前述した通り、生まれて間もない頃にお父さんと別れ、兄弟もいなかったそっちのことを
お母さんひとりの力で成長させていくことは並大抵ではなかった。
家でひとりで留守番させられようと、どこに行っても誰とでも仲良くなれたのも
そんなお母さんからの、そしてそっちからの両方の眼差しがあったからだよね。
親よりも子供であるそっちのほうが、ずっと汚れ知らずな目をしていると
背番号のないエースは学童保育で預かっていた頃から、ずっと信じ続けてきているからね。
こうしてクラスメイトたちと過ごすのは、高校生活が最後になります。
卒業試験も無事終了し、まだこれからが受験という人も若干おりますが
今日の予餞会の感動を胸に、あとは卒業式を待つのみ。
もし、あの時八重山高校へ進学することを望まなければ、一生知らないまま過ごしていたかと思うと
改めて学ぶことの大切さを実感しているはずです。
そしていざ卒業し高校時代を振り返ると、自分自身を客観的に見つめられるようになり
冷静になれる時間をつくることも、自分の心の声に耳を傾けることもできるようになる。
そうすれば「人間完璧に生きることないんだ。」と開き直って、肩の力も抜けて「素」の自分で
人と接することが出来るのですから。
背番号のないエースは弟と離れて暮らすようになってから、四半世紀になります。
それだけに赤ちゃんの頃ハイハイしていたり、小学校の時までぬいぐるみを
抱っこしていた image しか、湧かないのです。
それと同じように教え子たちが、学校から帰宅して 🎒 を置き「先生、先生。」と
言っていたのが、昨日のことのようです。
小学校のしかも黄色い 🎒Cover ・ワッペンに帽子を着用していた頃の話。
弟に対しても、また学童卒業生に対しても「そろそろ頭を切り替えなくては。」と思っていたのが
今回
3
年
6
組
Classmate
たちから「何も切り替える必要なんてなかったんだ。」という事を
教えられました。
ですからみんなのほうも、もしも昔の自分に一度だけ会えるのなら
心を開くことの大切さをきっと自分自身に説くと思います。
「心の扉は内側からしか開けない。」そんなことは学童保育として預かっていた頃は
これっぽっちも気付かなかったのだから。
過去は変えることも戻すこともできないけど、未来は続くもの。
そんな教え子たちの 将来のために、こんな自分でもしてあげれる最後の仕事とは……。
世話をしたのは背番号のないエース側だったかもしれないけど、子供たちに教えられることのほうが
ずっと大きかったのだから、お礼を言うのはこっちのほうです。
感謝の気持ちがあっても、きちんとお礼ができなかったら
感謝の気持ちがないのと、同じなのだから。
それだけに学童卒業して何年にもなるから、背番号のないエースはもう関係ねー奴だということよりも
身近にいる存在より利害関係のねー奴のほうが、却って力になれるのではと言うことを
もっと早くに自覚するべきだった。
明日からいよいよ長い自宅学習日に入ります。
謝恩会を必ず開催させましょう。
3 年間を同じ学び舎で共に過ごした仲間たちと、会を盛り上げていきましょう。
謝恩会 = 卒パ ( 卒業 Party) なのかどうかも、担任の先生と一緒に再認識していきます 。
( 有 ) ジュノー・ホーム佐那茂 社長取締役沖縄県立八重山高校創立80周年記念 2022.11.22 コメント(3)
竹富町役場 石垣新庁舎 2022.05.02 コメント(7)
PR
コメント新着
キーワードサーチ
カレンダー
購入履歴