フリーページ

2003/05/11
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
毎年母に送っているカーネーション

気持ちはいつでも感謝でいっぱいだよ

古いダンボールを片付けてると
数年前の母からの手紙を見つけた

今日までの年月を重ね合わせて
自分の事をいつも心配してくれた
そんな内容が書かれていたことに気がついた

いくつになっても私は子供

年をとっても母の子供

離れていても絆は
消えない
消せない
忘れない

生まれた故郷は母の故郷
昔届いた母からの手紙を
久し振りに読み返した

互いに苦しかったあの日々も
互いに寂しかったあのときも
絆は消して離れてはいなかった


母はいつも都会で生きる
私の毎日を遠くから想い続けた

若さの勢いに酔っていた
先走りしたあの日々は
自分の事だけ考えることに夢中だった



毎年送っていたカーネーションは
今、ふと思うと
自己満足のイベントのようだった
そんな気がした

古くなった手紙を
何年かぶりに読み返したとき
目頭が熱くなる思いで胸が張り詰める

母は口には出さない子への想いを
いつも赤裸々に素直なままで
便箋に自分の思いをつづっていた

ありがとう・・・

やっと今年は心から感謝できる
いろんな事があった分
母の背中の大きさが
自分の胸に深く深く目に映る

幼かったあの頃も
母はいつでも優しかった

誕生日にはお手製のケーキで祝ってくれては
おやつの代わりに「みそおにぎり」を握ってくれた

「お父さんが帰ってくるまで晩御飯は我慢してね。」
古風な我が家は母の力で支えられてた

今、この歳になっても
電話で聞く母の声は相変わらずで
兄の子供の話を楽しそうに話している

孫ができた喜びを
母は生きがいとなり生きている

離れている今の私は
一年に一度カーネーションを贈る日のように
母と会える回数が少ない場所に住んでいる

あと何回母にカーネーションを贈れるのか
そんなことをふと思う
母が生きている間
私は母と何度会えるのか
考えてみると急になんだか寂しくなった

大人になった自分だが
母の存在と生きざまの偉大さに
私は決して追い越すことはできないだろう

夜、母から電話が来た
去年亡くなった祖母の仏壇に
最初に飾ったと嬉しそうに話していた

毎年のことだと母は思うかもしれない
でも今年の花束は違う想いが
母に届いていることを願いながら
さりげなく会話を交わし
いつもと同じ口調で言葉を返した

「でもね、ホントは違うんだよ。」って
心から母へ伝えたかったけれど

花束が私の気持ちとともに
想いを届けてくれただろう・・・
そう信じて受話器を置いた

ありがとう・・・

夜の曇り空だけが
静かな風の音とともに
私の心を包んでくれた





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2003/05/12 04:51:12 PM
コメント(4) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

sarapon

sarapon

お気に入りブログ

☆Citrus Mint☆ ともちん♪さん
あみちゃまの世界へ… あみちゃまG!さん
☆ まっくす ☆ の… まっくすβさん
ANIMO LUNA paotaoさん
こころの風景 セルフライフクリエーター・風のRINさん

コメント新着

風のソウル @ おめでとうございます! お久しぶりです。 10000アクセスお…
果樹  @ Re:10000HITしました!ありがとうございますヽ(^◇^*)/ !(11/26) こんにちは、水蜜樹の果樹です。 わあ!…
あみちゃまG! @ Re:Everybody’s wish・・・(11/17) ***ヾ(≧∇≦)ノ"***きゃあぁあっ♪ さ…

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: