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最近仕入れました「キス専用の包丁」です。とあるご縁から、広島県呉市川尻にありますHagakure_knivesにて実物を拝見して、即一目惚れでの購入です。一目惚れといいましても、このイメージでずっと以前から探していた包丁ですから、決めるのにそう時間はかからなかった、というのが正直なところです。山本直作 青紙スーパー黒打ち片刃ペティ85mmこの刃渡りのサイズ感。メチャクチャ細かい作業ができそうでしょ!?実際に使ってみましたので、Reviewを兼ねて、いろいろと画像見ていただこうかな・・・と思います。 キスを開くとき、この持ち方でやります。口では説明しづらいのですが、正確に開けるといいましょうか、特に小型の場合、誤って3枚おろしになってしまうような事態を防ぐことができます。 背開きの様子。背骨に沿ってガイドラインを入れているところです。このときは、包丁の柄に近い部分に人差し指をあてがいます。 人差し指の位置をキスの体高に合わせて先端寄りに当てて、そのままスーっと包丁を移動させ、あとは、はさみで骨を外します。包丁で骨を切りたくいないので、骨はすべてはさみで切っております。 左腹骨をすいているところです。ある程度まで包丁ですいて、仕上げははさみで。はさみ・・・メッチャ重宝します。続いて右腹骨同様にはさみで仕上げて、最後はキッチンペーパーかティッシュで腹膜をきれいにふき取り、残った細かい骨を骨抜きで抜いたらキスの背開きのできあがり。20cm以下のキスは、面倒ならば骨抜きは省略していいかも。天ぷらや唐揚げにして熱いうちに食べる分には、小骨は全くといっていいほど気になりませんから。見た目にこだわらなければ、簡単に大名おろしで食べていただいても No problem! ワタクシは、個人的にこの背開きの形に美を感じているので、見た目重視なだけ・・・あと、ちょっとマニアックですが、天ぷらにしたとき一番美味しいと思っている部位が「尻尾の付け根+尻尾」なので、できる限りこの部分を美味しく味わうためでもあります。パリッと揚がった尻尾と鍛え上げられた付け根の筋肉は絶品の一言!人によっては尻尾を食べ残されているみたいですが、なんだかすごくもったいないような・・・。 さて、包丁って、みなさん拘っておられますでしょうか?これまでスーパーで売っている安い小出刃をメインに使っていたのですが、これに特に不満があったわけではございません。イメージとして、「高い包丁=すごく切れる」と思っておられる方も多いかと思いますが、切れ味という点だけで語ると正直、いつも使っている小出刃はメッチャ切れますし、今回買った包丁と差はございません。定期的にきちんと研いでメンテナンスしていれば、ほぼどの包丁も良く切れるはずです。あとは、どこに拘るかで包丁の良し悪しは決まってくるものと思われます。とにかくこのたびの包丁は、「キスを開く」ことのみに特化して選んだもので、これから使っていくうちにさらに進化させていくべき相棒であります。魚を捌くことを楽しませてくれるアイテムの一つである包丁・・・拘ってみたい方はぜひこの世界へ!! 話題ちょっと変わりまして、最近作った南蛮漬けをちょこっと紹介。 前回の釣行で13~15cmのキスが結構な数釣れましたので、腹開きにして南蛮漬けを作ることに。南蛮漬けにするキスは腹開きがお勧めです。骨はついたままにします。骨がいやな人は、骨を取り除く工程がひと手間増えるだけです。お好みでやっていただいて、クレームは一切ございません。開いたキスは薄い塩水に適当な時間つけたあと、水分を取って冷凍保存しておけば、いつでも時間が空いたときに調理できます。個人的には、キスの揚げ物はかならず一旦冷凍したものを使います。 調理するときは、自然解凍ではなく電子レンジの解凍モードで、完全解凍される手前で取り出します。くっついている魚どうしが分離する程度でかまいません。 もう手順はおわかりとは思いますが、小麦粉ではなく片栗粉をまぶして揚げるだけなのですが、揚げるときにはちょっと注意点があります。つまり、骨の側をパリパリに仕上げるということ。焦がさないということ。ワタクシはこの2点に注意して、弱火でじっくりと揚げていきます。とにかく焦がさずパリパリ、かつ中身はジューシー。これをタレにつけた瞬間ジュポッという音が立たなければダメ。出来上がりのイメージは濡れ煎餅。これを目指していただければ絶品の南蛮漬けができます。骨もぜんぜん気になりませんし、むしろ骨がついたままの方がはるかに美味しいです。くどいようですが、骨の部分をパリパリに仕上げる・・・ここがポイント。揚げ方が不十分だと食感に結構影響いたします。 南蛮漬けのタレですが、正直「勘」でやってます。好みによって調味料の量を加減していただくとしかいいようがありませんが、寿し酢を使うと簡単でおいしく作れます。使うものはズバリ「寿し酢、だし道楽、梅酒かレモン」これだけ。あっ、画像にある瀬戸内レモンジュースは参考画像です。ワタクシは梅酒または梅シロップを使います。人工甘味料などの食品添加物を使ってないものがいいです。できれば自作していただければなおよし!!梅と魚の相性は抜群です。ワタクシは梅の香りが強めなものを好むので、結構梅酒いれますが、これは個人の好みでやっていただければと思います(もちろん、アルコール分は飛ばしておいてくださいね)。砂糖は寿し酢や梅酒に入っているので一切使いません。甘いのが嫌いな方は、寿し酢ではなく普通の酢を使って、味の調整をしてください。ただ、砂糖って、甘みを出すためというより、旨みを出すための調味料なので、ある程度は入れなければ美味しくありません。は~い、出来上がり。腹開きにするのが面倒と言わず、ぜひぜひ試してみてくださいませ。手間を惜しまなければ、味は必ずそれにこたえてくれるはずです。さ~て、時期的にもピンギス釣りに嵌りつつある昨今、仕掛けも入念に準備できました。これまでお蔵入りになっていた極小バリを結んでおきましたので、当面ピンギス釣りが楽しめそうです。極小バリにもメバル系のハリが大活躍です。シーズン初期はチンタメバル8~9号を使っておりましたが、これでも十分にピンギスはかかります。ただ、たくさん抱え込んだ極小バリがもったいなくて、これを機に少しずつ消費することにいたします。キス釣りにメバルバリ使っておられる例をあまり、というか勉強不足かもしれませんが、まったく見かけたことがございません。強くは勧めませんけど、結構いい仕事するのだけどな~・・・ 今日の話題は盛りだくさんです。最後を飾るのは、コレ・・・ ワタクシ、魚のお刺身の中で一番好きなのがコレ・・・そう、コノシロです。この魚、通常は酢で〆て寿司ねたにしたりしますが、そんなことをするなんてホントもったいない。刺身にできる鮮度のものが魚屋やスーパーにおいてあれば何を置いても即買いです。特に春先とか晩秋などの脂がギトギトしているものが最高で、しかもメッチャ安いです。髪の毛レベルの小骨がたくさんありますが、骨なんてとらなくても全然気になりません(というか、骨取りは不可能に近いです)。普通にお刺身にして生姜醤油でいただきます。個人的にホントこれに目が無くて、見つけたらメッチャ買います。どんぶり一杯でもペロリと平らげます。今日はお刺身になっているものが売ってたので、3パック即買い。4パック買おうかな?悩んだが、ぐっとこらえました(泣)。南蛮漬けはもう速攻で消費されてしまったゆえ、今晩は大好物「コノシロのお刺身で」独り晩酌だ~!!
2022.09.10
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最近特に好んで使用しているハリたちです。「食えるもんなら食ってみな!」的なサイズを使ってますが、この号数にたどりつくまでかなりの年月を要しました。比較のため、他のハリと並べてみました。一番左はファーストキスの6号(通常のキスバリの7号くらいに相当します)、次の3つが最初の画像の順で、最後はチンタメバル8号です。どれを使っても普通にキス釣りはできます。じゃあ、どれを使っても同じじゃん!・・・となりそうですが、「ピンに吸い込まれにくく、20cm以上が吸い込みやすい」というところに照準を合わせると、このようになるわけであります。ごく最近ではもうワンランク大きなサイズを使ってもいいのでは?とも思っているくらいですし、実際にこの先そうなっていくでありましょう。参考までに1つずつ紹介しておきます。アブミ6号・・・去年までは5号を使っておりましたが、ピンが簡単に飲み込んでしまうので、今年からワンランクサイズアップいたしました。3つの中では最もオートマチックな釣りができる極めて優秀なハリ。ほぼ完璧な捕獲率を誇ります。短グレ6号・・・3つの中では最もピンに吸い込まれにくいです。口の中には入るがのどの奥に達しない大きさで、ハリ掛かりしていても問題なくリリースできます。おそらくこれは、ハリの軸の太さと重量も微妙に関係しているのではないかと思っています。超20cmに対しては、極めて吸い込みやすいのですが、たまに吸い込んだだけでフッキングしていないケースがあるので、このハリを使うときにはかならずしっかりとしたアワセが必要です。アタリ→アワセという一つ一つの過程を楽しみたいワタクシは好んで使っております。キスがどの方向からアタックしてきても吸い込みやすい形状になっているところも好みです。掛かりすぎチヌ1号・・・形はアブミです。アブミは負荷に対して変形しやすいので、その弱点を補うために太軸のものを探していてたどり着きました。非常に頑丈です。針先の鋭さは完璧でしばし見とれるくらいに美しいです。ただし、太いのでキスに対する貫通性能はアブミの方がやや優秀。エサの付け方、みなさんどうやってます?今までワタクシは「ハリ軸いっぱい」を基本としてきたのですが、使うハリがアブミ系になってきてからは、写真のごとく大きめにL字型につけるようにしています。遠投には向いていませんが、近くにいる大型が飛びつきたくなるような「動きによる誘い」を演出するためで、まっすぐ垂らすより食いがいいように思います。アタリがあってあげてみると、このつけ方をしたエサを3つも飲み込んでいることがよくありますから、先っぽだけ食い逃げという事態は、我々が考えているほど多くないと思っております。キスの付き場所を特定するのって、ほんとうに根性が要ります。数年前までの自分の常識では引いていなかったギリギリの線まで探ると、思わぬキスのつき方に驚愕いたします。「根にかかりそうだな~」という位置までくると、みなさん普通は仕掛けを回収しますよね。しかし、もっとギリギリにキスはいるんです。感覚的には「根についている」と思ってもいいくらいで、「根の位置に来たかな~?いやっ、あと気持ちだけ引いてみよう」くらいでアタルことは非常に多いです。写真のゴロタですが、この沖1色にキスが付いています。沖にキス狙いのボートが浮かんでいましたが、ほとんどキスは上がっていません。沖は沈黙、手前は入れ食いの状況が、キスがまったく散る気配もなく、最初から最後まで続きました。なんでこの場所に固執するの?と聞きたくなるくらい、1色ベッタリなんです。それほど安全で(つまり隠れるための障害物があって)エサが豊富なのであろうと思われます。今期2匹目の26cm超えも1色にいました。このサイズになると、しびれる激震、掛けてからの抵抗の仕方は尋常ではありませんね。超26cmに対する「短グレ6号」のフッキングです。この口の大きさを考えると、もう2ランクくらい大きなハリでいけそうでしょ!?(画像をクリックすれば拡大写真が見られますよ。観察したい人はどうぞ!)コチラは23cmに対する「掛かりすぎチヌ1号」のフッキングです。芸術的なハリ掛かりでしょ!?ネムリが入っているハリって、謳い文句通り、口元へのフッキングが圧倒的に多く、なおかつ、のどの奥までいったん吸い込まれても、内部にほとんど傷をつけることなく口元までハリが移動して、一番固い部分に貫通するという 仕組みになっており、積極的にリリースする人にはおススメです。通常の細軸のハリに掛かった良型は、いったん口の奥でフッキングした後、激しい抵抗によってそのフッキングポイントが口の中でズルズルずれて、最終的に口掛かりしているケースが多く、リリースするなら口の中で出血していないかどうかをよく確認しないと、せっかくの善意が報われません。ピンの場合、大きなサイズのフックを使っていれば、のどの奥に達することは少ないので、文字通りの口掛かりとみていいでありましょう。ピンでの口掛かりと良型での口掛かりとは見た目上は同じでも、その内訳は生死をわけるくらい天と地の差がありうることを認識しなければいけないであろうと思われます。今日の釣果画像です。今までとはちょっと違う点にお気づきでしょうか?魚の状態をよく観察してください。鮮度を保つために、釣れたはしからエラと内臓を抜き取って、海水氷に漬け込んでます。帰宅したらそのまま冷凍庫に入れるだけ。ウロコは調理するときに落とします。帰宅してからの時間が大幅に節約できていいですよ♪
2012.06.23
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今シーズンは倉橋島を中心にこれまで一度もやったことのない地点の新規開拓をしているのですが、感触的にはどの開拓もアタリ…しかもそのほとんどが抜群の魚影を確信しています。とりあえず様子見なので控え目に釣っていますが、我が愛する能美島深江新開のように通って完全にマイポイントにすれば、かならずどの場所もパラダイスになります。まあハッキリ言ってしまえば、倉橋島の海岸線は全域キスの抜群の魚影を誇っており、たいていの場所ではキスに関してはハズレなどあろうはずがありません。私事で恐縮ですが、今年で還暦を迎えてしまいます。磯歩きも年齢的にはもうそろそろ限界にきており、新規開拓はほんとうにしんどい重労働です。今シーズンは体力も気力も充実しているので、なるべく今年中に倉橋島・能美島のキス場はすべて解明しておきたいと思っております。先週の某日某所…っつーか画像から場所はバレバレか~…大昔「月刊釣り情報」(←今の「月刊釣り画報」)のルポでやってたかな~?たぶん。以前からやってみたいと思っていて、ずっと放置していた超有名キス場。ならば今さら新規開拓といのも…とは思うのですが、ワタクシにとってはまったくの新規開拓だし、視点を少し変えると、ルポにはなかった新たな側面が見えてきます。冒頭からレギュラーサイズではありますが、2連と好調な滑り出し。仕掛けの着水から着底までたったの5秒…「あっさ~!」。