるのは事実なようだ。というわけでちょっと憂鬱である。自分の研究室にそんな変なやつがいるのか、と思うと(笑)。これまでも僕の研究室には変な人はたくさんいたけれどあまり実害はない程度の変さだったのだ。今回は、露骨に周りの人々を不快にさせるタイプの人間なようだし。関わりたくなくても関わらないわけにはいかないもんなぁ。同じ研究室で机をつき合わせている以上。まあ、僕は僕なりの接し方で行こうと思う。彼の生態を逐一観察してみるのも一興かもしれない。
2003年09月22日
お久しぶりです。saltshunは死んでるのか?とか思われた方もいらっしゃったかもしれませんがまあ何とかやっております。色々考えることもありますが、あまり考えすぎない方が精神安定上いい場合が多いですね。考えてもどうにもならないことってありますし。大きな声では言えないんですが、僕の大学には、行き詰って自殺してる人って結構いるらしいんです。研究者の道はやっぱり大変なんだろうなぁ。鬱病とか、精神病んでる人普通に周りにいるし。僕のサークルの後輩も、4年生になって研究室生活を始めた途端精神を病んでしまって、今は大学院を休学して家に引きこもっちゃってるようです。何でも家から一歩も出られない状態なんだそう。(笑えない)優秀な後輩だったのになぁ。まあ一年や二年、そうやってゆっくり考える時期があってもいいのかもしれません。さて、日曜日夜NHK教育で、ユンディ・リがショパンのピアノ協奏曲一番を弾いていた。彼は2000年のショパンコンクールのチャンピオンで、人気もあるようだけどなんとなく僕の趣味には合わなかったりする。ピアノそのものはすばらしいと思うんだけどなんというか彼の醸し出す雰囲気が、かっこつけてるっていうか、ちょっとひいてしまいます(笑)(ユンディ・リの詳細はこちらから)ユンディ・リのファンの皆様ごめんなさい。
2003年09月21日
今日は友達とぶらぶら近所を散歩してて、たまたまふらふらっと楽器店に立ち寄り久々にピアノを弾いてみた。(もしかして、かなり迷惑だったのだろうか?まあいい)楽しかった!やっぱりピアノはいい。自分がどえらく下手になってたのは、悲しかったけれど。特に左手が自分の思うように動かなかったのはもどかしかった。電子ピアノの購入、真剣に検討しようかなぁ・・・。家にピアノを据えつけ、毎日ピアノに触れる環境に自分をおけばちょっとは勘も戻ってくるんじゃないか、と期待。ショパンのバラードとか、プレリュードとかもう一度思う存分弾けるようになりたいものだ。ところで、ピアノに関連してこの間聞いた話だと、最近の親は自分の子供にあんまり楽器をやらせなくなっているらしい。自分が子どもの頃は、楽器を習うことに一種のステイタスを感じる親が多く、小学校の頃なんかは、同級生の女の子の殆どがピアノかバイオリンをやっていた。今はそういう傾向ないらしい。ピアノとかバイオリンの代わりに、今は英会話とか習わせる親が増えているのだろうか。子どもの将来のキャリアを心配して。どうなんだろう、ほんとのところはわからないけれど趣味的な習い事が減ってるのは事実のようだ。なんとなく悲しい。動機はどうあれ、半強制的とはいえ、ピアノを習い、ピアノに親しんで育った世代の一人としては。個人的には、子どもの将来のキャリアを考え、実利面で損か得かだけを考えて子どもに習い事をやらせるのは違う気がする。英会話とかパソコンとか、キャリアに必要な技能は必要とされれば、勉強して覚えるようになるもんだと思う。でも芸術に親しめる心は急に涵養させられないと思う。それは、小さい頃どれだけ芸術に触れる機会を与えるかにかかってくるんじゃないだろうか。勿論芸術は、生きていく上で必要ないといえば必要ない。普通のビジネスの舞台で芸術を愛でる能力がなくってもなんら支障がないだろう。でもそういう無駄を極力排除した、効率性だけを重視した人生ってなんか嫌だ。ピアノでもなんでも、そういう一見無駄に見える活動を趣味として人間はより豊かな人生が送れるんじゃないか、と思うが。上記の議論はそっくりそのまま、スポーツ活動にも言えると思う。スポーツであれ、芸術であれ、一生の趣味として付き合っていけるような活動に子ども時代出合わせてあげて欲しいと思ったりします。すいません、今日の日記は僕の個人的主観はいってます(^^;
2003年09月04日
先日僕のよく知ってる、田舎の先輩の一人が精神を病んで、仕事を辞め、入院しているという話を聞いた。何でも奥さんとも離婚し、子どもも奥さんが実家に連れ帰ってしまったとのこと。とにかくびっくりした。あの彼が、と。彼をよく知る人の誰もが同じ感想を抱いていると思う。彼はなんというか、僕の住んでた町の期待の星だった。小さい頃から神童と呼ばれる程、頭はよかった。地元の小さな田舎の高校からいわゆる一流大学に入学し、大学でもトップの成績を修め、都市銀行に入行したと聞いている。私生活の面でも、学生時代から付き合ってたという人と結婚し幸せな生活を送っている、という話を2、3年前に聞いていた。ようするにエリート街道まっしぐら、私生活でも幸せいっぱい、という感じだった。だから、なんだろうと思う。僕の目には、彼は挫折というものを全く経験していないように見えた。これまで全てが順風満帆で、だからこそ精神的に脆いまま大きくなってしまい社会に出て大きな壁にぶつかったとき、その壁を乗り越えられるだけの精神的強さがなかったのか、と。田舎の天才によくあるパターンなのかもしれない。田舎では神童ともてはやされても、都会ではその程度の頭のよさの人間など山ほどいる。大きく挫折し、立ち直れなくなった人の話、考えてみれば他にも聞いたことがある。何が原因で精神を病んでしまったのかはよくわからないけれども、彼がもう一度元気になって、社会で活躍してもらえることを心から願っている。同じ同郷の一人の後輩として。彼もまだ20台。これからいくらでも巻き返しがきく。開き直って、人生を再出発しよう、と気持ちを入れ替えてくれればいいのだが。プライドも何も全てを投げ去ることができればいいのだけれど。。。自分は凡人で良かった。
2003年09月01日
今日はネタがないので、フランス留学時代に僕が過ごしてた街の写真でも紹介しようと思う。前からも日記で何度か書いてたけど、僕が住んでた街はドイツとフランスの国境に位置し、自転車で10~20分も行けば、もうそこはドイツ、という感じだ。国境にはライン川が流れる。文化的にはむしろドイツ色が強い。古い町並みなんかほんとにドイツの建物みたいだし。またこの地方で昔から使われてきた言語も系統的にはドイツ語に極めて近いらしい。そういった地政学的特性からこの地方はドイツとフランスという二つの大国の思惑に翻弄され、悲哀の歴史を重ねてきたようだ。1871年の普仏戦争以前はフランス領、その後第一次大戦終結までドイツ領。その後再びフランス領となったこの地はヒトラーの台頭とともに、第二次大戦最中にドイツに併合され、その後戦争終結とともに再びフランスに帰属することになった。ヨーロッパの中でも一番戦争に翻弄されてきた地域なんじゃないかなぁ。というわけで、僕が住んでた街には、欧州における恒久的な平和を願って様々な国際機関が存在する。国の利害から離れて、欧州という枠組みで歴史的に複雑なこの地方を包括しよう、という意図が働いているようだ。ブリュッセル・ルクセンブルグと並ぶ大ヨーロッパの一首都だと言ってもよい。というわけで、僕がやってるEU研究には最高の場所だった。欧州議会のセッションを気軽に聞けに行けたし、資料請求なんかも、ほんとに気軽にできたし。あまりおっきくない街、というのも魅力だった。街の重要どころは自転車で回りきれる大きさで、ほんとに便利だった。あー色々写真みてたら、またフランスに戻りたくなってきた。修士論文があがったら卒業旅行ででも出かけたいなぁ。というわけで、写真はここからご覧下さい。
2003年08月28日
今日は、就職活動の面接を済ませた後、渋谷に友達とご飯を食べに行った。楽しかった。渋谷はやっぱり皆若いですよね。僕もまだまだ若いつもりでいるだんけど(笑)さて、フランスから日本に帰ってきて若年層にまで広がる携帯電話の普及率の高さにはやっぱり驚いた。携帯電話への依存度にもびっくりした。街中いたるところで歩きながら、メールうってたりするのはフランスではあまり見かけない光景だった。というか若い女性がメールうちながら一人で歩いてるのってかなり無防備にみえるのだが。フランスって、僕の友達なんかみてもそうだったけど携帯電話は日本ほど普及してなかったし持ってる友達なんかも日本ほどあんなに始終メールうってなかったなぁ。