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NabeRen

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2005年08月02日
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いよいよ今日から、サマーキャンプが始まる。朝8時30分から午後2時45分迄だ。


 そこで、ふと目に止まったのが、そのコース名。そこにはESL Day Campとあった。あれ?頼んでいたのは、アートのキャンプなのに・・、何やら変な焦燥感にかられた。勿論、その場でも、後で会社にも電話して尋ねてみた。
すると、かえって返事は「大丈夫です、ESLと書いてありますが、内容は絵を描いたりするもので、さる鳶様から御依頼されたものです。前担当者も確認していると思います。」そうなのだ、じつは、この学校の斡旋をお願いした時の担当者は既に会社を退職しており、途中で担当者が変わっていたのだ。

 じつは、この学校のプログラムは、私自身が当地の教育委員会主催のサマー・キャンプをウェブ上で見つけたもので、自分で全て申し込みをやっても良かったのだが、何せ地理が全くわからない。キャンプに参加するには、交通手段や、何よりも宿泊先を見つけなければならない。
 はじめは頑張って探していたのだが、仕事もあるので、なかなか進まない。こんなにも地理感がないと難しいものなんて!!情報の必然さを思い知らされた。日本と違い、一歩間違えば危険な場所もある。子どもたちと私だけなのでそういうところも困るし、だからといって安全なところでも、交通の便が悪いかもしれない・・・そういうことを考えた末、現地の斡旋会社に依頼することにしたのだ。
 学校の名前を言えば、手配くらいは簡単だろうし、地理を知っている分、お金はかかるものの、そう大した間違いはないだろう、斡旋を仕事にしている訳だし、日系なら何処の会社もそうは変わりはないと高をくくってしまった。

 コース以外にもうひとつ気になったことがあった。それは時間帯。私が見つけたコースは、絵画を楽しむコースで、それは、午前と午後のどちらかを選択する分だった。コピーした資料にもそう書いてあったし(日本語で)、
その事も伝えていたはず。だから、早起きの苦手な私は午後を指定したのだ。でも、受け取った書類には朝8時半から午後2時45分となっている。

 そして、何度も確認したけど、持って行く物はもしもの為に筆記用具だけで良いって言ってたが、あまりにも私がしつこくお弁当の事を言ったので、「では念のために、気になる様でしたら軽いランチかスナックを持たれるのも良いかもしれませんね。」となった。


 結局、納得した上で意気揚々と(ウソ、本当は、朝6時おきで、バタバタと、でも気持ちはスッキリよ)出かけていったのだった。だいたい、宿泊先も、いくら安全なダウンタウンだからといっても、学校迄片道1時間かかるところにとってあったので、この会社本当にちゃんと考えてるンか?!と憤ったが、この頃には、キャンプに参加出来るうれしさで頭が一杯で、その道のりすら楽しかった。最初はね・・・・

 で、1時間かけてやっと学校に辿り着いた。レジストレーションの関係もあったので、初日は早めに着くように朝7時にホテルを出た。いざレジストレーションをすると、(久々なもんで、私も緊張したわ~~なんか、こわかったもん、顔はこわばってたね、きっと)すんなり受け付け終わり。でも、ちょっと気になったので、「実は、このコース、ESLってなってるけど、受ける内様は絵画(アート)のはずなのですが、午前と午後どちらを受ければ良いのですか?」ト尋ねた。すると、「そんな物は無いわよ、ESLはESLのコースだから、内容については担当の先生に聞いてちょうだい。」との回答。「でも、私は確かに、日系の斡旋会社にオーダーしたの。ESLの授業は、上の子はともかく下の子はついていけるかどうかわからないし。」
「何処の会社?」
「○○シーズンズという会社です。」
「そんな名前聞いたことないわね。でも、確かに、あなたのお子さんたちは登録されてるわよ。」当たり前だ!高い登録料も払ってるんだから(インターナショナルだとものすごい金額なのだ)
 ちなみに、ここでその登録料の内訳を御説明しよう。
 Summer School Placement fee 2 $300
Summer Program fee 2 $1340
Airport pick up fee (round trip) $440
Support fee $178


なにやら、こっちに住んでいる訳では無いので、税金の関係でインターナショナルの生徒は高くなるとのこと。ま、ありがちだけど、とにかく高いので吃驚した。正直、これを見てやめようかとも思ったし、会社側が余分にとってるんじゃ無いかと思って問い合わせたほどだ。
その上、迎えに来なくても良いし、サポートも必要無いからいらないというと「一応、セットなので・・」と言われた。仕方ないので、これも払う羽目になった。みみっちいかなぁ・・


 そう、本題に戻ってと、
 何々?どういうこと?一体何が何やらわからなくなってしまった。つまり、こちらのお願いしていたコースと、学校が登録しているコースが、書類上にも記されている通り、違ったのだ!!!