サイズはあまり期待できないかもと思いつつ、通常の20cmくらいまでをコンスタントに追加していきます。アタリ自体は投げるたびにあって、まったく退屈しない。あらかじめ航空写真で、この広いエリアの「ココ!!」と決めて入釣したのですが、魚影に関しては読みがバッチリあたって気分よし。引く範囲が狭いせいか?あるいは引き方、止め方が悪いのか?なぜかこの日は3連にならない。サイズは左にあるシモリ際を通すと、ビッグとまではいかないが23~24cmあたりが激震(距離が近く浅いので17cmくらいでもガツ~ンときて結構楽しい♪)をくれる。単発だが、コイツもシモリ際で獲れた。あたったと同時に藻に逃げ込んだのか?ちょっと根掛かりのようになってしまい、1分ほど放置していたら、動き出した。あまりそこを狙いすぎると、良型のキスが散ってしまうので、狭い磯場をあっちに行ったりこっちに行ったり、小移動を繰り返すが、どこもキスだらけといった感じです。気がついたら10時。16Lのクーラーボックスにはもう魚が入らなくなり、担いだ感触ではふらつく レベル…測定はしていませんが経験から重量にして3kg超えもしくはその近辺だと思われます。例によって少し、いや潮位によっては結構濡れますが、ワタクシのパラダイスに認定しておきます。これで老後の楽しみがまた一つ増えました。[データ]ロッド…シーバスロッド3ft (MH)リール…サーフベイシア25ライン…PE08号(8 Braid) +リーダーPE1号10m ハリス(ホンテロン1号5cm) モトス(カーボン2号30cm間隔)テンビン…円盤テンビン(S)シンカー…キャストシンカー27号ハリ…チンタメバル8号/がまアブミ7号(いずれも3本バリ)
2019.06.07
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倉橋島大迫地区。ここは比較的楽に長距離を歩いてキスを拾い釣りできるポイントの目白押しだ。特に干潮時をうまく利用すれば、通称「亀ヶ首」までは比較的簡単に行ける。よって、これまで何度となくキス狙いで入ったことがある海域なのだが、タイミングが悪かったのか?これまでそんなにいい思いをしたことはない。キスは確実にいるはずだし、良型が連発する地点もあるにはある。探り方が悪いのか?今日はこれまで一度も攻めたことのない浜と磯の2箇所に的を絞って開拓してみた。ぽつんと一軒家のある砂浜から始めて本命の浜に到着。いい感じで潮が左から右に流れている。その流れの向こう側に仕掛けを投入し、ゆっくりとさびく。すると流れに入った近辺でアタリが連発。手前までがまんして引き続けると、1色でもアタリがきて3連。測ったように流れの中と手前1色でアタリが続きますが、なぜかハリ掛かり率が悪い。感触的には20cm前後の良型のあたりばかりなのに、悔しい。結局潮位を気にして途中で移動することにしたのだが、ここで獲れたのは10匹程度という貧果。いったいどうしたことだろう?時々どうやっても掛からないときってのがあって、ワタクシはこんなとき、ハリは変えません。仕掛けも常に半誘導を使い、途中で変更もしない。変えればいいのかもしれないけど、ワタクシはなんとか掛けるタイミングを早めたり、ゆるめたりで対応する。潮位の心配がなければ、もう少しあの手この手を試していたとは思うのだが、今日は完全にギブ・アップ。しかし、そのアタリの強さと多さから、ポテンシャルの大きさだけは把握できた。次回時間のあるときに再トライしてみることにしよう。もう1箇所は、ほぼ首に近い地点で、根掛かりが多く釣りづらいが、ここも20cm前後の良型が数いけそうだ。今日はポイントに薄く着いているだけの印象であったが、必ず同じ地点で、1匹ずつではあるが、良型が連発した。ここでも10匹ほど確保して岐路につく。もう持ち帰りがあまり出来ないので、20cm前後を20匹ほど。捌くのが楽でよい。ポイントにクセがあるけれど、ポテンシャルはなかなかだということがわかっただけでもいい収穫となった。倉橋島大迫…また来よう!!
2019.05.11
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ここ十数年キス釣りにキス専用のハリを使ったことがない。釣具屋に行くたびに、「何かキス釣りに使えそうないいハリはないか?」・・・物色する日々が十数年続いている。これが釣具屋へ行く目的といっても過言ではない。そもそもキスを釣るのに「細軸の小バリ」という概念は誰が決めたのだろう。キスって、やってみればわかりますけど、かなり大きなハリを平気で吸い込みます。ワタクシが好んで使っている「チンタメバル8号」なんてハリは、通常のキスバリ(がまかつキススペシャル基準)8号相当の2倍の大きさがあります。にもかかわらず吸い込み率ほぼ100%に加えてキープ力抜群・・・吸い込めば絶対に外れません。キス釣りの専門家から言わせると邪道でありましょう。ただ、世の中にこれほど無数のハリがある中、キスバリだけに固執する理由はありません。我々は、面白そうだと感じれば試すことのできる環境にあるわけで、個人的に面白いと感じるのだからどうしようもありません。誰にも迷惑はかからないので、無問題でありましょう。強くお勧めする案件ではありませんが、ちょっと面白い試みをやってみたいな~なんて日々悶々と過ごされておられる方々には、超お勧め!一番キスに近い部分を思い切って遊んでみると意外な真実が見えてきたりいたします。 さて、個人的にはメバルバリがキスバリとして完全に定着した今となっては、次なる理想的なキスバリへの欲求がふつふつと湧いてくるわけでありまして、そんな中今夢中になっているハリがございます。画像向かって右の「がまかつ競技カワハギ速攻5号」。半スレと書いてありますが、バーブレスといってもいいほど返しが極小に抑えられており、メチャクチャ使い易いです。服に刺さってもすぐ外せます。返しをペンチで潰してもいいのですが、これをすると返しの箇所から錆びてきますので、あえてやっていません。めばるing経験のあるワタクシは、バーブレスには何の違和感もなく入っていけます。バーブレスの最大のメリットは魚に刺さりやすいということ。通常は刺さりきらないような大型のキスの口の堅いところにも、ほぼ向こう合わせでフッキング貫通いたします。もちろん、「刺さりやすい」は裏返せば「外れやすい」につながりますが、そこは基本中の基本である、「魚がかかってからラインテンションをゆるめることなく魚の動きに釣り人の操作が追随できている」限りバレることはございません。多点バリでキスがぐちゃぐちゃにバナナ状態で上がってくるのは「この操作が出来ていない」からで、基本をキチンと押さえればバーブレスはまさに「速攻」の名の示す通り超攻撃的なハリと言えましょう。3本バリしか使わないワタクシがこんなこと言っても説得力はありませんけど、3本バリでも基本操作が出来ていないと絡みますから、原理は同じなのです。 となりの「むつ針9号」は、誰が見ても絶対にキス釣りには使わないだろうな~と断言できるハリです。個人的に特に嵌っているというわけではないのですが、こんなハリでも、こと20cm以上には普通に使えます。