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ステップアップコースのお知らせ!
どうして過去形と現在完了形の区別ができないのか?
どうして過去形と過去完了形を自由に使えないのか?
私たち日本人の頭には時制という概念がないからです。
では、どうしたら時制を自由に使えるようになるのか?
英文を読むときに時間軸を意識して、動作が時間軸上のどこで起こっているのかを頭の中で描く練習をすることです。
ただそれだけです!
こんな作業をステップアップコースでは小説を通して行います。
英語はイメージができればぐ~と身近なものになります。
小説を通して英文をイメージしていきましょう!!
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今回は2008年3月に書いた内容を少し変えて再アップしたものです。
次の日本文を英文にしてください。
1)
私はサッカーをします。
2)
私は車で通勤しています。
3)
私は宿題をすませました。
問題文のような日本語を英語に変換することは難しいと感じませんか?
その理由は、日本語には英語の時制に相当するものがないからです。
英語の時制を日本語に訳してもよくわからないという経験をしたかたも多いのではないでしょうか。
これはごく自然なことです。
私たちが使っている日本語には英語のような時制という概念がないからです。
しかし、日本の学校英語教育では英文を訳すという作業をさせることから、中学の頃に日本語にも英語のような時制があるかのような錯覚を覚えてしまう傾向があるのです。
日本語には英語の時制という概念がないなら、英語の時制は英語で考えてみてはどうでしょうか。
英語の時制とは、伝えたい動作が発話時よりも前に起きたのか(過去)、発話の時点で起きている
のか(現在)、後に起きるのか(未来)を動詞を変化させて表したものです。
次のイラスト図のように頭の中に時間軸を作り、動作(動詞)が時間軸のどこで起きるのか、つまり発話時点より前に起きたのか、後(未来)で起きるのかを常に意識することです。
問題の日本文をもう一度見てみましょう。
1)
私はサッカーをします。
2)
私は車で通勤しています。
3)
私は宿題をすませました。
日本語は「時」「頻度」を表すような副詞(句)を用いて動作がいつ、またはどのような場面で起きているのかを表現します。
1)は「毎週水曜日」のような副詞がつくと、習慣を表す英語の現在形に似た表現になり、「来週土曜日」という未来を表す時の副詞がつくと、英語でいう未来を表す表現になります。
私は 毎週水曜日
サッカーをします。
I play soccer every Wednesday . [習慣]
私は 来週土曜日
サッカーをします。
I will play soccer next Saturday
. [未来]
2)は「今」をつけると、英語の現在進行形に似た表現になり、「毎日」という頻度を表す副詞をつけると、習慣を表す現在形に似た表現になります。
私は 今
車で通勤しています。
I am driving to work now
. [現在進行]
私は 毎日
車で通勤しています。
I drive to work every day
. [習慣]
3)は日本語を母語とする我々学習者を最も悩ませる時制ですね。「もうすでに」のような副詞が
つくと、英語の現在完了形に似た表現になり、「1時間前に」という時の副詞をつけると、過去形に似た表現になります。
私は すでに
宿題をすませました。
I have already
finished my homework. [現在完了]
私は 1時間前に
宿題をすませました。
I finished my homework an hour ago
.
[過去]
このように、日本語は「毎日」「今」「来週」「すでに」「昨日」のような副詞(句)を用いて動作がいつ、またはどのような場面で起きているのかを表現します。
よく見るとわかりますが、日本語訳の 動詞
は全く変化していません。
それに対し英語の時制は動詞を変化させて動作がいつ起きたかを表すのです。つまり、英語の場合は、動詞を変化させることで、「時」「頻度」を表わす副詞(句)がなくとも動作が「現在」「過去」「未来」がわかるのです。もちろん英語も副詞(句)を伴うほうがふつうです。
このように日本語に英語の時制という概念がないのなら、英語の時制は英語で考えるという思考回路を構築する方が賢明です。
英語の時制を英語で考えるという思考回路を構築する第一歩として、英語の時制を考えるときは 時間軸
(イラスト)を頭の中で構築してみましょう。
動作(動詞)が時間軸のどこで起きるのか、つまり発話時点より前に起きたのか、後(未来)で起きるのかを常に意識することです。
日本語には英語のような時制が存在しないことがわかりましたか?
このように日本語と英語の時制の本質的な違いがわかると、いままでモヤモヤしていたものもスッキリしませんか。
後は「習うより慣れよ」、より多くの英文に触れ、
わかる
⇒ 面白い
⇒ もっとわかる
⇒ できる
という循環を作っていきましょう。
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