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この度、携帯を変更したことで私の「お気に入り」が1つお蔵入りしてしまった。ほんっとに気に入ってた。ほかの機種に変更するきっかけがつかめなかった程。「この機種には対応していません」と、何度アクセス不可能の文字を見てきたことか・・・でも、これよりも気に入るデザインも、タッチもなかったのでず~~~~っと、使ってきたのよね~~。ま、いっか!これ、好きだしハートと、たった1つの理由で、使い続けてきた。でもでも、乗り換えてしまっちゃったのさぁあ!何か、流れを感じずにはいられない。というのも、これほど愛着あるモノなのに、iphoneたのし~~目がハート!の図!mac userとしてだけではないと思うな、この楽しさは。だからといってaddictって程でもない。ただ、暇つぶしには、今のところもってこいです。デザインも、今使っているi-Bookと同じ。シンプルで、好き。しかしながら、元私のお伴--G's one--をどうして選んだかっていう原点に戻ると、・よく落とす。・よく洗濯する。という、アクシデンタルな要因が90%だったからであって、それとよ~く照らし合わせながら・・・・・後ろを振り返りながら前に進んでいくとこのiphoneを使うにあたって、なんだかなぁ~、凄い緊張感が必然的に生じてくる。今後気をつけること・もう落とせない。・洗濯しちゃダメ、お水も御法度!落ち着け!落ち着け私!ということである。ちなみに、iphoneって、電話付き極小PCみたいなもんだから、破損したら、修理代はべらぼうに高い。それなのに、私が持つのに保険に入らないといった冒険もしている次第です。日々、アドベンチャー!ドラゴンボールもつかめそうだわ・・・。何事もないよう、祈りましょう。そうそう、私の可愛いG'sは、未だ目覚まし時計として役に立っています。夏にはプールで本領発揮と行くか?G's oneぴかぴか(新しい)今迄ありがとう!そして、これからも激しく私の目を覚ましてちょうだい!!写真見ると、やっぱ、いいんだよね~。 あ、アドレスも電話番号も変わっちゃったので、お友達には、アドレス帳の順に従って順次お知らせ致します。海外在住の方にはSNSを通じてお知らせしてもいいんだけど、PCのアドレスはそのままなので、そちらにメールして頂く方が嬉しいです。どうぞ宜しくお願い致します。
2010年03月23日
新学期が始まり、桜姫は6年生、小学校の最終章です。今までの成長とはほのかに違う成長ぶりが感じられるようになりました。本人は中学受験するつもりでいるので、親としては、応援し、援助(資金援助込み)するのみです。第一志望が結構難しい所なので、かなり心配ですが、ちゃっかりモノの桜姫は「いざとなれば・・・」なんて言葉で第2志望をほのめかして来ます。因に、桜姫の志望動機とどこに行きたいかという希望のベースは「図書館」でした第一志望の中学校は理系がメインっぽい所らしいんだけど、「あのね、この中学の図書館、蔵書が4万冊なんだって!!私決めた!」と、確定申告されました。ま、がんばれや~半年経った今、成績は一向にこの中学合格範囲に達していませんさて、桜丸は4年生です。新学期が始まる前の春休みに担任と話をして、ちょっと様子をうかがっていたのですが、流石に4年生の授業になると、皆と一緒に45分間で頭に詰め込む事は難しいようで、桜丸の歯車は授業と噛み合なくて黄色い煙を吐いていました。45分間、ぼ~~~~~~っとしているだけで、可愛そうになりました。3年前に「どうして僕は解らなくなるのよぉ?」と泣きながら訴えた桜丸を思い出し、また泣けて来ました。桜丸の場合、解るようにしてあげる事は出来るのですが、時間はかかるし、違うカテゴリーに入ると、前にした事はよほど興味がない限り忘れてしまいます。興味がある事は、もの凄い量のデータを覚えています。このデータ処理をしている時の桜丸は、とても生き生きして自信に満ちていますこの自信を失わせる事は出来ないので、好きなもののデータ処理ではないけれど、興味範囲内で客観的に認められている「絵画」の世界を与えてあげようと考えました。左脳に障害を持ってしまった桜丸なので、左脳がダメなら、右脳!右脳なら芸術!楽器演奏は麻痺があるので苦手意識を持ちそうなので、絵!美術だ!と、これこそたまたま、もの凄~~~く久し振りにサル鳶実母を尋ねて来た母の同級生が地元に帰って来て通っているアトリエに紹介してくれる事になり、5歳から5年間通っているのですが、良い先生で、桜丸の絵をとても好きでいてくれて、色んな作品展に出品してくれて、賞を頂いております。唯一、商品や副賞で画材をまかなっている桜丸。(でも、最近の副賞はエコバックが多い)鼻くそ程の小さな自信もあるようです。という事で、4年生から思い切って金曜日をマルッとお休みして、午後から3時間ビッチリアトリエに通っています。今は、本人希望の「X」をモチーフにした油絵の抽象画を手がけています。さてさて、どうなる事やら、楽しみです。でも、学校授業の45分間が耐えきれない桜丸が、3時間集中出来るという事は、私たちにとって、とても心強く、感動であります。この感動を持てるのは、やはり桜丸を理解してくれる先生のおかげなのです。理解者って、本当に大切ですね。
2008年09月08日
どうすんのよ!どうすんのよ!なんで,ここまで続くのだ!!こんな痴話もどき(思いっきり、痴話??)、私のブログの趣旨から外れてる!!はずだ・・・・世間では,タミフル問題で大騒ぎ。ああ,言いたい事は山とあるのに,今の私の思考を掌握しているのは,低俗な,でも夫婦の危機に関わる大問題。不本意だぁ~~~~~!!何が起きたかと言えば,コネ夫君の消し忘れのメールサーバーを何気なく見ていた。これは職場(私たちの職場は同じなもんで)のHP宛に来たメールなので,別に私が見ても支障はないはずなのだ。(はずだよね)でも、このサイトは,コネ夫君が管理しているので,コネ夫君の個人的なメールもこちらに届くらしい。そんな事,私は詳しくないので,職場宛のメールを閲覧していた。といっても,内容を開いて見るのは気がとがめるので,スクロールするだけ。何人かは,知っている保護者からのメールがあるが,内容は見ない。手は思うままに,例のメール事件があった日にちへと動いた。「この日のメールから,我が家は大変な事になったんだよね~。」と辛い思い出のノスタルジーに浸りながら・・・コネ夫君は,私へのメールで,この時のメールに対して,ー思い出すだけでも気分が悪いので,自分のサーバーの中からオリジナルはもちろんこれで消すし,残っているアドレスもすべて削除した(した!!!断言です)。今後,一切関係ない。ーと、なぜかしら,私に対して怒っているかのように送ってきた。これでもう,連絡とる術はないのだ!どうだ!と言わんばかりだ。ところが、ある!あった。それも,バリバリのオリジナル。今日は職場の定例行事の日。関係者が沢山来ているので,表情を曇らすわけにはいかない。立場としても,崩れるわけにはいかない。平常心。よりによって,コネ夫君は,今日から結婚指輪をつけ続けると言って、今までお互い外していた指輪をお互いがつけ始めた。確かに,今までも,公的行事の時は,つけるようにはしていたのだが,もう外さないと決めたようだった。リスタートだったのか,厄よけだったのか。まぁ、確かに、わたしも、思いっきり『ムカッ!!』としたけど,どこかしら「消し忘れ」というニュアンスも感じていたので,表面上では笑顔を作る事も容易くできたし。ほかの職員の前でも,コネ夫君と平気で会話ができた。ただ・・・何が一番砕かれたかと言うと,「消した。」と言っていたものが,ここにある。言ってみれば,彼はこのメールで受けた私の苦しみを,根絶しようという意識はなかったのだ。「削除した」後に,削除したのではなく。「削除した」と言って,削除していなかったのだ。言葉だけで,実行していなかった。信じて,涙を流した私は,神隠しにあった。「馬鹿にして・・・・・」でも,どこかに,「馬鹿なミスを犯して,でもこのケアレスが悔しいじゃないか!!」程度のところもあったにはあったのかもしれない。そう,彼のミスだと思ってやっているのだ,優しいじゃないか!やっぱり,信じてるのか?そんな私自身にも,「お前!いい加減,目を覚ませ~~~~!」と喝を入れる自分もいた。でも,腹が立ったのは本当で,本当にどうして良いかわからなかった。ただ,悔しくて,悔しくて。悔しさまぎれに,私は自分の指輪を左薬指から外して,そのメールが映し出されているコンピュータの画面の上のクリップに引っ掛けて「これは,返すね。」と一言言い、「しばらく,コネ夫君で保管してて。」と残して,桜姫と桜丸を習い事へ連れて行った。子供たちを送った後,家に帰って温泉へ行く程度の荷物をまとめた。コネ夫君の出方次第では,一晩外で頭を冷やすのを兼ねてお泊まりして来ようと思った。とにかく,きれいな景色の自然の中に行きたかった。コネ夫君は,何度もメールを送ってきた。私も,気持ちを伝えた。今日は,子供たちを映画に連れて行くつもりだったが,私にとっての鬼門の方向(屁理屈家もあるし,メールの主も,コネ夫君の前彼女の家も全部そちらの方角なのだ。)なので、向かいたくなかった。だから,3人で行ってくれと言ったが,桜丸が4人じゃなきゃ嫌だと言ってくれて,結局、真逆方面へ食事をしに行った。コネ夫君と話をした。ところが、事は,思わぬ方向へと向かった。スピリチュアルな世界へようこそ・・・?そう、すべては繋がってるのだと確信した。私は,誰かの念を背負っているようだ。私の「勘」がそう、確信にも似た鐘を鳴らした。今になってわかるとは・・・でも,ずっと不思議に感じていた感覚に,納得いった。
2007年03月17日
メール事件があってから、春の海のような関係が続いていた私たち夫婦。事件当日から、じっくり話して、いろんな道を確認し合っては、またもとに戻って・・・本当に、”三歩進んで二歩下がる”という具合。だけど、苦しい中に、改めて確かめ合えることができることがあり、それはそれなりにポジティブに進んだところ。日々の生活の中で、”フッ”と思い返されて「(かなり)ムカッ!!」とくるが、それをカバーできる何かができた。それは、こどもたちの事に関する二人の展望も含めて、これからも力を合わせて行かなくてはいけないということを再確認した事もある。これは、非常に重い。今の私たちは、ちょうど今の季節と同じ、「三寒四温」。これから「春」になるってことだと、ポジティブに考えようではないか!と、思っていたところに、さすが、サル鳶ブログはそんな夫婦の哲学では終わらないんだよね~。コネ夫君の誕生日の前日に、どこで調べたのか(コネ夫君は、PCのアドレスは教えてないと言っているんだが・・・)、お誕生日のお祝いメールが届いた。携帯のアドレスを変えたばかりの時に、「そんな事やって、後でこっそり、教えたりしないでよ!」と、言っていたのが思い返された。でも、来たのはPC宛。携帯にメールを送ったけど、送信不能だったから・・・って、当たり前だよね、あなたのせいで変えたんだから。それで、わざわざ、PCへ。わざわざ・・・。再び手先が凍り付いた。いろいろあった後だから、誕生日のために、私はいろいろと計画を立ててきた。もちろん、午前零時に、祝ってあげよう・・とか、プレゼントとか。それなのに、なんで「一日前だけど、おめでとう。」なの??こいつは・・・・・!!!!!ほんと、無神経だよね。これには、さすがに(ってほどじゃないかも?)コネ夫君も、あきれるやら、落ち込むやら。私も、体が震えて吐き気が・・・体が受け付けなかったほど。本当に、何がなんだかわからなくて、目が回った。初めて、コネ夫君も、相手に、酒の席での軽率さが、私を傷つけたこと。今後、メールを送らないでという事を告げた。そして、私も、今回の、一日前の誕生日のメッセージは許せなかった。こんな事を、異性がするのは、ホステスか、保険の外商のおばちゃんしかいないでしょ?だいたい、なぜ、この女の生活の中に、コネ夫君の誕生日が存在するのか、不思議だった。だから、「妻」の私は、「夫」にこのようなメールを送ってくる事は、「妻」として不愉快だし、迷惑であるという事を、冷静に伝えた。同級生の友人が以前、この人は、もし何らかの形で私が気付いても、舌を「ペロっ」と出して、「ごめんなさい。」と言って逃げるだけで、反省などしないよ。と言っていたが、そうなのかな?今回の事では、確かに、疑心暗鬼にはなったものの、コネ夫君が、心底心配してくれて、一度の軽率さから引きおこった事態を深く反省してくれた。どのくらい、私が傷ついたか、そして、どこまでしつこくできるか。どちらも、女の性なのか?二人で、外に出て、近くの神社にお参りに行った。よくよく考えてみれば、私たちは、そんな事でぐだぐだ言うような、繋がりじゃないはずなのに、なぜ、ここに来て、歪んで、糸が解れたのか。私たちって、20年つきあってきている夫婦なんだ。夫婦なんだけど、恋愛時代に戻っているのかも。今まで、結婚前も結婚後も、私は男女関係のことに関して、感情を剥き出しにするということはなかった。コネ夫君が、会社の女性に言い寄られたことも、飲み屋のおねーちゃんに捕まったことも、友達の友達に気に入られているということについても、聞いてはいるが、そりゃちょっと「ドキッ」とはしたが、頭から湯気がピーピー出ることはなかった。ま、例外として、なぜか、前の彼女に関してだけは、もの凄く気になってはいたんだけど、それだけ(十分?)。そこの部分、やり直しってところなのかな?もう少し、感情を出してもよかったのかもしれない。 お互い信用し合ってていた。今でも、信用はしているんだけど、何パーセントかの不信感ができたことは確か。たかがメール交換なのだが、この(小さな)胸は、張り裂けんばかりに苦しかった。「許す」「許さない」があるが、私はこの件で残った傷に関しては、多分、ずっと「許せない」。でも、この「許せない」事を、上から覆いかぶして見えなくする、新たな絆って、できるんだとも思う。ああ、それができつつあった時に!この女は!!きっと、神様が、恋愛を感じる時間を、子育ての狭間に作ってくださったのでしょう。桜姫と桜丸の事については、これからも、ずっとずっと長い道のりで、心も体も動かして行かなくてはいけない。今、ちょっと、時間にゆとりがあって、その間に、不十分だった恋愛の醍醐味を感じさせてくれているのかもしれない・・・・ああ、肯定的に生きなくては・・・・くくっ!きっと、これが、醍醐味なのよぉ~~~~!でも、そこんところなんだけど、私もコネ夫君も、こんなに苦しい思いをしたのに、密かにコネ夫君は、「桜が、こんなにやきもちやいてるってことは、俺って愛されてるんだよね。だから、なんだか嬉しい。」らしい。君のこの一言で、痴話喧嘩からおのろけにかわってしまったではないかっ!でも、なるほど。
2007年03月07日
そりゃ、もう!久しぶりに喉までこみ上げてきた物体のない固まりを,外へ向けて吐き出しました。一体どこから,その形なき固まりはこみ上げてくるのでしょう?しかし,確かに私の体の中に感じられ,まるで,「カメハメ波」のように,外へ放出される訳です。しかし,放出されたからといって、必ずしもスッキリする訳ではなく。ただただ,悲しいばかりで,重力に逆らわずに,コネ夫君の体にぶつかり,そのまま下へボトッと落ちて,私の涙とともに貯まっていくだけです。 「一体,何がそんなにつらいの?」とコネ夫君に尋ねられ。 「お前が,そんなこと言う立場じゃないだろ!!!」と,体の芯から炎を吹くがごとく,怒りのオーラは出したものの,言葉には,出さず,素直にそれを考え直してみた。 まず、コネ夫君が,私の知らない女と楽しげにメール交換(それも、どこにそんな暇があるのか,結構長い文章で)していたこと。 つぎに、無神経で,常識のない,相手の女。 そして、そんな女からのメールに,こそこそ,わざわざ返信していた,コネ夫君自身。 その間の時間を、私が,知らずに過ごしていたことの悔しさ。(知ってたら,もっと凄かっただろうなぁ~) あとは、何がなんだか分からない,気持ちのモヤモヤ!何に対してなのか,理由をつけることもできなくて,ただただ苦しい,この気持ち。言葉に出して,説明できない,この怒り。 ヤバかったな。 なんで,コネ夫君を殴らなかったんだろう?? 彼女からのメールは,いやらしく。なんだか,わざと私が見ているかのような,紛らわしいものだった。わざわざ,昼間っからあった同窓会なのに,「昨夜は,とても楽しかったよ。」からはじまり、いつの間にかいなくなってるんだもん。(絵文字の泣き顔マーク)ドキドキしたけど,行ってよかった。今朝は,声がかれてたわ。こんなこともあるものなのね。ありがとう。とまあ,こんな感じ。これは,人の気持ちをかき乱すのに,慣れていると見た。それと、自分に酔ってるな。しかし、心ならず、男女の仲を疑ってかかっている私にとっては,これは,ジャブを通り越して,アッパーカット並みだ。私たちの間では、そんなことは考えられないことだったが、人の心にあり得ないことなど、ありはしない。そりゃ、あなた、不信の女王と成り果てましたわ。その後のメールは,なんか知らないけど,削除されていたんだけどね。それも、なんか、嫌な展開じゃない?コネ夫君は,全く,全く,そんなつもりもなく,第一趣味の範疇でもないと言って、なんとかこの誤解と解いてくれ!信じてくれと言って、彼らしく、逆切れしてた。なんで、私が、おこられなきゃならんのだ!いつもだと、引くけど、今日は引けない!!メール交換を個人的にする事自体、男女間では,慎重にならないといけないんではない??きっと,相手には,その気にとられていたのだろう。このまま、私が気づかなければ、どうなっていたことか?しかし、女の方も,一体何を考えているのやら?程度が知れる。しかし、この程度の,ごたごた大好き女の手にはまって,怒りを感じた私自身にも,どこかしら,自分なりに苛つきを覚えているのかもしれない。しかし、一抹の良心が私にはあった。今まで、二人で築いてきた道ですものね。確かに、結婚指輪なんかお互いしてはいないけど、コネ夫君が、私のことをとても好きでいてくれているのは知っている。その気持ちをよく知っているのに、信じてあげられない私の、意地悪さに、私自身、ちょっと嫌気を感じている。それを、反省したとき、またコネ夫君を受け入れられるかもしれない。でも、まだまだ、感情の方が、ダントツ抜きん出ている状態。感情は、箱根の上り坂を超えてきている。こればかりは、箱根の山の神様、今井君にも、抜けないだろう。否、今井君なら道を譲るかも・・・結局、コネ夫君は、携帯メールのアドレスをかえた。今後一切関わりたくないと言うが、相手のあることで、一方的にそれは成り立つのか?とにかく、この気持ちは、解決しても、しばらくは、くすぶり続けるだろうな。ふんっ!しかしながら、全く,どっちも,馬鹿じゃないの!?
2007年02月10日
特に,自分の旦那に来た、わたしの知らない女からのメールについては,「たかが」じゃすまされない,緊迫感を感じてもおかしくないと思うんだが,いかがなもんだろうか? 今年の年始に,コネ夫君の高校の同窓会があった。コネ夫君は,私とつきあう前,同級生とつきあっていて,まあ,話せば長~~くなるのだが,あまりよい別れ方を(私の主観で見ると)していない。完璧にコネ夫君の優柔不断からの産物なのだが,端から見ると,私が横取りしたように思われても仕方がない。私は,つきあっている彼女がいるということを知らずに告白されたのよね。つまり,悪~~く,極悪に言えば,コネ夫君は,当時,私を含めて4人を天秤にかけていたということ。ちなみに,本人は,そんな気は全くなかったらしいんだけど,これが優柔不断で誰にもいい顔したい彼の欠点でもある。今はやりの「きっぱり!」できない性格。ちなみに,元彼女も,コネ夫君と別れてすぐに結婚したので,こちらも天秤にかけていたのでは・・・という噂。どっちも似たようなもんだったのね。 まあ、それはよいとして(ホントはよくないんだよね。ふんっ!)、妻の勘というか,ただでさえ,ピンっ!とくるアンテナがデジタル放送並みに鋭い私は,年末からそわそわ。「これって,焼きもち?」な~~んて乙女チックな気持ちを無理矢理出して思い込んでいた。セルフコントロール。 で,当日,まぁ,当然だけど,帰りは深夜になりました。前に彼女が来ていたか,もう不安で不安で仕方なかったけど,結局ずっと聞けずじまい。何も,結婚してるんだし,そこまで心配しなくても・・・って思うかもしれないが,コネ夫君は,誘われれば,深く考えずにホイホイついていく心配があるのだ。もしかして,女の人から誘われたら,どんな男の人でもそうなのかな??? 煮え切らなくて,わたくし、ストレスが貯まりましたので,コネ夫君と同級生で,私の友達でもある子に聞いてみましたところ,彼女は来ていなかったそうな。やっぱり,会いたくないのかな??な~~んて。 それはそれで,ちょっと胸を撫で下ろしたのだが,まだスッキリしない。な~ぜ~か~??友人の証言で,コネ夫君が,ある女性(もちろん同級生ね)と、メール交換していたそうなのだ。それも,かなり長く二人っきりで話をしていたらしく,その女性は元彼女の仲良しで、今も連絡を取り合っている仲の人らしい。「まじですか?」それ以降,夜中に,コネ夫君の携帯がピロピロ鳴るのよ。聞いてみると,やらしいサイトのジャンクメールって言うから,まあ半分半分で信じていた。 そのことを聞いて以来,ずっと気になるけど,私も,自分では,意識外のところで,引き戻そうとなっていたのかもしれない。私のことを知っている人は信じられないくらい,コネ夫君にべたべたした(方だと思う)。家族で出かけても,手をつなぐのではなく,腕を組んだ。家でも,子供たちをゲームをするときでも,寄り添った。おお~,なんてすごいことしたのだ!私ってば。そう、この一ヶ月、疑心暗鬼できつかったけど,関係は,まるで学生時代につきあっていたときの様な状態だった。ちなみに,コネ夫君は,この時期を「第2黄金期」と呼んでいたらしい。そのくらい私は,べたべたするのが苦手な,周知の甘え下手なのだ。自慢じゃないわよ!短所です。正直,私も,やればできるんだ!という自信はついたな,うん。でもね、でもね、一生懸命コネ夫君を喜ばせようと必要以上にがんばってきたけど,どこか、私の中の,甘い気持ちと,暗く冷めた気持ちがぶつかり合って歪みができてしまった。昨日,お寺さんが来て,お経を一緒に詠んでいるときに,気持ちがふっと軽くなって,今日,コネ夫君に言わなければ!という気持ちになった。それで,夜,思い切って,釜掛けから初めて,聞いてみた。なんて切り出したか,もう覚えてないけど,コネ夫君は,白々し~い感じで「そういえば,俺も,同窓会の後で,何回かメールしたな。」だって!!!やっぱり。コネ夫君は,たかがメールごとき,と主張していたが,ふつう、家庭持ちの女が,家庭持ちの男に個人的にメールを毎日出すか?!メールを見ると,タイトルに「お・は・よ?。」なんて書く馬鹿がいるか?いちいち,携帯で,この文字群を出すには,どのくらいの手間がかかる?私には,ちょっとした時にうつ文字群ではない!!下心丸見えじゃございませんこと?!それともわたしが、おかしい?それも,連日。暇なのかな?たかが,同窓会で一日あった同級生に,ここまでするなんて,信じられない,明らかに,メールという密室で行われている痴情のようだ。その上,昔話にかこつけて,同級生の女の子の写真をシャメで送ってきていた。それがそれが,コネ夫君と来たら,今度近くに行って,会ったら声かけてみようと思っていたらしい。ああ~っ、なんという、まぬけな!情けない夫なのだろう。「だって,メールが来たら,返さなきゃ失礼だし,そんなちっさな男って思われたくないじゃん。」だと?普段,彼は,メールが来たら,脅迫感にでも襲われたように返事をうつやつはおかしい!と豪語している。その上,つい先日,男と女の友情はあるかないかで,「ある。」と答えた私を,責めに攻めまくり,世間知らずだ候だの,言い放った。もちろん「男と女の友情はあり得ないのだから,これは,浮気のはしりってことね。」と言ってやりました。私が同じことをしていたら?という質問には,「いやだ。」 正直なところ,この問題について,悩んだ私は,誰かに相談でもしてみようかと思ったんだけど,女の人はどういう形で,話が大きくなるか分からない傾向があるし,男の人は,家庭を持っているから,こんな悩みを相談したら,奥さんはいい気持ちしないだろうと思って,悶々と過ごしていた。私でされ,家庭持ちの男には,間を取るのに,この女は何なんだろう?それもそれなのだが,それにいちいち答えているコネ夫君。はぁああああああああああああああ~~~~~~吐露してしまったのだが,まだ何を隠し持っているかわからない。なんだか開き直ってたし。「もう,携帯のメール機能は解約する!」とか突拍子もないところに行く事自体、変じゃない?どうする??そうそう、「桜はどうしたいの?」って聞かれて「相手の女に会って,ひっぱたいてやりたい。」って言ったら,性懲りもなく「え~,たかがメールだけのことで,何もないのに,そんなんされたら,割に合わないんじゃないの?確かに,この一ヶ月の桜の苦しみを考えれば,気持ちもわからんでもないけど,主観で,相手を悪い人扱いするのはおかしいと思うで。」だと!え?私が,おかいいのかな?????どうしてやったらいい?だれか、おしえて~~~~!
2007年02月08日
最近,私は,仕事のことを含めて,軌道修正に出た.ことの発端は,桜丸の宿題.2学期に入って、運動会が終わってから,(やっと)かけ算に入った桜丸たち2年生.あれ?桜姫の時は,もちょっと早かった様な気もするが,まぁ,桜丸の為にはこれが良いのかもしれないと、安気に構えていた.それは別に良いのだが、「2年生になったら、かけ算じゃ!」とばかりに、お風呂でも、2学期に入った時から少しずつ九九を言わせて、馴染ませて来た.あまり早くに覚え込ませると、まだ始まらないかけ算のお勉強への焦燥感に繋がってもいかんし、飽きられて、モティベーションを下げられても困る.ということで、暫く2の段と3の段をてれてれと、3歩進んで2歩下がるテンポでやっていた.って、実は、こちらも結構「まだかな?まだかな?」状態だったので、多少のところ勇み足だったかな?と弱気になっていたのだった.何せ、桜丸の動機付けには、再生が聞かない時があるから難しいのだ.結構しっかり、物事の面白みを吟味するところがあるので、一度失敗すると、おだて上げるのに結構忍耐が必要にもなる.だからといって、甘い顔をするのも時間の問題なので、いずれは、強制的にさせちゃって、桜丸も泣きながら取り組むと言う始末.まさに親子で涙のドロドロ劇なのである.「結局やるんなら、はじめっから素直にやっときゃ、怒られて泣くなんて、無駄で嫌な思いをせずにで済むのに.」・・・な~んて,世のつじつまが合う様なことは通用しないのである.同時に、私の方も、もちょっと、導入時期と段階を考えときゃ、こんな思いをしたりさせたりしなくて済んだのに・・・と、深く反省をするのであるが、いつもこんなもんである.わかる?このブレイクダンス並みのステップ.中々前に進まないのよね~.と言うより、前進するのに、とても無駄なステップが多いのである.北朝鮮の軍隊行進のように横向いて敬礼しながらも、さっさと前に進んで「マンセー!」って言うんじゃなくって、同じスッテプを繰り返しながら、人とぶつかりそうになったら知らん顔でスラット避けてくるくる回って行く社交ダンス・・・????いや、これは、かいかぶりすぎ。きっと、頭にネクタイ巻いて泥酔した酔っぱらいが、片手に、算数ノート、片手に鉛筆を持って、帰宅している姿なのかもしれない.とにかく、やっと始まったかけ算。さいわい、家での導入も、私のだらだらさが功を奏して、中々上手く、桜丸の九九覚えのモティベーションにもヒットした.気合いを入れ始めたら、結構順調に九九を覚えた桜丸.いいぞいいぞ!そこで、「よし、桜丸には、インド式99×99までの九九を覚えさせよう!!(ちょっと不安だが、一抹の希望込み」と、意気込んだほどだった.一般常識では、馬鹿な親だが、これがサル鳶家では常で、その証拠に、対外冷静に物事を見ているサル鳶実弟が、「桜丸は、この調子で、インドのかけ算やらせたら.」などとすらりと言うもんだから、ほれ、やっぱり!みたことか!と、ますます、その気になり、一抹の不安なんてすっ飛んじゃいましたわよ.でも、いまだに、家ではキチンと言えるのに、学校の九九発表タイムでは、皆の前では早口になってしまって、只でさえ吃りがあるのに、緊張するもんだから、いつも失敗して、シールが貰えないの.で、いつの間にか、皆に先を越されて泣いている始末.できるって分かってるから、よりいっそう悔しいらしくって、かわいそうに.でも、案外早くから九九を言えていた桜丸は、一応、クラスメートからはかけ算よく知ってるっていう認識を持ってもらったらしい.でも、それも、皆が覚えてしまった今では、当たり前になって、これからどう応用させて行こうか、思案中です.で、毎日、算数の宿題プリントを貰ってくるのだが、先日、そのプリントの中に、1学期の時にやった復習として、2桁の足し算、引き算の計算があった.はじめに、かけ算の計算問題を、それは見事に、ばばばば~~~~っ!とこなした桜丸が、いきなり、出来るはずの足し算で、出来ないと言って泣き出した.5+8が分からない.かけ算モードを足し算モードに転換させることが出来なかったのだろうが、それよりも、かけ算で「出来る男」をこなしてみせた桜丸が、いきなり、「出来ない男」になってしまったギャップを受け入れられなかったのかもしれない.イタリア人かっ!とにかく、これはまずいかも・・・。これが、私の、軌道修正計画の始まり.長かった~~~(説明が)。私の説明も、泥酔状態がみられますな.まず、まずいことだが、桜丸には、きちんともう一度筆算のやり方を教え直して、何問かの例題を出したら、難なく出来るようにはなった.まだ、ちょっと慌ててミスをするところもあり、繰り上がりや桁のところでこんがらがるところもあるが、じっくりやれば、キーキーを出さずに落ち着いて出来る.ただ、14+28などはすぐに出来ても、12+20とかが出来ない.桁の整理がまだ苦手のようだ.これも含めてだが、桜丸には、やはり、反復が必要なんだと再々再々・・再認識。そう、いつもそう言ってはいたのに、やっと今になって、腰を動かすことにためらわなくなった.時期が来たのか・・そう、いつも桜丸に必要なことは分かっていて、コネ夫君とも話をして、就学後、学校での勉強をしっかりさせる為に、ドリルを買って、これはコネ夫君が毎日みてあげるって言ってたのに、結局、まさに、3日坊主.私自身も、1学期は、まだ時間があったので、桜丸が学校から帰ると、手荒いうがいをさせて、机につかせて、宿題.それから、ドリルを1ページだけして、おやつという習慣をつけたが、1学期半ばになり、仕事が忙しくなると、桜丸は、桜姫を学校で待って、一緒に帰って来て、勝手に宿題、おやつ.家に大人がいないのに、桜丸が素直にいわれた通りにドリル何かすることは3日に一度くらい。気は緩みっぱなしなのは当然のことである。もちろん、まだ、アメリカナイズされた部分が、ちっとばかり生きづいているので(車中や家に、子供たちだけってのは、基本的にNO!ね)、なるべく、サル鳶実母に、子供たちが帰ってくるまでに、家に帰っておいてもらい、職場につれて来てもらう。でも、サル鳶実母も忙しい身なので、無理な日もある。今までは、私も、他の家庭から子供を預かり、学習させる立場なので、建前としては、授業料をもらっている以上、学力を伸ばしてあげることが第一の絶対条件だ。しかし、実際はそれだけでなく、幼児の頃から知っている子供たちなので、我が子のように、何とか力になりやいという無条件の情がある。分からないところは分かるようにし、自信を持てる位の力を持たせたい。それを目指して、今まで来た。私だけでなく、皆、無条件に、なんとかして、伸ばす!と頑張っている。まじです。ところが、考えてみると、桜丸も,生徒の一人なのに、なんと、身内だからという考えで、後回しにしているところがあった。なぜなのか分からないが、でも分かる様な気もする。身内には、厳しいのだ。血がつながっているからこそ、分かっていないのが、悔しいし、厳しく接してしまうのだ。こんなことじゃいかん!!自分の子供ですら1番に考えきれないのに、よそのこのことを考える資格は無いんじゃないか??これは、親として、問題があるし、それは人間、動物としての基本を欠いているのかもしれない。野生の動物は、まず、自分の子孫をよりよい条件で残す為に教育をする。それは、自分の為でも、子供の為かもしれないが、第一に、永きに渉って、良い子孫を残す為だろう。私達は、野生ではないが、何か順番が違う。最近は、だんだん日が落ちるのも早くなって来た。仕事が終わる頃は、もう既に真っ暗。そんなとき、サル鳶実母も出張でいない時は、子供たちだけが家にいる。これは、私には耐えられなかった。なるべく、一旦帰って仕事場に連れてくるのだが、これも、他の先生たちのことを考えると、気が引けてしまう。どうしよう・・・と考えている時、「なんだ、私は、仕事と子供を天秤にかけてるんだ。」と軽く思った。こりゃ、話が早かった。天秤にかけたのなら、重い方は決まっている、「子供」じゃん。子供たちにとって、この時期は、今しかないんだから、動かなくてはいけないのは、私だったのだ。今まで、私は自分の仕事が好きだった。楽しかった。やりがいもあった。でも、ものを教えることをやってたからこそ、今の必要性に気がついた。特に桜丸は、スペシャルニーズ。彼に必要なスペシャルは、まずは私だ(そうだったじゃない!忘れてた)。桜丸の、宿題。出来なくて泣いたけど、ゆっくり教えたら出来た。教えれば、出来るんだ。ゆっくり落ち着けば出来るんだ。教えたら、分かるんだ。桜丸の『タラレバ』は、前進への『タラレバ』で、それを手伝うのは、私しかいないのだ。何で、今まで分かってたのに、動かなかったんだろうなぁ~。これからは、ニラレバも食べよう。今が時期なんです。これは、偶然ではなく、必然の時だったのです。いままでの、時間は無駄ではないのです。ハンド・パワーです(って,これは違うか)国分太一君の声が聞こえてきそうだわ。とにかく、これもいつまで持つかわかんないけど、動き出しております。丁度、職場も、他の先生の正課の強化を見直す為に、色々考えてたってこともあって、課外で強化をやることになった。課外専門の私は、暫く蚊帳の外。今は、小学生のみの授業。先生たちの成果をみてから、又カリキュラムを変えて行くことになった。今後は、仕事量はかなり削って行くことになると思う。他の先生の負担にならないように、私が、これ又動くことになるかもしれないが、これで好しとなるだろう。一つ、ちょっとだけど、動いた。長かったな~これも。
2006年12月11日
先日、コネ夫君が、久し振りに帰省した友人と飲みに行った。そんでもって、激怒して帰って来た。その友人は、県外の某超有名進学高校に行き、東大卒の超エリートだ。彼は、一流企業サラリーマンを経て、今、東京で自営業を営んでいる。彼自身も、彼の話も面白いので、共通の友人が接点であったが、帰省した際にはよく仲間で集まる。やはり、サクセスストーリーは面白い。でもって、激怒内容は、その彼とは、全く関係のない出来事なのだ。問題は、その集まりに参加していた、あるひとりの友人(恐らくコネ夫君は、彼のことを友人とは思いたくないだろうから、同級生としよう)・・同級生だった。何で、来てたかも解らない程、付き合いはないのに、まぁ、来ていたらしい。その同級生、I氏は、公立小学校の教師である。公務員ね。今迄、学生時代の頃から、彼についてのいい話を聞いた事はない。父親が、校長で、その権力で、成績は悪いが公務員試験に通ったとして噂高い人だった。びっくりしたわ~。びっくりするわよ~。でも、ある意味、○教組を考えたら、まんざら吃驚もしないかも知れない。まず、2次会で、最近の学力テストの話なんかに、なったらしく、I氏が声たからかに吠えた(ぼやいた)らしい。「塾が勉強させるから、学校の勉強が遅れるし、塾に行けない子どもが、成績が悪くなる。」「でも、塾は、勉強しに行くところだし、もっとも、学校自体、勉強しに行くところだろ?塾に行けなくて、勉強が遅れている子がいたら、その子の勉強を放課後でもみてあげればいいじゃないか?普通そうじゃない?」と、コネ夫君の友達(彼も公務員なんだけどね)が言うと、「いや、それは、規則違反だから・・・。」とI氏。「そんなんだから、もっと勉強したいって子供達が塾に行くんじゃないの?解らないところを、学校で教えてくれないんだったら、それじゃ、塾に行きたいのって当たり前じゃん。」「でも、組合の規則では、そうなってるから。実際、放課後とかに、生徒に教えてるやつもいるけど、奴らは、只の、点数稼ぎで、何の得にもならない事をやってるんだ。本当は、しちゃいけない事なんだ。」「おいおい!お前、何のために先生やってんの?」「子どもに勉強教えるため。と、公務員になりたかったし、公務員になるためには、これが一番手っ取り早かった。(親のコネ・・?)」「だいたい、子どもに教えてないじゃん!だって、解らないって子に、教えてないし、考え方によったら、今の学校教育が進行出来てるのは、塾があって、解らない子が少ないからってことにならないか?」「かもしれない。勉強したいやつは塾に行けばいいんや。」「お前、話が矛盾してるよ~。塾が悪いって言って、塾のお陰か?なんじゃそりゃ?じゃ、朝の挨拶活動とか、子どもが事件に巻き込まれないようにするためなんかに頑張ってる先生達って、お前としちゃどうなの?給料変わらんだろ?」「勤務時間内だったらやるけど、そのために、朝早く来たり、遅く迄残ったり、言われてもないのに花壇の世話なんかするのは、バカだし、損だ。するべきではないし、一銭にもならないんだぜ。やるやつらは、嫌味な点数稼ぎだよ。」などなど、これは、一例です。あまりにも吃驚の数々で、他の話、まとめきれませんが、はじめの話だったので、これを覚えてました。ここは田舎ですし、コネ夫君のお友達には、公立学校の先生になった人が結構居ます。大方このような、熱血組合教師がいるようですが、ここ迄言ってのけたのは、初めてでした。他の人たちも、確かに、一般企業の悪口を言って、しきりに羨ましがったり、自分達は不等な扱いを受けてると言ったりしていましたが、一般企業での厳しさや、私立でも、教育に対しての姿勢を話すと、お互いの立場として理解はしてくれたそうです。(どこ迄理解してるかは解りませんよ)I氏に、「お前、給料よくするから私立の教師になれって誘われたら、なるか?」と尋ねたところ「ならない。」と答えたそうです。公務員になって、苦労せずに「安定した」生活をしたかったみたいです。彼は、「組合では、組合では・・・」と口々にだし、その洗脳率の高さに、彼の○○さを痛感したそうです。とほほどうか、I氏が、こちらの学校に赴任しませんように・・と願うだけです。多分、コネ夫君のことですから、彼が、うちの校区に来たら、転校するんじゃないかな・・・。私も賛成すると思うけど。きのう、久し振りに、アメリカに居た頃仲のよかった友達に連絡をとった。すると、彼女は、子どもの事で悩んでいた。彼女のご主人はアメリカ人で、コネ夫君の元先生。何故かしら、いろんな縁があって、未だに仲良くおつき合いが続いている。彼女の息子さんが、担任と合わないらしく、学校に行きたがらないんだそうだ。これは去年からで、じつは、おととしは担任がものすごく良い方で、ハーフである彼にも「生まれ育った環境が違うから、考え方なんかの違いは当たり前。君は今の君らしく、進んで行けばいいんだ。」と励まされ、その年はってもよかったそうだ。しかし、去年の担任は、友達が、からかって来るので、クラスに馴染めないという彼に対して。「君が変わらないと、みんなもかわれない。」と、受け合ってくれなかったそうだ。見た目は、変えられっこないのに、喧嘩売ってんだろか?この教師は!!って思ったけどね。なんてやつだ!今年は、その先生と仲のよかった先生で、そんな問題のあった年に、唯一仲良しになってくれた生徒が居たのに、今年はその子と離されて、トラブルが絶えなかった子とくっつけられたらしい。で、2年前、勇気づけられた先生はというと、学校側と意見が対立して辞めさせられたらしい・・・たぶん、公立だから、移動だと思うんだけど。ほんと、田舎程、このような体制は強くて、もし言いたい事があるんだったら、校長に直接言わないと、担任だと、どうしても話はそこでストップしてしまう。教師時代、いかに強烈な組合員でも、管理側になれば、平気で手のひら返して来るのが、彼等の特色だ。それを逆手にとって、我慢出来ない程の意見があるならば、担任を通すべきではない。わたしも、悩んだ末に、お友達からの励ましもあって、嫌がられてもいいから担任にトラブルのある事の不愉快さを伝えた。お陰で、桜姫も桜丸も、その子達と離れる事が出来た(と言っても、本人達はなんとも思ってなかったんだけど、親の心配でね)。勿論、規則などに捕われずに頑張ってくれている、公立学校教師もいるのは確かだが、何だか、心寒々しくなる。特に、公務員嫌いの私は、怒りがふつふつと、燃え滾る始末だ。(もちろん、仲のよい公務員の友達もいるんだよ。でも、嫌なやつが多いな、威張ってる人多いし。体制が嫌なんだろうか?)金八先生を筆頭に、徳川龍之介や阿久津真矢(http://www.ntv.co.jp/jyoou/)は、規則をばんばん破ってますな。ま、組合員じゃないかも知れないし、組合に入らないからといって、いじめ(あるある)を受けても平気っぽい。ちなみに、今回の主役であるはずだった、帰省したお友達。酔っていた彼は、別の席に居た事もあり、この件を全く知らないそうだ。
2006年04月19日
震度2の地震の為に中断してしまった昨日のつづき・・え~っと、どこまでいったかな・・・まぁ、という事で、桜姫は最近、このMちゃんに翻弄される日々を送っているのであった。うちに帰って来ても溜め息ばかりで、どうしたのか聞くと、大体において、このMちゃんが絡んで来る。なのに桜姫は「今日はちょっと機嫌が悪かったから、仕方ないんだけどね・・・」といって、明日に向けて、気持ちを整えている。正直、大したもんだな~・・・という思いもあるのも事実なのだが、桜姫、いい加減、目覚めなさい!!そんな事は、付き合わんでも宜しい!という、バカ親心もある。それは、な~ぜ~か~私にもMちゃんへの不信感と、腹立たしい気持ちを持った出来事があったからなのだ。まぁ、なんだかんだいって、私がこのMちゃんの事を気に入っていないというだけの事なので、ここ迄タラタラ、事件簿調に書き連ねているんだろうけど・・・事は、2月15日、バレンタインデーの翌日に起きた。桜姫は、バレンタインデーには、お気に入りのK君にチョコレートをあげると決めていた。わたしは、小学生ごときが、そこ迄せんで宜しい!!と言ったのだが、どうしてもあげたい!というので、まぁ、その子の家とは、私も付き合いがあるし、桜姫も桜丸も幼稚園の頃から同じで、両親ともに仲良くしてもらっているから、いいだろうか・・と、しかたなく、Kくんのおかあさんと連絡をとって、あげる事にした。その他に、桜姫はMちゃんから、「友チョコを交換しよう!!」と言われていたらしくて、私は、馬鹿馬鹿しいからやめなさい。と言ったのだが、ここでも、やらないとへそを曲げるから・・・という事で、仕方なく、じゃぁ、他のお友達には見られない様に、放課後、一度家に帰ってからにしなさいと了承した。 どちらにせよ、近くのケーキ屋さんに、コネ夫君や、サル鳶実弟、桜丸へのチョコレートを買いに行ったので(桜姫から用)、ついでに、家族ぐるみで仲良くしている子にもあげなさいと小さなチョコレートを幾つか買った。バレンタインデーは、無事に済んだ。だが、翌日には、恐怖の後日談がぶっ飛んで来た。15日夜、桜姫がそれぞれ貰った、友チョコなどを食べながら、話して来た。「あのね、今日Mちゃんから『桜姫ちゃんから貰ったチョコレート、お父さんに見せたら、『Mは、心を込めて手作りチョコレートやったのに、この子(桜姫の事)はどっかの店で買った、こんな出来損ないのチョコレートか!』っていって、怒っってたよ。』っていわれた。」「・・・・・」(←目が点の私)あ~~~・・・横で寝っ転がって、本を読んでいたコネ夫君に「どう、思いますか?今のお話?」といって、桜姫に、今一度、この事を話させた。「・・・・どうもこうも、そうなのか・・。だからってことはない。」う~ん、まさに、「ふ~ん」で片付けられる事のようで、何かむかつくこの事件。「なんだと!」という程の事でもないのだが、何かむかつく、この発言。このむかつきは、そんな事言ったMちゃんの父親にも向けられるが、それをわざわざ言ってくるMちゃんの気持ちにも、疑問符が星の数程浮かんだ。コネ夫君と、顔を合わせながら、反論するような事でもないし、何にも言う事はないんだが「ま、普通の親は、言わんだろうな。」と、久々に、夫婦気持ちが通い合った・・・って、違うか。困惑している桜姫に、何とアドバイスするべきだろうか・・「お父さんがこう言ってきたんだけど・・・」って言われたってなぁ~。桜姫も困ってる、こっちも困っちゃったわ。まぁ、聞き流しとくのが一番だと言う事になり、そこで話は終わったが、なんとも後味の悪い出来事だった。だが、これでは終わらないのが「Mちゃんでの悲劇」なのだ・・・私が、オロオロ状態になって、リ-姐さんに迄相談した出来事は、後日に続く・・・
2006年03月16日
夜、桜姫のお友達のお母さんから、電話がかかって来た。内容は「今日、担任の先生から電話があって、うちの子が、なんだか桜姫ちゃんにひどい事を言っているとか・・・。」そうなのだ。桜姫はこの学年末に、友達の言動に悩まされているのだ。きょうだい揃って友達に振り回されるなんて・・まったくもう!もちろん、交友関係というものは、個人では成り立たないから、桜姫にしろ、桜丸にしろ、なんらかの形で、そのかかわり方に問題がある故、トラブルに結びついているのではないか・・・というのが、正直なところ私の見方だったので、ゆっくり、遠回しに遠いところから、その友達との日頃の関係について聞き出し始めた。3日くらいかけて、ちらちらと聞いた。丁度、家族ぐるみで付き合いのあるところも、その子の事で悩んでいたので、グッドタイミングで話し合う事が出来た。最近桜姫は、Mちゃんからよく「絶交」を言い渡されるらしい。理由はいろいろあるが、多いのは、給食の後片付けの時などに、グループのみんなを指差して「わ・た・し・を・き・ら・っ・て・い・る・ひ・と・は・だ・れ・で・しょ・う」と、どれにしようかなって、占いみたいにしていくやつ(あれって、なんていうんだろう??)をやっていって、桜姫に当たるように回し、桜姫で止まらせて「ア~ッ、桜姫(呼び捨て)が、私を嫌ってる~。」とここ迄明るくいって、その後凄みを利かせて「絶交!!」と言い渡すらしい。帰りの会の時に、「今日は、とてもむかつく人が居たので、私は絶交する事にしました。」と、正々堂々?と挙手発言するらしい。勿論、桜姫には、される覚えがないらしいが、強いていえば、休み時間にMちゃんが黒板に書いた落書き(本当は書いてはいけない)を、チャイムがなったので、先生が来る前に消した。とか、後ろから、「桜姫~!」と言って、いきなり飛びついて来たので、つい「痛っ。」と言ってしまったとか・・・。まあ、そんな事などかな?と言っている。ま、桜姫も、おっとろしくおっとりなんだ。その上、固いんだよな~。おっ!地震だ!
2006年03月15日
今日は桜姫と桜丸の小学校のPTAだった。桜姫、桜丸共に今、学校で些細なトラブルに巻き込まれている。まぁ、桜丸は、ランドセル事件の後という事で、今のところはもうほとんど気にしていない状態なのだが、桜姫はひとりのお友達の身勝手な言動に振り回される日々を送っている。 今回は今年度最後のPTAという事もあるので、学級懇談会には是非とも出席したいのだが、いつものように、ちょうど仕事の時間帯なので、授業参観だけの出席だ。今回の授業参観は、1時間だけという短いものなので、桜姫と桜丸の授業参観に半分ずつ行かなくてはならない。 時間がある時は、コネ夫君と交互に行っていたのだが、今の時期は、幼稚園も忙しく、参観出来ないので、私ひとりで行き来する。私、個人的に、いくら両方の授業を見なくてはいけないといっても、途中退出というのが、物凄く嫌なタイプなので、授業の途中にこそこそと抜け出すのにストレスを感じながら、だんご虫のように桜姫の教室を出て行き、桜丸のクラスに向かった。 桜姫の授業は、「命-性教育の走り」みたいな授業の様だった。子どもたちの発言がとても面白かったので(精子の形を見て、『魂』と呼んだ。う~ん、遠からず近からず。基本は同じか?)、もっと見ていたかったのだが、桜丸も放っておけないので、しぶしぶの退出。ざんね~ん。桜丸のクラスは、1年間の思い出を、四季に分けてグループごとに発表していた。幸い、桜丸の発表には間に合った。風邪を引いて、一昨日、昨日と2日間休んでいたので、鼻声だが、声も大きく出せていたし、うん、よく発表出来ていた。ただ、やはり本調子ではないので、着席している時は、鼻が詰まってポ~ッとしてきつそうだし、抜けかけた歯が気になり、触るので、化膿してしまって、痛がっていた。本当に、タイミングが悪いなぁ。 その上、私が来て、張り切るのと同時に甘えが出て来たようで、歯の痛みを理由に、「痛い痛いアピールを席から発してきていた。」わざと大袈裟に「頑張れ、ガッツポーズ」をしてみせた。よわっちいなぁ。でも、がんばって!さてさて、授業も終わり、帰りの会に入った。桜丸もよく出来ました(ちょっとシクシクなったけどね)。みんなが帰りの支度をしている時に、ある女性が話しかけて来た。そう、S君のお母さんだった。S母「あのう、先日は、うちの子が、お宅の桜丸君のランドセルに悪さをしたそうで、お騒がせしました。」 サ「いえいえ」S母「うちの子、ちょっと変わったところがあるんで、アハハハハ」サ「・・・そうですか。」以下、S君母の言い分 なんか、うちの子、自己主張が強くて・・・Sは、ひとりで遊ぶのが好きなんです。 ・桜丸君とよく遊んでるっていうんだけど、家に帰って「今日は誰と遊ん だ?」って聞くと、「誰も遊んでくれなかった」とか「桜丸君が遊んでくれなかった」とか言うんですよぉ。・ちょっと厳しく育て過ぎたのかな?って思うんです。・最近、学校にいき始めてから、結構ウソとかつくようになって来て、ねぇ。・結構激しいところがあるから。・この前も、迎えに来たら、丁度横断歩道のところで機嫌悪くしてつっ 立ってて、「帰るよ」って言ったら、ダダをこねて「(川に)飛び込んでやる!!」って叫ぶんです。どうせ出来ないから「じゃあ、飛び込め」って言ったんですよ(笑)・(誰彼構わず、参観に来ている保護者に抱きついて行く姿を見て)この子、本当に人見知りがないんですよ(微笑み)特に、大人が好きなんです、子どもは苦手みたいですね。・お宅の桜丸君、ウソをつくんですか?(子どもは、家庭と学校では結構違った顔があるし、自分を守るためには、割と平気でウソをつく事があるという話をしたら)・お互い、変わった子同士ですね。(あんたが言うなよな!!)はい、こんなものでしょうか?これプラス、話し方と態度がマイナス方向に多大に加算されます。この、一般常識的にネガティブ方向にポジティブな考えは、如何なもの?なんか、この表現も怪しいが、それ以上に怪しいやつ。その上、結論的に、今回のランドセルの一件は、桜丸がS君と遊んでやらなかった事に対して、2次的に発生したもの。と考えているようなのです。わたくし、正直、物凄く、腹立ちましたのよ。隠したのがS君とわかった後でも、桜丸は気を遣って、中休みに一緒に遊ぼうとS君を誘ったそうなのだ。でも、ひとりが良いからと断られたので、他の子と楽しく遊んだ。でも、気になるので、先生と一緒に(先生も気になるのでしょうね)昼休みに、一緒に遊ぶ約束を交したそうなのだ。でも、その約束を破ったのはS君で、桜丸は、いつまでも待っていたらしい(担任談)。そのことについても、s君は先生の方から説教されていたはずなんだけど、私が知らないだけで、結構桜丸も「遊ぼう!」と言って来るS君を、遊んであげなかったりしてるのかな?とか思ってしまった・・。 というよりも、私の本心は、桜丸の肩を持つのですが、これで信じ込んでしまうと、S母と変わりありませんからね。実は、S君と発覚した当日、担任の連絡を受けて学校に行きました。すると、ちょうどS君のおばあちゃんがお迎えに来ていて、担任が、「ランドセル事件」の事を相手に話してくれた。おばあちゃんの方は、私と桜丸に謝ってくれた。そう、母親のほうは、謝るという事はしなかったのだ。その上、こっちにも非があるような事言ったのよね。むかつくわ・・で、おばあちゃんが「本当に、この子は言っても解らんところがあるし、何度言っても解らんけん、この前、手にやいとを据えたんです。」『あの、♪や~い~とを~す~え~て~♪のやいと?って、お灸?』「私も、もう泣きながらやったんですよ。もう、本当に解らんけん頭に来てね。この子もぎゃーぎゃー言って泣きました。」 さすがに、担任も言葉を選んでいたが、私にしても同じだった。この事に対して、どう答えてよいのか・・・だから、許して下さい?って言うのか、もう一度、やいとを据え直しますと言うのか?とにかく、おばあちゃんも、S君には手を焼いている様子だった事は間違いないだろう。この時は、さぞかし、お母さんも大変だろうと思っていたのだが、何のこっかコカ・コーラ、至って、母は「この子の母」だった。「おばあちゃん、やいとは、お母さんにも据えて下さいね(ニコッ)」なんて言えないしな・・・そりゃ、こんな母親だったら、度を越した事をしてアピールしようとするのも頷ける気がした。「厳しく」というのは、悪い事をしたら、理由も聞かず、とにかくどやされるんだろう。フォローもないんだろう。真のところはよその家だから解らないけど、そんな事を想像して、S君にも多少なりとも同情してしまうところもある。しかし、もしかすると、なんらかの、適応障害を持っているかも知れないので、やはりカウンセリングは、母子共に受けるべきだと思うんだが・・・・家に火をつける程のアピールをした後では、同情の余地などないからね。しかしながら、この母親では、どうも積極的に受けるとは思えないな・・・本人は、この考え方が、おおらかでよいように思っている節がある。確かに、おつむは『おおらか』のようでござるな。2年生は、同じクラスになりませんように・・・サル鳶桜、子どもに続いてトラブル(メーカー)に巻き込まれるの巻。
2006年03月08日
