そこで、ふと目に止まったのが、そのコース名。そこにはESL Day Campとあった。あれ?頼んでいたのは、アートのキャンプなのに・・、何やら変な焦燥感にかられた。勿論、その場でも、後で会社にも電話して尋ねてみた。 すると、かえって返事は「大丈夫です、ESLと書いてありますが、内容は絵を描いたりするもので、さる鳶様から御依頼されたものです。前担当者も確認していると思います。」そうなのだ、じつは、この学校の斡旋をお願いした時の担当者は既に会社を退職しており、途中で担当者が変わっていたのだ。
ESL、正確には、ESL Activity Day Campには、19人の生徒がいて、 日本人は桜姫と桜丸だけ。後は、韓国、台湾、中国の子どもたちだった。最初は、何人かの保護者がついていたが、担任のMiss.Chenに言われて、外に出た、というか、帰って行った。子どもたちは、学校にいる間、全て担任にお任せしますっていう書類にサインしたわ。私もはじめは桜丸が心配だっらので、外で少し窓から様子を垣間見ながら待機していた。 はじめは、和やかに進んで行っていたが、やはり、出た!桜丸は、このような新しい環境に適応するのに時間がかかる。だから、先生の言う通りに事を進められない、ましてや英語!ダダをこねまくるし、先生に言葉をかけられても、日本語でいろいろと言い、泣き出した。 「あいた~~~っ」と思いながら様子を伺っていたが、やはり、先生のほうが折れて、私を呼んで「お母さんがいれば少しは落ち着くかもしれないからちかくにいてあげて。」と私も中に入ることになった。
今日の内容は <School Begining> 8:30am - 10:30am Reading & Writing 10:30am - 10:25am Play & Snack time 10:25am - 11:55am Teacher baking Sponge Cake (Demonstrates) 11:55am - 12:30pm Lunch time 12:30pm - 1:30pm Walk around the School 1:30pm - 1:45pm Play time 1:45pm - 2:45pm sport
桜姫も桜丸も、割とすんなり教室に入って先生の話を聞いていた。桜丸も、やはり桜姫が横にいるからか、桜姫のやることを真似して何とかついて行っていた。しかし、だんだんと先生がひとりひとりに自己紹介や発言を求めるようになると、流石の桜姫もビビって声がでない。桜丸も、やはり初日ということもあって、内に籠りがちだ。私は、先生の妨げになると嫌なので、桜丸が和んできた辺りにすっと外に出た。それが悪かった!気付いた桜丸が騒ぎだし、結局2人揃って外に出ることになった。 そのとき、虫好きの桜丸が蜂を見つけて、観察(いじくってたんだと思う)していて、さされてしまった。Waspだと言っていたが、桜丸は「違う、ワスプじゃなくて、セアカアシナガバチだよ!」と言っていた。 アレルギーなんかがあったらどうしようかと恐かったが、「大丈夫、アレジーがあったら今頃顔中腫れてて大変よ。」と言って、グリスみたいな塗り薬をささっと塗っただけだった。桜丸も、自分のミスでこうなったことを理解しており、ものすごく我慢していて、泣きもしなかった。「I'm OK! Thank you veru much.」と、手当てをしてくれた人にいい、無理してにっこりとしてみせた。お調子者で良かった。 男の先生も来て桜丸の、ブッスリと針の後の残った傷口のある指を見て、「WOW~~~!You're Brave Boy!」と、背中をバンッ!と叩いて励ましてくれた。後に、この事件こそが幸運への扉となった。
play time 後のMiss.Chenのデモンストレーションも、ケーキを焼く手順や様子を、よく見てスケッチしていた。あまりにも集中してよく描いていたので感心したが、桜丸の方は、後で聞くと書いていなかったのが判明!なに~~~っ?! でも、ちょっと、教室を覗いた時には、先生の側にいって何か言って(日本語で伝えてたらしい)ちゃっかりケーキも食べていた。