必要最低限しか使ってない感じだった。日本の携帯の多機能性もすごいですよね。フランスで僕が買った電話に比べてもその差は天と地ほどだった。僕が日本で持ってる携帯は、ただだったにも関わらずそれでもカメラ機能ついてたし、着信音もすごい豊富だったし。今は動画が撮れたり、高音質の音楽が聴けたりする携帯も出回ってると聞いた。日本ってやっぱり技術の国なんだなぁ、と感嘆した。僕なんかは日本の携帯の機能使いこなせないのでフランス並の携帯で十分なんですけどねー。メールと電話ができれば後の機能は別にいらないや、と思っている位だし。まあ人それぞれでしょう。そういえばフランスの携帯で一つ面白い経験をした。日本帰国直前、携帯電話会社に解約手続きをしに行ったのだが、なんかフランスでは携帯電話の解約が簡単にはできなかったのだ。本人確認の証明書に加え(これはパスポートのコピーO.K.)何でも日本に帰ったら当分フランスには戻ってこないという証明が必要なんだそうで、僕の場合は、日本の大学院への復学証明書が必要だといわれた。そんな証明書持ってないし、意味がわかんなかったが日本の大学院の学生証を提示することで許してもらった。まあ、携帯電話の料金引き落とし口座を閉じちゃえば普通に解約手続きとらなくても自動的に携帯電話の使用をとめられたりするんだろうとは思うが。なんとなく携帯電話にもフランスらしい一面を垣間見たような気がした。フランスってこういう意味不明なことがよくあるのだ。フランスに留学される方で、携帯電話の購入を検討されてる方へ。長期留学でなければ、プリペイド式の携帯の方がよろしいかと思います。
2003年08月27日
今日はフランス留学時代の台湾人の女友達とMessengerでchatした。以前の日記で書いたアジア人の法則(留学先ではアジア人は固まる傾向がある)もあり、僕が一番仲のよかった友達の一人だ。彼女とは、フランス語ができないもの同士よく慰めあってたものだ(爆)彼女は免状取得を目的にしており、9月の追試に向けてそろそろ勉強に励みだしたようだ。(7月の試験では不合格だったとのこと)うまくいくことを祈ろう。さて、これは僕の個人的な経験で、あまり一般化できないかもしれないが同じアジア人でも台湾人は日本人と思考・振る舞いが一番似ている国民だと思う。なんというか、一つ一つの振る舞い、仕草に文化的類似性を感じとても落ち着く。僕が今まであった台湾人は皆、何かしらの日本的なものを持ってると感じた中国人なんかは自己主張が激しく、プライドが高い人が多いけれどそれに比べると、やっぱり台湾人と中国人は違う国民なんだな、と思ったりした。なんというか、中国人は皆心の奥底で「中華思想」を皆多かれ少なかれ信じてるんじゃないか、って思ってるのは僕だけかなぁ。以前、セネガル人の友達と中国人の友達が台湾独立に関して討論してたけどそのとき中国人の友達は「台湾は大中国(La Grande Chine)の一部よ!」と叫んでた記憶がある。明らかにその時の彼女の「大中国」という言葉には面積面での大きさ以外のニュアンスが含まれていた。ちょっとびっくりしたものだ。例えば日本人であれば、どんな文脈であれ自国のことを「大日本」と呼ぶ人はないだろうと思う。他の国の人がいる前で。まあ、自分の国に誇りを持つのは悪いことではないのだけれど中国の場合、その誇りというかナショナリズムが変な方向に共産党政府によって誘導されている気もいたします。勿論人それぞれですよ!控えめな中国人にも、数は少ないが何人かお目にかかったことがあるし。以前、アメリカの代わりに中国が覇権を握ったとしてどういう世界になるかを想像したことがある。今のアメリカが唯一の超大国である状況も、かなり問題ありだが中国が覇権を握った世界というのも結構恐ろしいものだ。やっぱり、一つの国が強すぎる状況はよくないのでしょうね。それがどこの国であれ。
2003年08月26日