画像が悪く形状がわかりにくいですが、針先は競技カワハギと同じネムリバリになっています。極端な例として引き合いに出してみましたが、ワタクシはキスのサイズが大きいときは、躊躇なくこのハリを使います。17cmくらいから下はまったくといっていいほど掛かりませんけど。 お次は万能タイプのキス?バリです。心なしか形状が似てますでしょ?ワタクシが愛用している「アマゴ半スレヒネリ」とコンセプトは同じで、合わせを入れるとフッキングポイントに対して垂直に刺さる形状です。これらはアマゴ半スレヒネリとともに自信をもって万人にお勧めできます。メインに使っている「メバルバリ」に少しずつこのような仲間を加えていって、心行くまで遊んでみたい。また好奇心を刺激するハリがでてきましたら、ここで紹介させていただきます。もちろん、使う使わないは個人の自由ですけど。 今日は四方山話です。上の画像はいつも愛用している仕掛け巻きです。3本バリ仕掛けですから、トーナメンターの方々がよくやっておられる無限仕掛けをぐるぐる巻いて仕舞うパターンではございません。実はこれ、すでに5回使いまわしたものなのです。これは色々反論があるかもしれませんが、少なくともワタクシは、一度作った仕掛けを1回で捨ててしまうことは出来ない性質でして、釣行ごとに塩抜きをしてこのように保管をしておいて、ハリの種類を変更しないときは、次回の釣りでも使用します。まあ、セコイといわれれば反論はいたしませんが、今のハリって、思いのほか耐久性能がすぐれており、5回くらいの釣行では決してヘタリません。2枚目の接近画像を見ていただければわかる通り、針先も鋭利なままです。ただ、さすが5回も使いまわせば部分的に錆びてきます(画像の丸で囲んだ部分)。なぜあの部分だけ錆びるのかと申しますと、仕掛け巻きが、海で触っているうちに塩分を含んでしまっていたことに起因します。よって、仕掛け巻きにハリを刺した部分だけ錆びるというメカニズムです。これに気がついたワタクシは、仕掛け巻きと一緒に丸ごと塩抜きをするようにして、錆び防止に努めております。小さなことですが、色々と観察すると見えてくることが多々あって、面白いです。これぞ趣味の醍醐味! トーナメンターの方々は、たぶん時間との勝負でしょうから、仕掛けがグチャグチャになったり、部分的にハリが飛ばされたりすれば、丸ごと取り替えざるを得ないのでしょうね。個人的にはこれが見ていてとってももったいない気持ちになるわけであります。あとで使えるハリだけは再利用できないのかしら?すみません、メッチャ余計なお世話でした。 お次はラインのお話を。またまたセコイ話で恐縮ですが、PEラインって、いいものを使おうと思うとメチャメチャ高価ですよね。だからと言って、粗悪で安価なものを使うのもちょっと…ね~。ということで、色々考えた挙句、基本4色(100m)で連結してラインをスプールに巻くというところに着地いたしました。経験上、ラインが4色以遠で切れることはまずありません。よって、4色以遠には使いまわした古いラインを、4色までは新品で強いラインを巻いて使っております。連結は結び目がもっとも小さく美しいブラッドノット。これでライン放出時の引っかかりはまったくございません。画像は古い使いまわしたPEラインです。このように保管しておき、4色以遠は継ぎはぎで使います。ひどいのになると、4色までは新品の8本よりを使い、4色以遠には号数のまちまちな古いPEラインを適当に何十メートルかごとに連結、つまり4色以遠は継ぎはぎだらけ…というスプールもございますが、これ普通に使っておりますけど、トラぶったことはありませんし、快適に釣りはできております。まあ、ワタクシの遠投能力などたかが知れてますし、どんなにがんばっても6色程度なので全然OKなのでしょうけど、たぶんキス釣りをされておられる方の中で、8色も10色も投げる人って、例外中の例外でありますし、普通の人はワタクシ程度(ごめんなさい失礼な言い方になってしまって)でありましょうから、新品にこだわらなければこれで全然いけます。もっと実質的なお話しをすると、ワタクシの行く瀬戸内のキス場の場合ですが、4色以遠でアタルことはまずありません。99%が3色以内の釣りです。ひどいときには1色オンリーという釣り場もございます(特殊ですけど結構ございます)。これを考えても、常にメンテを怠らずケアに値するラインの部分って、やはり4色以内なのです。ラインに対する考えもやはり人それぞれでしょうから、ワタクシのような考え方があってもいいのかもね…などと思ってやってます。決して強いお勧め案件ではないということをご理解いただければ幸いです。 さ~て、このたびの釣行はこんな継ぎはぎだらけのラインではなく、ワタクシとしては新しい試み「PE3号の通し」で実釣してまいりました。釣り場は手前が岩礁地帯で、その少し沖に砂地が部分的にあるピンポイントです。よって、根掛かり対策として、以前からイメージしていた太糸を道糸にして、力糸も高価なので使用しないスタイルをとってみました。結果はまずまず、普通にキス釣りエンジョイできますし、この度はありませんでしたが、ガッチリ根にかかっても強引に引っこ抜けます(ハリは犠牲になるかもしれませんが)。このたびの釣行で、PEラインは2号の通しでもいいんじゃない?と直感的に感じましたので、即コイツを注文。300m巻きで2400円くらいですから、100mごとに切って使えば、経済的。投げ釣り専用ラインにはこだわりませんから、これで十分です。またレポートさせていただきますので、こういうことにご興味のある方は、ご期待?くださいませ。 ではでは、Youtubeに釣り動画および仕掛け作り動画をアップしてありますので、お盆休みをご利用なさって暇つぶしにでもしてやってください。釣りキチsankonの釣り日誌15~17
2024.09.08
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梅雨の中休みの釣りです。倉橋島西部方面に行ってきました。 時期的にそろそろ大型のシーズンに突入してまいります。今シーズン初の25cmジャストも出ましたし、良型連発の予感。 それと同時に、海底にはベットリと堆積するトロ藻が。キス釣り師であれば誰もが悩まされるこの藻。これまで何度も攻略しよう・・・ではなく、したいと思ってきただけで、何ら具体的な対策はとってこなかった。というのも、このトロ藻が堆積しにくいポイントをいくつか持っているからで、そこを釣れば何も問題なくキス釣り自体は楽に成立します。言葉は悪いが、楽な方向に惰性的に流されてきたこの時期のキス釣りであったわけでございます。個人的にはもう歳も歳ですし、このまま流され続けてもいいとは思うのですが、何かやり残した感が強く、不完全燃焼気味。こういった状態を常に引きずってきていると、ふとしたきっかけで、何か気持ちが盛り上がってくる瞬間があったりいたしまして、今ちょっとばかりやる気モード。 みなさん、このトロ藻対策何かやっておられますか? この日のこのポイントも例外ではなく、海底にはベットリ藻が。