何と、昨日事件は、あっという間に解決した。朝の会で、担任が、「先生ね、ものすごく悲しい事があったの。・・・」と話し始め、昨日の一件を教室内では、桜丸の実名を出してかくかくしかじかと話した。そして、全員を机に伏せさせて、自分がやった、あるいは、隠した人を知っているという人は正直に手をあげるよう促した。 すると、ひとりの男の子がためらいもなく、すっと手をあげた。 もう、わかってしまったので、担任が話を反らして、違う話題にうつろうとすると、担任の前にやって来て、「ハイ」と言って手をあげる。昨日居なかったので、昨日の事をみんなに聞こうと試みたところ、やはり目の前にやって来て「先生、僕がやりました。」と手をあげる。そこへ、「せんせ~い、あのなぁ、昨日S君が、帰りの会の時に・・・・」と、タイミングよく、その子の悪さをちくって来る子がいたので、その問題にいこうとしたが「先生、僕が桜丸君のランドセル、隠しました。」と手をあげたまま言って来るのだそうだ。折角、わからないようにしようとしているのに・・・先生、困っただろうな・・・。でも、幸い、鈍感な子の多いクラスなのか、誰ひとり、S君の訴えに気が着く子は居なかったらしい。かえってその事の方がびっくりした。みんな、幸せだなぁ~。 そのランドセルを隠したS君は、桜丸が、クラスの中で、一番仲のよいお友達だった。 先生が、桜丸とS君二人だけを連れて出て(それで既にどんな関係かみんな気付くと思うんだけど、わからないのが笑える・・・)、桜丸に、S 君が隠したという事を伝えたら、桜丸は、ものすごく驚いて、マジに後ろに飛び退いたらしい。そして「何で?どうしてそんな事したの?」とオロオロモードだったらしい。 正直なところ、私は、そこ迄桜丸が事の起こりと結末を、そんなに感情的に捕らえる事ができるとは思っていなかった。その日から、桜丸は、ものすごく甘えたし、次の日学校に行きたがらなかった。でも、その事が、すべて原因だとも思わないんだが、少しは関係しているとは思う。 S君は(も)、ちょっと変わっているところがあって、以前桜丸が、風邪でお休みした時、配りものを持って来てくれた。そのとき「桜丸君は居ないんですか?『ごめんね、今寝ているの。』(言い終わらないうちに・・・というか私の言葉は聞いていない)ちょっとお邪魔しますね。へ~、桜丸クンのお家はこんなのですか。あ、おもちゃはこれだけですか?・・・・etc」とにかく、間髪いれずに喋り続け、勝手に家に上がって来る。「S君、1年生は、まだ帰りにお友達の家には来れないのよ、帰らないと、お母さんも心配するよ。」などと言っても、無視です、無視!とにかく、勝手に喋りながら、勝手に行動し、桜丸のカブト虫を壊しました(ただの死骸だから良いんですがね)。でも、聞く耳持たず。思いきって、肩を掴み、「S君!」と大きな声を出し「ちょっと目を見て、お話聞いて!」と言うと、おしゃべりはやめますが、笑いながら目を合わせないのです。こ、こわいんでないかい? 無理矢理、靴を履かせて、一緒に外に出て、途中迄一緒に帰りました。桜丸がひとりで寝ているので、1ブロックくらいで引き返しました。 こんな子です。ですから、S君がどうしても私に謝りたいと言ったらしく、仕事を途中迄サル鳶実弟に変わってもらって、学校に行きましたが、気持ちがこもっているのかこもっていないのか、ものすごく事務的に終わらされました。担任が、必死で、私と桜丸とS君3人の場を作ってくれようとしたのですが、私が来た時点で、さっさとS君は「ぼくがさくらまるくんのらんどせるをかくしましたごめんなさい。」とサラららら~と言って、「もう言った。」と担任に伝えただけでした。私もS君の事は少しは気付いているので、それでよしとしました。桜丸は、この場の緊張感に耐え切れず、なかなかその場に入って来る事が出来ませんでした。S君の事を物凄く気遣っており「隠されたのに、ばかだなぁ・・」と、少し不憫な気にもなったのでした。 さて、桜丸のランドセルを隠した理由ですが、桜丸は、S君の事が好きで、休み時間になると、まずS君を誘うらしいのです。S君も調子のよい時は仲良く一緒に遊ぶのですが、たまに、ひとりの時間に浸りたい時があるそうなのです。そんな時に桜丸から誘われると、とてもうっとうしく感じるらしいのです。昨日は、たまたま、帰りにその時の気持ちを思い出したらしく、トイレの前にあった桜丸のランドセルを隠して、桜丸を困らせてやろうと思ったらしいのです。ええ、ええ、困りましたよ!でも、本当に困ったのは、桜丸ではなくて、探してくれた皆さんです。桜丸は「仕方ないか。」と一言で片付けたんですもの、一枚上手? 担任が、みんなが一生懸命さがして、本当に悲しい思いをしたという事を言ったらしいのですが、 「もし、見つからなかったら、僕が探して見つけてやろうと思った。」らしいです。 これって、ちょっと気になる発言ですよね~。自分で隠しておきながら、探し出してやる・・・自己同一が出来ていないのか?S君の、物凄く不安定というか、ちょっと違うところを見たような気がします。 今回は、直接手にして実行にうつしたのがランドセルだったんだけど、この子の、この精神状態がこのまま続いたら、ランドセルではなく、違うものにかわる危険性があるような気がして、物凄く重圧を感じてしまった。『きれる』可能性は十分にある。なぜなら、その場面を何度も見ているのだ。下校時、同じ班の子とちょっと喧嘩をして、それもS「こっちにきて」友「いやだ」 といったような他愛のない事で、「死んでやる!!」と叫びながら川に飛び込もうとしていたのだ。それが、家の真ん前の川だったから、家の中迄叫び声が聞こえて来てびっくりしてS君をとり押さえにいったのでした。いやぁ、大変な子ですわ。もし『きれた』時、たまたま悪条件が重なったら、大変な事件になりうるかも知れないと、物凄く不安になってしまった。 桜丸のランドセル事件で、こんな結末になり、事の複雑さに、本当に後味の悪い結果となってしまった。違う意味で、アフターケアが気になる。
2006年02月24日
今日は、木曜日。いつもならば、桜姫と桜丸は、学校が終わってから、そのまま一緒に私の職場に歩いて来るはずだった。 木曜日は、桜姫も桜丸も、終わる時間が同じであるし、私の授業時間と重なるため、私もお迎えにいけない。丁度桜姫の積木の授業が四時半からあるので、同じ学校の生徒と一緒に来るのだ。但し、雨や雪など天気の悪い日はお友達も一緒にうちで待機しておく。隣には必ず人がいるし、なんてったって、学校の目の前。職員室迄行くのと、裏庭に行くのとではあまり変わらない。私が、幼稚園児の授業が終わってから、そのままダッシュで家に迎えに行くことになっている。 ところが、今日は、授業の後半、園長が教室にそれとなく入って来て、授業を見学している。ウロウロしているのだ。確か、さっき、入園希望者が来ていたので、授業の見学でも申し出たのだろうか?とちょっと思いもしたが、園長しか入ってこない。そして、丁度時間が来たが、いつもの事、きちんと挨拶が終わる迄、私たちは解散しない。気をつけをして、姿勢を整え、「ありがとうございました」と、お互い礼をするのだ。 また、この日に限って、問題が解けずにへそを曲げた子がいて、なかなか席を立とうとしない。なんとか説得してご挨拶が終わった途端、園長から「桜姫から電話があって、桜丸のランドセルが無くなって、先生達総出で捜しまわってるって。」と知らされた。 なんだなんだ?また、何だかしでかしたのか?桜丸ゥ~。天気の悪い日仕様の上を行く猛ダッシュで、学校へと向かった。 ランドセルが無くなった経緯はこうだ。今日は、桜丸の担任が出張でいなかったので、代わりの先生と帰りの会をして、「さようなら。」と、いつも通り教室を出た。桜姫とお友達とは、いつも靴箱のところのベンチで待ち合わせをしている。いつものように、待っていたら、トイレに行きたくなったので、靴箱の隣にある、トイレの入り口のところにランドセルを降ろしてトイレにいった。様を足して出て来たら、ランドセルがなかった。ランドセルをかるって教室を出た桜丸をお友達は見てるし、一緒に待ち合わせをしていたお友達は、トイレの前に転がっていた桜丸のランドセルを見ている。 正直、私は、はじめ桜丸の記憶を疑ったのだが、他のお友達の証言から、桜丸は間違ってもいないし、勘違いもしていないようだ。ただ、他のお友達や先生方が必死で探しているのに、なんともひょうひょうとしていて、事の重大さがわかっていない。呑気に、「ないんだよね~。」と言って、平均台を渡って遊んでいる。もしかしたら、彼なりの考え方なのか?ほら、コナン君の「眠りの小五郎みたいな、あれよ、あれ(でも、あれは、結局はコナン君なんだけどね)・・・「こらぁ~!みんなが探しているのに、当の本人が遊ぶとは何事!探しなさい!」と叱り飛ばした。それに対して「はぁ~~い。」だって!もしや、自分で隠したとか・・・・?などと疑ってしまう程だった。 桜姫と、お友達は、学校のあらゆるところを捜しまわり、もしかしたらプールに投げ込まれてるかも!とか言って、プールに迄行っていたのをみて、正直、そこ迄悪意のある仕業だと感じて、疑っている桜姫達に驚いてしまった。「エ~、そんな悪どい事を想像出来るっていうの?」どちらかと言うと、その想像力に、悲しさが過った。「そんな事する訳ないじゃない。プールなんかには、ないわよ。」と言って、桜姫達を呼び戻した。 そこで閃いた、強力な可能性!!もしかしたら、桜丸の事だから、お友達の誰かが「あ~、桜丸君、こんなところにランドセル忘れて帰っとる。ばかやなぁ~。家も近いし、帰るついでに持って行ってやろう。」といって、いつもいつも、うちに来たがっている子(S君)が持って来てくれてるかも知れない!!むちゃくちゃ、自信があったのだ、この案。 でも、実際家に帰ってみると、どこにもランドセルはなかった。う~ん、ただの軽いいじわるだったら、そんなにわからないところに隠すよりも、チョコッとしたところに隠して、捜しまわってるところを見て、笑ってるはずだけどなぁ~。ほら、ちょっと吃驚させるだけの感じでさ。 ところが、先生達は、車で学校の外に出て、通学路沿いの川を探してまわったらしい。 ・・・・まじですかい?私が、もしかしたら、桜丸に負けず劣らず呑気なの? 私が学校に着いて30分程探したが、見つからない。そうこうしているうちに、桜姫達の授業が始まってしまう。丁度コネ夫君が迎えに来てくれたので、桜姫達を幼稚園迄連れて行ってもらい、サル鳶実弟に授業をまかして、そのまま捜索に加わった。6時間目が終わった6年生の一部や、卒業式の話し合いが終わった児童会の子たち、そして、たまたま居合わせた桜丸のお友達のお母さんが一緒になって探し始めてくれて、大捜索となった。 しかし、子供達をいつまでも引き止めておく訳には行かない。教頭先生が、一旦先生方を職員室に集めてくれたので、とりあえず、捜索は打ち切り状態になった。職員会議の前に、それぞれの先生方が、もう一度教室をくまなく探してみようということで、全校に散らばってくれた。私も、外の物置きなどを探してみる事にした。6年生が、隠す場所などの参考を教えてくれた。名探偵小説の読みすぎでは・・・と思う程、手の込んだ隠し場所だった。 ちょっとしてから、「ありました~~~!」という声がした。 最後迄、誰かの勘違いで、実は今日は手提げバックで登校していた子がうっかりそれを忘れてて、自分のと似た桜丸のランドセルを持って帰ってしまったとか、まだまだそんな事を考えていた(マジで)。でも、桜丸のランドセルがあった場所は、桜丸の校舎から一番離れた体育館の女子更衣室の一番奥の棚の中にあったのだ。一度、先生が探しに入ったらしいんだけど、もう一度入ってみて、奥の方に行ったらあったらしい。ただでさえ暗い更衣室、間近に行かないとわからなかったらしい。それよりも、この暗い人気のない更衣室に入るのが恐いだろうに・・・。 残念ながら、結果は悪意のものと決定つけられた。 一緒に探してくれたお母さん、幼稚園も一緒で、体育会系の、曲った事のだいっ嫌いなお母さん。凄くいい人なのだ。その人が「よかったですね、でも・・・なんとも複雑で・・・なんか、かえって後味の悪い結果になったね。」と、涙ぐんで言ってくれて。じ~~んときた。 ほぼ、桜丸をターゲットにしたもので、意地悪でやったものとなってしまった。でも、まだはっきりしていない、もしかしたら、誰のでもよかったのかも知れないし・・・でも、桜丸に対してもいじわるだったら・・・とおもうと、あとから、悲しみが込み上げて来た。先生方にお礼を言っている時に、先生から励まされ、それでなんだか涙が湧き出て来た。 体育館の更衣室は高学年しか使う事が出来ないし、放課後には使わない、電気のついていない体育館は、1年生が行こうと思う場所だろうか?それに、ランドセルって、結構重いし、一年生がもうひとつランドセルを抱えて離れた体育館に行っていたら、この姿を誰かが見ているはずではないだろうか?でも、その時には、まだ上級生は、下に降りて来てなかったし。3年生が降りて来た時には、もうランドセルは消えていたし。1年生が、果たしてそこ迄手の込んだ意地悪を、せっせとやるだろうか?もしやるとしたら、とても根の深い恨みでもありそうだ。果たして、桜丸にそこ迄恨みを持っている子がいるのだろうか? どうしても、犯人を突き止めようとする自分がなんか辛かった。でも、ここ迄来たら、どうしても突き止めて、一言言ってやりたいというのが、本音だ。説教好きのコネ夫君出したら、きっと、止まらんぞ~~。ほんと、覚悟して欲しいわ。 たったひとつの悪意。でも、それに対して、本当に多くの善意が動いてくれた。そのおかげで、なくなったものは見つける事が出来た。でも、今のところ、その悪意は消えてはいない。ほんのちょっとした悪意に対して、多くの善意は立ち上がってくれる。でも、それを追い詰めるのには、とても時間がかかる。多くの善意に対して、悪意は少しですむが、必ず善意が悪を追い詰める。人を動かす力としては同じかも知れないが、善と悪では、動く源の質が違うのだ。 なんだか、妙な哲学意識にそれてしまったが、漠然とした世界が見えたような気がした。でも、ランドセルひとつの為に、一生懸命になってくれたみんなの優しさに、本当に感動した。隠した者に対しては、腹立たしさよりも、みじめさを感じる程だったが、この結果を見て、桜丸に対する意識をどう変えて来るのかが、恐い。 それにしても、学校社会と子どもたちの意識がこんなにも進んで(?)いるのか、荒んでいるのか(?)と思うと、私の方がまだまだ幼稚だったのかも知れないし、危機管理が甘かったのかも知れない。思った以上に、子どもの心は荒れているのかも知れないと改めて思った。
2006年02月23日
東京から帰って来た。先週の金曜日から、2泊3日で行って来た、東京。先月から始めた整体+漢方治療、本来は、私の原因不明の体調不良の治療のために、従妹が紹介してくれたのだが、筋肉などを正常な位置に戻して本来の動きを取り戻す・・とか、血流をよくするという効果もあるので、「ピン!」ときて、桜丸の麻痺にも効くかも・・・それと、桜姫の妙な歩き方にもいいかも!!と思い立ち、急遽相談して治療を始めてもらった。 漢方ばかりは、長く続けないとわからないところがあるから、暫く続けてみることにした。院長も「絶対よくなりますよ。」と自信満々。私としては、桜丸にとって「良いのだ!」ということは、取り敢えず納得の行くことに関しては試してみようと思うのだが、ちょっと不安がよぎるのである。確かに私も漢方は子どもの頃から飲んで来たので、さ程抵抗はないのだが、何せ、桜丸は「薬害被害者」である。いくら漢方といえども、薬に関してはちょっと慎重になるところもある。 ちなみに、桜丸、桜姫共に飲み始めたのは、体質改善として「小健中湯」、ビタミンA、ビタミンC、桜姫はこれプラス筋肉を緩める作用のある、ビタミン12。 桜姫は、歩き方が少し変で、後ろから見ると、少し足を引きずるところがあった。それに、なかなか「ちびる」のが治まらない上、便秘気味で、出てくるものはEnormous ウンチョス!(ごめんね~桜姫、こんなこと書いて!)ずっと気になって来たし、何度も整形外科に行って診てもらったが、異常なしだったのだが、親の勘というか、「こりゃ、絶対骨盤が歪んでるんだ!!」と思っていた。骨盤の歪みって、西洋医は認めないし、レントゲンでは、写し方を複雑にしないと写らないらしい。普通に撮るレントゲンの取り方では、角度的にも写り難いらしい。 で、SHさんのと子にもある「トコちゃんベルト」を試してみようかどうしようか考えている矢先の事だった。 今回診てもらって、(やはり)骨盤の右側が、ねじれ込んでいるらしい。「へ~、やっぱりですか。」といっても、実際レントゲンとかで見る訳ではないので。「へ~、はい。」で終わるしかない。でも、やっぱりね。 半信半疑な気持ちであったが、縄跳を飛び過ぎて、筋肉痛がひどく、駅の階段も昇り降りする時に「ヒ~ヒ~」言っていた桜姫、施術が終わって帰る時には「マミ-!足がいたくない!」と喜んでいた。 桜丸も、右側に麻痺(院長からは麻痺ではないといわれたが、「では、何というんですか?」と聞いても答えは返ってこなかった、嫌われたな・・・ふっ)がある分、どうしても身体のバランスが悪くなっているらしく、その歪みを整えてもらった。このまま、調子がよくなってくれればよいのだが、ここでひとつの疑問「先生の言う”よくなる”って、どういうことなんだろう??」身体のバランスがよくなるのか、脳みその働きがよくなるのか?でも脳みその働きがよくなるっていっても、今、苦手な文章の構成や認知などが、サクサク理解出来る様になるとでもいうのだろうか?大きな音が苦手なところや、感情のコントロールがうまくできる様になるのだろうか?難しいところだなぁ。 桜丸、2年生進級を前にして、これから春休みを使っていろいろと検査等があるのだが、こうやって、別の角度からも治療(?)にかけてみる。 最近ちょっと、不安定で、すぐに我が侭を言って来る、原因のひとつは「縄跳び大会」があるのかも知れない。家では、嫌なことでも、とにかくチャレンジして行く姿勢をもってもらいたいし、「我慢する」事を身につけて欲しいので、結構厳しくしている。しかし、主治医からは、運動会の時のチックからしても、桜丸の負担というものは、決して軽いものではなく、そのストレスというものは、脳の発育にも良いとは言えないといわれた。躾の方針にも桜丸の成長とともに柔軟性を持たせて対処する必要がありそうだ。 ちょうど過渡期にあるのだろう。理想と現実の間に挟まれ、悩んでしまう。竹内まりあの「喧嘩をやめて」のように、二人の男のはざまで悩んでる方がまだマシなのか??いやいや、二人の男にはさまれたら、殺しあいになるかも知れない、やはりドロドロはごめんだ。いや、待てよ、張本人の女ひとりでトンズラで済むかも知れない、しかし、子どもの事となると、トンズラはちょっと出来ない。う~ん、やはり、子どもの事で悩むのは、この頃の母親の醍醐味なのか?ならば、味わってしまおうぞ! って、結局これかい!
2006年02月19日
ひぇ~っ、なんとも長いことお留守にしちゃってたのかしら!1月14日に上京して、部室の関東支部のメンバーの方々にお会いして(この思い出は、また後程、ゆっくりと書くことにしますわ)、何と楽しい時を送らせて頂いたかと思いきや、帰宅して、体調がぶち壊れてしまいました。 まぁ、もともと、11月から、ずっと胃の具合が悪くて、従妹が新しく勤め始めた東洋医学を中心とするクリニックを受診した程。それも、わざわざ東京迄来て!確かに、そこの整体はよかったんだけど、反動が来たのか、どうなのか、原因はわからず終いなのだが、とにかく、「壊れた!」。 とにかく、胃が痛くて、みぞおちあたりが引きつるし、下腹も何やら不穏な動きを続けている。それよりなにより、不正出血迄!! こりゃ、何やらやばいのかっつ!!??と思って、今の今迄、検査しまくった。婦人科に行って、子宮体癌検査。この検査で、結構、出血が続いてしまった。でも、痛いのは、みぞおちを中心とする、胃の当たりから下腹にかけて。で、続いて、胃腸内科に行って、胃カメラ!私は、麻酔薬が超効くタイプ。歯医者で使われるキシロカインでは、いつも飛ばされて、良い気持ちにさせてもらっている。なので、麻酔は、少量のキシロカインのみ。スプレー式の喉を麻痺させる薬は使わないので、非常に苦しい検査になる。結構若い男性医師を前に、オエオエ~言いっぱなしで、涙は出るは、ゲーゲー言うはで、その上、「サル鳶さん、口じゃなくて、鼻で息して下さいね。」と言う看護婦の声に頷いたはいいものの、薬に対するアレルギー反応が出ていて、鼻が詰まっていたため、鼻で息が出来ない。それをなんとか看護婦か医師に知らせようとするが、医師は容赦なくチューブをグイグイと胃の中に入れて行く。 もうどうにでもなれ!おもいっきり口から息をして(だって、息しなきゃ死んじゃうジャン!)口から入って来る空気で、げっぷが出て、げえ~~ッって言うし、そこで「げっぷはできるだけ我慢しましょうね~。」と、看護婦さんは優しく言ってくれるのだが、もうそこには従来の「サル鳶桜」の姿はなく、おかげで、ただの患者になり切ることが出来た。苦しいのに、コントロール出来ない自分がおかしくて仕方がなかった。でも、カメラのチュ-ブをくわえたままなので、笑うことすら出来なかったのが、これまたおかしかった。もう、涙とだ液にまみれ、チュ-ブをくわえた私の笑みは、医師には通じてはいなかったであろう。 結果、胃の奥にポリープがあったものの、それほど深刻なものではなかったらしく、切除する程でもない程だった。結局、それほど重要な「悪玉」は見つからなかった。ならば、この痛みはなんなのだろうか? あと、残るは「大腸内視鏡検査」。一応、これは、不正出血があった時に、近くの胃腸科にかかったのだが、当日は、いわゆる「おしり」の検査はしたものの異常はなく、そのまま、腸の検査をするための検査入院の手続きとなった。しかし、その前に、便の潜血検査とかしてからでも良いのではないだろうか?とか思ってしまい、何だか、その病院で検査を受けるのを渋っている。受けるなら、既にかかっている婦人科と内科のある総合病院で受けた方が良いのかな・・・とか思ってしまう。 なぜなら、そこの医院は、とにかく、せかすのだ。早くしないと、検査日が埋ってしまいますよ!とか、「子どもがいるから」と言っても、「なんとか御家族の方に見てもらって下さい。」とか、入院承諾章などを、さっさと持って来て、話を進めてしまうのだ。ついつい、「営利~?」などという文字がちらついてしまったのだ。 とにかく、サル鳶実父にしろ、桜丸にしろ、私は、医療過誤の辛い経験を持つ身内を2人持っている。このようなことに関しては、ものすごく慎重になる。残念ながら、現在、うちの近くで、自分の健康管理について信頼のおける医療機関、医師は、ひとつもないし、ひとりもいない。幸いにして、桜丸は、いまのところ、よい医師に恵まれていると思う。桜丸のケアをしてくれている医師は、いわば、我々の恩人でもある。公務員でありながら、国を相手に戦った裁判では、医師として、とても中立な意見を述べてくれたし、時間もさいてくれた。今では、桜丸は、風邪ひとつでも、高速使って片道1時間近くかけて、そこへ行く。そこの医師は、みんな、桜丸の症状の癖をよく知っていてくれているし、手間を惜しまない。私は、医師達を信頼しているが、残念ながら、誰が処方しても、薬だけは信用出来ない。使ってはいるが、とても恐い。本当に、一か蜂かの心境である。 とにかく、今のところ、わたしの症状は、痛みを押さえるという対処療法でしかないのだが、婦人科の医師いはく、「年齢によるもの」・・・・なのか?なのか?なのか~~~~~??はいはい、確かに三日前、サンキュー桜になりました。 結構長い付き合いの主治医なんだけど、「ほらさ、35過ぎたら、いろんな検査しなさいっていうじゃない?もう38だしね(って、今はひとつ歳とったんだけどさ)、もう、そろそろ閉経に近付いて行ってるんだよ。歳のせいっていうのも、当てはまるよね~」 彼は、さらりといったので、私もさらりと返した。全く、お茶でも出して欲しいくらいの、小春日和気味のさらりとした会話でしたのよ。鶯がないてましたもの、おほほ うん、それなら話は早いのだ!でも、それでも、検査しまくった私の行動は、もしかすると、悪あがきだったのか??加齢、恐るべし? 私の不調はつづく・・・どうにかしてくれ~~~
2006年02月05日
新年明けました(一応、義母の喪中なもので・・・)皆様、今年もどうぞ宜しくお願い致します。 新年明けたはいいが、去年から続くこの体調不良。きついぞ!!胃痛、胃重、吐き気、喉の痛み、その上昨日なんか、背筋がゾクゾク!胃痛は11月から続いてるし、そろそろ検査かな・・しくしく。サル鳶実母はこの件をきっかけに「よ~し、人間ドック入りに東京行こう!!」って張り切っています。東京のゴージャス人間ドックに入りたいんだと、でもって、私も私で思いっきり乗り気で話が進んでるのが恐いわよね。 しかし、この不調のママ、明後日は、暴風雪注意報がでている北海道に行くのだ。コネ夫君とサル鳶実弟は喜んでスキーとスノボの準備をしているのだが、私は複雑。だって、寒冷蕁麻疹持ちの体質でこの不調の上に、かれこれじゅうウン年滑っていない雪の上。でも、行ったからには一度は滑らないと笑いもんだし・・・ああ~、一日中温泉とリフレクソロジーに浸っときたいのに~。 ここでもサル鳶実母は、「もし、天気が悪くて飛行機が飛ばなかったら、即沖縄に変更ね!」ちょっとちょっと、おかあたま!、沖縄にも冬はあるのよ。依然、私がまだ小学生だった頃、いきなり「インドネシア行くわよ!」ト、正月に計画立てて空港迄行ったはいいのだが、インドネシアの情勢不安定の為に飛行機がキャンセルになってしまった。ここでも、なぜかしら突然沖縄に変更になり、私たちは冬の沖縄へと旅発ったのだ。まだ、アメリカの領土であった当時の沖縄は、車も左ハンドル、右側通行で、ものすごくカルチャーショックを受けたのを覚えている。デも、「沖縄って、結構寒いんだ。」と思ったものだ。冬の沖縄は、あまり見るものがなかった。折角綺麗な海にも入れなかったし・・・。だから、今回も、できれば、冬の沖縄は避けたいものだ。それなら、地元の温泉に行っても変わらない様な気がするもんな。 とにかく、新年そうそう体調が悪くて困っているサル鳶桜を取り巻く家族は、相変わらず、「濃い!」のであった。
2006年01月01日
そろそろと、迫りよって参りました。そう、この季節の風物詩といえば、家族(特にに子ども)思いの大人達が、愛情の中にも、「要求通りのものが手に入るか!!よりによってこの季節!」という、危機感迫る哀愁が感じられるあれでございます。そう、巷での「ク・リ・ス・マ・ス」サンタクロースのコスチュームは、コカ・コーラボトラ-ズの宣伝だったというのに・・・思いっきり、仮装する。あぁ~、哀愁~。今年の例にもれず、桜姫と桜丸のリクエストを追い求めているが、どちらも、私の意にそぐわない「ゲームソフト」。普段私が反対して買ってやらないものだから、二人とも、この時とばかりにサンタさんに頼んでいる。まるで、私の悪行をお代官様に言い付けているようだ。このリクエスト、今、ものすごい人気なもので、手に入らない。次回入荷もいつになるやらわからない始末。トイザらスに問い合わせてみたら、今度の17日に入荷予定だが、朝の6時から整理券を配るんだと!で、整理券がなくなり次第終わりなんだと!みんな、並ぶんだろうか・・・並ぶのよね、きっと。 で、仕方なく、桜姫に「桜姫、サンタさんに御手紙書いた?(勿論書いていないこと知ってての上)」ときいて、マダという答えを受けて、「ア~ッ!だからだ!、いやね、実はサンタさんからメールが来てね、どうも桜姫と桜丸からのお手紙が届いてないからおかしいって書いてたわよ。リクエストがないから、今年はプレゼントどうしようかって、わざわざ聞いて来てくれてね、やっぱ、サンタさん、優しいわね~。」と、舞台女優のように言いあげましたの。「アンドレ~、オスカルゥ~」調にね。桜姫も桜丸も「しまった!!」って形相になったのには笑えた(内心)桜丸は、早速日本語でお手紙を書いて、私に英訳を頼んだ。清書は明日ゆっくりするらしい(ゆっくりね~・・・)桜姫は、リクエストが遅くなったので、もしかしたら要望通りのモノが貰えないかも・・・という私の言葉に「じゃ、5つリストをあげとく。」と言って、しっかり第5までの要求をリストアップして書いた。これまた「マミ-、英語お願いね、ちゃんと書くから心配しないで。」だと。この時桜姫が「ねえ、行きたい所ってリクエストしてもいいの?」と尋ねて来たので、「良いんじゃないの?別に、わかんないけど、書いてみれば?何事もトライだわ。で、ちなみにどこ行きたいの?」「ウン、そろそろ、ホグワーツの事ちゃんとかいとかないとね。」ま、まじですか!?ついこの前、何日か前にヴ様本を読んだばっかりだというのに・・・結構「ザ・しょえ~っ!!」NO.2(ちなみにNO.1は義父の葬式事件です。)だったのに!「いやぁ、ホグワーツに入学するのは11歳だから、早くても来年のリクエストで良いんじゃない?」「でも、ボーバートンとかじゃ嫌なんだもん、ホグワーツが良いんだもん。」ウ~ン、炎のゴブレッド観て、ハリーポッタ-に関する知識が若干増えた桜姫だったのだ。話はまだ続いた。「それでね、ホグワーツに行ったら、今迄みたいにクリスマスにサンタさんからプレゼンともらえることってないじゃない。」「え?そうなの?」「そうよぉ~~~ッ、プレゼントは貰うけど、そりゃ、お母さん達から貰ってるんじゃん。」「そりゃって、あなた、そりゃって・・。」ここで、とっさのデタラメの得意なサル鳶桜、こういう時は、脳みそフル回転出来ます。オホホホホ「あのね、ここで明かしてしまうけど、サンタさんって、世界中の子供達にプレゼント配らなきゃいけないでしょ。と~っても大変なの。だから、暗黙の了解で(この言葉が桜姫に伝わっただろうか?どうでも良いかもしんないけど)10歳くらいの子供達には、特別のルールが使われるの。そろそろ大きくなって、いろんな知恵がついて来た子どもには、サンタさんは、自分の姿をより隠してしまうの。で、その時、子供達の親達にテレパシーで軽い催眠術をかけるのよ。どうしても子どもの欲しいものを買いたくなる催眠術。この時は、お母さんや、お父さんはサンタさんの使いになるから、いくら普段「これはダメ!あれはダメ!」って言ってても、どうしてもプレゼントしたくなってしまうのよ。サンタさんが、ニコニコ印のテレパシー糸で操ってるの。桜姫は、去年迄はサンタさんがちゃんと持って来てくれてたけど、もう、いろいろとお勉強も進んで、お約束もいっぱい守って、しっかりして来たでしょ。だから、もうこのルールを使っても大丈夫だって思われたんじゃない?だから、今年はサンタさんから、マミーにメールが届いたって事なのよ。」長い説明だ。でも、桜姫は、思いっきり信じた!!そして「催眠術って、この前、テレビ(探偵ナイトスクープ)で、カンペイちゃん(間寛平)がかかってたやつ?」「そうそう、それそれ!」もう、おもいっっきり、話の次元が飛び交いまくって、異次元空間同時ワープみたいになっていた。しかし、桜姫は、それとな~く自分の成長を認められたもんだから、すんなり信じていた。さすが、わたし!忍びの心得を甘く見るでないぞ!でも、これって『WHITE LIE』でしょ?ちょっとぶっとびすぎたかしら・・・?