小学校低学年の頃、「小公女セーラ」というアニメをやっていた。僕の家族はそのアニメを好きで日曜日には家族みんなでそのアニメを観たのを覚えている。何分20年近く前の話であり、話の流れなど殆ど忘れ去ってしまっていたけど、フランスにいた頃、何故か「小公女セーラ」が放映されており、喜んで観ていた記憶がある。フランス語では「セーラ」は「サラ」と呼ばれていたり、微妙な言葉の端々に日本版「小公女セーラ」と違いが見出せてとても面白かった。(勿論多少の違和感も感じたが)フランス語ヒアリングの勉強にもなった。話の筋は見ているうちに思い出してくるので、フランス語が少々わからなくても想像力が働いて、理解できたのだ。さて、最近某YAHOOで小公女セーラだけでなく世界名作劇場を放映するサービスが始まったようだ。http://anime.tv.yahoo.co.jp/meisaku/ 世界名作劇場って、こうしてみれば色々な話があったんだなぁ。ためしに色々予告編(無料)とかみてたがやっぱりとっても懐かしかった。僕の年代以上の皆さんでしたら、世界名作劇場のファンの方も多くいらっしゃると思います。試しに少し視聴してみるのもよろしいんではないんでしょうか。
2003年08月25日
たまに自分の行動の一つ一つが、公共性というものに結びつかないことに、なんとなくジレンマを感じることがある。自分の勉強でもそうだし、自分の趣味に没頭しているときも。実際自分が研究してることなんて、直接的に世の中の役に立つわけではない。文科系学問の分野って、特にそういう傾向が強いようだ。趣味の世界、というか。その点、医者とか看護婦とか、NGO・NPOの活動家なんかとてもうらやましく感じることがある。彼らの貢献の仕方は、目に見える形で、とてもわかりやすいから。各自が自分の嗜好のおもむくままに生きてれば社会全体のベクトルの方向は公共性増大に向かうのかな、とも考えたこともあるけれど、いくらなんでもその議論は短絡的で、論理が飛躍し過ぎている。働き出したら、もっとそのジレンマに直面するのかもしれない。奇麗ごと言ってるだけでは熾烈な市場競争に打ち勝てないし、どんどん社会の嫌な面・汚い面を見せ付けられてくるんだと思う。例えばNIKEのシューズ製造なんかは発展途上国の過酷な環境におかれた児童達の搾取労働から成り立っているのはよく知られる話であるし。もしも自分がNIKEに就職したとして、彼らの労働環境向上に向けて何らかの手立てを打とうと、NIKE本社に働きかけるなんてことできるかどうか自信はない。理想と現実の折り合わせ、本当に難しいですよね。僕はとりあえずはある会社で働くにしても将来はNGOとかNPOとかの活動に取り組みたいと思っています。今のところは。就職活動と、研究を続けていく中で、ふと思ったことでした。
2003年08月24日
いつの間にか、僕の日記も10000ヒットが近づいてきた。ちょっとびっくりしています。これもいつも訪れて下さる皆さんのお陰でございます。ありがとうございますです。10000ヒットを踏まれた方には、ポストカードでも出してみようかなぁ。何か考えておこう。さて。今日は体が疲れていたのか、とにかく爆睡してしまった。お昼の4時くらいから、夜の12時半くらいまで。休みの日はどうしてもこうなってしまう。睡眠をたっぷりとり、ゆっくりとした生活を送る、と。まあ皆さんそうだと思いますが。僕は基本的に大抵のことが起こっても、不眠症になることはない。あ、大学受験期とかちょっと欝気味で、夜寝れなくなったけど重度の不眠症ってそのとき位かな。眠れないってほんとにつらい。ゆっくり眠って体と心を休めている間って至福の時だ。今は心も体もすっきりと、元気一杯なので夜遅いけれど、論文何本か読んでみようかな。最近就職活動にかまけて修士論文おざなりになってしまったし。フランス語の論文、山ほど溜まってる。ちょっと気が重い。
2003年08月23日
今日はお昼にイタリアンが食べたくなって、レストランに行きました。物理学科博士課程所属の友達を誘って、行ったのはサイ○リヤ。http://www.saizeriya.co.jp/ 学生で貧乏なので、あんまり高いとこには行けないので、安くて味もそこそこと評判のサイ○リヤを選びました。味はまあまあだったかな。値段の割にはおいしかったし。貧乏でイタリアンがそこそこ好きな方にはお勧めかもです。さて、物理学科博士課程所属のその彼と色々話したけれどやっぱり研究者の道はそれなりに大変みたいでしたね。文系に比べれば理系の博士号取得者は先の道がまだ開けてはいるようですけどでもそれでも先のことを考えるとやってられない世界みたいでした。(まあ理学部の各学科は理系でも状況がちょっと特殊だと思うが)何らかの割り切りは必要な世界だな、と。「俺は道楽に生きるんだ!」とか。日本ってもっと博士号取得者が優遇される社会になっていいな、とつくづく思いましたね。あれだけお金を自分に費やして、苦労して博士号を取っても就職先が見つからず、半世捨て人、半廃人のようになっちゃう人僕も何人か知ってます。彼らが研究し、発見してきた技術の一部が日本の社会に直接的にせよ、間接的にせよ何らかの形で貢献しているのはまぎれもない事実だし。博士号取得後の就職先もそうですけど、彼らの研究環境ももっと整備させてあげて欲しいなぁ。大学の設備の充実とかいうんじゃなくて、彼らが生活していくうえでの経済面でのサポートとか。まあ、これから日本もどんどん変わってくると思いますけど。やっぱりそれなりの専門性を培ってきた人材を無駄に使うのは社会にとって大きな損失ですから。企業と大学の連携もどんどん進んでるようですし、日本の大学もある部分ではアメリカの大学に近づいていくんでは、と思います。文系の博士課程研究者に関しては、さらに思うことが多々ありますがそれに関しては書き始めると収集がつかなくなってきますのでまた今度。
2003年08月22日
今日は色々疲れたので、(精神的にも肉体的にも)日記の方手短に書きます。ストレスが色々溜まっておりますです。まあ、嫌なこともあるのが人生ですし、今日はゆっくり寝てしまおう!さて。児童虐待に関して凄惨に状況が記されてるホームページ発見しました。http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/gyakutai/feature.html 日本ってどうしちゃったんでしょうね。言葉がないです。せめて子ども達には、最低限の幸せな環境を提供してあげたいですよね。アメリカという国のシステムを全て手放しで礼賛するような人間にはなりたくないけれど、少なくとも児童福祉行政に関してはアメリカから学べる点は多々ありそうです。児童虐待者には、もっと厳罰が下されていいと思う。虐待されて死んでいった子ども達のことを思うと胸が痛いです。
2003年08月21日
フランスにいた頃ありがたいな、と思ってたことの一つに、「ゴキブリを見ることがなかった」というのがある。勿論ゴキブリは世界中に存在するというし、フランスでも飲食店とかスーパーとか下水とかにうじゃうじゃごきぶりがいたことだろうと思う。ただ、僕がフランスで住んでた寮でゴキブリをみることは全くなかった。衛生面でしっかり管理が行き届いてた、というのもあるだろうけど、やっぱり何より気候面でフランスでは少なくとも日本よりは環境面でゴキブリは生息しにくいんじゃないか、と思う。特に日本のじめじめした、蒸し暑い夏なんかはゴキブリにとっては何よりの環境だろうし。勿論本当のところはよくわからない。もしかしたら僕が住んでた寮はたまたま例外的だっただけでフランスではゴキブリが発生することなんて日本並みに当たり前なのかもしれないし。まあそれはさておき。僕はごきぶりが大嫌いだ。ムカデも蜘蛛も蛇も大丈夫だけど、ごきぶりだけはとにかくだめ。この世でこんな嫌いなものがあるのか、というくらい苦手だ。あの黒い、脂ぎった体。かさかさっと無意味に素早い動き。小さい頃などなど見ると卒倒しそうになる位だった。(今は一人暮らしを経て、多少慣れたが)なぜこんなに嫌いなのかわからない。幼児期に何かトラウマを経験したのかも知れない。後、姉が昔から異常にゴキブリを怖がってたのでその影響も大きかったように思う。そんな僕の東京の住まいに、今日台所にごきぶりが出た・・・。(泣)かさこそかさこそと・・・。久々に直に自分の目でみたその姿。ぞっとした。なんとしても退治せねば。というわけで、今日早速コンバットを買ってきて、台所中セットした。コンバットはいいですよ!かなり効きます。以前東京に住んでた頃、コンバットにはかなりお世話になってました。ただ、ゴキブリ退治ってアパートならアパート全体で対策を採らないと意味がないような気もするが。自分のところでゴキブリを抹殺しても隣からゴキブリが移ってきたら全く意味ないし。まあやるだけやってみよう。ゴキブリが我が家から混雑されることを目指して!saltshunの闘いは当分続く。