傾向として海底が白く見える浅い地点に集中することが多く、近投で勝負するワタクシのキス釣りにとってはまさに致命的。目視では存在は感じられませんが、底を引いてくる釣りですから、仕掛けがジワーと重くなっていく様から、はっきりと藻の存在が感知できますし、引いてくる距離が長いだけに、拾ってくる藻の量もかなりのもので、餌が全く見えなくなる程度にまでなってしまい、当然のことながらキスからは餌を見つけてもらえません。が、この日感じたことは、ある程度ならば、藻が仕掛けに被っていても食ってくるという感触でしたし、キスからすると藻が堆積している地点こそが行動区域。ならば藻の上を釣るしかない。移動も考えたのだが、どのくらい食ってくるか確かめたくて、この日は藻と格闘しながら昼までがんばった。 結果的には、こんなもんなのですが、個人的な感触は良好。ほぼ毎回ベットリ藻を拾ってくる割には、藻が付いていないハリやうっすらと付着しているハリにも普通に食ってくるし、魚影の濃さは確認した。仕掛けさえ見せる工夫をすれば確実に食ってくるはず。 ということで、次回のテーマがここに明確に確定するのでした。我が釣り友に貴重なアドバイスをいただき、今実験モードに突入。どうなるかはわかりませんが、よいご報告ができれば幸いです。 今回のキスのみの重量はこのような結果に。こんなもんでも十分にズッシリ感はあります。これはこれで十分満ち足りるのですが、次回は新しい?仕掛けで2キロくらいは釣りたいな~・・・
2023.06.11
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盛期のキスのように、群れが大きく、何も考えずに引いていても勝手に食いついてくれる、しかも、がっつり食べてくれる。そんなとき、特に初心者の頃は「キス釣りって簡単で楽しい!」って勘違いするのですが、すぐに厳しい現実に直面いたします。「アタリがあっても乗らない」ことが結構あるよ・・・ということに。今の時期(4~5月)のように、まだキスが活動し始めたばかりの頃には、みなさんご想像可能でありましょうし、素人や初心者でも、キスの活性は低いということぐらいは想像がつきます。しかし、盛期であってもこの現象は起こり得るもので、海の中の何らかの微妙な変化とか降雨、気圧の変化とか、様々な要因はあるでしょうが、「人為的なミスによる乗りの悪さ」を考える余地もありそうじゃないです?正確に言えば、そこに原因があるというより、「何らかの原因で乗りにくくなったキスへの対処の仕方が裏目にでる」というケースかな?と思われます。 ワタクシもキス釣りを始めて数年目でこの壁に直面いたしました。では、数年間は大丈夫だった?・・・そうなんです。キス釣りを始めて数年間は、何の悩みもなく「キス釣り楽しい!」って思っていました。理由は2つあって、一つは、師匠である釣り爺さん一行に加えていただき、魚影の濃い釣れる場所ばかり行っていたから。もう一つは、ナイロンラインを使っていたから。特に後者の理由の持つ意味は大きく、当時「ナイロン3号+ナイロンテーパー力糸+全遊動仕掛け」という最強の組み合わせでやってましたから、キスが乗らないという悩みはまず感じていなかったわけであります。今でも、あまりにキスが乗らないときは、ナイロン使おうかな~などと思うこともあります。「ナイロンではアタリわかんないじゃん!」というそこのあなた。いやいや、ハッキリわかりますって。しかもアタッた時点でほぼ飲み込んでいますから、「乗らない」という悩み自体存在しないわけであります。おまけに、当時のハリのサイズは「流線11号」とか「競技用キス10号」、「早掛け10号」、「投げ専キス9号」といった大型ハリばかりでした。どうやら、「ナイロンのある程度の伸び+大バリ」にキーワードがありそうなので、ご興味のある方は、考察してみてくださいね。興味深い「真実」が浮き彫りになると思いますよ。 さて、PEラインが到来して久しいわけでありますが、誰もがその到来によって、キスの行動のみならず、海底の状況等、ありとあらゆる詳細情報が逐一手に取るようにわかる時代になってまいりましたが、ことキス釣りに関してはただ一つだけ、PEラインでは解決できない問題が残っています。それは、「キスがいつエサを吸い込んだかがわからない」という真実。よく「前アタリ」と称して、それが「キスがエサを吸い込んだサイン」と勘違いしている人がいますけれど、あれはキスが反転した、もしくは抵抗を始めたサインであって、すでにエサは口の中か、吐き出した後、ということになります。ワタクシも誤解していた時期がありました。磯に立ってキス釣りやってみると良くわかるのですが、磯って、足元がポイントになっていることが多く、手前まで引いてきて仕掛けを回収しようとリールを巻き始めた直後に、ドン!と来ることがあり、その現象って、キスがフワフワ漂っているエサをすでに吸い込んでいて、「仕掛けの回収」という作業が「フッキング」として作用した、ということでして、キスが底から上にあるエサに飛びついた、ということはキスの習性上ほぼ考えにくいのです。「えっ、食ってたんか~い!」みたいな。これが手前ではなく、もっと沖で起こっているとしましょう。みなさん、想像力を働かせてみてください。沖には手前と違う条件がいくつも存在しており、中でも一番の難敵は「ポイントまでの距離」、次に「ロッドの重量」です。いずれも、キスがエサを吸い込んだその瞬間を捉えて反応することを物理的に不可能せしめる「要因」でありまして、「今食った!!」というアタリは、「もう食ってたよ~っ!!!」という反応の残像に過ぎず、それを感じて対処したって遅すぎるわけであります。ではどうすればいいのか?・・・それは「予測」しかありません。幸いなことに、何投かすればその地点でのキスの付き位置は「ラインの色」によって把握できます。よって、アタリの予測は、意外に簡単なことが多いです。ましてや、行き慣れた場所では、投げる前にそのような「情報」は把握できているはずで、とすれば、後は「人為的なミスを減らす努力」のみですから、綿密に「予習」していけばいいだけのこと。それだけで、普通なら獲れていなかったキスは半数以上確保できます。 そこで、その「予習」ですが、何度もキスに外されるケースに遭遇したとき、通常は「サビく速度を遅くする」とか「ハリのサイズを小さくする」などという対処の仕方があると思うのですが、あえて「その真逆」をやってみようと思われる方はおられますか?これだけ釣り人口がいるわけですから、もちろん中にはそういう考えの方もおられるでしょう。ワタクシもその一人で、もう今では「対処」の域を通り越して、常にハリは「大バリ」、外されるときは「早巻き」がワタクシの中での「定番」となっております。こんなこと一々説明しなくてもわかっておられる方も多いでしょうが、早巻きのメリットは、「ラインのたるみが少なく、常に即アワセが効く状態」を人為的に演出することにあります。つまり、「エサに違和感を感じて吐き出すタイミングを与えない」・・・これが最大のメリット。「大バリ」は「すっぽ抜け防止効果」を狙ってのものです。さらに即時反応のじゃまになる「ロッドの重量」対策ですが、今日はシマノのサーフロッドを使いました。メリットは「ロッドを寝かせたまま早巻きができる」ことと「反応の速さ」。投げ竿では重過ぎて腕がパンパンになってしまいますが、サーフロッドやシーバスロッドは一日中この釣り方をしても、全然疲れません。飛距離の点を除けば、キス釣りに理想的なロッドと言えます。4色以内の釣り!と割り切れば、精神衛生上も無問題です。実際に5色も6色も投げなければならない場所は、ワタクシの出没エリアでは稀です。 さて、話も煮詰まってまいりましたし、長いと読んで貰えないので、そろそろ動画に移行しようと思います。すでにここはスルーして動画に飛んだ方もおられるでありましょう。すみません、話しが長くて。今日はブログのテーマに沿った釣りをしようとは思ってもいなかったので、上手く撮れていない部分もあろうかと思いますが、とりあえず撮って来た動画を公開してありますので、可能ならば本ブログと併用して見ていただければ幸せです。 本日の「早巻き」による釣果です。少しずつ反応が前向きになってまいりましたが、早朝~昼までがんばってコレだけですから、まだまだ盛期の釣れ具合とは言い難いですが、ここ倉橋・江田島の釣況は逐一ご報告申し上げます。ご自身の釣行の参考になさってみてください。 参考データ 1. ロッド シマノ ネッサS100MH+ 2. リール 4000番小型スピニング 3. ライン PE1号 4. リーダー PE2号10m 5. シンカー 18号 6. ハリ チンタメバル8号 3本 7. 巻き速度 毎秒1.5~2回転動画「キスの乗りが悪いとき」
2026.05.06
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今回は大雨から一日置いてのキス釣り。海の濁りはもうとれているであろうという予想のもとに日付が代わる頃現着→明け方まで仮眠。暗いうちは気がつかなかったのだが、夜が明けると海を見て愕然とした。大雨で大量のゴミや流れ藻が海面一帯を覆いつくしており、「これ絶対釣りにならんよ」とは思ったものの、場所移動するのも面倒なので、そのまま大量のゴミと流れ藻の隙間を狙って釣ることにした。しばらくは、仕掛けを回収するたびに引っかかってくる流れ藻や草の根っこみたいなものに苦戦いたしましたが、潮が動くとゴミも徐々に動きはじめ、釣りやすい場所が数箇所でき始めたため、そういう隙間を狙ってやってみると、どうやら海の中は「藻明け状態」(=トロ藻が溶けて消えた状態)になっており、非常に引きやすい。ただ、雨の影響か?食いは浅く、何度も大型らしきアタリを逃してしまった。最近、昨年秋に作成したピンギス狙いの小バリの残り在庫を処理しようとして使っていたため、小バリの弱点がもろに露呈した形となってしまいました。横着せずに事前に大バリ結んでおくんだったなぁ~。急遽、在庫の中で一番大きなキススペシャル8号に代えたところ、一発で25cm確保。さらに、デカイアオギザミを思わせるガツガツとしたアタリをくれて上がってきたのは、久々の27cm。ほぼ16Lクーラーボックス縦の長さ分ありました。ワタクシが勝手に「藻明け」と呼んでいるこの時期は、良型~大型が一年で最も充実して釣れてくるとってもエキサイティングなタイミング。だいたい7月の第2週目~月末あたりまでがピークで、学生で言いますと、ちょうど1学期末テストが終わり、あとは夏休みを待つばかりといったワクワク感が止まらない、一年で最も開放的な時期と似ています。キスもかなり開放的になるのでしょう。自分の釣りが上手くなったのか?と勘違いするほどにキスの食いは抜群です。ただ、この日は、自分の準備不足と大雨の影響でやや食い渋ったのと、荒れた天気の直後にはよくある現象のように思うのですが、ピンギスがかなりの割合で混じるという事態に。17cm以下と以上がだいたい半々の割合でした。以前は17cmに満たないキスはほとんどリリースしておりましたが、今は基本すべて持ち帰ります。特にたいそうな理由はございません。キス釣りに来ているのだから、持ち帰ります。そして食べます。強いて言うならば、だいたい50匹くらいになったらサイズの内容に関係なく、釣りは終了するようにしております。最初ちょっと苦戦したためか?腕が悪いのか?50匹獲るのに昼までかかりましたが、はっきりとした「藻明け」を感じることができたのはよかった。さて、いよいよ始まります。夏の祭典が。本日のザ・サバキは弥氏良寛さんのメバル捌き包丁「春告」による背開き。メバル用と銘打ってはおりますが、瀬戸内の小魚全般に使えるメチャクチャ使い勝手の良い包丁です。たくさん釣れたピンギスには、山本直さんの8cmぺティーがいい仕事をしてくれます。ここ最近は、ピンギスであっても開いて中骨を外し、天ぷら・骨なし唐揚げ・南蛮漬けなどにして味わっております。味は・・・そりゃもう折り紙つきです。頭落として腹を出してそのまま唐揚げ・・・これはこれで美味しいのですが、手間ひまかけたピンギス料理の世界もまた奥が深くて興味が尽きません。
2023.07.04
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前回「冬のキスとは」からワンセクションすっ飛ばして、季節はすでに初夏へ。やっとキス釣りのタイミングが整いました。 今年で64歳となる老体でございますが、なかなか同世代の皆様のように悠々自適とはいかず、とにかくやりたいことが多すぎて、生きるのに必死であります。時間が…時間がもっと欲しい。ワタクシの影武者が2人くらい欲しい。酒がマジ邪魔だ…飲むと後何もできなくなってしまう…やりたいことが山ほどあるのに。よって、🍶やめた(正確には週1に減らした…と言うべきか)。おかげで体重は8kg減、上が160近くあった血圧は110程度に落ち着いてきた。とにかくやらなければ…時間がない。知り合いの包丁屋さんが「ぼくは動き続けないと死んでしまうマグロのようなものです」とおっしゃってましたが、ナイスな例え!全く同じです。気が休まるひと時がございません。とにかく必死に生きております。 さて、話題はまさに今が旬のキス。藻場を攻めると驚異的な持続性と活性の高さに出会えます。本日はこの地点の魚を狙い撃ちにすることに…。 型は最長寸23cmとやや小ぶりか。腹にもまだ子が宿ってないようだし、産卵がらみのビッグママが10本近く混じるのは、もう少し先の話しになりましょうか? 朝6時から始めてジャスト12時にてストップフィシング。まだ水温は冷たい印象で、連は狙い難し。一匹一匹のんびりと数を貯めていく感覚で、焦らずじっくり魚と対峙する。結果、ミスフッキングなしのほぼ完璧な釣りとなりました(自己満足)。気分よく釣り場を後にする。 15cmクラスが全体の1/3くらい居たためか、キスだけの重量はあまりパッとしません…2kg+αに留まりました。 さて、帰宅後は「The サバキ」です。今日は「弥氏良寛作メバル裂き包丁春告」と「宮崎春生作銀紙3号ぺティ」を使っての捌き。両者ともに抜群の包丁の入り。前者は片刃、後者は両刃となっておりまして、両刃の方は刃のトレースコースがややシビアではありますが、慣れれば無問題。