 それで、斡旋会社にも連絡とったけど、会議中で誰もでられないといわれ「緊急事態です!」といってもダメだった。何の為の緊急連絡先なんだ?
で、思いきって結局自分で、交渉開始!となった。
今迄の経緯を話し、コースについて尋ねると、私がお願いしていたコースは、あるにはあったのだが、キャンセルになったらしい。理由は聞かなかったが、人数不足とか、講師の都合とかそんなところだろう。もう、悔しくて悔しくて悔しくて、悔し~~~~い!!!!
でも涙を堪えて、この時は必死で説明してたから、泣く訳にもいかない。
なんとか、どうにかならないか、何が一番良い策かを考えた。
 そこにちょっと助け舟、ここの教育委員会には日本人のスタッフがいて、その人がこちらに来ていると言うのだ。いつ会えるかはわからないらしいが、ま、もう少し何とかなるかもしれないと思った。何より良かったのは、この学校のスタッフがものすごく親身になって考えてくれたことだった。
 はじめは、桜丸に関しては、オールリファンドだと言うことだったが、「あたしは、この子の為に、ここのアートキャンプを受ける為に、日本からやってきたんだ!斡旋会社のミスはとても不運だが、それに変わる何かはあるはず。」と力説し懇願したからか、時間の余裕を持たせてくれて、今日のところは一応ESLの授業を受けて行ったら?と言ってくれた。プリンシパルの時間が開いたらもう少し詳しく話しましょう。と言うことで、私たちは、時間通りESLの授業に入った。


 ESL、正確には、ESL Activity Day Campには、19人の生徒がいて、
日本人は桜姫と桜丸だけ。後は、韓国、台湾、中国の子どもたちだった。最初は、何人かの保護者がついていたが、担任のMiss.Chenに言われて、外に出た、というか、帰って行った。子どもたちは、学校にいる間、全て担任にお任せしますっていう書類にサインしたわ。私もはじめは桜丸が心配だっらので、外で少し窓から様子を垣間見ながら待機していた。
 はじめは、和やかに進んで行っていたが、やはり、出た!桜丸は、このような新しい環境に適応するのに時間がかかる。だから、先生の言う通りに事を進められない、ましてや英語!ダダをこねまくるし、先生に言葉をかけられても、日本語でいろいろと言い、泣き出した。
「あいた~~~っ」と思いながら様子を伺っていたが、やはり、先生のほうが折れて、私を呼んで「お母さんがいれば少しは落ち着くかもしれないからちかくにいてあげて。」と私も中に入ることになった。

 今日の内容は
  <School Begining>
8:30am - 10:30am Reading & Writing
10:30am - 10:25am Play & Snack time
10:25am - 11:55am Teacher baking Sponge Cake (Demonstrates)
11:55am - 12:30pm Lunch time
12:30pm - 1:30pm Walk around the School
1:30pm - 1:45pm Play time
1:45pm - 2:45pm sport

桜姫も桜丸も、割とすんなり教室に入って先生の話を聞いていた。桜丸も、やはり桜姫が横にいるからか、桜姫のやることを真似して何とかついて行っていた。しかし、だんだんと先生がひとりひとりに自己紹介や発言を求めるようになると、流石の桜姫もビビって声がでない。桜丸も、やはり初日ということもあって、内に籠りがちだ。私は、先生の妨げになると嫌なので、桜丸が和んできた辺りにすっと外に出た。それが悪かった!気付いた桜丸が騒ぎだし、結局2人揃って外に出ることになった。
 そのとき、虫好きの桜丸が蜂を見つけて、観察(いじくってたんだと思う)していて、さされてしまった。Waspだと言っていたが、桜丸は「違う、ワスプじゃなくて、セアカアシナガバチだよ!」と言っていた。
アレルギーなんかがあったらどうしようかと恐かったが、「大丈夫、アレジーがあったら今頃顔中腫れてて大変よ。」と言って、グリスみたいな塗り薬をささっと塗っただけだった。桜丸も、自分のミスでこうなったことを理解しており、ものすごく我慢していて、泣きもしなかった。「I'm OK! Thank you veru much.」と、手当てをしてくれた人にいい、無理してにっこりとしてみせた。お調子者で良かった。
 男の先生も来て桜丸の、ブッスリと針の後の残った傷口のある指を見て、「WOW~~~!You're Brave Boy!」と、背中をバンッ!と叩いて励ましてくれた。後に、この事件こそが幸運への扉となった。

 クラスの皆が並んで屋外へ出始めた。桜姫に聞くと、「外で遊ぶみたい。」どさくさまぎれに桜丸も一緒に並んでついて行った。芝生の上に丸くなって座り、手遊びやゲームが始まった。いかにもの光景だなぁ。
 かなり楽しくしていた桜姫と桜丸。お陰で桜丸の機嫌もよくなり、その上、英語での手遊び歌もその日の内におぼえてしまった。

 play time 後のMiss.Chenのデモンストレーションも、ケーキを焼く手順や様子を、よく見てスケッチしていた。あまりにも集中してよく描いていたので感心したが、桜丸の方は、後で聞くと書いていなかったのが判明!なに~~~っ?! でも、ちょっと、教室を覗いた時には、先生の側にいって何か言って(日本語で伝えてたらしい)ちゃっかりケーキも食べていた。

 午後は、午前中に出来なかったWritingをするということだったが、桜丸は途中で騒ぎ出したので、外へ出した。桜姫は授業に参加した。担任のMiss.Chenも、プリンシパルと話をしてみるようにいってくれていて、丁度
いいタイミングだと思い、桜丸と一緒にプリンシパルを尋ねた。

 プリンシパルはMr.Chanといい、なんとさっき、蜂にさされた桜丸を励ましたおじさんだった。桜丸も顔馴染み(?)だということで、少し気を許していたから、ニコニコしてくれていた。おかげかどうかはわからないが、今回は特別に桜丸の参加を認めてくれた。但し、私が、授業の間アシスタントの役割をする為、ずっと桜丸についておくこと。授業中に騒ぐことがあったら、すぐに教室を出て、以降はアクティビティーのみの参加にするということ。これが、条件としてついた。 





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最終更新日  2005年09月08日 13時24分39秒


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