2003年08月20日
7月分の電話代の請求が来た。な、なんと!17,764円(税込)なり。。。こんなに請求されるとは思いもよらなかった。ブロードバンドの開設が遅れて7月は主にダイヤルアップでインターネットに接続してた結果こんな恐ろしい請求額がきたのだ。電話代過去2番目の記録である。ちなみに過去最高の電話代は、東京に越してきた最初の4月の24,000弱。寂しくて、色々電話とか掛けまくったせいだった。とにかく早々にブロードバンドにして大正解だった。こんなに電話代毎月請求されてたらたまったものではない。電話もIP電話にしたし、来月から通信費はかなり節約できるだろう。フランスにいた頃は大学の寮から大学のLAN経由でインターネットに接続しており、安上がりだった。大体月1000円位でつなぎ放題だった。LANのくせに不安定で、しょっちゅうインターネットが使えなくなったりとさすがにフランスらしいな、と思ってたが(なんせ、不安定なLANなんて日本にいる頃は聞いたこともなかった)まあ、安上がりでありがたかったことは事実。とは言え、日本も大分ADSLとか色々普及してきて値段もほんとに安くなりましたよね。ありがたいことです。
2003年08月19日
今日はハンバーグを作った。結構おいしくできて満足した。やっぱり食は生きていくうえで大変重要な要素だな、と再確認した。そんなこと言いながらも、普段の僕の食生活は非常に貧しいが。一人暮らしの食生活って、よっぽど料理が趣味とかでない限りどうしても貧困になってしまうのが普通ではなかろうか。日々の忙しさにかまけてしまうっていうのもあるし。一人だと食べられる量にも限りがあるしそのせいでも料理するの億劫になってしまう。ちなみに僕はカレーを大量に作って朝昼晩カレーとかでもあんまり苦にならないタイプだ。そういうと、皆にぎょっとされるが。(笑)思い起こしてみれば、フランスにいた頃は日本にいる頃よりもちゃんとご飯作ってたなぁ。それは日本食に飢えてたというのが一番大きかったような。日本だとスーパーの惣菜でも、コンビニ弁当でも比較的安価で(とは言え自炊に比べれば高くつくが)そこそこのものが揃ってるし、日本食を味わうために、料理を作るというインセンティブがなくなってしまった。誰かいればなぁ。食べてくれる人がいれば、また話は違うのかもしれない。
2003年08月18日
僕は、あまりシリアスでない夫婦喧嘩の話とか、恋人同士の喧嘩とか、の話聞くの好きだったりします。勿論、シリアスな喧嘩の相談とかを楽しむなんてできませんけど。自分もまじめな、シリアスな気分になりますし。ただ、大抵の場合、夫婦喧嘩とか恋人同士の喧嘩なんて一過性の微笑ましいものが殆どですし、まあ適当に聞き流しながら楽しんいます。威勢のいい夫婦喧嘩の話を聞くと、ストレスも吹っ飛ぶ感じがします。というわけで、今日は僕のお勧めの夫婦喧嘩サイトを紹介してみます。これは有名なサイトなんで、皆さんご存知かもしれませんが我が妻との闘争http://www.117.ne.jp/~kure/waga/yometop.html こんな面白いサイトにはなかなか出会えるものではありませんとにかく爆笑です。全ての日本人男性は読むべきでしょう。結婚後の生活を多少思い浮かべることができるかもしれません。(そんなわけはないか)でもどうなんだろう。どの夫婦も結婚後はこんな感じになっちゃうのかなぁ。まあ、呉さんとこほど威勢のいい夫婦喧嘩を繰り返す夫婦もなかなかいないと思いますが。フランスにいる頃、とても仲のよかったアメリカ人夫婦から夫婦喧嘩の話をたびたび聞きましたが、喧嘩の原因ってどこの国も一緒なんだ、と思いましたね。服を脱ぎ散らかすとか、食器を洗わないとか、そういうどうでもいい理由からどんどん喧嘩が発展していくんだそうな。旦那さんが最終的におれるパターンが多いのもなんとなく日本と一緒だな、という印象を受けました。この日記読んで下さってる皆様。どんどん夫婦喧嘩に関する日記増やして下さいね。saltshunはとても喜びます。
2003年08月17日
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