つまり、片刃に比べて失敗が如実に現れるという特性があり、こと魚捌きに使用する場合は若干の熟練が必要でありましょう。春告の方は、もうメチャクチャ使い勝手がよく、素人でも捌きを失敗しにくい懐の広さを持ち合わせており、これから瀬戸内の小魚用に包丁をお探しの方には、超お勧めです。メバル用と銘打っておりますが、小魚であれば万能でありましょう。キス捌きって、もっと細い包丁をイメージされる方もおありでしょうが、実際に使ってみると、そこそこの高さがあった方が都合いいということにお気づきになるはずです。よって、現時点でキスを捌くのに最適な包丁は、「アジ切り」と呼ばれる小型出刃タイプ(出刃包丁とは決定的に違うところがありますが)がベストという印象です。 ちなみに、傍らに置いてある汚いタオルは、魚捌き用にしてあるもので、特にキスの場合、タオル特有の繊維の荒さが黒い腹膜を取り除くのにちょうど程よい摩擦係数になっております。キスを捌く際にはおススメアイテムでございます。 最後に、「春告」で捌いて、タオルで腹膜を掃除した直後のキスの背開きでございます。中骨は透けて向こうが見えるまでに薄く外せており、身のお腹部分もメッチャきれいになっておりますでしょ!? キスも盛期へとどんどん近づいております故、当面はこれまでのようなブログ放置状態は解消される模様です。 それでは、本日はこれにて失礼いたします。
2023.05.29
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広島県で最も標高の低い「山」とされるのがこの「茶臼山」。陸繋島という地形で、潮が引くとトンボロ(砂州)が表出するタイプの島です。昔はこの山頂からよくキスを釣ってましたが、今は少しポイントがずれてしまい、以前のような「孤島の山頂に釣り座を構えてのんびりキス釣り」なんて趣のある釣りは出来なくなってしまいましたが、今もなおワタクシにとっては大好きな「癒しの光景」の一つであります。 いつも話題にする釣り場がワンパターンの「広島県江田島町深江新開」ばかりで申し訳ありませんが、老人になるとたぶん誰しもが、昔良かったパターンの場所にしか行かなくなります。それだけ冒険をしなくなる、といいましょうか?昔の栄光カムバック、という心境なのか?とにかく、昔の根拠に頼った釣りばかりを展開するようになります。それが悪いと言っているのではなく、様々な人の釣りを拝見させていただく中で、「どうしてもそうなるものだよな~」と言っているだけでして、たぶん、今の若い人たちも、この先60歳を超えて、常に新規開拓をやり続ける人って、そんなには出てこないだろうと思われます。だから今言えることは、若いうちにたくさん新規開拓して、年を取っても楽しめるマイポイントをいくつか確保しておきましょう。個人的には、年を食っても人よりやや冒険的な釣りをしているつもりではありますが、それでも気がつけば、「慣れ親しんだ場所に回帰」しています。ただ、言い訳するつもりは毛頭ございませんが、この「深江新開」という釣り場は、一つの地名では片付けることができないくらいに奥が深く、まだ開拓したい地点がいくつも残っていて、冒険的で、いつ来ても新しい発見がある釣り場でして、その意味では、常に新規開拓を怠っていない、と、ある程度は言えるかもしれません。しかも、自宅から1時間以内でこんなにエキサイティングな釣り場にいけるのですから、「迷ったら必然的にここ!」という行動様式が無意識のうちに出来上がっているのでありましょう。そのくらい自然に身体と心が一体となって動く遊び場です。 通常なら、冒頭画像の背景になっている対岸から釣りをスタートするのですが、今日は気分を変えて、いつもの場所から見た「対岸」を攻めてみることにしました。いつもの場所は、前回紹介した「難所」ではありますが、今回の場所がイージーか?といえば、決してそうではない、というところが面白いところでして、やはりコチラの鍵を握るのも「藻」であると同時に、「今度は遠投力が要る」という点で、今のワタクシにとっては更なる「難所」かもしれません。コチラは「車横付けポイント」が多いせいか?比較的対岸に比べて釣り人を多く見かけますが、遠めに見ての判断では、忙しく釣れているという雰囲気はなく、ほとんどの釣り人が1~2時間で釣り場を後にしています。 この日は、2箇所移動しましたが、いずれも「藻」の存在は大きく、掛けたキスを無事に取り込めるかどうかが、「その釣り人の腕とそれなりの道具の選択力」ということになります。「掛ける」だけならば、誰がやっても大差はつきません。キスからのコンタクトを意識的に、確実に掛けて(「掛かった」ではなく)、障害物をかわして無事に取り込み、しっかりとキスを〆てクーラーボックスに入れ、丁寧に持ち帰り、丁寧に捌く。そこまでが「キス釣り」であります。どの工程も、雑にやるのではなく、真剣に考えながら意味をもって行うと、キス釣りのすべてのイベントを心から楽しめます。地味ですが、どれ一つとっても楽しいのです。 歩くのもまた楽しい。この画像の潮位であれば、まだまだ先へ行けます。この先には自然のトンネルがいくつもあって、歩くだけでもエキサイティングだ。その行き着く先は「親休鼻」という岬です。ちょうど連休くらいからキスが良くなる見込み(あくまで「見込み」ですが)なので、健脚の方は連休を利用して歩いてみられてもいいかな~・・・(無責任ですが)。腰抜けのワタクシは、雨が降ってきたので、この日はここからそそくさと引き返してしまいましたが、天気がよければもう少し歩いていたかもしれません。 まだまだ、キスからのコンタクトは薄く、結構がんばって20匹程度ではありますが、また新しい発見もあったりして、有意義な釣りとなりました。参考までに動画も撮ってあります。テーマは「キスを散らさない気配り」。釣りながらぶつぶつ独り言で釣りのヒントを呟いておりますから20分ものになってしまいましたが、「そんなことはわかっているよ」という人以外は、ちょっと注意して見ていただければと思っております。連休中に家にいて暇を満喫されておられる方は、ビール片手にのんびり見てやってくださいませ。
2026.04.30
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胸部を締め付ける激痛・・・左腕の異常な痺れ・・・激痛に耐える身体が発する冷や汗・・・・ちょうど一年前になる。こんな状態が1ヶ月ほど続き、これはさすがに「ヤバイ」と思った。生まれて初めて自身の生命の危機を感じた。自らの意志で病院に・・・・今までもこのような症状はあった。が、ちょっと放置しておけばいつの間にか消えていただけに、今回の長時間&長期間にわたる断続的な症状にはさすがにマイッタ。国立病院循環器科で検査を受けること3回・・・かなり大掛かりな検査をした結果・・・たばこ・・・やはりこいつはマズイ。「禁煙」なんて生易しいものではダメだ。禁煙を経て「復帰」したときの、体内に毒がまわって行く様をみなさんもご経験おありであろうと思われます。ジワ~っとニコチンが身体をめぐっていき、ふたたび自己嫌悪と後悔の念に苛まれる。「またダメか~」と(笑)。たばこをやめようとするとき、「禁煙」なんて言ってるうちは絶対に煙との決別はできません。自分にとって何が大切なのか・・・それをとにかく片っ端から「たばこ」と天秤にかけてみる。おそらく「たばこ」側に天秤が傾く「もの」はまずありえない。家族・友人・仕事・音楽・・・そしてもちろん「釣り」。それがわかれば「決意」・・・あとはこの一点にかかっているのでありまして、ガムをかんだり、パッチやったり・・・一時しのぎ以外の何物でもない。とにかく「たばこ」は「心の病」だ。今までの自分の心との決別です。あっ、たばこを止める気がまったくない、もしくはその必要性をまったく感じてない人は、「フン」・・・と読み飛ばしていただけるとありがたいです。数年前だったらワタクシだって「何たわけたこと言ってるんだ!」とまで思っていたでありましょう(笑)。それと、決して愛煙家を卑下したりする論調ではないはずです。たんに「たばこ」と決別した一個人の記録にすぎません。「たばこ」を止めるのって、メッチャしんどいことであるのは確かです。一年前のある日、思い立ったように突然「決別」いたしましたが、それからの数ヶ月というもの、ハッキリ言って「地獄」でした。精神は不安定になるし、仕事にも影響いたします。ここが心の持ちようでして、40年近く吸ってきたのですから、その40年を白紙に戻すにはそれと同等の年月もしくは努力と苦しみが要るのは当然・・・と自分を自分で律する。これからの余生、すべて「煙との決別」のために費やしてもいいと思っております。もう峠は越えましたが、ふとした瞬間に煙を欲する身体がまだある。心はすでに大丈夫なのだが、身体が・・・である。一年経った現在、胸の激痛・腕の痺れ・冷や汗はうそのようにまったく起こらなくなった。心も安定している。性質もややおとなしく(笑)なり、釣りへのスタンスもそれに比例して変化してきた。 久々に釣ったまともなサイズのめばるです。昨夜出撃してきましたが、 ヤッパめばる・・・楽しいですね。キスもそうだけど、その入り口の易しさとそれから展開される奥の深さを兼ね備えた「釣りの原点」ですなっ!あと一月もすると、温存していたキスが・・・一年で最も難しい「春ギス」が開幕いたします。コチラも楽しみでなりません。月並みですが、たばこを止めてよかったこと・・・それは何より「心が強くなった」こと。それと、これは副次的なものですが「お金がたまる」。今までどれほどたばことそれに関係するものに日々お金をつぎ込んでいたか、あらためて驚愕いたしますよ(笑)。ただ、今、新たな問題が・・・「たばこを止めて糖尿病になる確率80パーセント」(笑)。いや、笑い事ではございません。止めて不健康になったのでは意味がない。新たなる肉体改造を楽しんでやっております(笑)。人間の身体って、ホンマやっかいですな~(笑)。でも、オモシロイっす♪
2010.01.30
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落ちギス探しって、ほんとうにムズイです。先週良かった地点はその後2度攻めているがチャリコの嵐・・・キスはいるはずなのだがエサがキスに行き着かないくらいチャリコが湧いており、キスは逆にチャリコを蹴散らして我先にとエサをむさぼるほどの群れと活性には至っていない模様です。普通は3回目を攻めようとするとき、前2回がこのような状況では、ちょっとココを攻めるのに勇気が要りますが、ねちっこいワタクシは攻め続けます。今回は「ピンポイントの発掘」がテーマ。一般に障害物がたくさんあってガチガチに根がかりするような場所は、ことキス狙いに関しては避けて通るのが普通なのですが、ふとした偶然から、そのガチガチの地点に、感触でいうと幅15mくらいの砂地帯があり、そこもなにか根のようなものがあるのだけど基本は砂地で、良型のキスがよく釣れるということを発掘し、かなりの数のハリを失う(仕掛けごと取られるほどの根ではない)という授業料を払った後、その様子が極めてクリヤーになってきた。ポイントの状況からしてハリ数は3本。キスは障害物の際で食ってくるので、際で止めて追い食いさせる。こういう状況は江田島湾津久茂にも1箇所あるので、得意分野。極めて狭いエリアを狙い撃ちだ。先日までいないと思っていたキスはココに居たのか~と思えるほどの食いを見せてくれたが、それでも「落ちギス」とは違う感触。ペース的にはごく普通の釣りです。ここ最近の猛暑で時期が狂ったか?前回ほどの勢いがないまま収束。もうすこし気長に検索することに軌道修正いたします。
2010.08.25
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え~、久々に「濡れない釣り」へ行ってきました(笑)。海水に腰まで浸かったり、砂浜歩いたり、岩場登ったり降りたり・・・って、想像以上に体力消耗いたします。比較的体力回復効率の良いワタクシですが、さすがここまでやると体の芯にちょっとばかり疲労の根が張っております。よって、今日は「車横付けポイントでのキスの夜釣り」。何の発展性もない釣りで申し訳ございません。この釣り、今ではほぼ目を閉じてでも出来るくらいやり込んできた釣りでして、楽をしてキスの魚信を楽しみたいときには真っ先にこの釣りを選択いたします。本来ならば時期的にも「カレイの夜釣りポイント開拓」というテーマで臨みたい所ですが、まだまだ本格化には1週間ほどの猶予があると思われますので、ちょこっと遊んでみました。半夜でおよそ60~70回の魚信があり、まだまだピンが多く良型が群れてないぶんキープできるのはこの5割程度ではありますが、うまくピークをとらえることができれば「良型ゴッソリ」になる可能性もありで、ワンパターンな釣りではあるのですが、抜け出ることができません。まっ、いくらなんでもここ瀬戸内のキスのピークは過ぎていますけどねっ。今年は「磯キス」に夢中になって夜釣りのピークを捉え損ねた感じです。でもいいんです。この釣りはいつでもどこでもできるっていうところがいいところでありまして、一番遅い時期でいいますと、12月近く?か12月頭?に結構な数上げたのが記憶に新しいし、年を越してもある程度はいけると見ております(あまり積極的にはやりませんけど)。 さて、リラックスできたおかげで、夜が明けても全然眠くありません。朝一こんなところに様子見にちょこっと行ってまいりました。ここは大好きなキス場です。渋いながらもさお先を震わせるのは良型ばかり。攻めどころをちゃんと知っておれば、ココは12月からがオモシロイと思います。え~、最近「磯歩き」のせいでデジカメ2台、携帯1機を御釈迦にしてしまっておりますので、最近の画像はすべてオンボロ携帯で撮っており、かな~りお見苦しい画像が多いのをお許しください。 最後に、あまりいらっしゃらないとは思いますけど、この釣り場攻略に興味がある方のために、有力なヒント画像を載せときます。
2009.10.19
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