2005年12月15日
いやぁ、ひさしぶりに拝見しました!おばちゃんパワー炸裂でした。このようなご婦人方のことを、「田舎者」というのでしょうか。 そもそも「田舎者」というのは、時代はいつの事かはわかりませんが、都など、都会の情報にうとく、一般的な社交の場でのマナーやエチケットに無知で、常識のない人の事をそう呼んでいたそうです。勿論、面と向かっては、失礼に当たりますので、言いはしなかったと思います。そんなことすれば、言った本人が田舎者になりますからね。ですから、決して地方から出て来た人のことをそう呼ぶのではなく、都会にも「田舎者」は沢山いるのです。しかし、反対にマナーや常識のある人を「都会の人」とは呼ばないみたいです。 まあ、どうしたのかと言いますと、午後2時頃、桜姫と桜丸が帰って来る前に買い物に出かけたのです。丁度、このくらいの時間帯はお客さんも少なくて、4つあるレジのうち2つしかあいていませんでした。買い物篭を持ってレジに並びますと、2人のご婦人がおむすびの入ったパックを持って2つのレジを行ったり来たりしている訳です。私は、そのご婦人が並んでいないレジに並びました。すると、そのひとりが私の後ろにすかさず並びました。と、途端に、もうひとつのあいていないレジのところに行って並んでいるのです。で、ひとりのご婦人があちこちうろうろとレジのはしごをしている間、もうひとりのご婦人はそのうろうろしているご婦人について、やはりうろうろしている訳です。 そこで「ちっ(舌打ち)レジはあいてねーんかい?(方言バリバリですね)」と、誰に言う訳でもなく、誰かに言ってるように文句を言っています。あいてないも何も、あいてるんですね。それも、私の後ろには誰も並んでおらず、ただそのご婦人が勝手にはしごをするもんだから、折角並んでいたのに退いたあとにはそりゃ違うお客さんがその場に並ぶ訳です。で、結局そのご婦人たちの番がこないのです。 わからないのかな?と思い、私の先に譲ろうと思いましたが、「こっちの(開いていない)レジを自分達の為にあけろ!」と理不尽な文句をタラッタラ言っているので、びっくりしている間に私の番でした。2分も待ってないですよ。でも、そのご婦人方は、まだ「ピッ!(レジを通す)」をしていません。 私が、「ピッ!」してもらっている間に、やっと後ろのレジに並びました。すると、店員さんの声「あ、済みません、こちらのお客さんが先ですので、お待ちになって下さいね。」恐らく、前に並んでいる人の前に、自分の商品を突き出したんだろう。 すると、「なにえ?順番ちえ?あんた、こっちはお客さんで!順番やき待てちどういうことかえ?(訳:何ですって?順番ですって?どういうこと?私は客なのよ!順番を守れってどういうこと?)」といって、そのレジを退き、私の並んでいたレジに並び変えた。私の後ろにはひとりいたのだが、その人も既に支払いは終わっており、そのおばちゃ・・・ご婦人方はすぐに精算出来た。でも、その間中、2人で「ちょっとこっちはお客で、お客に向かって順番ちどういうことかえ!なぁ、お客相手の商売がこれじゃ悪いじゃろ。まったく!なってねえなぁ!」 おいおい、面白喜劇を見せてくれてるんだったら、ご褒美ものだが、真面目に言っているあなた方は、一体どちらのお方様で? こんな常識を持っている人に育てられた子どもっていうのがやっぱりいるんだろうな、そして、孫もいるんだろうな・・・・それから、ついついさっき迄見ていたワイドショーを思い出してしまった。いろんな事件を起こす人って、やっぱり、こういう自分勝手な人たちなんだろうな、親も同じように自分勝手だったんだろうか?などと、いろんな考えが交錯した。 このご婦人達と同じ常識を持った若い人たちっていうのがやはりいるのであろう。少なくとも、この時の2人は同じ意見だった訳だから、順番を守るとか、並んで待つとかいうことすらわからないなんて、とにかくびっくりした。 田舎には、良いおばちゃん達もいっぱい居るのに、こんな人たちを目の前にすると、本当に悲しくなる。しかし、あれ程の事を言われているのに、無視し続けたレジの人も、なんだか、流石だなぁ。「あんた達、客商売じゃろ!」と言われたあとに「ハイ、298円です。」とにっこり言った彼女は、さすが客商売のお姉さんでした。おみごと~
2005年12月07日
最近、本当に残酷な幼児対象の事件が続いている。ほんとうに、痛ましい・・家族のことを思うと、胸が締め付けられる。ワイドショー等観ていても、司会やコメンテーターは口々に「どうして、こういうことになる迄に何か対策はなかったんですかねぇ、云々・・・」と悲しそうな顔で言っている。(言うは簡単なのだよ!) 対策・・対策ねぇ・・警察、自治体、PTA等の活動を通してやれるだけのことはしていかなくてはいけないだろう。しかし、下校の時刻は、学年によって異なってしまうので、時間的にもずっとし続けるというのも難しくなるかも知れない。今になって、私が子どもの頃は、学校には用務員さんが居たのに・・と、用務員制度復活!とさえ思ってしまう。 家庭では勿論、学校でもそのような注意は既に呼び掛けているだろう。「知らない人にはついて行っちゃいけない。」我が家では、知っている人でもついて行かないように、言ってある。恐くなったら、逃げなさい!大きな声で叫びなさい。と言ってはいるが、実際、そのような状況になったら、大人でも出来るかどうかわからない。 実際、今回の少女殺害の2例共に、被害に遭った少女の胃袋の中には犯人が与えたであろう食べ物が入っていたらしい。「知らない人から持っらたものを食べちゃいけません!」とは言うものの、状況によっては、「今逃げ出せば、自分の足では捕まってしまう。」とか「言うことを聞かずにこの人を怒らせたりすると、取り返しがつかなくなるかも・・・。」と言うような切羽詰まった恐怖感と命を守るための本能いうものはきっと子どもでも感じられるのではないだろうか? 多分、ギリギリ迄、時間の経過の中で逃げられるタイミングと、運を願っていたに違いないと思う。一生分の神経を命を守るために注いだに違いない。 防犯対策と言えば、過去の「池田小学校児童殺傷事件」等を見ても、事件直後には、全国の小学校が、あの手この手で、校門に防犯カメラを設置したり、校門の開閉時刻を決めたりと、いろいろな防犯対策に着手して来ていたが、未だに、厳しく警備を行い続けている小学校は一体どれくらい残っているのだろうか? 実際、うちの子供達が通っている小学校だって、正直、ほったらかしである。学校の塀に、フェンスがつけられているのを見て、「おっ!やっと防犯対策の予算が下りたのか?」と思ったら、少年サッカークラブの蹴り損じたボールが道路に飛び出さないようにという事故対策だった。 下校にしても、あのような残忍な事件が相次いだにも関わらず、ひとりで帰っている子は多い。 うちは、ご存知の通り小学校の目の前。道をはさんだ真向かいが小学校。だから、放課後、学校にサッカーの練習に来る子供達がいて、それについて来る兄弟がたまに遊びに来る。勿論、親は、うちに何にも言ってこない。つまり、ほったらかしである。今の時期、5時ともなれば、もう暗い。サッカーの練習は、6時過ぎ迄あるのだが、親がついて来ている所もあれば、仕事の帰り際に運動場に顔を出す親もいる。でも中には子供達だけで練習に来て、自宅に帰って行く子も多い。そういう子どもの兄弟は、お兄ちゃんと一緒に自転車で学校に来て、練習が終わる迄暇を潰す。そして、練習が終われば、お兄ちゃんと一緒に家に帰る。その、暇な時間を、学校の目の前である、我が家で過ごすという訳だ。しかし、学校のお約束で、5時には帰らねばならない。外は薄暗く、このまま家においとくべきか、やはり運動場に行かせるべきかとても悩む。 結局、運動場に行かせて、サッカークラブの監督や、他の親のいる所にいって、「5時ですので。」とこちらが平身低頭に「済みません。」と言って帰る。なんでや???その子を知っているほかの子の親は「○○ちゃん、どこに行ってたん?」と探しもしてないくせに大きな声で言う。 腹、たちますよ。 別に、遊びに来ても良いのよ。勝手におやつ食べても良いのよ、おもちゃを出しっ放ししても、過って壊しても良いのよ。ただ、なんだかその子がほんとうに、なんだか可哀相で、親はどういう気持ちでいるんだろうって・・・むかつくわけよ。 かくいう私も、やはり、子どもと仕事を天秤にかける時があります。特に、学期末や行事の多い時期には、スケジュールが変わってしまって、桜丸のお迎えにいけない時があります。桜姫と時間割りが合えば一緒に帰ってもらったり、サル鳶実母に家に居てもらったり、迎えに行ってもらったりします。どうしても、誰もいない時は仕方なく、桜丸を早退させます。しかし、桜姫は、3年生なので授業も当日変わったりするのでひとりでいることもしばしばです。いくら、学校の真ん前とはいえ、心配です。うちは、前は人通りが激しいのですが、裏は「取り敢えず人を噛むSTUPID DOG」がいますが、かなり人気がなく、かつて、変な侵入者が何人も通りました。まじ、こわいです。すべて、お利口な「取り敢えず人を噛むSTUPID DOG」が吠えまくってくれたおかげで撃退出来ました。よしよし 子どもの為に、何度仕事を辞めようかと思いましたが、我が家はファミリー経営なので・・・でも、かなりフレキシブルにさせて頂いております。やはり、ファミリーのおかげです。 ですから、働いているお母さんたちの気持ちもわかります。でもでも、何かあってからでは遅いのですよね。それをどうにかするには、やはり、まわりの協力を考えなければいけないでしょう。例えば、サッカーの練習について来る兄弟。一言親から「済みません、暗くなって来たので何時に迎えにいきますので、おいといてもらえますか?」とか「5時半には行けますので、運動場に行かせて下さい。」とかいってくれれば、それでよいのだ。親の非常識と無関心が、周りの協力をもなくしてしまいかねない。この前、PTAで「○○ちゃん、この前うちに遊びに来てくれて、桜丸がとても喜んだんですよ。」と話したら「ア~、そうなんですか。」で終わり。話は切れてしまった。私が恐かったのかな?(あ、愚痴かしら?これって) 仕事をしてても、子どもと仕事を天秤にかけた時、どちらをとるにしても、犠牲はつきもの。でも、ちょっとも切り返しで、うまくも行く。頭を働かせなければいけない。子どもの安全の為に、成長の為に、頭をフル回転させなければ、そして動かなくてはいけないんだな。もちろん、運というものもあるのかも知れないが、運任せにするには、本当に最近の事件は、卑怯すぎる。大人が子どもを狙うのは、卑怯極まりない。 法律が、甘いんじゃないかな?もっと、幼児犯罪に対する罰を厳しいものにして、公然とすべきだと思うな。前科者は公開して、その恥を曝すべきだ。あと、「無職」の人たちの把握だと思う。 私も、いろんな意味で、子どもの安全に関しては反省すべき点が多々ある。でも、仕事の都合で・・・とかいう言い訳も多々ある。それが、自分で許せない所もあるし、大丈夫だろう・・という軽んじたかいかぶりもある。このような事件が続くと、不安とま、大丈夫だろうという自信が交錯します。 とにかく、くさい臭いはもとからたたなきゃ駄目!!なんだけど、このような時代になってしまっては、もはや取り返しがつかないのかもしれません。子どもは未来への宝というのに、宝の持ち腐れという人も多いから、このような事件を起こす人物になって行くのでしょうか?
2005年12月06日
今日は、桜姫の囲碁がお休みだったので、午前中桜姫のお友達と弟(3歳も年下なのに、桜丸と気が合う)がうちに遊びに来て、一緒にクリスマスの飾り付けをした。プレイルームにツリーを出し、部屋の壁つたいにイルミネーションをつけたりした。子ども4人いると、結構早く終わった。桜姫と、そのお友達が3年で、桜丸茂1年生、お友達の弟はおもちゃで遊んでたんだけど、いやぁ、つくづく、みんな大きくなったもんだなぁ~って感激しちゃった。 去年は私がひとりでしたんだけど、それまでは、桜姫と桜丸に、絵の具で窓に絵を描かせて、その間に私がツリーを組み立ててしまうっていう手順だったのに、ツリーなんか、ほとんど子供達でやってしまって、ライトアップ迄やってくれた。嬉しいような寂しいような・・でもしっかり頼んでたプレゼントは、まだまだ幼稚なのだ。 我が家は、サンタさんにはプレゼントのリクエストを英語で書いて、ツリーにくっつけておくという習慣だ。3年前、桜姫がリクエストしたプレゼントが、セーラームーンの衣装と、ステッキみたいなもので、あまりにも親の意向にそぐわなかっため、「英語で書いてなかったから、サンタさん読めなかったのよ。」という言い訳論を講じたのがきっかけで、英語で書くようになってしまった。おかげで、サンタからの手紙も、英語で書いて返さねばならない。これは、コネ夫君の役割。だって、私がデコレートするんだもん。 願いごとを書いてツリーに吊るすのは、七夕みたいなんだけど、いつからそうしたのか、いつの間にかこうなってた。 うちの幼稚園では、恒例のサンタさんへのお手紙を、園児たちが作ったブーツの壁面の中に入れておく。これを、お餅つき大会に来た親が、しっかり見て帰るという訳だ。この行事の延長で、我が家のクリスマスも七夕式になったのかも知れない。 さて、室内の飾り付けは、もうすっかりクリスマスモード。よしよし。お次は、猫の額くらいの庭だ。「取り敢えず人を噛むSTUPID DOG」もいる。飾り付けの前に、屋外用のイルミネーションを確かめてみると、1セット電球が切れてしまってつかないのがあった。仕方がないので、買い換えにいった。だって、300もの電球を、どこのどれが切れているのかを確かめるのは至難の技だもん。1度やったけど、時間がかかっただけでした。 近くのホームセンターに、ライトを買いにいって、さあ飾り付け!!おニューのライトを持って庭に出ると・・・・・ 木がない!! そうだ、今年の春に、寝室の屋根を張り替えた時、足場が組めなくて、シダの木を切ってしまったんだった。そのあとに、サル鳶実母がいろんな植木やプランターをおいていた。毎日水やってるし、まさかこの植木の上にライトを飾る訳にもいかんよなぁ~・・・。 一気に冷めてしまった、デコレート熱。日除け用の簀の子を広げてみると、既に夏に買ったハイビスカスがぐるぐるとつるをまいてあって、キレイに開かない。ひとり、だんだん暗くなっていく中、猫の額のような庭でもんどりうって、じたばたしていた。 「取り敢えず人を噛むSTUPID DOG]が私に向かってあくびをした。「あんた、ご飯やんないよ。」と一言いうと、にこやかにしっぽをブンブン振って来た。「ご飯」にしか反応しなかったんだろう。一応、パブロフさんの条件反射はこの犬にも備わっているようだ。えらいぞ!!よ~しよしよし。この調子で、今年もしっかり番犬頼むぞ!と、しっかり頼んで、庭をあとにした。 庭には、中途半端につるが巻き付いた簀の子が、壁に寄り掛かっている。別の手段を考えることにしよう・・・
2005年12月03日
先行ナイトで観て来ました~V(^。^)Vあの長いなが~いお話を、削って削って、やっとこのくらいにまとめあげたっていう出来でした。桜姫も桜丸もハリ-ポッタ-大好きなので、喜んでいましたが、さすがに最後の方のディゴリ-のシーンはショックだったようでした。でも、ショックの受けようが違った。まだまだ、11歳になったらホグワーツに入るつもりでいる桜姫なのだが、常に優等生と、目立つことを目指す彼女にとって、あまり目立ち過ぎても、こんな危険な目に遭ってしまうのか・・・と、いろんな思惑が頭の中を交錯しており、ショックを受けていた様子。そう、何と自分に当てはめている所があるというのが、とてつもなく「凄い」です。爆裂自信過剰少女になるのか、はたまた、爆裂勘違いの天然ボケ少女になるのか、末恐ろしい限りです。そのくせ、英語全然勉強しないんだよね~。多分、自分は魔法でどうにかなるとでも思ってるんだと思う(かなり確信あり)。確かに、カナダに行った時も何とかなってたのが凄いんだけど、そんなんじゃ絶対行き詰まるのに・・・。私の努力も足りなんだけどね~。その桜姫、ハリ-ポッタ-の公式サイトで、寮の組み分けゲームをした結果、十中八九「スリザリン」、やっと一度だけグリフィンドールになったけど、ここがまた桜姫の凄いとこ、「スリザリンの方が多くでたってことはやっぱりスリザリンなんだから、ホグワーツに入った時には私はスリザリンだわ。」と勝手にスリザリン入寮決定。でも、どこかしらグリフィンドールに入れることを祈っている節も伺え、こっそりグリフィンドールの定規を買ったりしている。少し、お茶目だ。で、11歳迄あと二年。残念ながら、ハリーには会えないが、ロンの妹のジニーには会える可能性があると思っている。しかし、6巻を読んだ今、まさか教授陣の移動等を伝える勇気は、私にはまだない。って、なぜか私もかなり、桜姫ワールドに翻弄されているのであった。もう、これだけで、桜姫って面白いやつだってことがお分かりになるだろう。ところで桜丸に至っては、映画を見に行った翌日から、今はどっぷりとハリ-ポッタ-賢者の石のDVDにハマっており、ついこの間迄、毎日観ていた「メリー・ポピンズ」を箱に戻して、かわりに毎日、宿題が終わってからおやつを食べながら「ハリー・ポッタ-と賢者の石」を観続けている。それも、何故かしら本人の希望で、字幕無しの英語。多分、わかってないんだけどなぁ・・・まだまだ幼いんだよなぁ。ちなみに、桜丸は、11歳になると自分は「ロン・ウィ-ズリーになる」と思っている。あんたも凄い!ハリ-・ポッタ-6巻に照らし合わせながらの映画の感想は、また書くとしよう。とにかく、今日はあまりにも子供達の反応が面白かったので、綴った次第です。
2005年11月22日
お友達には、様々なおつき合いの程度の「お友達」がいる。ひとくくりに、広い範囲で「お友達」というが、その範囲は広く、様々な付き合いでの部分集合として、普遍集合である「お友達」の中にまとまっている。また、その部分集合同士が共通集合だったりもする。端もすれば、時間の経過と共に、自然と空集合化していく集合もある。たま~に、この類のお友達に会ったりした時には、妙にびっくりして、どう接してよいのかわからなくなり、異様に盛り上がったりするものだ(こりゃ、パニックに近い)。そんな必要もないのに、肝の小さい私。で、ご近所でもあり、旦那さんは、私の幼馴染みでコネ夫君の高校の同級生。子供達同士も同級生。その友達(色っぽい美人なので富士子と呼ぼう)と私も高校の時の同級生という繋がりを持っているという、結構頻繁に会うお友達。食事なんかにもよく一緒に行くし、子ども同士もとっても仲良しなの。旦那とは、私は趣味の面でよく話が合うので、昔から仲はよかった方かな。その関係で、コネ夫君とも知り合ったんだがな。まさに、奇なものである。最近、ダイエットした(既に私は断念!!)こともあってか、ちょっとダイエット談義に花が咲いた。富士子さんも、結構な年月を費やしてダイエットに挑戦し続けている。彼女、とても綺麗な人で、松阪慶子、宮崎ますみに似ている美人なの。でも、結婚してから、結構太ってしまい、この何年か、ダイエットの繰返しで、かなり頑張っている。耳つぼダイエットも、結構長い。しかし、どうしても、生活的に続けるのが難しい所もある。裕福だが、お姑さんと同居もしているし、自営業なので、従業員さんと一緒に食事をとったりもするため、ついついということが多いようだ。時間と、ストレスの運びがうまくいかなのは、私も然りだが、ダイエットがうまく運ばない原因のひとつにもなるよな(うん!うん!なるなる!)。富士子さんとは仲がよい。向こうがどう思っているかはわからないが、結構いろいろと話をする。端から見ても、仲のよい方と思われるであろう。言ってみれば、家族ぐるみの付き合いだからな。しかし、よく、躾に関して、あまりにも我が家と違うので、一緒に食事等に行くと、うっかり友達の躾にもの申してしまいそうになる。実際、友達の子どもを叱って泣かしたことが一度や二度じゃない。叱ってしまったのは、いずれも、親に対しての口の聞き方と態度。下の子どものY君が、富士子さんに向かって「ママバカ!」とか「~じゃねーよ、ば~か。」と親に向かっていったり、富士子さんの顔を、パチパチと叩いたり、足でお腹を突いたりしていたのだ。勿論、冗談半分とか、面白がってやってたのだけど、我が家では、許されざる行動なので「Yくん、お母さんにそんなこと言っちゃ駄目!お顔を叩いたりしてもいけない。大切な人でしょ。」と言うと、私を睨み付けてワ~ンと泣き出した。ちなみに、これ、過去数回ね。この子は、叱られ慣れていないのだ。勿論、よそのおばちゃんに言われたから悔しいという思いもあるかも知れないが、しかし、プライド云々の問題ではない(と思うのよね~)。そう、この友達、叱らないのだ。勿論、家では、結構叱っているのかも知れない、が、私はガツン!と叱っている姿を見たことがない。家に来て、親同士が話をしている横で、大きな音を出して、人のおもちゃを本来の扱い方ではなく、結構乱暴に扱っていても、注意しない。「もう、ダメよ、Y君。」等とたしなめる程度。もし、同じことを桜姫や桜丸がやろうもんなら、私は、ガツン!だな・・あ、拳骨とかじゃないよ、強い口調で・・・ってこと。どっちがいいのかは、そりゃ、わかりませんけどね。Depends on~ってとこなんだろうけどね~桜姫と桜丸には、「人前だと大きな声で怒んないと思ったら大間違いよ。マミ-が悪いことだと思ったら、いつでもみんなの前で大きな声で君たちを怒るからね。」と常日頃から言ってある。サル鳶家ってば厳し~い・・・もうひとつ、よその家でおよばれしたら、食べれないものは箸をつける前に、どけてもらうか苦手だということをハッキリと言う。箸をつけたものは、必ず、綺麗に食べてしまうこと。食べ終わったら、箸は必ず揃えて挨拶は忘れない!!これがサル鳶家の原則である。ここのお家とは、もう長い付き合いなので、お互いの家を行き来していると、桜姫だけおよばれしたり、ここの長女のY子ちゃんがわが家でご飯を食べたりすることはしばしばである。先日、富士子さんの家でおでんをよばれたらしいが、桜姫がえづきながらも最後迄食べようとしていたらしい。「無理せんで、もう残してもいいよ。」と、お姑さんがいってくれたらしい。しかし、桜姫は「マミーから怒られちゃう。」と言ったらしく「ちゃんとおばちゃんがおかあさんに言ってやるから、残しなさい。」と言ってくれたらしい。でも、今回は、私も教えていなかったので、そんな失礼な食べ方をするのであれば、最初から食べれないものはとらないのが原則だけど、食べているうちに食べれなくなったのなら、素直に「食べれませんでした、ごめんなさい。」と謝りましょう、という新しいお約束が出来た。これはこの時にしっかり教えることが出来たからよかった・・・と思ったのだが、「あんたは、厳しいなぁ~。うちは、な~んも言わんよ。」とおばちゃん(友達の姑)に言われた。私にとっては、ここのおばちゃんの方が友達よりも長く深い付き合いなのだが、その発言の意図するものが、私への小言なのか、はたまた嫁への小言なのかは定かではない。「そうかなぁ~、」でも、はじめにきちんといっとかないとね。ま、それぞれだからね~。」と言った。多分これからはおばちゃんも気にしてくれるから、桜姫も楽になるかも知れない。そう、こここそが又サル鳶家と違う所だったのだ。先日、富士子ちゃんと子供達と一緒に夕食を食べに行った。富士子ちゃんは耳つぼダイエットの体重計測日の前日だったから、サラダを少々とハーブティーだけだった。私はもともと菜食人なので大盛り(ここが違うんだよな~とほほ)サラダと、生春巻きとハーブティ。桜姫はチーズのたっぷり入ったお好み焼きとシャーベットソーダ。Y君は、Y子ちゃんの頼んだもののお裾分け。Y子ちゃんは、豚肉チャーハン、お好み焼きと、唐揚げとシャーベットソーダ。桜丸はインフルエンザの予防接種あとで、腕が腫れ上がっていたのでお家で、コネ夫君たちとお留守番ご飯。ここで気付いてくれるだろうか、いくら弟と一緒に食べるとはいえ、一応ここでサーブされるのは大人の一人前。Y子ちゃんには多くないか?しかし、注文した。で、結構食べていってたのだが、それぞれのディッシュを、少しずつ残している。で、デザートにいった。私には、どうも解せなかった。親はダイエットだと言って少ししか食べない。子どもは好きなものを頼んで、食べれなかったら「もう食べれな~い。」と言って残す。もうひとりの子は、姉が頼んだものを少しずつ分けてもらうが、ほとんど遊びながら手掴かみで食べる。何故かしら、「ホワイトバンド」を思い出した。ちなみに、私は、ホワイトバンドに、あまり良い印象は持っていない。特に、日本の活動団体に関しては・・・。啓蒙運動だけとはうたってはいるが、「貧しい」ということを果たしてどこ迄理解し、どこでボーダーを弾いているのか。協力したいから・・・とホワイトバンドを買っても、あれは募金でもなんでもないのに・・ま、それはサイトにもちゃんと書いてありますけどね。話は坂上二郎のようにとんだが、富士子さんたちと私は、何かが違う。少なくとも、桜姫や桜丸にはしてあげられないことだ。ちなみに、一昨日、Y子ちゃんが、家でご飯を食べていった。Y子ちゃん自信は、とても、言葉もよく、挨拶もよくし、きちんとしている子どもだ。よい子である。しかし、「ご飯いる?」と聞いて「あ、ハイ、少し貰います。」といったので、少しお茶碗についだ。でも、ひとくち残していた。「こんくらい、食えよ!」と内心思ったが、これがギリギリで、無理して吐かれても困る。と思ったので、何も言わなかった。でも、そのあとの、ヤクルトは飲んだ。別腹だったのか。でも、まぁ、なんだな、他人の家が青く見る場合もあるし、くすんで見える時もあるだろう。うちの躾にしたって、よそから見れば、ご飯の時にテレビはついてるし、「信じらんな~い。」って思われる所だって空恐ろしい程あるかも知れないもんな。今回は、特に仲のよいお友達との間での「ウソッ!」と思われる「躾の違い」であったが、真剣に考えた末でも「SO WHAT ?」であろう。富士子さんに、自分の思いを告げるつもりはない。だって、思った時には、つい言ってしまって泣かしてたんだも~ん。勿論、富士子さんだって、うちのことで信じられないことって沢山あると思う。よその躾に関しては「沈黙は金」なのかも知れない。躾というものは、親の常識範疇でしか子どもに伝わらないものなのであろう。ならば、親が、子どもの為に、社会での常識を学ばなければいけない。親の思想ですら子どもに影響する。しかし、大人脳になってから学んだ知識というものは、やはりどこかしら片寄ったものも出来よう。ならば、やはり、昔から、自分がいわれ続けて来た躾を優先して子どもに伝えるのが先手かも知れない。つまり、私たちは「鋳型」なのだ。親という鋳型で、躾や教育を流して方を作る。子どもは、その鋳型から個性を出して、違う作品へと変えていくものなのではないかな。でも、基本は、親の作るものなんだよね。型を作るにあたって、親は、今迄自分が持っているものに、新たに自分が学んだものを加えて心を込めて作り上げる。この心が教育なのかもなぁ~。勿論もちろん、このように、お友達同士でも、言いたいが言えないという、その家々の躾の問題、他人がとやかく口を挟む問題でもないと言ってしまえばそれまでだが、結構センシティブな問題。うちのやり方が正しいとか、そういうことをいうつもりは毛頭ない。いきなりフォローに聞こえるかも知れないが、ここの家族は素敵な家族である。うちなんか、屁理屈家の爺さんがくっついてると思えば、とんでもない家柄であるんだから、よそ様のところのことなんて、言えた義理ではないのだよ。あの血が、わが子にはいってるとおもったら、おぞましい・・・環境で変えてやるわよ!!おほほほほ~(あ、また脱線・・・)しかし、おつき合いって、難しいわ。気になる所は「他山の石」とさせて頂くしかアルマーニ。
2005年11月18日
最近、いやいや、もうず~~っとなんだけど、義母が亡くなってから特に、義父関係の様々な出来事が、私の中で深刻になって来ている。今や、その話題ですら、どど~~んと落ち込むくらい。昨日も、ふとしたことで、サル鳶実母が「コネ夫君は、最近実家にいってるんだろうか?やっぱり、たまには行かんとね~。」と言った。サル鳶実母と手、屁理屈家の事は、結婚の時に大反対したくらいだから、好意的ではない。しかし、結婚した以上は、おつき合いとして続けていくしかないのだから、最低限でも、一般常識的な範囲でKeep in touchせねばなるまいという考えなのだ。 正直、これは、受け継ぐものとして、非常に有り難いことではある。サル鳶実母は正しい。しかし、サル鳶実母も、私の「闇」を知らない。結婚前から起こって来た、屁理屈家との因縁を知らない。しかし、これは、何度も訪れた、屁理屈家と縁を斬るチャンスを自ら選ばなかった、私の責任なのだ。恐らく、御先祖様からの通告だっただろうに、その機会を私が無視した。「これは、通告だ。」ってわかっていたのに、気付いていたのに選ばなかったの・・ほんと。辛くて、かなり迷ったけど、敢えて選んだ苦難だった。自暴自棄だったのかも。だから、コネ夫君にいろいろと言い出せない、私の選択した責任だから。この思いを覚えているからこそ、今の状況に耐えれるんだと思う。確かに、きついがこの思いを自分なりに受け入れられる自分も確かにいる。正直、最初は、自己虐待か、復讐にも似た気持ちもあった。こっわ~い、私ってば!!(・・ほら、こういう性格だから、復讐劇になり難い。)何より、復讐劇にならずに済んでいる(?)のは、サル鳶実家と、子供達そして、サル鳶祖父母のおかげなのだ。もちろん、いろいろと悔しいこともあった、両親にも反発もした。でも、時間と共に、祖母という中和剤を経て消化して来た。何より、サル鳶実母はたまに、言った本人が言ったことを忘れるので、考える時間があったのがよかった。サル鳶実母の「無責任発言」は、こういうメリットもあるのだ。しかし、私がサル鳶実父母に心許したのはここ最近だ。丁度大学を卒業した頃からかな・・・(何が、最近じゃ!!)それまでは、親の事がだいっ嫌いで、そんな親の心なんて解らない、我が侭娘だった。とにかく、いろいろと「縁」と言うものの覚悟や常識を学んだ。復讐も、モンテクリスト伯やシドニー・シェルダンくらいの頭脳があれば、かなりスッキリとした、ドラマティックな正統派人生劇場にも出来たかも知れないが、たかがこの程度の人間でございます。まぁ、そこ迄のドロドロ観はないものの、かなりの覚悟をした上での結婚ではあった。が、なんだかんだといいながら、子どもは絶対作らないはずだったのに、サル鳶実父母に対する「悪いなぁ~」っていう気持ちと、アメリカに行ってちょっと気持ちが軽くなったということで桜姫を授かった。帰国して屁理屈家に連れて行った時は、初心を思い出して、泣いてしまった。桜丸が生まれた時も、嬉しかったが、屁理屈家での、百日祝いをした時は(桜姫はアメリカ産だったのでしなかった)寒気すらしたのを覚えている。それから、あれよあれよという間に、しあわせ家族。しかし、ちょっとだけ、初心を全うしていない自分への叱責を感じることもあるのも事実。幸せを感じる度に、私の後ろ頭から、何かが落ちる。でも、いまは、子供達をしっかり育てるのが先決。この思いは私自信で消化してしまい、終わりにするのが私の使命だ。良いことにしろ、悪いことにしろ、いろんなどんでん返しは、なにか意味のあることなんだろうと、前向きに考えている。(って、これって前向きか?ただの責任転化か他人(先祖)任せ?)人生に無意味なことはないって、信じよう。今、家族とともに生きてること自体が、強運で、何かに守られてるって考えたら、何となく有り難いよなぁ~。何か宗教じみてるかしら?ちなみに私は、「千と千尋の神隠し」みたいな、日本の八百万の神信仰みたいなものは結構好きだけど、決まった宗派はないのよ。あくまでも、日常の文化としての教えが好きだな。
2005年11月14日
ああ、やっぱり、やっぱり私には向かないダイエットだったのか・・・やめた!やめた!やめた~!低炭水化物ダイエットなんて、向かない。というよりも、食べるものに何かしらの抑制をかけてするダイエット自体向かないのだ。もともと、ご飯をあんまり食べない私なので(でもパンやパスタはだ~い好き!!思いっきりパン党)こりゃイケルかも・・な~んて軽はずみに思った私が大間違いのまいっちんぐまち子さんだったのだ。 この低炭水化物ダイエットなるもの、何だか、アメリカのお偉い心臓外科医が考案したらしく、キャベツとトマトを主にした野菜スープを作り、それと、日によって「スープと果物の被」とか「スープと野菜の日」とか「肉とトマトの日」とかに分けられており、1週間でだいたい3~5キロ程減るというものだ。その間、その日で限定されているものは腹一杯食べても良いが、炭水化物だけはとっちゃいけないんだと。炭水化物って、脳を働かせるための栄養素だよな~とか思ったが、もともとご飯よりもおかず等の私にはたやすく手をつけられそうだったから、「やってみよ~っ」と決めちゃった!でも、ちょっと桜丸の食べ残しなんかを食べたら「しまった!!」って思っちゃうのよね。その心理が最も嫌だった。何故に後悔するかぁ~~~っ?とな。良いのだ、所詮ダイエット。ブルジョアの生活をちょっとばかし堪能出来たと思ったらよいであろう。(くく~っ、なんだか物凄く強がり言ってるように思えるのが悔しいぞ!本当に思ってんのかぁ~サル鳶桜!) 大体やね~、何が原因でこれ程体重が増加したのかというと、ストレス太りをし易い私にとっても最大のストレス、それは「義父事件」なのだよ(決めてる!)。これは、正直「冗談抜きで、心療内科に行った方が良いのかも・・・。」と思う程のトラウマになっている。自分でもびっくりした。私ってそんなに弱かったの??って思う程意外だ。何がどうなるって、コネ夫君が義父の話をしたら、しばらくの間は、コネ夫君に触れない。目を合わせることが出来ない。いつものように話が出来ない。 はじめは、生理前なのかな?とか、風邪ひきのあとだからちょっと気分が滅入ってるのか?はたまた「もしかして、更年期障害?」等と思っていたが、何度かこういう気持ちを経験してから、先日(コネ夫浮気疑惑は別話よ)、ちょっと様子がおかしいコネ夫君にこれまた、ちょっと釜掛け程度の話を持っていった時にふと、義父の話が溜め息まじりに出た。その時は、コネ夫君を励ましもしたのだが、次の日から、コネ夫君と話すことすら出来なくなった。義父の影がちらついて、こんなこと言ったら物凄く悪いんだけど、本当に本当に非人情的なんだけど、吐き気さえ催したのだ。冗談じゃなく、いくら何でも失礼だし、こんなことをここに書くこと自体常識的にも考えられないと思うのだが、これは、本当に、尋常ではない状況だと感じている。まじで、「大変だ!」と思っている。やばいでしょ・・・ まぁ、こういう状態は、幸いにも時間の経過とともに薄れていくので、今、5日程経って、またコネ夫君と話を普通に出来るようにはなった。今日は、なんとか二人で笑って話も出来たが、ちょっとぎこちない。外出してくれるとホッとする。もう少し様子を見て、確実となればちょっとカウンセリングを受けてみようと思う。 精神衛生が身体の為には一番だと思っている私なので、こういう状態では、チャレンジするダイエットも成功するはずもない。否否、待て待て!言い訳かも知れないが、逆に、ダイエットを気にしたからこそ、義父トラウマも過剰に反応したのかも知れない。う~ん、どちらがどうなのかわからないが、ちょっと前、病を煩った時に、体形よりも、健康!ときめた時点でダイエットなんか楽しみながらやるもんだ!と豪語していたので、それほど迄に切羽詰まっていなかったのだと思う。なんて自分に甘いんだ!つまり、もともとやる気が弱っちいんだな。でも、いろいろとはまり込めて楽しかったのかも知れない。結局減量はしていない。 毎日逆立ちと、ストレッチをやってはいたが、昨日、逆立ちをやって、顔がチアノーゼ並に紫になったので、禁止令が出た。これも諦める一要因だったのかな?いや、正直に言おう。続かなかっただけだよ~ん!じゃんね~ん!せっぷく~~っ。でも、義父の事は、まじだわよ。自分が恐いわ~~。どうしましょう?(この軽さがイカンのだよな、信憑性に欠けるんだ、反省) ま、そもそもダイエットの失敗談と、義父へのストレスを同時に書いた私が悪いのだが、この同時進行も事実な訳なので、いたしかたアルマーニ)。どっちにしても、深刻そうで、そうではないのかも知れないし、そうでも無さそうで、とてつもなく深刻なのかも知れない。何かが現実に現象として起きる迄はどっちがどっちなのかはわからない。どちらにしても、健康にしておくことが、最良の防御策って事かしら。
2005年11月09日
お友達のうめ吉さんから、バトンタッチ!!うふっ! いけいけ!ダッシュじゃ~~っ!1、次のメニューにどんな調味料をかけますか。 ・目玉焼き ソース!時々、白身の部分にマヨネーズ(隠れマヨラーなの、私) ・納豆 納豆は、大好き。今どきの納豆は親切にも「たれ」がついているので その「たれ」を使います。気が向けば葱やミョウガ、和からし、 紫蘇昆布を入れます、あと、卵の黄身だけ。 味海苔は欠かせませんね。 ちなみに、砂糖と卵を入れる知り合いが居ます。 ・冷奴 だいたい、葱とおろしショウガにお醤油です。素麺つゆに胡麻 もよくやりますね。 ・餃子 家族は、餃子のタレか酢醤油+ラー油。私は酢だけ。 ・カレーライス カレーを作る際に、醤油もソースもケチャップもワインもチョコも ジャムも、み~んな入れちゃうので出来たまんまご飯にかけて 食べます。付け合わせは、らっきょう。 ・ナポリタン タバスコかサンバル。 ・ピザ タバスコかサンバル。 ・生キャベツ 付け合わせにするものによります。ソースか酢醤油、 またはドレッシング(胡麻ドレ大好き)。 マヨネーズだけもあります。 ・トマト 何もかけないか、お塩。 ・サラダ これも、場合によりけり。家族は和風かイタリアンが好き。 私は、イタリアンが多いけど、胡麻ドレもいける。 とにかく、生野菜はだ~い好きなので、何もかけないでもOK。 ・カキフライ あんまり得意じゃないけど、強いてかけるなら、タルタルソース。 家族はタルタルとソース。 ・メンチカツ ソース。でも、メンチカツ自体あんまり好きじゃない。 ・コロッケ ソースか、何もかけない。 ・天ぷら 天つゆと、おろしショウガ。葱が入る時もあります。 ・とんかつ ソース。和風にしてみようと思って、和風つゆに大根おろし を試したら、衣がとれる!!と家族に大不評でした。 ・ごはん おかずばっかり食べるから、あんまり食べないんだけど、 なんにもかけません。でも、額関節症の発作が起きた時は、 梅干しと一緒に食べます。ご飯、嫌いじゃないのよ、 おかずをめちゃくちゃいっぱい食べるから順番がまわらないの。2、周囲に意外だと驚かれる好きな組み合わせはありますか? ご飯でも、コロッケでも、いまはあまりにも高カロリーだから しないけど、マヨネーズかけて食べてました。 あと、食パンに納豆とマヨネーズかけて焼くね。 別に不思議じゃないと思うんだけど、ラーメンに酢を入れて 吃驚されたことがありました。3、それが一般的なのだとは知っているが、苦手な組み合わせはありますか? 納豆に全卵を入れてご飯にかける。 ゆで卵に、お塩。4、バトンをまわしたい5人は誰ですか。 皆さん既にまわってる方々ばかりなので、思い付きません。 様子を見て、回させて頂きます。 ナンシーのとこにいくかも・・・もう誰かいってるかな? いんやぁ~、楽しかった!うめ吉さん、ありがとう! 敢えて考えてみると、調味料の使い方って 面白~い。たしか、韓国語でも、調味料は「ちょうみりょう」だった よね。 ちなみに、納豆は心臓に悪いっていうのは誤解だそうだよ~。 ワーファリンを飲んでなければ、かえって脳血栓防止にもなって よいのだとか。ナットウキナーゼ、万歳!
2005年11月05日
ここのところ、なにやらおかしい・・・何がおかしいって? コネ夫君だわよぉ~ 私の勘違いかも知れないんだけど、いや、もしかしたら、7キロも太ったせいの被害妄想かも知れない・・・(悲し~ぃ)でも、どちらにせよ、なんだかおかしいのだ。まず事の発端は、先週だったのだが、ゴルフの打ち上げに行った時に、とある知り合いがコンパニオンで来ていたらしいのだ。まあ、田舎での事だから、コンパニオンっていってもそうそう綺麗どころはいない。その人以外はみんなおばちゃんだったらしい。その人は、見た目は、お水っぽいのだが、お水ではないらしい。でも、コンパニオンやってるくらいだからそっち方面な気もするんだけどね。鉢合わせみたいな感じでびっくりしたらしいんだけど、共通の友人が何人かいるので、口止めされたらしい。 で、それ以降のコネ夫君の行動が、何やら怪しいのだ。 まず、よそよそしい。 そして、普段かけない携帯のロックをきっちりかけている。これは、別に調査したわけではないが、偶然こどもがもってきた彼の携帯を見て「あれ?」って思っただけよ、念のため。いくら夫婦といえども私は見ない主義なのだ、でもこれから主義は緩むかも・・・ 家に返って来ても、しばらく車庫で携帯で話をしている。それも小声だよ、小声。 私と子どもたちがお風呂に入ると必ず外出する(夜)。 私が起きている間に絶対お風呂に入らなくなった。入る時は、私が寝てから。 ちょっと、釜掛け程度に浮気の話なんぞすると、いつもより、強烈に「そういう奴らは信じられんよなぁ~!」と空回り気味に意気込む。 そしてだ!私に、ジャケットを買ってくれた!!コネ夫君と私の趣味はことごとくあわないので(コネ夫君の趣味が悪いだけ(?)、私が買ったのはコネ夫君は着る。気にしない人なのかも)。正直、今迄に貰った洋服は、あまり手を通す機会がない。着ようと思うんだけど、趣味にあわないのよ~~~っ。それを知っているので、もし、プレゼントをする時なんぞは、私と一緒に行くことにしている(はずなんだけどな)。ちなみに、私は、貰ったらちゃんと(一応)喜ぶわよ!今回貰ったのは、レザージャケット。これが、おかしい・・・実は、コネ夫君は厳しい人なので毛皮なんかだいっ嫌い!!別に、動物愛護団体の一員ではないが、毛皮を買うひとなんかは人でなしみたいに思う方。だから、私が、ちょっとでも毛皮がついてるものを見てたりすると、いや~な顔してたし(買わないわよっ!)コートを買う時も、極力革製品は買わないようにしていた程。(でも、去年、セールでラムのレザーコート買っちゃったけど・・・だまってるの。フェイクだって言って) そのくらいの人が、私にプレゼント?その上、妙に、家族サービスする。いつもだと、休日とあらばゴルフなのに・・・今迄に何度もこの件で喧嘩して来たのに少しも反省しないので、もったく諦めの境地に入ってしまい、もはや今では、居るほうが私にとって辛いくらいなのに・・・誘いを断って、動物園に行った。もちろん、勿論、考えすぎかも知れないのだが・・・・これは、ほれ、秋になると、ご飯が美味しいとか、文化だの芸術の秋だのって、言うじゃない。ああいったノリで、動物的に考えてみると、冬眠前のHibernation Blueとかあるのかな?それとも、太った勢いで、自己批判的な面から、あれこれ考え過ぎてるのかな?でも、何やら、材料が整ってるんだよね。良い材料だ。もうちょっと調理の仕方を変えたら、違ったノリで楽しめるのかも知れない・・・よな。 う~ん、とにかく、今のところ、調理法の思案中だ。別に、気にしないでいるつもりだったが、何か胸くそ悪いんだ・・・(おっと、お口が過ぎましたわ、しつれ~い) 確かに、またもや、義父と義兄のところで問題が勃発しているらしいんだけど、そのせいで、よそよそしいのかしら? わからん!ハッキリ言うが、今迄のちゃっかりコネ夫君だと、「浮気」は損得で考えて「損」にしかならないから・・・とケロッと言っていたから、どことなく安心感はあった。でも、世の中の夫の9割近くは浮気経験者だという統計がどこぞのサイトで出ていた。「うっそだろ~」って思ってたけど、以外と妻が知らないだけなのかも知れないな。な~んて思ってしまっちゃったわよ。 ま、反面、浮気してたら、あの義父とも縁が切り易いと、変なポジティブさがある私もかなり、ヤバイ?
2005年11月04日
今日は、桜姫のピアノのグレードテストがあった。桜姫のピアノの先生は、カワイに属しているので、当然受けるのもカワイのグレードテスト。 桜姫の課題曲は、「バイエル99番」と「メヌエット(ヴァイオリン・ソナタ第1番)」。普段からあまり練習をしない桜姫、練習させるためにいろいろと、あの手この手を考える日々が続いている。横についていると、いないほうが良いから・・と言われるので台所等で聞いていると、どうしてもチェックを入れずにはいられない間違えをする。で、側に行って間違いを指摘すると、腹をたてる始末。育て方が悪かったのか・・・と言うより、練習のさせ方がはじめから間違っていたのだろう。 とにかく、なんとか練習をさせ、当日もギリギリ迄練習してなんとかOKを出せた。といっても当日ギリギリでもOKを出せない程だったのだ(しくしく(;。;))。どうしたものか・・・・ で、テスト本番。桜姫は丁度中番でほとんどの子が、桜姫と同じ課題を弾く。中には、違う曲を選択して弾く子も勿論いる。私も、最初は、みんなの弾く課題をいろいろと考えながら聞いていた。 「この子たちは、どのくらい練習してるのだろう?」 「親はどんな練習をさせてるんだろう? 一緒についててやってるのかな?」 「みんな楽しんでやってるのかな?」 「同じ曲なのに、みんなテンポが違うのね、 こんなので良いんだ・・・」 「(余りにもテンポの違いがあるので)合格の基準って なんなのかしら?」 「グレードテストだからって、こんなジャージとか着て来て 良いの?スリッパや厚底ブーツの子迄居て、 親はなんとも言わないのかな?」 等と考えているうちに、桜姫の番が近くなった。緊張して来たかな?と桜姫をちらりと伺ってみた。と・・・ さ、桜姫? 船漕いでるじゃないくぁ~~っ!!それも、大揺れ!「は~い、あなたは今、深~いふか~い海の中~。ユラユ~ラ、海草のように揺れてま~す。ほ~ら、気持ち良いですね~。」と催眠マジシャンから術をかけられたように、ゆらゆら、たまにグルングルン揺れてる・・・。もう、ちゃんと自分の番を緊張して待っている子どもたちの中にいるから、なおさら、なんかがとりついてるみたいにぐるぐる、ゆらゆら。 隣の子は「まさか!こんな時に?!こいつなに奴?」というような顔して唖然と興味津々にみている。桜姫は、船を漕ぎ過ぎて自分の膝で(膝だよ膝!)頭を打って身体を立て直した。側に行って、突いて起こしたいのだが、無理だ!このまま自分の番になれば、寝ぼけてとんだ失敗をするに違いない! ああああ~っ!どうしよう! とうとう桜姫の前の番になった。やっと桜姫は目が覚めたらしく、さすがに自分の名前を呼ばれると「はい。」と返事をして前のピアノのところへいき、審査員の先生方に礼をしたが、髪の毛ぼさぼさ。さっきの、服装への指摘なんて考えてる場合じゃないぞ!!ゆ、許せん!それより、なによりちゃんと弾けるか心ぱ~~~い!! やはり、とんでもない結果だった・・・・途中で間違えてしまい、何度弾き直してもどこを弾いているのかわからず、音も思い出せずに「最初から弾き直して下さい。」といわれる始末。ギリギリ迄練習したテンポはよかったのだが、間違えてしまえばもともこもない。緊張感が足りないのだ。なめていたに違いない。桜姫は自分の席に戻るなり、泣いていたが、まさに「自業自得」!私も、内心怒っていたが、ここで桜姫を怒ると、泣きっ面に蜂。ヤケのやんぱち桜姫になりかねない。ま、途中で投げ出さず、間違っても最後迄やり遂げたことをなんとか評価しよう。失敗したことは自分でも悔しいだろうが、何故こうなったかは、話をしなければなるまい。とにかく、順番を待っている間に寝るという不届き千万なことは叱るに値するだろう。 Grounded・・だな。 丁度1週間後にはピアノコンクールの二次予選があるので、それの練習に集中させられる良い機会だ。この悔しさを糧に出来ないと、ちょっと寄宿舎行きだな。目的は違うが「ヴ様になろうかしら!」と言ってみるでもしようか・・。って、これは虐待になるかな?先立つものもないって! それにしても、あれ程練習したけど、基本的に練習不足。集中力が続かなかった。どうしたら良いものか、桜姫は多分、ピアノが嫌いなんだと思う、でも、絶対に辞めないと言う。勿論、私も辞めさせるつもりはない。しかし、このようなだらだらとした続け方は、先生にも失礼だし、私も許せない(と言っても私の協力不足も原因のひとつかも知れないから、私も反省すべき点は多いんだよなぁ) またひとつ課題が増えた。まぁ、次のステップを踏むしかないのだ! 来週こそは頑張れ!桜姫! でも、一言 「ばかもん!!」(ちなみに、桜丸は、ドラえもんの仲間だと勘違いした・・・あああ)
2005年10月30日
得体の知れない風邪から、無事生還致しました。いや、マジできつかったです。少々の事では昼寝なんかしない私だけど、丁度引きはじめの時にきつくて横になったほど。もともと、低血圧のせいかどうか知らないけど、寝る迄はいくらでも夜更かし出来るけど、なかなか起きれないという性質だ。なもんだから、いくら昼寝といえど、風邪のせいもあってか、本当に起きあがる迄に起きる夢を何度もみた。試験前に、眠気を振払って勉強している夢を見るのと同じだ。ってことは、寝ている時におしっこをしたくてトイレに行く夢見ておねしょするのとも同じ?? とにかく私の体調不良は、「睡眠を沢山とる」ことがその前兆なのだ。私がきついんだよ~と言ってたのに、余り気にかけてなかったコネ夫君が「いや、ちょっと帰ってきた時に、下に誰もいなかったんで、どっか行ってるのかと思ったよ。あ~、休んでたんだ、相当きつかったんだな。」だって。気になったんだけど、「ま、いいか」って思ったんだと!これだっ!マイナス2やっと夜も早く寝なくても大丈夫になったところで、筋肉痛と頭痛に襲われる。多分、風邪の後遺症だろう。無茶苦茶きつかったんだもん、これくらいの後遺症はあってもおかしくはない。頭痛は、鼻水・鼻づまりからきたんだろう。結構、かんだもんだぁ。ズズッ ここで、コネ夫君がちょっと義父のところに行って来ると言い出した。時間とは有り難いもので、あんなにいろんな逸話を残した義父の行為も時間がカスミをかけてくれたらしい。特に、コネ夫君にとっては実の親であるから、少し情もわいてきたのだろう。実際、私も、気にはなっていたが、余計なことはすまいと固く誓っていたので、話にも出さずにいた。コネ夫君は気を遣ってか私を誘わなかったが(行けば大掃除にもなるだろうしね、放っとけないじゃない・・)子どもたちを連れていくと言う。あ~やだやだ~ト思ったけど、制することは出来ない。悲しいかな、彼等とは血が繋がっているのだ。爺さん孝行はさせねばなるまい。仕方なく、見送った。 そのままベッドに行った私は、物凄い悪夢をみた。気持ちの悪いものしか出てこない夢!びっくりした、ここまで私の中でトラウマになってるとは・・・帰りを待ってる間居てもたってもいられなかったが、無事に帰って来た時には何気なく迎えた。よかった~ それなのに、追い討ちで。コネ夫君が「今度、おやじが、おふくろの服とかを整理するから、桜さんに手伝ってくれんかなぁ、って言ってたわぁ。」 ・・・・言う相手が違うだろ!まずは、義兄に伝えなければいかんだろ!喪服とかもあるから、あげる・・・って、私は160、義母は140ない、きれるわけがない!それに十分上等なもん持ってるわよ、そんなに幾つもいらない。じゃあ、義母の姉たちにあげるから、ってなんで私が出ていくのよ!形見わけするのにいきなり私って訳にはいかないでしょ。義兄と義姉にまず相談してよ!もう、問題はこりごりだもん。勝手にやってくれ~~~病み上がりに、最も避けたい話題だった、とどめの1発喰らってしまった。肺がんの手術後のタバコより悪いわ。一気に、もう一度病気になりそうだわ~涙涙(;。;)ああ、悪夢迄もが復活するなんて・・幸先悪いじゃない!快気にはならなかったな・・・怪奇だわ。マイナス∞
2005年10月26日
これは風邪なのか?風邪だろうな・・・ということで、風邪を引いた。がしかし、この風邪という風邪、きっついぞ!熱はないのに、インフルエンザ並のきつさ・・マジです、きついです。巷でいわれる「冗談きっついわ~。」のきついじゃなく、しんどい。 そういえば、いつから、知覚表現が、形容詞として表現されるようになったのか・・・・って、ある程度解るんだけど、今は書けない・・・とにかく、きついので、寝るとしよう。 って、出来ない所が、主婦の辛い所ですのよ、おほほほほ(やけ)あまりのきつさだから、生徒にこんなきっつい風邪うつしちゃいけないんで、お仕事は休ませてもらったが、家庭のお仕事は休むわけにはいかない。子どもにもうつる可能性は大!大!大!なんだけど、ほっぽらかしとく訳にもいかず、とりあえず家族の誰かが帰るまで一緒に居て時間を潰そう。年中無休の母稼業も、こんな時には結構こたえるもんだ。 インフルエンザねぇ、そういえば、今年は新型インフルエンザが流行るらしいが、恐いなぁ。鳥インフルエンザが変異して、人から人へうつるようになってるんだと。まじで、恐いなぁ。正直、今かかっているこの風邪、新型インフルエンザじゃないの?ってくらいのきつさだわよ。みんなも気をつけましょう。半端じゃなく、きっついわよ(しつこいって?)
2005年10月19日
今日は、朝からどんより曇り空で、桜丸をお迎えに行った時は、一時的に雷を伴った土砂降り状態になった。金曜日は、桜姫は桜丸よりも1時間遅いので、桜丸のお迎えのついでに傘を桜姫の下駄箱に置きに行った。上靴を履き替えるためのすのこの所に、きちんと揃えられた桜姫の運動靴を見つけた。あれ?今の授業、外でやってる・・・(この土砂降り)訳ないよな・・・???しまい忘れたのかと思い、下駄箱に行くと、桜姫の上靴がしっかり入っている。まさか、桜姫の性格上、靴下のままとか、裸足で教室に行っているとは考え難い。でも、もしかすると・・・。ま、いろいろ考えても仕方ないので、早々と桜丸を連れて帰ることにした。 今日は、桜姫のピアノの日なので、桜姫が帰って来るまでに桜丸は宿題を済ませておく。桜姫が帰るや否やピアノに連れて行く。桜姫はピアノのレッスンが終わると歩いて幼稚園に来る。そして5時過ぎから先生たちと一緒に、書き方をする。桜丸も最近はじめた。私も、コネ夫君も、授業が終わり次第、一緒にペン字を習う。 ふと、桜姫に「今日、靴直し(こちらの方言で、しまうということ)忘れてた?」と聞いた。すると、「実はね・・・」から始まり、私もコネ夫君も頭を抱えてしまった。 昼休みに、いつも、悪口を言われる男の子から、いつものように、悪口を言われたらしいが、今日は「バカ!」というのが何だか気になったらしい。 常々から、この男の子から悪口を言われる度に悔しい思いをしてきており、桜姫に対してだけでないことから、学級でも、かなり問題になっていた。担任も「○○君は甘えてるのよ。」と言うだけで、桜姫や悪口を言われる子はいつも泣き寝入り状態だったので、「今日は、言い返してやる!!」と意を決したらしい。 それで、掃除時間になった時、またまたちょっかい出されてきたんで「そう言えば、さっき◯◯君、私に「バカ!」って言ったでしょ?!」と思いきって言ったらしい。すると最初は「言ってないよ~だ。」と言ってシラをきっていたんだが、「言ったじゃない!!」と強気に出たら、なんといきなり蹴ってきたらしい。お腹を蹴られて、その上叩かれたらしく、暴力には極めて強い嫌悪感を持っている桜姫は、ショックで泣いてしまったらしい。その「泣いた」というのにも、「一生懸命我慢したんだけど、泣いちゃって、それも悔しいの。」と、なんだか自分にも負けた気がしたんだって。おいおい、小学3年生だよ、そこまで自分を責めるなよぉ・・。何だか、桜姫がいじらしくなってしまった。 で、結局、相手にも自分にも負けたショックで保健室で寝てたらしい。あの昼休みはとっても賑やかだった、保健室ね。やはり、常連客には人気の休憩場所のようだ。キャンセル待ちじゃなくって良かった。 桜姫の話を聞いて、担任も、PTAでもこの子の事は話に出てたし、これだけの事だから、連絡帳に詳しく書いてるかも・・・と見てみたが、マッチロケッケでした。問題無しなのか? なんだか、暴力のボーダーが解らない。学校の先生たちって、何処までをよしとし、何処からを危険と解しているのか?救急車が来ることになった時には、もう遅いのに、そりゃ、医者と一緒、先生には大したオトガメはないもんな。私の勤めてる幼稚園は、ちょっとしたことでも担任が連絡帳だけじゃなく、電話でも連絡とってるけどな。人数が違うってか?口うるさく言って来る保護者程、ありがたいのだよ。まさに灯台もと暗し、その暗い所を指摘してくれてるのだから。とサル鳶実母は言うが、その通りなのかも知れない。確かに、親から指摘されたことは、忘れるということはない。「肝に命じ」なければいけないことなのだ。 っていうことは、言ってみるか?コネ夫君、怒ってたからなぁ~、彼にモノ言わすと、恐いぞ~~。
2005年10月14日
桜丸がまたまた殴られたという事件があった為、また私の方も自宅待機となってしまった。別に、家にいなくちゃいけないって訳じゃないんだけど、やはり、「何かあった時の為に・・」ということで、連絡を受けた時すぐに小学校に行くようにしておきたいから、自主規制ってところなのです。 私に連絡がつかない時は、すぐにコネ夫君の方に連絡がいくようになっているんだけど、やっぱり私が一番にすっとんでいきたいじゃない。桜丸は、2年前の発達医療センターでの指導員の不手際による事故で、頭蓋骨を骨折する程、頭を強打している為に癲癇波が、不定期になってしまったのだ。だから、本当にいつ何があるか解らない状態で、いわゆる爆弾を持った状態なのだ。 我が家は、結構大家族なので、一日家に居てもすることは山程ある。洗濯は平均3回、だいっ嫌いな掃除(ハウスダスト、埃アレルギーがあるから、苦しくなるの)も、掃除機とモップでやってしまう。洗濯をしている間に、PCの前に座るのだが、今日は久々に落ち着いて、義母のお葬式のゴタゴタなんかがあって書く気にもなれなく、ほったらかされておいた、 カナダでのキャンプのことをダダ~ッとまとめてしまおうと思い、日記を開いた。 ところが、ブログって、前月までのしか遡って書けないのね・・・・ショック!今日やれることは、明日にのばすな。でも、そうそういつも張り切っちゃいられないよね。それにしても、怠けすぎたかも知れない・・・ 仕方がない、フリーページにでも書くとするか・・・と思ったら、桜丸の医療事故の事が、まだまだ書けないままほったらかされてある!ああ、まずはこれからか・・・と、書き始めたが、またまた悪夢が蘇ってきて吐き気がしてきてしまった。 やはり、桜丸のあの事件は、私には、まだまだ整理のできないもので、トラウマになってしまっている。でも、書かなければいけない。テオフィリンの恐さを世に知らしめる為にも頭を切り替えて前に進まないといけないんだよな。 最近、つくづく思うのは、桜丸の抱えている「辛さ」。桜丸は、なんで自分が解ろうとするのに理解が出来ないかで荒れることがある。大意は掴めているのに、具体化出来ない自分に、とてつもないもどかしさと、それが他の子どもたちの間でどう評価されるか解る悔しさを感じている。ゴールは見えているし、自分は間違っていない道を歩いているが、どうしても渡れない池がそこにあるのだ。私も悔しいが、桜丸は、もっと悔しいんだ。 これを伝えないといけない。やっぱり、またはじめから整理し治さなきゃな、それも、早急に・・・ね。でも、出来ない時は、暢気な私をゆるしてぇ~~~も、「バカッ!」って言っていいからさっ。
2005年10月13日
ここのところ桜丸の事なんかでいろいろと気苦労があったもんだから、ストレスからなのか、季節の変わり目だからなのか、はたまた歳のせいなのか(?認めたくない・・・)抜け毛は多いは、お肌はゴツゴツ、ボロボロ・・・何だか、変わり果ててる自分の姿にも、私の小さな胸は痛むのだった。 ということで、気分転換に最近、近場に出来たという話題の「岩盤浴」に行ってみることにした。とにかく大量の汗をかくらしい。初めてなもんだから、友達と一緒に行くことにした。 一応、桜丸の事が気になるので、中休み、少し様子を伺ってみて、お友達と仲良く遊んでいたのを見て、中休みが終わってから出かけた。こういう時に、学校に近いと便利なのだわ。 その岩盤浴は、カラオケボックスビルの地下にあり、1時間千円、1時間半で1170円。折角なので1時間半にした。場所が場所なので、どんなところかと思っったし、友達も「ま、それなりなところだよ。」と言っていたので、「いや~ん、汚いとこだったら嫌だな~・・。」とか思ってたが、結構綺麗で(出来たてだからかな?)、う~ん、まさに「それなり」だった。お化粧は全部落としたほうが汗をかき易いらしく、すっぴんぴんになる。フロントで、紙ショーツ(これは履かなくても良い)と作務衣とバスタオルとフェイスタオル各1枚を貸してもらい、着替える。浴室に入ると、むあ~っとしたサウナのような臭いが立ち篭めるが、サウナ程暑くない。 ちなみに、岩盤浴とは、湯治で有名な秋田県は玉川温泉がルーツなのだそうだ。暖められた天然石の上に寝転んで、サウナのような発汗作用を得る温熱浴のこと。作務衣を着て、あたたか~い角閃石(施設によって使う天然石は違うみたい)の上に寝ているだけで、身体が芯からあたたまり、大量の汗といっしょに老廃物を排出し、新陳代謝を活発にする。温度は40℃くらいで、高温サウナが苦手な私みたいな人でも大丈夫なんだそうだ。 確かに、入った時には「大丈夫かな?」とサウナ嫌いの私は思ったが、温かい石の床の上にバスタオルを敷いて、貰ったお水をぐっと飲み(沢山飲んだほうが汗が出ると聞いたので、普段あまり水分をとらない私がこの時ぞ!とばかりにガブガブ飲んだ。水腹さァ~)、まずは、うつ伏せで5分間横になる。次に10分間仰向けになる。大奥時代とかに髪型を崩さないように女の人が使っていたような小さな、これっぽっち枕があって、それが程よく暖められており、首の下に据えて寝てると、相当気持ち良かった。 浴室での15分を終えると、5分間のクールダウン。休憩室に入って、ここでも水をゴクゴク飲む。 ここで、私の様子・・・友人は、この15分で、結構汗をかいていた。胸や、指からも汗が出てる!!他の人も、座ったところがお尻の形に湿っているくらいの汗をかいている。だのにだのに~私は、「暑つい暑い」と言いながら、これっぽっちの汗もかいていないのだ。これは、結構、私の身体って、やばいですかね?新陳代謝出来てない?汗が出ないって、やはり、自律神経とか、副交感神経とかに問題がアルって事かな?あるあるあるある~?関口宏が私の頭をかすめた。そういや、なんで関口宏の息子って、旅番組にあんなに出てるんだろう~ とにかく、次のクールでは、頑張って汗出すぞ!って、これって、そんなに気張ってすることなんだろうか?と思いながら、第2クールは、うつ伏せの時に十分身体を暖めて、仰向けになった時、この前テレビの健康番組でやってたうろ覚えの「リンパマッサージ」を寝たままやってみることにした(本当はテレビでは、座ってやってたのよ)。 これが良かったのか、動くと結構汗が出てきた!出てきた!足首とか触ってみてもも結構じっと~んとしてきてる。良いぞ!リンパ君!頑張って汗を出してくれ!何だか汗が出て、人並みだとホッとしてしまった。まるで、人間の振りをして見破られまいとするエイリアンか私は! M in B みたい。でも、これで、掴みはオッケーだ!(何がだ?) 3クール目、「なんちゃって、リンパマッサージ」が、いいぞいいぞ!結構汗が出てきた。顔も身体も結構出てる。でも、まだ、なんだか不健康そうなだらだら汗だ。友人みたいに、スッキリ爽やか、スポーツした後みた~い!っていう汗でない。よし、次は、ほとばしるスポーツ汗を目指すのだ!ということで、クールダウン。 そうそう、私は、そもそもこの岩盤浴は、結構長い時間だからお友達とおしゃべりでもしながらやろうと思っていたのだが、浴室内は、私語厳禁、クールダウン室も、私語は慎むようには書いてあったが、そこそこお友達同士で話はしても良い様だった。クールダウン室くらいは、別に修道院じゃあるまいし良いであろう。流石に浴室では、「リラクゼーション」という名目もあることだし、私語を慎むようにというのは解るし、汗だくで出来ないわよ・・・ さすがに最後のクールでは、タラッタラッタラ。ウサギのダンスじゃないわよ(でも、気持ちはそうだったかも)。取り敢えず、目標達成というところかな。いやぁ、良い汗かいたわ。 さあ、ここで、ひとッ風呂浴びて・・・とか、シャワーで、さ~ッと汗を流して、スッキリ爽やか!!!って、やりたいのやりたいの!!!! しかし、岩盤浴によって出た汗っていうのは、普通はミネラルを残して出て来るんだけど、この時は汗腺からミネラル成分も含んで出て来るらしく、それによって、自然な油脂も含んでいる為に、自然の保湿パックみたいになってるんだって。その上、免疫力を含んでるし、開いた毛穴や汗腺をより強化してくれるらしいので、なるべくならば、そのままにして自然乾燥させるのが良いのだそうだ。ふ~~ん、でも、なんだかな~。更衣室に、「シャワーを浴びられる方は浴びでも構いませんが・・・・・もったいないですよ。」な~んて書かれた貼り紙があったら、そりゃ、浴びないわよね。仕方なく、そのまますっぴんで帰ってきた。 バタバタと、仕事へ行く準備をして、桜丸のお迎えにいった。中休みは、大丈夫だった桜丸。なんと、お昼休みに、お友達にまたまた殴られていた。今度は違うお友達。 ハ~ッ、折角のリフレッシュが・・・でも、今日第一次リフレッシュしてて良かったのかもね。何だか、桜丸のクラスの男の子達って、桜丸は殴っても大丈夫だって思ってきてるんじゃないかって思ってきた、なんだかとても不安・・・・。
2005年10月12日
昨日は、私の方も、ちと荒れてしまったが、今日は桜丸が稲光を発した。運動会が終わっても、何となく不安定が続く桜丸は、確かに、普段の生活の中でも、もやもやとしたような暗雲がたれこめていた。気になったので、連絡帳にその事を書いて、昼休み時に、学校に行ってみて担任に学校での様子を聞いてみた。確かにちょっと疲れている様子が見られるそうだ。 今日は、2時間目迄頑張ったけど、3時間目からうとうとし始めて保健室にいって寝てたらしい。学校に寝に行ってるんかい!と、ちょっとピキッと来たが、まあいた仕方あるまい。サル鳶実弟もコネ夫君も風邪を引いているので、もしかすると桜丸も風邪を引きかけているのかもしれない。昨日の夜も9時半には寝たから寝不足というわけでもなかろうしな。やはり何やら不調なのであろう。 取り敢えず、昼休みに行ってみてよかった。担任も明日は休ませたほうが・・・とハッキリは言わないもののそうして欲しそうだったので、ゆっくりとさせてみる事にした。で、今日は早退という事で保健室に桜丸を迎えにいった。 今の保健室って、こんなになってるんだ!!私が小学生の頃の保健室っていうのは、気分の悪い子や怪我した子だけが来る地味~なところで、静かにするのが当たり前のところだった。なんと言うか、廊下をガヤガヤ騒いで通っていても、職員室と保健室の前は静かにする事がお約束のひとつだった。なのに、行ってビックリ!もう子供達で溢れ返っているのだ!みんな保健室に置かれているソファに犇めいて座り、ベッドに寝ているはずの子も(ちなみにこれ桜丸)起き上がっているし、その横で、他の子がベッドの上をぴょんぴょん飛び回っていた。保健室にはオセロやトランプが置いてあり、いつでも遊べるようになっている。誰でもが出入りして、ここはもはや病人のいるところではないようだった。ヘ~ッ、変わったもんだなぁ、まぁ、確かに今は「保健室登校」ってのがあるくらいだからこうでもしないと悪いのかな?複雑なんだろうけど、これはこれで、私もいろいろと勉強してみる価値はありそうだ。少なくとも桜丸は保健室予備軍であるのだから・・・。正直なところ、勉強前の現時点での私には、とても「不快なところ」に思えた。保健室にいた子供達は、みんな元気だが、ちょっと弱そうな子が何やら遊び道具を出して来ていたりしたら、年上の子が平気で「ばしっ」っと頭をはたき、それを見ていた他の子が笑っていたりする。それも、先生がいない時を見計らって叩き、先生が来た時には「先生、こいつこれ勝手に出そうとするんで!」と言い付ける。先生は「ダメよ、しまいなさい。」とその子に言う。でも、とにかくうるさくて、騒然としていて、和やかな感じでは決してなかった。 桜丸は、保健室で給食を食べたらしく、シャツにドレッシングをべっとりこぼしていて、おいしそうな和風味の桜丸になっていた。 家に帰ると、たっぷり寝たおかげで元気満々だったが、サル鳶実母が買ってきたお手玉をして遊んでいた時、出来ない自分に腹を立て、いきなり「もうっ!!」と言ってお手玉を投げ始めた!このようにものに当たるのは初めてだ。特に、効きの悪い右手で取る事が出来ない時は、表情からして、イライラや怒りが伝わって来る程で、当たり構わずお手玉を投げる。「お手玉の中にはお豆さんが入ってるのよ!お豆の神様だっているんだから、そんな事しちゃダメ!」と、神様ものに弱い桜丸に言ったら、少しはおさまり「ごめんなさい」とお手玉に誤った。が、また、出来ないと、八つ当たりをし始め、ものにあたって、「も~っ!!」と叫んでいた。 気付いた事がひとつだけあった。桜丸が、お手玉が出来なくて、お手玉を掴んで投げている時、ひとつ投げると、必ずといってよい程、私の顔を伺っていた。何処かしら「悪い事をしている」といった自覚があるのだろう。この時、考えたのは 1)投げた後に、叱られるのをまっている。自分のやった事に対しての 相手の出方を叱られても楽しんでいる。自己アピールか? 2)「悪い事」をやっている自分を楽しんでいる。不良への第一歩か? 珍走団だけにはなってくれるなよ! 3)「悪い事」をしても「よしよし、落ち着きましょうね。何か調子が 悪いのね。」といって優しくされるのを期待している。甘ちゃん。 でも、私がとったのは、(1)。なんだかんだといろいろ考えたが、時間は待ってはくれないもので、「やはり、悪い事は悪いんだから、ここでピしっ!と駄目だしをしとこう、後でフォローはできる!」と思いながら叱った。果たして、フォローが出来たかどうか解らないが、そこ迄事細かにこちらも行動出来ないんだよねぇ。まだまだ青い私であった。果たして、どうするべきだったのか?もう選択した後だからやり直しなんて効かないんだけど、今後の為にも考えなくちゃいけない事かもな。 桜姫も桜丸も、ホント難しくなっていく・・・かあちゃん追いついていかないぞ!
2005年10月04日
職場の健康診断に行ってきた。身長、体重から始まって、視力、聴力、時の運・・じゃなくって、採血、胸部X-Ray。婦人科の検査もあったので、この4月に子宮癌検診はしていたので、乳癌検診を受ける事にした。乳癌検診は、触診だったので、自費でも構わないのでマンモグラフィをしてくれとお願いした。 マンモグラフィは、医療器具と名のつく万力みたいなもので乳を挟んでX線撮影をする。触診では発見出来ない小さな癌でも見つけることができる。医者によっては、乳癌検診はマンモグラフィでなければ意味がないと言う人さえいるんだそうだ。そりゃそうだろうな、出来るならより精密に検査したほうが良いに決まってる。 今迄、マンモ経験者に話を聞くと「もう!もんの凄っく痛いわよ!もう、ギブアップ!ギブアップ!っていう感じ。」な~んていうのばかり耳に入って来る。それよりも、私が心配だったのは、果たして「挟まるか?」。これが私の最たる不安だったのだ。何せ、寄せてあげるブラなんか役にたたない。寄らないんだもん。両脇に手を宛ててギュギュ~ッと中心部に寄せてきて、その両手がまん中に来る時、見事に「いただきます。」のポーズになるのだった。チ~ン・・・ カナダで、ピンクリボンキャンペーンにサインしてピンクリボン商品を買った時、店員と乳癌検査をした事があるかどうかという話になった。その店員は「私は胸が小さいから乳癌の危険性は少ないと思うわ。」と言ったので、「そんな!じゃ、私なんかどうするのよ~。危険性すらないじゃないの?」な~んて冗談まじりで笑っていったら、チロッと私の胸をみて、小声で「OH~~・・・・。」と、会話が消えた。お願い、なんか言って!って感じだったけど、明らかにわたしは彼女に自信を与えたぞ!くそ~っ乳なんて、乳なんてでかけりゃ良いってもんじゃないんだ! がしかし、この出来事よりも遥かに辛く、頭に来た出来事がある。私にショックを与えたのは、何を隠そう、桜丸なのである。桜丸の年長の時の担任は、それはそれは立派な乳の持ち主で、ただ大きいだけでなく、張りがあってプリンプリン!他の先生たちの証言では、グラビアアイドルも真っ青なくらいのそれはそれは素晴らしい乳なのだそうだ。そんな立派なもんを持った先生に毎日よしよしされてきた桜丸は、いつだったか、桜丸を寝かし付けている時、桜丸が私にふと甘えてきて、私の胸をプヨンプヨンと触った。ところが、その時の私は仰向け状態。もう皆様お気付きですね、人間仰向けに寝てると重力の関係で重いものは(これでも少しは凸があるもんで・・・)下に下がりますね、というより、正確には横に流れます。その時桜丸がごくごく自然に口にした言葉は「マミー、な~んにもないね。」「なっ!小豆大くらいのもんはくっついてるでしょ!」と言ってしまった私に対して、何を感じたのか、桜丸は「なんで、グランマには3個あるのに、マミーはないのよ~ッ!」と、マジで泣き出したのだ。これ、本当の話ですのよ。ちなみに桜丸は、グランマにはおっぱいが3個上から順番ににならんであると言います。それは、脂の乗った「腹」だよっ!力士を見て「お相撲さんって、男の人なのにおっぱいがあるんだよ~。」とコソコソッと、あたかも自分が発見したように言ってきた桜姫を思い出したわ。 とにかく、そんな貧乳の私が、マンモグラフィに挑む時が来ようは・・・レントゲン室へと向かった。なんと!よりによって担当技師は教え子のお父さんだった。ジーエムクライスラ~もう、開き直りだわよね。「は~い、ちょっと痛いと思いますが、我慢出来なくなったら言って下さいね。」「ハイ、できるだけ頑張ります。」「いえいえ、そんなに頑張らなくても良いんですよ、痛い時にはすぐに言って下さいね。」というような会話をしてから、台の上においた乳をもうひとつの板がグイ~ンと電動で挟んでいく。「大丈夫ですか?」「全然痛くないです、大丈夫です。」「大丈夫、大丈夫。」と結局「は~い、これでいっぱいいっぱいです、もうこれ以上挟めませ~ん。」もう、完璧です!最大レベル迄挟めました。その上、その厚さを示す線が、1、2、3とかいてあるんだが、その位置は、しっかりと1を指していた。 は、挟まったから良いのよ!ちなみに、これは両方共にいえた事だった。結果は、問題なし!!立派じゃん!!問題はここなのよ、要点は、癌検診!しかし、女としての両極端を味わった日でもあったかも・・・取り敢えず、挟まった事・・・ちがう違う!癌がなかった事を喜ばねば! ついでに、もうひとつ、乳ネタだが、このマンモの事をきっかけに、去年買ったまま使わずにいた「ヌーブラ」に挑戦した。なんと、二つあるはずのバストがひとつに統一され、裾広がりの富士山のようになった。こ、これはいかん!!一大事じゃ!と思い、ヌーブラの上からいつものブラジャーをつけてみた。おおっ!これはいける!バストアップしてるじゃないか!大喜びで、友達に、「私、今日はカミングアウトする事があるぞ!」とウキウキして「実は・・・」とばらしたら、「あんた、それ、ヌーブラがただのパットになっただけじゃん。わたし、初めて聞いたわよ!ヌーブラ、パットにしったて話。」と大笑いさ! 私は友に、癌をも治す「至福の笑い」を与えた。ま、間違いない・・・よね。
2005年10月03日
今日は、桜姫と桜丸の小学校の大運動会だった。桜丸は、ここ最近、疲れのせいもあってか、いろいろとあったが、本人はとても運動会を楽しみにしている(らしい)。桜姫は、例によって例のごとく、やる気満々で、糸もかかってないのに、糸巻きが高速回転しているような「空回り状態」。もう、アドレナリン出まくりよ~。一方桜丸は、張り切ってはいるものの、これまた、取り敢えず雰囲気に酔って、舞い上がってるという感じだ。桜姫の熱気が飛び火したのか? 今年は、義母も亡くなったので、屁理屈家の人は誰も来ない(来ても、いつも義母だけなんだけどね)。義父は、子供達が幼稚園の頃に義母に連れられて、運動会、学芸発表会共に一度来ただけで、後は、「用事があるから」と言って海釣りに行ってたりして、応援したりしに来た事はない。孫の晴れ舞台だからなんて思う人ではないのだ、常に自分が優先。義母は、結構そういう所にはきちんとしている人だったので、必ず御祝儀を持って見に来てくれていた。ありがたいよなぁ~。一応、コネ夫君には義父に声をかけてみるように言ってはみたが、今迄のこともあり、恐らくだが、コネ夫君は知らせてはいないのではないかと思う。私も、内心、来てくれるな!と祈っていた。やはり、返事がないという事は、来ないという事だ!(わ~い、よかったよ~ん。) これで来ても、いつも来てくれる、叔父と叔母(叔母は同窓会でこれなかった)だけだ。お弁当も結構いつもより楽ちんかもしれない・・・。やはり、義母が来る時には、しっかりお重を準備していたが(やはり、少しでもみすぼらしさは感じさせてはいけないという鉄則があるので)、今年は、基本的にお子ちゃまメニューを充実させとけば、そんなに食べる事もないと思っていた。いた・・・・そう、思ってイタのだが、急に、これまた、ちとこむずかしい亡き父方の叔父(95歳、まだまだ自分で歩いて元気だよ)と、叔母(いつも文句や自分の辛かった時の思い出を人に構わず、ねちねちと話まくるが、単純で切符は良い)が、来ると言い出した!それも前日の夜!!何にも用意していない!結局、近くのサル鳶実父がよく行っていた小料理屋にお重を急遽準備してもらった。よかった~!やはり、年寄りはこだわるのだ。 さて、コネ夫君は、地区の役員なので当日の花火をあげる役になっていた。朝、5時45分に小学校に行かねばならない。といっても、うちは目の前なので、歩いて2分で着く。ついでに、場所取りをしてきてもらった。私も、お弁当の準備でバタバタしていた。朝は、ただでさえ普段から朝食を取らない桜丸に激をとばして無理矢理朝ご飯を食べさせた。「運動会の朝は、ご飯だっ!飯粒を食べるのが勝つ秘訣!」と桜姫は、いつもは朝のみパン食でだ~い好きなジャムをつけて、ちんたらちんたらして食べるのに、今日は結構さっさと食べた、やればできるんじゃんかっ!本当に、いっつも、のろいのだ!!!改めよっ! 全校生徒を4色に分けて、それぞれのチームの獲得した点数で勝負をきめるのだが、桜姫は黄組、桜丸は青組と別れてしまった。最初はこれで桜丸が泣いていたらしいが、徐々に桜姫に勝負を挑むようになってきた。 小学校も、ちょっと前迄は、勝敗をつけるのは差別に繋がるといって、何にも順位をつけなかったのだが、やっとそのナンセンスさに気付いてくれたようだ。私たちの時なんか、商品迄あったぞ!1位のノートよりも、2位のボールペンが欲しくて頑張ったなぁ。 まずは色別の応援合戦から始まるのだが、いまいち、恥ずかしさがあってか、盛り上がらない!仕方ないのだが、おばさん的には「ちょっと、1年生からの生徒を率いて応援団になってんだから、自分達が選んだ「恋のマイアヒ」くらいしっかり踊りなさいよ!もっと、しゃっきりやれ~っ!」って思っちゃったわ。でも、丁度思春期の懸かりにいる子たちなんだよね~、その恥ずかしさも解るんだよね。はじけきれるのは、ある程度歳とってからなのかもな。でも、先生たちもしっかり盛り上げてやれば良いのに・・・こんな時にはじけきったら、自信着くと思うけどなぁ~。 桜姫も桜丸もそれぞれ、個人的には3種目ずつ、桜姫は地区対抗リレーの選手だから、全体競技をあわせると、2人居て結構こちらも応援するのに忙しい。桜姫も頑張った甲斐あって1位になる事が出来たし、踊りも上手に踊る事が出来た。桜丸も、頑張った!ランニングもリレーも一生懸命走ったし、踊りも本当に上手だった。午後の種目の時だけが、となりのお友達に砂遊びをしていたのを、普通に注意してくれれば良いのに、ほっぺたを思いきりひっぱたかれたので、泣いてしまい、こけてしまって散々だった。その現場を私が丁度見ていたのだが、桜丸の首が折れるかと思う程(首が、肩のところ迄曲がったのよ~!鳥肌がたったもん!)ひっぱたいており、見ていたこちらが一瞬吐き気がする程ドッキリとした程だったのだ。こんな時も先生って見てないのよね~(;_;) 後は、私とコネ夫君も桜丸の近くについてて最後迄頑張らせた。幸い、最後は綱引きで、桜丸達のチームが勝ったから、桜丸も少し気分がよくなったみたいだった。しかし、その相手チームが桜姫のチームで、この最後の競技で、桜姫のチームは最下位が決定となってしまい、桜姫は桜丸に反して悔し泣きをしていた。それもマジ泣きで・・・。 桜姫は、桜丸の同級生に「黄色弱~い、黄色弱~い!」と言われて、またまた泣いたらしい。よほど悔しかったのだろうが、「桜姫はリレーで1位とった時嬉しかったでしょ。でも、2位だったり、どベだったりした人も勿論居たわけだよね。嬉しい人もいるけど、勝負ってもんには、悔しいって人もいるんだよ。勝負には、みんなが喜ぶって事はあまり無いもんなのよ。厳しいけど、一番とった時には、喜ぶ!負けた時には悔しがる!これはお互いとっても心の栄養になるもんなのよねぇ。泣きたい気持ちも解るし、悪くはないけど、今日は一番の気持ちとドベの気持ちが両方味わえて、フルコースでゴージャスな日だったじゃん。ラッキー!」な~んて言ったけど、果たしてこの慰めはどうなんだろうな?桜姫は、納得したみたいだけど、ホント、これからの子育てにちょっと不安をも感じてしまった。思ってた以上に桜姫も桜丸も成長しているからかな・・・特に桜姫は本当にこちらが思ってた以上にませてるし、子どもっぽいし、まぜまぜで難しい・・・お年頃、女の子、秋の空・・・まっ、いっか。
2005年10月02日
まぁ、タイトル負けってとこかもしれないし、またもや反日教組っぽいネタで申し訳ないけど、今日は、思いっきりバリバリ組合に肩入れしている人に、一言申し上げた。勿論小心者の私はさらりと知らん振りで言ってもうただけなんだけどね。 今日は、明日の大運動会の為のテント張りや、万国旗飾り等の準備の日だった。私もお手伝いに行っていたのだが、同じブロックの人で、組合活動に熱心な公立小学校教師の方と一緒の場所になった。別に、いつものように和気あいあいと、テントを組み立て、世間話をしながら精を出していた。その時、○●さんが「あれ~、△先生、体育部になったんだぁ。」と言った。この先生、今年、うちの小学校に転任してきた若い男の先生。と、ついついわたしってば、「やっぱり、こんな時に統率するのって、男の人の方が全体をみて適当に割り当てをさっとしたり、漠然的な様子なんかを把握出来易いんでしょうかね。でも、その分女の人って細かいところに気が配りますからね。」な~んってこと、ぽろりと言っちゃった。「げっ、しまった!言う人が違ったぜ!」と思ったけど、もう遅い。顔が引きつっていて、目が泳いでいた。 でも、正直、私は、持って生まれた性別の持つ得意、不得意ってあると思うのよね~。無理に、全ての子どもを「さん」で統一する必要もないような気もするし、無理にリレーやランニングを男女まぜまぜにしなくても良いと思うの。勿論、別の方が良いって訳でもないんだけど、男の子が団長をやりたいって言ってるのに、わざわざ全員男の子は何だから、女の子も入れないと・・・なんて考えるのは何だよな~って思っちゃう。全員男の子でも、良いんじゃないかな?誰が文句言うよ!(って、言う人もいるんだろうな・・・)でも、そのとき立候補した男の子って、かわいそ~~ で、これまたよせばよかったのか(でも言っちゃえ!っていう気もあったかも)「男女の差って、やっぱり、高学年になればなる程顕著になって来るんですかね?でも仕方のない事だし、それが自然なんですよね。」な~~~んて言っちゃった!言っちゃった!ちょっと悪のりしたかもしれないなぁ。その先生、結構ムッカリしてた。それからは、結構無視されちゃった。私も違うところに言って手伝ったりしてたけど、言い過ぎたかな・・・と、少し反省。やはり、これも、学校のいじめとかに対する姿勢への違和感から来てるのかな?勿論、公立学校の全ての教職員が、組合活動に熱心で、心底活動をして、日教組を支持しているとは限らない。実際、私が高校生の時は、組合に入っていない先生も居た。でも、その先生達は、他の先生から変人呼ばわりされて、除け物になっていた。でも、どちらかと言うと、無所属の先生の方が生徒からの信頼もあり、人気もあった。私が、その先生の家に卒業後遊びに行った時、堂々と組合の不条理さを説いた。私が今、こういう考えを持っているのは恩師であるその先生の考えが影響しているのかもしれない。 作業が終わった後、違うお母さんと話をした。桜姫と同じクラスのお母さんで、他に中学2年と高学年の男の子がいる。そのお母さんが「中学になると、女の子はとっても大変らしいわよ~。」と交友関係での忠告を受けた。実は、最近、中学校で緊急保護者会が開かれ、その時に、ある女子学生が、コンドームをまとめ買いして他の女の子達に配ったらしいのだ。何でも、お財布にコンドームを入れておくとお金が貯まるというおまじないがあるらしい。まあ、お小遣いが欲しいんだろう・・・と思えば可愛いもんかもしれないが、もしこれが桜姫で、桜姫の財布の中を見たらコンドームが入ってたりしたら、そりゃもう、ぶったまげると思う。中2ともなれば、コンドームが何たるものか、何の為に使うのか位わかっていると思うのだが・・・やはり風紀上問題があるのかもしれないなぁ。それにしても、なんと度胸のある事をした女の子がいるもんだ。度胸があるのか、無邪気なだけなのか?とにかく、その女の子は厳重注意されたらしい。 で、ここでオチです。その女の子、先程の、バリバリ組合員のお嬢さんでした。
2005年10月01日
今日、桜丸は学校を休んだ。お腹がイタイと言うのだ。う~ん、複雑だ。もしかすると、本当に痛いのかもしれない、何せ、とび蹴り+パンチ+キックなのだから。でもでも、もしかすると、昨日のことに関係していたとしても、甘えから来た逃げ口上のずる休みかもしれない。わからん!しかし、この前のチックの時も、あんなに「学校はと~っても楽しいから、だ~い好き!!」と、目をビデオで撮ったテレビの様に、シバシババシバシさせながら言っていたのに、「いや、ちょっと休憩、休もう!」と思いきって休んだら、その日のうちに善くなったという経緯がある。 そうそう、チック良くなりました!!!一日学校お休みしてゆっくりとさせたら善くなったのでございます!皆様ご心配おかけしました!ありがとうございますm(__)m という事で、ついでにH君にも、ちょっと反省の意識を持ってもらおうとも思ってお休みさせる事にした。しかし、正直なところ、腹痛も気になった。頭蓋骨骨折して硬膜外血腫になってた時も、医者は大丈夫と言っていたし、その典型となる症状すらでていなかったのに、検査してビックリ仰天!!というくらいだったから、桜丸は「まさか!」の申し子なのだ。だから、今回も結構時間差で来てもおかしくはない。でも、家で過ごしても、そう変わった事もなかったので、病院にはいかずに済ませた。便に血も混じっている様子もない。運動会も大丈夫だな・・・ 一日休めば、桜丸もかなり落ち着く。家にいる間は、Man to Manで学習する事ができるので、本人にも解りがよいし、自信が持てるようだ。普通の算数問題ではなく、積木のやり方でゆっくりじっくりと遊びながらできる。理解があってこその「ゆとり」なんだって、つくづく思う。今迄学校がやってきた、「ゆとり教育」は、「ゆとり」と「暇」を勘違いしていたんだと思う。子どもは、かしこいので、楽をしようと思えばいくらでも「ゆとり」を「暇」に変える事ができる。そして、暇な時間をゲームや遊び等に費やす。そこに「知」への向上心はない。友達化した教師を目指す教育に「礼」も「徳」も「尊」もない。学校は社会性を養う為に必要な場所だが、果たして、このような体制の中で、どのような子供達が育っていくのか・・・ 私たちが子どもの頃と、今の世の中では、どちらがまともな世の中だったんだろう?ま、比べるほうが、ナンセンスかもしれないが、明らかに教育方法や制度は変わってる事は否定しようがない。年金、郵政民営化も大切な問題かもしれないが、教育は、国を支える為にはもっと大切な気がするぞ!でも、公務員の体制をかえるは賛成だな。だってさ、おととい、2時前に役場にいったら、3分の1は机にうっぷして寝てた。それでも、コンビニで一生懸命バイトしてる人よりも給料貰ってるのよね。確か、彼等の給料は、税金だよなぁ~。私たちは、こんな人たちに、給料払ってるんだ。名札くらいつけろ!!目安箱置け!
2005年09月30日
仕事から帰って来ると、留守録が点滅していた。桜丸の担任からだった。う~ん、なんだか、気になる・・・が、桜丸の様子を見るといつもと変わりはない。心配しつつも、夕食の準備して、子供達にご飯を食べさせる。 家族もそれぞれ帰ってきて晩ご飯を食べはじめる。そこへ電話がかかってきた。 はい!以下が概略!(私の導入からどうぞ) 桜丸のクラスには、結構、問題・・というかいろんな性格や情緒のアップダウンの激しい子が多い。だから、ベテランが担任になったと聞いていた。 2学期になって、席替えがあり、桜丸のお隣には、H君という男の子が決まった。実は、この子も気性のアップダウンが激しく、もともと何かあると手や足がすぐに出るほうなのだ。でも、何故だか、桜丸の事をとても気にしてくれており、桜丸も「いつもお友達を叩いて先生に叱られてるけど、お友達。」と言っていた。担任も、「H君は、結構乱暴ですぐにお友達に手を出すんだけど、何処かしら桜丸君の無邪気なところに憧れてるところがあるみたいなんですよ。桜丸君がいない時には(おいおい!いなくなるなよ!桜丸!)一番先に探しに行くのが彼なんです。」という事で、お隣になったようだ。 しかし、やはり、子どもの気持ちは変わり易い。女と秋の空に負けないくらいの気持ちの変化は、おそらく一番短いスパンで変わるんじゃないだろうか?その上、最近は、桜丸もそうなんだけど、運動会の練習でいっぱいいっぱいで、結構気持ちのゆとりを取り難いところも多分にある。 で、かかってきた電話のメインはというと、「あのですね。今日学校で、喧嘩というか、一方的なのですが、お友達との間でちょっとした暴力行為がありまして・・・」 ここ最近不安定だった桜丸が、とうとうしでかした!!!!!いつもは、出されてもこちらからは何があっても手は出すな!と厳しく言っていたのに、やはり理解出来ていなかったんだ。どうしよう・・。というのは、私の早とちりだった。 桜丸が、その「一方的にやられて」いたのだった。多分、事の発端は、桜丸のような気がする。やつは、お調子者だから、よくトムとジェリーのような。舌をビロビロ~とさせて「べろべろベ~~~」とかやってからかったりするところがある。その日のH君は、登校の時から兄弟喧嘩をした事もあり、かなり機嫌が悪かったそうだ。その空気を読めなかった桜丸が、ちょっかいを出して、いきなりパンチを喰らったらしい。その場は、お友達も止めたし、先生も注意したらしい。しかし、問題は、休み時間の方が深刻だった。 休み時間、いつものようにお友達と外に出ていた時に、ひとりの友達が、6年生とぶつかって、コロリ~ンとこけたらしい。お互いの不注意だったらしくって、「あいたたた~」という程度だったのだが、桜丸が、そのお友達に「こりゃ、なにやってンだよっ。」と突っ込みを入れて頭をぱちんと叩いたらしい。他のお友達の証言では、そんなに強い訳ではなく、お笑いのような感じだったので、皆で笑っていたらしい。そこにH君がやってきて、「おいっ!桜丸!お前なんで◯君を叩くんか!!!」といって、いきなり殴り出したらしい。ほっペた、お腹等をパンチした後、ちょっと離れて走ってきてお腹をとび蹴り、それから桜丸のお腹の上に馬乗りになって両頬を往復パンチ!桜丸も「やめて!」と言ったらしいが「ダメじゃ!」と言って続けられたらしい。他もお友達も、恐くて何も出来なかったそうだ。 そこへ、なんと桜姫が2階のベランダからその様子を発見して、上から声をかけたけど聞こえなかったらしく、急いで階下に下りてきて止めに入ったらしい。しかし、桜姫がきた時には、桜丸は必死で逃げていたが、Tシャツの首のところを捕まえられており離してもらえず、そのまま膝で、桜丸のお腹を蹴りあげ、パンチをしていたらしい。そこら辺は桜姫が鮮明に覚えていた。桜姫が「やめなさい!」と言って離そうとしたが、桜姫でも離せなかったので、急いで職員室に先生を呼びに行ったらしい。その時、担任は桜姫に「もう良いからここにいなさい」と言って桜丸達のところに向かったらしい。真面目な桜姫は、その後のことを知らない。自分のクラスにも戻らず、忠実に職員室の外で待っていた。忠犬ハチ公か? とにかく、余りにもひどかったので、担任は家に電話をくれたのだが、桜丸は、この事を連絡帳に書くと言ったら書かないでくれ!と言ったらしく、怒られているH君を可哀想に思って励ましていたらしい。桜丸!いい加減、目を覚ましなさい!って正直思ったわ。 で、事件は実はそれだけではなかった。桜丸がトイレに行くっていうんで、H君がついて行ったらしいのだが、その時に『トイレ』って書いてあるバケツの中に、H君が桜丸の頭を両手で掴んで、頭ごと突っ込もうとしていたらしい。もし、水なんかが入っていたら恐い事だよ!でも、その時は水は入っていなかったらしく。私が「水が入ってなくてよかったですね。」トいうと、きたきた!さすが、公立教師、今日も来たか。「家々、それもそうなのですが、『トイレ』って書いてあるバケツってことがね、ちょっと、やっぱり悪いですよね。」というのだ。そんな、確かに、それもそうかもしれないが、特にセンシティブな女の子なら気にもするかもしれないが、危険云々って言ってる時にそれが『トイレ』って書いてあるかないかなんて、何か関係あるのだろうか?その目のつけどころが、なんだか一番恐い気もする、そんな事ばかり先に出て来るから、本当の危険が目につかないんじゃないのかな?って思ったわ。 前の高学年からのいじめの時も「もちろん、暴力も悪いのですが、「お前病気だろ」と言った言葉の方が私は許せませんね。」と担任が言った時にも同様の疑問符を感じた。まぁ、確かに、問題児も多くて大変なんだと思うし、先生なりに、最近はとてもよく話をしてくれるようになったとも思う。私が先生と仲良くしているところを子どもに見せなければ、桜丸も尊敬の念を先生に置く事が出来ないし、私にしてもそうだと思うので、敢えて表立って憤りはしないが、ここでは、そうはいかんぞ。教師達の組合活動って何なんだろう?日教組だよね?あれの言う差別って一体なんなの?何だか、妙な新興宗教の団体みたいに思えて来る時がある。むやみやたらな事も言えないと思うけど、熱心な先生程、片寄ってるところがあると思うのは私だけなのだろうか? ちなみに、この電話の後、桜丸に、落ち着いてゆっくりと話を聞いた。桜丸は、この事について、何にも言っていなかった。前回同様、されたほうも共犯だから悪い!と思っているところがあるからだ。殴られたところを、取り敢えずボディチェックした。口の中を切っていた。奥の舌を殴られた拍子に噛み切ったらしい。かわいそうに・・・思わず泣けてきた。別にそうするつもりはなかったけど、何処を殴られたか聞いた時に「こことこことここと・・・」と言っている桜丸に「桜丸、かわいそォ~」と抱き寄せてしまった。でも、「きっかけ作りも悪い事があるんだから、しつこくふざけたり、怒っている時のH君をからかったりしちゃいけないよ。それと、人の身体を触る時には注意しなさい、そっと触っても嫌な人もいるんだから。」と厳しく言い、またまた、声を出して逃げる!事を言い聞かせた。何か、習わせようかな?(;。;);
2005年09月29日
いやはや、義母の四十九日も無事に終わったのだが、皆様の温かい励ましのお言葉を(小さな)胸に刻みながら、思った。 そういえば、ここのところ、コネ夫君と大してぶつからない。・・と言うか、厳密にはコネ夫君に対して、大した反発感を抱かない。正直なところ、コネ夫君に対しては、今迄どこかに義父を投影するところがあり(それは仕方の無い事だが・・・)、ちょっと昔は、一緒にいるだけでアレルギー反応が出ていた程だ。一緒のベッドに寝ると、咳が出て喘息気味になっていた。一応、違うようには言ってはいたが、「屁理屈コネ夫がアレルゲンです!」という認識が私の中にはあったほどだった。 まぁ、結婚した経緯(私だけの思い入れなのだが)からして、ぎくしゃくしたところはあったのだが、この事は、コネ夫君はまじな恋愛結婚で、我侭な私に折れてくれたよき夫として捕らえられていると思う。多分、コネ夫君は、義父が私に言った嫌味や意地悪は、知らないと思う。義母にしても、とてもよい人なのだが、その時は否定しなかったほどだったので、私には義姉の気持ちが痛い程わかるのだ。コネ夫君が、先にアメリカに行っている間も、一応義理立てて屁理屈家に足を運んだが、結構な事をねちねち言われ続けた。帰りは悔しくて泣いて運転して帰った事が何回あっただろう・・・ とにかく、ここのところコネ夫くんとは良い仲だと思う。やはり、これは義父が共通の「敵」的立場にたってくれたからだろう。まぁ、そんなこんな言ったって、あの義父でもコネ夫君にとっては親。何処迄私も羽目を外して文句を言えるかはわからないが、今のところは、コネ夫君も私に対して義父のやった事を申し訳なく思っているようだから、私も今迄抱いてきた義父への嫌悪感も少しは肯定化されたような気がして楽になった。 今迄は、義父に対しての嫌悪感と、そんな気持ちを抱いている自分への嫌悪感で、私の気持ちの均衡は全く取れていなかった。つまり屁理屈家自体が物凄いストレスだった。恐らく、このような事は、巷ではよくある事だと思う。嫁が抱く、嫁ぎ先への嫌悪感って、もう当たり前の事だもん。その上、わが家は、私の実家サル鳶家に、パラサイトして住んでいるから、その事に関しても、コネ夫君に対してはたま~に、??感を持ってしまうこともある。金銭的には、コネ夫君の負担は、衣食住に関してはゼロである(確か、そうだよな~・・もちろん自分の好きなものを勝手に買う分にはコネ夫君が勝手に買ってるけど、もしかしたら、家族の為にと私の知らない出費もあるかもしれないなぁ、うっ・・)。でも、当の本人は「保険なんかは全部自分が払ってるから・・・」と何だか特別めいた事で納得させる。普通、当たり前な気もするんだが・・・ サル鳶実父が亡くなってからは、サル鳶実母の負担を軽減する為に、サル鳶弟と少しお金を入れる事にしたのだが、それは、私がやっている。サル鳶家に住まう条件として、掃除選択等の家事は一切私がするという事になっている。そのかわり、家賃、食費、光熱費等はいらないというわけだ。つまり、私が身体で払ってる。それが、これからは、生活費として足りない分を私が持つという事でサル鳶実母の負担を抑えた。 つまり、サル鳶実父の死後もなお、コネ夫君の負担はゼロのままなのだ。コネ夫君に実母へ払うようにいったのだが、なかなか実行はしない。でも、これは払う気がないのではなく、ナアナアになっているだけなのだ。そこら辺をケチったりするコネ夫君ではない。少なくとも結婚してからの金銭感覚は、サル鳶家に感化されるところもあるだろうが、そうみみっちくはなくなった。まぁ、ちゃっかりはしてるけど・・・この金銭感覚は、義父に似たところがあるから、ちょっと嫌。自分のものには糸目をつけないが、人に払うとなると、急に財布の紐が固くなる、やだやだ。でも、こればっかりは、夫婦といえどもお金に関する事はそう言えるものではなく、私が出せば済むのだから・・・と黙って私が少ない給料から出している。勿論子どものお稽古ごとも、ほとんどが私が出している。かきかただけは、コネ夫君だ。(あぁ、ここ迄きて、コネ夫君にはなを持たせようとする私は小心者なのか・・・?)実のところ、私もサル鳶実母も、コネ夫君はこちらにきて貰ってるから・・・という気持ちがあるからこそお金の事は言えないのだ。このことも義父がこちらに嫌味のような文句を言った事のひとつだ。とにかく「コネ夫が可哀相だ・・・。」が義父の決まり文句だった。コネ夫君の前では一言もこのような言葉は言った事がない。サル鳶実母は、いろいろと言われたくないからと、お金の事は全然気にするなと言って、コネ夫君には生活費の事なんか言わない。もしかすると、悔し紛れに冗談めいて言ってるかも・・・・ふふふ サル鳶実父はコネ夫君にゴルフ場の会員権をプレゼントしたこともあったなぁ(田舎だからね)。譲渡すると、無駄なお金がかかるんだよね、確か。コネ夫君は、脳梗塞でゴルフが出来なくなったサル鳶実父から、今後を任されたつもりで貰ったと思ってるかもしれない、勿論、それも多分にある。病気を煩ってから、結構身辺の整理を少しずつしていたからね。で、サル鳶実弟はゴルフしないし、コネ夫君はそこら辺はなんでも素直にお受けする人だから。コネ夫君も、もしかするとありがたくも思ってくれているかもしれない・・・ でも、それもあるが、やはり義父に文句を言われたくないからでもあり、コネ夫はしあわせものだと思われたいが為にしていたところもあると思う。さすが、サル鳶実父母は、義父の恐さを周りの友達の情報から知っていて、私にも言わずに手を打っていたのだ。私にこんな事ができるだろうか・・・そんな財もないし、無理だよぉ~(涙) ま、今後もこのような生活は続くと思われるが、いつ、何をきっかけに私がコネ夫君の中に義父を見つけるかわからない。今迄は、義母へのエクスキューズがあったが、今は生きている者の中にエクスキューズをつける人はいない。強いて言えば、義母を含む、御先祖様達というところだろうか? それも、義母以外は知らない人だから、余り気にしたくもないというところが正直なところ・・・でも、まぁ、これも自分で選んだ縁だったわけだしな、桜姫と桜丸の為にグッと抑えるとしよう。 共通の敵を持つという事は、味方が強靱になるという事。それと、今迄味方だと思っていなかった人が、どっち寄りかというだけで、味方化してしまうというところか・・コネ夫君が、果たして本当に義父を「敵」とみなしているかはわからないが、コネ夫君が義父の事を悪く言っている間は、まだ「味方」として見なせるかもしれない。何故に味方なのかと言えば、私の今迄思ってきた義父へのネガティブな思いへの迷いを、正当化してくれたからなのかもしれない。やはり、人を悪く思うって、辛い事だしね。今はそれを共有できてるから、仲間なのよ。 とんだ爺さん効果だったわけ。義父が元気を出せば出す程、義父以外の親戚の絆が深まるのかもしれないなぁ。思いっきり、集合外だものなぁ。 とにかく、いろいろと思い考えていくと、今迄も割と順調にいってたけど、サル鳶家の陰ながらの(表立ってもだけど)恩恵があっての事なんだな・・・あぁ、親不孝は出来ないなぁ。もちろん、義母の陰ながらの気遣いもあったからこそ、こちらもそれに応えた事が出来たのだと思う。周りに支えられてここ迄きたんだな。ありがたいことだよ~そうそう、善いように考えていこうっと!
2005年09月28日
今日は、桜姫と桜丸の小学校の中運動会だった。すこ~し朝夕は冷え込むようになったものの、まだまだ日中は陽射しが強く、突き刺すように痛い。丁度、アメリカ・ノースウェストの8月並の気候というところかな。 桜丸のチックだが・・・ 先日学校にお迎えに行った時、桜丸のクラスは運動会の練習で時間が下がり、まだ帰りの支度をしている途中でバタバタしていた。その中で丁度、となりの女の子のランドセルが桜丸の手に当たり、机の上においてある水筒が落ちて壊れたのをきっかけに、大泣きし始めた桜丸。この泣き方が、もう、いっぱい一杯に帳面表力で保っていたコップの中の水が、ほんの針先程の先でつつかれて溢れてしまったような、緊張感が爆発したようなものだった。 それを見て、本当に桜丸が、もう、自分のキャパシティーいっぱいいっぱいで頑張っているのを感じた。本当に頑張っているのだ!本人は、運動会の練習も、学校のお勉強もとっても楽しいと言っている。でも、楽しんでいる反面、皆に合わせて頑張っている桜丸の中には「無理」がどこかにあるのだ。 頑張っている桜丸が、本当にいじらしいし、少しずつではあるが、自分の我が侭をコントロール出来てきている桜丸の成長にも感動する。 そんないっぱいいっぱいの桜丸なので、ちょっとここでひと休みをする事にした。丁度連休前だったのだが、1日学校をお休みした。桜姫が学校に行っている間、家にいて、積木で算数遊びをやったり、パズルをしたり、ゲーム&テレビ無しでゆっくりと過ごさせた。 ただ休ませるだけで無く、皆は学校だけど、桜丸はお休みしてお家にいるというところが味噌なのだ。皆がお休みだと、同じになるので、ちょっと「特別」感を味合わせたというところだろうか。 何と、不思議な事に(そんなに不思議でも無いか・・・)その日、桜丸のチックはでなかった。その後、3連休があったのだが、地元のお祭りで山車に乗っている時に、我が侭を言って少しでたものの、それほどでは無く、長く続くものでは無かった。やはり、疲れが関係していたのだろうか? とにかく、桜丸のストレスが少しでも軽減されて、よかったよかった。私も、無事に四十九日が終わってよかったよかった。 さて、中運動会。桜丸は、高学年にいじめられもするが、面白がられて可愛がられる一面もある事がわかった。この「面白がられて」と言うのが、ちょっと引っ掛かるところだが、うん、面白がられているのだ。 「こいつ変なやつ~」とよく言われているらしいが、それをポジティブに言う子と、ネガティブに言う子がいるという事なのだ。面白がって、可愛がってケアしてくれる子と、面白がってからかって来る子、両方いるみたいだ。高学年ともなれば、ある程度洒落も通じるだろうから、桜丸の天然ボケを妙に気に入ってくれるこもいる。でも、話しの食い違ったりする桜丸を弱者とみなして虐める子も多々いるのも事実。これが、桜丸を取り巻く社会の一角なのだ。本人は、チック同様、気付かないがどこかで何かしらのストレスを感じている。やはり、いじめられる時はイヤなのだ。あったりまえ! でも、まあ、中運動会では自分の目の前にある「行事」をこなしていた。 桜姫は、誰の血なのか「自分は走るの得意なのよ~。」と思っていて、でもその実反対で、結構走るのが、遅いわけでは無いのだが「下手」。でも、桜姫は常に目の前にあるものに対して、真面目に真剣に取り組む。真剣故に、これまたある意味目一杯。余裕が無い。だから融通が効かない、亥のように固いのだ。何というか、直角的思考とでもいうのかな?だから、自分達の出番が二つ前になると、準備をするのだが、いきなり準備段階で、運動場の定位置につこうとして先生に怒鳴られたりしていた。「桜姫!落ち着きなさい!」もう、心の中で、怒鳴る・・いや祈るばかりだった。踊りも、オカシイくらいにいっぱいいっぱいに真剣にやっているので、うまいのだが、固い!その真剣さには、頭を下げて笑いが出る。ま、可愛いんだけど、たまにその不器用さに苛つきもする。とにかく、自信と実力がアンバランスな子でごじゃる。そうだな、松岡修造の女児版だな。勿論、彼は実力も伴っているが、将来、松岡修造になりそうな桜姫は今から熱血なのである。決して、同じ熱血でも、勝俣州和では無い、もしかしたら森田健作?う~ん、でもやっぱり、松岡に近いな。 桜姫をご存知の皆様、これから松岡修造がテレビにでたら、桜姫の顔を置き換えてご覧ください。固いでしょ~ とにかく、サル鳶チルドレンは、いっぱいいっぱいの表面張力姉弟なのだ。デも、彼等の良いところは、覆水が盆に返るところかな。
2005年09月26日
なんとか無事に終えることが出来た四十九日の法要。一日中コネ夫君は冷や冷やしていたらしい。何が起きてもおかしくない、今の屁理屈家は、親族が集まっても顔はにこやかにしているもののどこかぎこちない。その証拠に、法要、納骨が終わって一息ついて、「では、私はこれで・・」とひとりが帰ると、皆スタタタタ~と逃げるようにして帰ってしまった。私が台所でコップを片付けているその間に誰もいなくなった。コネ夫君ですら「さ、帰ろう。」というほどだった。義母のいなくなってしまったこの屁理屈家には、もはや長居は無用なのである。居ればいるだけ嫌なおまけがついて来るのである。 ほんとに、丸く終わったことだけが、何よりもの心の「法要」であった。ひとえに、おしゃべり、女好きの和尚さんのおかげであった。この2号さんもちの和尚さんの話が長く、おまけに宗派の勧誘活動(月に3千円出せば、あなたも立派な○○宗の私の門徒になれますよ、みたいな勧誘。なるかって~の!)に迄なった為に、義父の口も出てこなかったらしい。なぜなら、義父はこの宗派の総代であり、女癖の悪さと金銭感覚の無さから門徒の皆から総スカンを喰っているこの和尚さんを、お寺に連れてきた張本人。その上、ついこの間迄、この和尚さんを追い出す為に奔走していたのだ。なんて因果な関係なのだろう。だから、和尚さんからそのことを持ち出されると、ぐうの音もでず、静かになるのだ。なにはともあれ、和尚さん、ありがとう。 義姉は結局来なかったが、息子の就職面接の次の日で、学校に報告に行かなくてはいけないから・・・というエクスキューズをつけた。実は、義父は、この孫の就職に関してもかなりのバカをやっていて、この甥っこは義父の無責任さに翻弄され、学校の就職担当の先生に相当迷惑をかけてしまったらしい。「コネがあるから」と無責任に就職先を相手に確かめもせず決めて、結局後日相手側にもダメだといわれ、そのままにしていた為に、甥っこの学校側が、「では、その会社からの求人情報を提出して下さい。」と言われた時には「そんな話は知らん。」と無視。そりゃ、皆が迷惑だわ。 それよりも、他の親戚は、葬儀の日に起きた出来事を気にしており「○子さんは、やっぱりまだ怒ってるんだろうね・・・。」と心配していた。義母の葬儀の日、同じ日に初七日の法要もやったのだが、葬儀に来ていた義姉の御両親とお兄さん一家を、精進落としに呼ばれたが、出席しないと言っているし、失礼させて頂くと言っているのにわざわざ義父は引き止めて、お骨が戻って来る迄3時間近く葬儀社に待たせておいた。義姉のお兄さんは義兄の友人でもあり、義父の家の修理や整備を快く引き受けてくれて、無償で1日中働いてくれたいい人なのだ。それなのに、3時間も待ってくれたから葬儀社の人もそのまま帰す訳にもいかず、席を作ってくれたのだ。それが普通なのだ。お膳くらい、身内が誰か我慢すれば済むことで、わざわざお参りに来てくれたお客さんを優先するのが筋だと思うのだが、この義父は違った。これが計算の上だとしたら恐いのだが、それに近いものがある。 その精進落としの席で、喪主挨拶の時に、大声で「来ないと言っておきながら来たやつがいる!だいたいこういう席は3親等迄、子どもは来ないと言うのが常識だ!非常識なやつが居たもんだ!わしは、言っていたはずじゃが、誰が呼んだんだ!」 あんただよ!あんたがやったんだよ!! でも、これはすべて、義父がしてやったことだというのは、後でわかったことだったのだ。そりゃ、こんな事言われたら、侮辱も侮辱だよ!その上、出席していたサル鳶実母とサル鳶弟は、勿論3親等外だし(アカの他人でございます、よかったわね~)、桜姫も桜丸も子どもである。あからさまに、義姉の親族を罵倒する為に義父が(無意識かもしれないが)仕組んだ事であった。もう、びっくりした!!これでも、義姉の親族は、怒りもせず、我慢してその席が終わる迄居て、静かに頭を下げて帰っていった。怒りに満ちていたと思う。義姉は泣いていた・・・。 そんな事もあり、今日の四十九日もどんな事が起きるのかとても心配だったが、先にも書いたとおり、義父に負けない和尚さんのおかげで難を避ける事が出来た。 火を持って火を制したという事なのか?しかし、相変わらず、義父のしらじらしい後遺症演技はアカデミー賞ものだったが、皆それを知っていて、何があっても無視していたので、義父も演じ甲斐がなかったようだ。べらべらと、演技を忘れておしゃべりし、さっさと動き回っていて、フト思いだして、いきなり足を引きずり、転ぶ(真似をする)。皆が帰ると、いきなりその場でこけて、蚊が泣くような小さな声で喋り出し、死にそうなくらいの息づかいをはじめたが、もっちろん「無視」した。でも、ちょっと、ここで「お義父さん、大丈夫ですか?気をつけて下さいね。」と、演技とわかっていても優しく声をかけてやる方が良いのかも・・・それが出来ない私の方が悪いのかも・・・とも思ってしまうだった。どうなんだろうか?ここは私が、自分を押し殺して、義父をたてるべきなのだろうか・・・?今後の課題なのかもしれないなぁ。今は出来ないけどね。
2005年09月25日
昨日今日と、地元の神社のお祭りだった。うちは氏子なので、毎年出てるんだが、来年当番ということもあって、今年の祭りは山車の解体等で結構手間をとった。 義母の忌中だが、こちらに住んでることもあり、ま、差し障りはこれといってないであろうということで(ちゃんと周りの目上の方々にお伺いを立てた結果)出席した。 で、明日は義母の四十九日。やはり、義父の性格のおかげで、屁理屈家はもう、大波乱だ。結局、義母の葬儀の日の事が引き金になって、義姉は欠席、当然だろうなぁ。一応、私も説得したのだが、もう修復は無理、その上義兄の家族も時間の問題となりそうだ。ひとつの家族を壊してしまう義父は、この私ですら縁を切りたいと思うくらい、つまり、うちの家族迄壊しかねないパワーを持っている。あの爺さんと縁が切れるんだったら、コネ夫君とも別れても良いかも・・・と思ったほど。人が来た時だけ、脳硬塞の後遺症のフリをするという、細かい下手な芝居が多すぎる。 ハ~ッ、頭がいたい。でも、こんな親を持った情けなさを感じているコネ夫君の気持ちを考えると、そうは言えないところもあるんだよなぁ、可哀想でさ。でも、思いあまって義父を「狂人」と言っちゃった私、「しまった!」と思ったけど、そう言わざるをえない話を聞いちゃったんだもんなぁ(義姉に対する同居中のセクハラ、侮辱、DV、陰湿な意地悪、お金の問題等等多数、勿論義姉にも非はあるんだろうけど、あまりにもひどすぎることの数々には吐き気がしたほど)。(;。;) ストレスストレス・・・明日は何が起きるんだろう・・・こわいヨ~~
2005年09月24日
16日に学校から帰ってきて、その日の夜辺りから、桜丸が目をぱちぱちし始めた。丁度、その日は九州地方はとても蒸し暑く、じとじと。湿度に敏感な私も湿度アレルギーと、花粉のせいで鼻水シュンシュン、目も痒かったので「ありゃ~っ、桜丸もでてきたかな・・・」と、疑うことなくアレルギーの出始めだと思っていた。 ところが次の日、前日に増して目をパちパチさせている。それも、テレビをみたり、ゲームをしていたり、私たちと話をするときは特にだ。身体を動かして暴れている時はでない。もしかすると・・・・ 確かに、新学期が始まってから、連絡帳に「不安定」とか「泣いてしまいました」とか「不機嫌で・・」とかいう言葉が多く見られた。運動会の練習も始まったことだし、気になる要因といえばいろいろと思い当たる。 桜丸の小学校は、運動会の時4色に別れる。ランダムに分けるので、桜丸は桜姫と別れてしまった。色別集会の時、桜姫と違う色になってしまったことで大泣きしたそうだ。ただでさえ、集団、初めての事、初めての人、初めての環境等が超苦手な桜丸。これじゃ、パニック状態と迄はいかないが受け入れるのに時間がかかるのも仕方がないこと。勿論、その日は、午後の授業は手につかなかったらしい。でも、それは乗り越えなければいけないことなのだ!いろんな状況下に置かれた自分を、自分で適応させていくのが日常の生活を通してもリハビリだと思うのよね~。でも、本人にとっちゃ、ちょっときついだろうけど、ここは、励まして、叱ってでもして根性で乗り切らせよう!と、毎日頑張って学校に行かせた。 その後は、結構普通に通学していたし、この前のPTAでは、1、2年生合同遊戯のダンスをとても頑張って練習していた。ほんと、真剣で、見てるこちらが涙してしまったほど、頑張ってた。練習でこれだったら、本番では大泣きだろうな~。と、隣にいた、うちの幼稚園の元PTA会長さんが「桜丸君って、可愛くて、涙を誘うよね。」と、ウルウルきていた。 そう、桜丸は何事にも「玄人受け」するのだ。お得だわ。 毎日つづく残暑の中、毎日頑張って、帰る頃には汗びっしょりになっている。ほんと、16日迄、何ともなかったのに、「さあ、3連休ですよ~~~」っていうときに、すこしずつ表に出てきた。 実は、気になることは、随分前から見えてはいた。まず、1学期の終わりくらいに爪を噛み出した。爪を摘んでやろうと見てみたら、爪が、がたがたになっていた。いかにも噛んでこうなりました!という爪だった。と、同時に、鉛筆の先が噛み跡だらけだった。 2学期にはいると、言葉が乱暴になった。反対に、メソメソしだした。まさに不安定。そして、良く弾んだり、飛び跳ねるように動いていた。どもりがちょっと激しくなって、何と、英語漬け漬けになりたがった。といっても、英語のPCソフトや、ビデオ、DVDも英語が良いと言い出したくらいなんだけどね。でも、今迄は「日本語~~~~!」といっていた方なのよね。 今、考えれば・・・、そう、今考えればなのだ。そのときには、まさかこんなチックが出るような状態にいる等とは思いもしなかった。そりゃ、チョット気にはなっていたが、新学期だから仕方ないか・・・と思うところもあって、ただ「頑張れ~!」と、励ましていたくらいだった。 この日曜日も、じゃ、ちょっと少し我が侭させてやるか、ということで、ムシキングを思いきりさせたりとか、ゲームばかりは嫌なので、映画を観に連れていったのだが、園に、まばたきがものすごくひどくて、身体迄ひきつけるような感じになってきてしまった。脳波検査では、光刺激の時に、てんかん派が見られたことがあったので「光刺激によるてんかん(ちょっと前、ポヶモンの放送を観ていて痙攣を起こした子どもが多数でた事件みたいなもの)」の可能性も否定出来ないと思い、そのまま病院に行ってみることにした。 休日なので、救急部、つまりERに通されました。結構、ここの救急部って使ってるのよね~。だって、何かあると切って、決まって土、日の夜なんだもん!なんでだろう? これまた、この救急部や急な外来でよくお世話になる先生だったので、桜丸の事も良く知っていて、ちょっとホッとした。 やはり、典型的な「チック症候群」のようだ。まず、出ている時間が短い。ず~っとやっている訳ではない。寝ている間は起きない。チックがなければ、普通と変わらない生活だし、あっても変わらず送れる。ひどくなれば、声が伴ったり、ぴょんぴょんとび跳ね出したりするらしい(そういえば、跳んでた跳んでた!)貧乏揺すりではないが、投げ出した足をプラプラさせていた! なるほどなるへそ!でも、典型的なチックの症状だと聞いて、正直ほっと一安心した。また痙攣が始まるのかと思ったら、あの6年前の恐ろしい記憶が蘇って来るのだ。もう2度とああいう桜丸の表情は見たくない。この世で、最も恐怖を感じ、頭の中が凍り付いた経験だったもの・・・それなら、いくら°跳び廻ろうが、気になろうが、チックの方がまだマシだ。勿論、本人にとってはウザったいことかもしれないし、苛つくことなのかもしれない。これはなった本人でないとわからない辛さかもしれないが、取り敢えず、これ以上の脳の障害を気にすることがないと思っただけで、チックとも仲良く過ごしていけそうだ。あくまでも、家庭内だけの事だが・・・・ さて、これが、学校での生活となるとどうなるのだろうか。今日のところは、もしかすると、学校ではでないかもしれない・・・家庭だけで起こるものかも・・・という事で、連絡帳にも書かないでおいた。何か気になることがあれば、担任から電話がかかって来るだろうと思っていた。 昼前、11時半頃。 電話がなった。 「あれれれ~、まさかね~、でも、学校のような気がする・・・」 と、恐る恐る、お出かけ声で受話器をとった。 やはり、学校からで、桜丸の担任だった!!!!!「先生、気にはなっていたんですが、何か気になることが起こりましたか?」と、こちらから聞いた。「それがですね、桜丸君、今日は、2時間通しての屋外での運動会の練習の授業だったんですが・・・・」「はい・・・(ごくり)」「どこかでですね、あの~・・・虫にさされたようで、腕と足に2cmくらいのホロセができてしまったんです。で、本人もそれを物凄く気にしているようで、ちょっとテンションが下がってしまったんですが・・・」「はい・・・」「虫さされの時は、普通の市販の塗り薬を使ってもよいのですか?確かお薬に気をつけるように書いてあったので・・・。」「あ、注意するのは薬は飲み薬だけです、塗るのは全然構いません。」 ということで、チックの事でかかってきた訳ではありませんでした。桜丸、かアレルギーがあって、さされると、火傷したみたいになるんです、だから先生も心配してくれたのでしょう。はい、チャンチャランチャチャンチャランチャチャンチャランチャ~ ついでに、この時に担任に桜丸のチックの事を伝えると、気になっていたそうです。どうよ?つづく・・
2005年09月18日
なんと表現して良いかわからなかった末のこのタイトルなんだが・・・昨今では巷でこのような人たちの事を一体どう呼ぶのであろう???歳を感じてしまった一件でもあった。 先週末、ショッピングモールに行った。コネ夫君が、県体出場(仕事休んで、平日に県体出場なんだって!!公務員でもないのにそんな暇あるの?!)に備えてか、新しくゴルフシューズを買いたいと言うので、待っている間桜丸と桜姫を連れてゲームコーナーに行っていた。 桜姫は「オシャレ魔女 ラブ&ベリー」という手持ちのカードをスラッシュして、ラッキーカラーに合わせて着せ替えをし、相手(ラブを選べば、ベリーと、ベリーを選べばラブと対戦)と音楽(タイミング)に合わせてボタンを押して遊ぶ、リズム遊びみたいなゲーム。 桜丸は、「ムシキング」。これまた手持ちのカードを虫(カブトかクワガタ)と技を合わせて対戦するというジャンケンゲーム。どちらも、100円入れれば、なんらかのカードが一枚出て、コレクションを増やすことができるのだ。レアものなんか、1万円近くくらいする物もある。この前、桜丸は、知らないお兄ちゃんに、いい顏しようとして(後で聞くと、お兄ちゃんがお母さんにゲンコツ貰ってて可哀相だったとか言ってたけど・・・)カードをあげた。桜姫が「あのカード、もう出てこないやつだよ!」と言っていたので調べてみるとプレミアついて4千円もしてた、びっくり!! ものすごい人気ものなので、ならびに並んで、百円で30分くらいはかかる。こちらも、子どもだけをおいておくにはいかないので(と言っても、結構ほったらかしにされている子どもは多いものだ)私も、必然的に後方で子どもたちの様子を見ながら同じ時間待つことになる。暇、暇、暇~だいたい私は、ゲ-センというところが嫌いだ。最近は子どもが多いのでそうでもないが、以前はとてもタバコ臭かった。それが頭にあってか、とても不潔な場所に思えていた。あと、うるさい!そして、なんといっても、やはり、不良や、私の嫌いなタイプの人たちのたまり場みたいな印象だった・・・今やその印象は、払拭され、ものすごく家族向けの娯楽施設になっている。でも、あの耳障りな音は嫌いだな。 ふと、前方のソファーにふんぞり返って座っている女子中学生か高校生の4人グループが目に入った。中体連か高体連かわからないが、どうも体操服を着ているようだ。最近の学校の体操服は、短パンなのね。私の頃は、そう、「ブルマー」だったわよ。 その女学生達は、体操服を着、首からタオルをぶら下げており、ソファーに足をおっぴろげてふんぞり返って座り、口をポカ~ンと開けて、携帯を持った手を上にかざしてメールを打っている。それも、全員。カメラで撮る振りをしたら、少しはまともなポーズでも取り直してくれるだろうか・・・と思うほど、情けない、「終わった状態」。実は、このような女学生は、巷で本当によく目にする。コンビニの前で、スカートで堂々と足を広げて地べたに座り、やはり首からタオルをぶら下げて「ようっ!」とドリフのいかりや長介の「オ~~ッス!」みたいな挨拶を交している。もう、何と言い表わして良いかわからない。これは、もしかすると女子高生の間で流行ってることなのかしら???? 以前、高校生になった教え子がミニスカートでルーズソックス履いているのを見た時、おせっかいかもしれないが、「品が悪いからやめときなさい。自分と親を落としてるわよ。」とおせっかいにも、注意をしたことがあるが、この時の格好の方が、まだまだ救い甲斐があったように思える。その時の教え子は「は~い、気をつけマ~ス。」と、さらりと躱して、ちょっと話をして友達と塾へといった。ま、その子自身に救いようがあったのかもしれない。 でも、この時のグループは・・・・・何と言い様もなく、ただただ脱力感を感じるだけだった。せめて、口と足を閉じてくれ~~~~(;。;)~ と、ある時、その女子高生達が、一瞬正気に戻った!その女学生グループが、まるで草原のミーアキャットのように機敏に首をのばし目をキラつかさせ、一点に注目している(もっちろん、敵対視寄り)。その注目している先を見てみると、これ又ビックリ!! ああッ、これもなんて表現して良いのかわからない!ヲタクの好きそうな、アキバ系ロリータ族とでもいうのか・・・ピンクハウスとか、メゾピアノとかのミニスカート版を履いてて、とにかくフリフリなの!!ついでに、頭には、ちょっと一昔前のウェイトレスがつけてたような(アレ?これもなんていうのかな?)頭エプロンみたいなのつけてて、勿論ブリブリスカートの上にもエプロンね。で、フリルのついたハイソックスに、7cmから10cmくらいのヒールのサンダル。ロリータ顔にグラマラスボディーの演出がかなりきてます!!ああッ!もう、こんなんばっかかり!!ばっはは~い!もう、目はくるくるさぁ・・・でも、この秋バ系ロリータ族、2人組だったんだけど(ちなみに、黒とピンクバージョン)、姿勢は良くて、歩き方も背筋をのばして歩いてて、ほら、花魁が歩く時ってちょっと目を奪われるような、アレかな?ま、心持ち綺麗なんだな。でもって、仕種も、先程の女子グループと違って、おやじじゃなくて、いかにも女の子!って感じのキャピキャピ系。それも、それほどハデでない。どちらかというと、もの静かで、「ウフフフ?」(内股で膝と肘同士をくっつけてる、私たちの時代でいうとそう『振りっ子系』でも、思いっきり目を引くコスチュームな訳だ。 どちらも、そ知らぬ顔で、お互いの視線を気にしてるという、ちょっとした女同士の張詰めた雰囲気が漂ってはきたが、それがこちらとら暇なモンでちょいと面白かった。しかし、どっちにしても、ちょっと危ないサイト系の事件にいっぱつでハマっちゃいそうな感じの輩だったな~。これが最近の若者の流行なのか・・・・?桜姫はどちらかというと、セーラームーンが好きだったり、好みからして後者向きかも・・・な~んて、フッと考えてしまった私。なんて親なの!!いや!だめだわよ!!!どっちもダメダメ!やはり、ある程度迄は親の監視って必要だな。 しかしながら、このちょっとしたギャップを感じつつも興味をそそられる女子学生の嗜好の間、さてさて、どっちに1票を投じる?
2005年09月13日
あぁ~、なんて長い事日記をお休みしてたんだろう!もう、書く事一杯なのに、何からはじめて良いやら困ってしまう。 冬眠明けの熊って、こんな感じなのかなぁ?何となくだらだら気分が残ってて、それでいて、何かやりたい衝動にかられて、どこぞの動物園の熊みたいに頭抱えて「おぉおおっ」って唸ってしまう、という感じかしら。 とにかく、台風の今日直撃ルートのど真ん中にあるため、昨日からいろいろと災害時に備えた準備をしている。話はそれるが、私は、懐中電灯大好きなので、いろんな懐中電灯をもっている。 でも、今迄買い揃えた懐中電灯は、私に負けず劣らず懐中電灯の大好きな桜丸によって横取りされ、その上、壊されるか、無くされるかしている。ああ、POOR FLASHLIGHT・・・。やっと探し当てて揃った懐中電灯は無惨にもたったの4個だった。くくっ! とにかく、この台風、今も暴風域にあるが、すっごいよお~~~!!!とくに、2階に上がったら、もう近くの小学校の木は折れんばかりに揺れてるし、たまに吹く強風で家は揺れるし、ビビります。何事もなく、過ぎ去って行ってくれることを祈るだけですね。 東京の方は、寝耳に水状態の水害で大変だったみたいで、本当に自然の猛威というのを思い知らされます。ミシシッピー州のハリケーン被害も凄いし、これでブッシュも「地球温暖化防止政策」に参加する意志を見せてくれればいいのですが、彼のおつむでは無理かもしれませんな。それにしても、ブッシュが災害地を視察する前に、ミシシッピー州知事が、思いあまって言ってた言葉は本当に真実味があったな。正直、私もアメリカの国力で来ん程度の災害援助活動しか出来ていないことは、ちょっとばかし意外だった。 ちょっと現実的愚痴をひとつ。実は、この台風で、一人暮らしになった義父がちょっと気になったので、家に寄ってみようかと思ったのだが、やはり寄らなくて良かった。家に帰って、何となくの罪悪感から、コネ夫君に「実は、今日、屁理屈家に寄ってみようと思ったんだけど、私が行って、後々大袈裟に言われて、お義姉さんに、またまた文句を言ったりされたくないから近くの神宮様にお願いだけしてきたわ。これ以上、私を引き合いに出されて、他の人を傷つけるって事はしたくないから。」と言った。すると、実は、今日、義父から電話があって、ちょっと外に出てて帰ったら家がキレイに片付いてたから、私が来て片づけてくれたんじゃないかと・・・これは、絶対に義兄なのだ。 確かに私は、義母が入院している間、義母を心配させたくない思いで、掃除をしに行っていたが、私以上に義兄は、義父の為に掃除・洗濯・食事の準備をしていたのだ。それなのに、義父は事を何かと大きくする為、そして義姉に嫌味を突き付ける為にわざわざこちらに振る(ように思えるし、多分そうなんだと思う)。とにかく、私にとっては最悪な存在になってしまった。(実は結婚前からなんだけど、義母の死をきっかけに表立ってしまった。ちっ!折角隠してたのに・・・)いろんな事件があったのだが(すごいぞ!)、私の日記にはかけない事もあるので、お友達のところに行って書かせてもらおうかなって、甘えている。だって、この思いは、自分の中だけにとどめておいたら、既に体調を壊しているのに、精神的におかしくなりそうだもん。 みなさ~ん、よろしくね~~~~(;。;)/ ここで、今迄いろいろと心配してくれてたお友達~~!ありがとうございました!!!本当に、桜丸の医療過誤の時もそうだったけど、こんなに励みになってくれるお友達って、本当にありがたいです。 何とか復活しました。これからも宜しくお願い致します。
2005年09月06日
いよいよ今日から、サマーキャンプが始まる。朝8時30分から午後2時45分迄だ。 カナダ到着時に、迎えに来てくれていた、キャンプの斡旋をお願いした日系の会社のスタッフに、学校に持参するよう渡された書類には、桜姫と桜丸のレジストレーションナンバーとコース名が書かれてあった。 そこで、ふと目に止まったのが、そのコース名。そこにはESL Day Campとあった。あれ?頼んでいたのは、アートのキャンプなのに・・、何やら変な焦燥感にかられた。勿論、その場でも、後で会社にも電話して尋ねてみた。すると、かえって返事は「大丈夫です、ESLと書いてありますが、内容は絵を描いたりするもので、さる鳶様から御依頼されたものです。前担当者も確認していると思います。」そうなのだ、じつは、この学校の斡旋をお願いした時の担当者は既に会社を退職しており、途中で担当者が変わっていたのだ。 じつは、この学校のプログラムは、私自身が当地の教育委員会主催のサマー・キャンプをウェブ上で見つけたもので、自分で全て申し込みをやっても良かったのだが、何せ地理が全くわからない。キャンプに参加するには、交通手段や、何よりも宿泊先を見つけなければならない。 はじめは頑張って探していたのだが、仕事もあるので、なかなか進まない。こんなにも地理感がないと難しいものなんて!!情報の必然さを思い知らされた。日本と違い、一歩間違えば危険な場所もある。子どもたちと私だけなのでそういうところも困るし、だからといって安全なところでも、交通の便が悪いかもしれない・・・そういうことを考えた末、現地の斡旋会社に依頼することにしたのだ。 学校の名前を言えば、手配くらいは簡単だろうし、地理を知っている分、お金はかかるものの、そう大した間違いはないだろう、斡旋を仕事にしている訳だし、日系なら何処の会社もそうは変わりはないと高をくくってしまった。 コース以外にもうひとつ気になったことがあった。それは時間帯。私が見つけたコースは、絵画を楽しむコースで、それは、午前と午後のどちらかを選択する分だった。コピーした資料にもそう書いてあったし(日本語で)、その事も伝えていたはず。だから、早起きの苦手な私は午後を指定したのだ。でも、受け取った書類には朝8時半から午後2時45分となっている。 これも聞いてみると、ESLの中で選択科目になっているので、絵画コースは午後からとなっているということだった。だから、気になっていたお弁当もいらないと! 「そうなのね。(^。^)」と(無い)胸をなで下ろした。 そして、何度も確認したけど、持って行く物はもしもの為に筆記用具だけで良いって言ってたが、あまりにも私がしつこくお弁当の事を言ったので、「では念のために、気になる様でしたら軽いランチかスナックを持たれるのも良いかもしれませんね。」となった。 結局、納得した上で意気揚々と(ウソ、本当は、朝6時おきで、バタバタと、でも気持ちはスッキリよ)出かけていったのだった。だいたい、宿泊先も、いくら安全なダウンタウンだからといっても、学校迄片道1時間かかるところにとってあったので、この会社本当にちゃんと考えてるンか?!と憤ったが、この頃には、キャンプに参加出来るうれしさで頭が一杯で、その道のりすら楽しかった。最初はね・・・・ で、1時間かけてやっと学校に辿り着いた。レジストレーションの関係もあったので、初日は早めに着くように朝7時にホテルを出た。いざレジストレーションをすると、(久々なもんで、私も緊張したわ~~なんか、こわかったもん、顔はこわばってたね、きっと)すんなり受け付け終わり。でも、ちょっと気になったので、「実は、このコース、ESLってなってるけど、受ける内様は絵画(アート)のはずなのですが、午前と午後どちらを受ければ良いのですか?」ト尋ねた。すると、「そんな物は無いわよ、ESLはESLのコースだから、内容については担当の先生に聞いてちょうだい。」との回答。「でも、私は確かに、日系の斡旋会社にオーダーしたの。ESLの授業は、上の子はともかく下の子はついていけるかどうかわからないし。」「何処の会社?」「○○シーズンズという会社です。」「そんな名前聞いたことないわね。でも、確かに、あなたのお子さんたちは登録されてるわよ。」当たり前だ!高い登録料も払ってるんだから(インターナショナルだとものすごい金額なのだ) ちなみに、ここでその登録料の内訳を御説明しよう。 Summer School Placement fee 2 $300 Summer Program fee 2 $1340 Airport pick up fee (round trip) $440 Support fee $178Thank you なにやら、こっちに住んでいる訳では無いので、税金の関係でインターナショナルの生徒は高くなるとのこと。ま、ありがちだけど、とにかく高いので吃驚した。正直、これを見てやめようかとも思ったし、会社側が余分にとってるんじゃ無いかと思って問い合わせたほどだ。その上、迎えに来なくても良いし、サポートも必要無いからいらないというと「一応、セットなので・・」と言われた。仕方ないので、これも払う羽目になった。みみっちいかなぁ・・ そう、本題に戻ってと、 何々?どういうこと?一体何が何やらわからなくなってしまった。つまり、こちらのお願いしていたコースと、学校が登録しているコースが、書類上にも記されている通り、違ったのだ!!!書類がある以上、学校は間違ってはいない。あくまでも、完璧に!斡旋会社のミスなのだ。その上、桜丸の事についても、基本的にこのサマーキャンプについてはスペシャルニーズの必要な子どもは受け入れられないという。私は、いの一番に桜丸の状態を会社に説明していた。だから、アートコースを頼むのだともいったはず。全く伝わっていなかったし、この会社は学校に確認すらしていなかった。 それで、斡旋会社にも連絡とったけど、会議中で誰もでられないといわれ「緊急事態です!」といってもダメだった。何の為の緊急連絡先なんだ?で、思いきって結局自分で、交渉開始!となった。今迄の経緯を話し、コースについて尋ねると、私がお願いしていたコースは、あるにはあったのだが、キャンセルになったらしい。理由は聞かなかったが、人数不足とか、講師の都合とかそんなところだろう。もう、悔しくて悔しくて悔しくて、悔し~~~~い!!!!でも涙を堪えて、この時は必死で説明してたから、泣く訳にもいかない。なんとか、どうにかならないか、何が一番良い策かを考えた。 そこにちょっと助け舟、ここの教育委員会には日本人のスタッフがいて、その人がこちらに来ていると言うのだ。いつ会えるかはわからないらしいが、ま、もう少し何とかなるかもしれないと思った。何より良かったのは、この学校のスタッフがものすごく親身になって考えてくれたことだった。 はじめは、桜丸に関しては、オールリファンドだと言うことだったが、「あたしは、この子の為に、ここのアートキャンプを受ける為に、日本からやってきたんだ!斡旋会社のミスはとても不運だが、それに変わる何かはあるはず。」と力説し懇願したからか、時間の余裕を持たせてくれて、今日のところは一応ESLの授業を受けて行ったら?と言ってくれた。プリンシパルの時間が開いたらもう少し詳しく話しましょう。と言うことで、私たちは、時間通りESLの授業に入った。 ESL、正確には、ESL Activity Day Campには、19人の生徒がいて、日本人は桜姫と桜丸だけ。後は、韓国、台湾、中国の子どもたちだった。最初は、何人かの保護者がついていたが、担任のMiss.Chenに言われて、外に出た、というか、帰って行った。子どもたちは、学校にいる間、全て担任にお任せしますっていう書類にサインしたわ。私もはじめは桜丸が心配だっらので、外で少し窓から様子を垣間見ながら待機していた。 はじめは、和やかに進んで行っていたが、やはり、出た!桜丸は、このような新しい環境に適応するのに時間がかかる。だから、先生の言う通りに事を進められない、ましてや英語!ダダをこねまくるし、先生に言葉をかけられても、日本語でいろいろと言い、泣き出した。「あいた~~~っ」と思いながら様子を伺っていたが、やはり、先生のほうが折れて、私を呼んで「お母さんがいれば少しは落ち着くかもしれないからちかくにいてあげて。」と私も中に入ることになった。 今日の内容は <School Begining> 8:30am - 10:30am Reading & Writing 10:30am - 10:25am Play & Snack time 10:25am - 11:55am Teacher baking Sponge Cake (Demonstrates) 11:55am - 12:30pm Lunch time 12:30pm - 1:30pm Walk around the School 1:30pm - 1:45pm Play time 1:45pm - 2:45pm sport 桜姫も桜丸も、割とすんなり教室に入って先生の話を聞いていた。桜丸も、やはり桜姫が横にいるからか、桜姫のやることを真似して何とかついて行っていた。しかし、だんだんと先生がひとりひとりに自己紹介や発言を求めるようになると、流石の桜姫もビビって声がでない。桜丸も、やはり初日ということもあって、内に籠りがちだ。私は、先生の妨げになると嫌なので、桜丸が和んできた辺りにすっと外に出た。それが悪かった!気付いた桜丸が騒ぎだし、結局2人揃って外に出ることになった。 そのとき、虫好きの桜丸が蜂を見つけて、観察(いじくってたんだと思う)していて、さされてしまった。Waspだと言っていたが、桜丸は「違う、ワスプじゃなくて、セアカアシナガバチだよ!」と言っていた。アレルギーなんかがあったらどうしようかと恐かったが、「大丈夫、アレジーがあったら今頃顔中腫れてて大変よ。」と言って、グリスみたいな塗り薬をささっと塗っただけだった。桜丸も、自分のミスでこうなったことを理解しており、ものすごく我慢していて、泣きもしなかった。「I'm OK! Thank you veru much.」と、手当てをしてくれた人にいい、無理してにっこりとしてみせた。お調子者で良かった。 男の先生も来て桜丸の、ブッスリと針の後の残った傷口のある指を見て、「WOW~~~!You're Brave Boy!」と、背中をバンッ!と叩いて励ましてくれた。後に、この事件こそが幸運への扉となった。 クラスの皆が並んで屋外へ出始めた。桜姫に聞くと、「外で遊ぶみたい。」どさくさまぎれに桜丸も一緒に並んでついて行った。芝生の上に丸くなって座り、手遊びやゲームが始まった。いかにもの光景だなぁ。 かなり楽しくしていた桜姫と桜丸。お陰で桜丸の機嫌もよくなり、その上、英語での手遊び歌もその日の内におぼえてしまった。 play time 後のMiss.Chenのデモンストレーションも、ケーキを焼く手順や様子を、よく見てスケッチしていた。あまりにも集中してよく描いていたので感心したが、桜丸の方は、後で聞くと書いていなかったのが判明!なに~~~っ?! でも、ちょっと、教室を覗いた時には、先生の側にいって何か言って(日本語で伝えてたらしい)ちゃっかりケーキも食べていた。 午後は、午前中に出来なかったWritingをするということだったが、桜丸は途中で騒ぎ出したので、外へ出した。桜姫は授業に参加した。担任のMiss.Chenも、プリンシパルと話をしてみるようにいってくれていて、丁度いいタイミングだと思い、桜丸と一緒にプリンシパルを尋ねた。 プリンシパルはMr.Chanといい、なんとさっき、蜂にさされた桜丸を励ましたおじさんだった。桜丸も顔馴染み(?)だということで、少し気を許していたから、ニコニコしてくれていた。おかげかどうかはわからないが、今回は特別に桜丸の参加を認めてくれた。但し、私が、授業の間アシスタントの役割をする為、ずっと桜丸についておくこと。授業中に騒ぐことがあったら、すぐに教室を出て、以降はアクティビティーのみの参加にするということ。これが、条件としてついた。
2005年08月02日
カナダ行きを目の前にして、なんだか家の事は片づかないし、何より、子どもたちの宿題が、あと一歩というところで、だらけモードにはいってしまう始末!学校から配られた、夏休みの予定表には「継続は力なり!」な~んて書いてあるんだが、カナダに行ってからじゃ宿題なんか継続するはずがない、何より私が無理だ!「やれるもんは、早くやってしまえ!!特にな夏休みごときの継続なんざ目に見えてる。そんな短期間の継続なんていらんだろ!限定期間無しに、毎日コツコツやるのが継続ってもんなんだ。君たちは、コツコツと私に従え!力になるわよ。間違いない!!」と呷りまくってる。という事で、夏休みにはいるや否や、猛ダッシュで宿題オールダーン目指して頑張ってる、それも、1週間で。桜丸は、あと1ページとなった。桜姫は、いい気になって、1学期中に自己学習したところが仇になった。宿題は、1学期に進んだ漢字ドリルの復習。個人個人で違うので、各々やっておきましょう(^。^)ときた。桜姫は、本を読むのが好きなので、みんながまだ習っていない漢字迄やりたがって、朝の自習時間なんかにガンガン進んでいってたらしい。後悔しながら、黙々と漢字ドリルをやってる桜姫がなんだかおかしい・・でも、進むって事は良い事だよ!!と、肩を叩いてやっている(笑いながらだが) さてさて、カナダ行きもあとちょっと、なのに私の体調が今一つなのだ。喉と胃が痛むし、この不整脈。何とかならないもんか・・夏風は長引くっていうけど、かれこれ1ヶ月だよ!その上、歯医者にも行かなくちゃいけないしで・・・結局歯医者は帰ってからになった、それも抜歯だ、抜歯!!去年の10月に悪くなって行ったのに、その時は、「噛む方の歯だから」と、かぶせた金属を外さなかったのだ。で、今回、結局おかしいってんで外してみると、見るも無惨に朽ち果てていた。それも、歯根迄。お陰で抜歯!!良い先生でお世話になってる先生なので文句も言えず、なんだか、悔し~~~ッ!! 姑くは、日記もお休みしちゃうかもしれないけど、カナダでネットをつなげれたら、続きを書きます。
2005年07月27日
今日は、桜姫と桜丸は、終業式だった。とうとう、怒濤の1学期も終わった。終業式につきものといえば・・・「あゆみ」もっと引っ張ろうと思ったけど、「あゆみ」意外に今日のイベントはない。 この前のPTAで「あゆみは「できる」を中心につけています。取りあえず、目標は、3学期を一番良くしていくようにしています。」と、宣言された。じゃ、目立って良く出来ていない以外はそこそこにつけているという事ですね。で、それなのに「もう少し」があるって事は、相当ひどいって事なのかしら??すっごくドキドキもんだ。 公立の先生方はには、通知表の付け方マニュアルがあると従妹から聞いた事はあったが、こういう事なのね。マニュアルでいいのか? 従妹は、関東の私立の小学校に勤めているのだが、通知表をつけるとなったら胃が痛くなるほど大変なのだそうだ。まぁ、正直につけてはいるのだが、保護者によっては塾ではいい点をとっているのにこの通知表の評価では気に食わない!!と怒鳴り込んで来る人もいるらしい。かといって、無理して良い点をつける訳にもいかず・・・すごいところでは、通知表をつける前あたりになると、やたら家に呼んだり、飲みに誘われたりするらしい。こわ~~~、そこ迄するほど必死なんだなぁ。大変だなぁ。 で、「あゆみ」。桜姫は相変わらず無難でした。「もう少し」はひとつもなかったが、一応本人が目指した「よくできる」が「できる」をギリギリ上回る事は出来なかった。しかし、これは、担任の3学期最高を目指す為の小細工であって、そう気にする事はない。しかし、桜姫にそんな事は言えないので「残念だったね、どこかで、ちょっと努力が足りなかったんだ、2学期頑張ろうね。」といった。しかし、心の中では、桜姫と約束していたゲームソフトを買わずに済んだので「ラッキー!」と密かにガッツポーズをとっていた。それより、吃驚したのが、桜姫が2年生の終わりに、県の作文コンクールに出した作文が「県入選」をし、全校生徒の前で表彰されたという事だ。実は、裏には、泣きながら、私に怒られながら夜遅く迄かけて書いたという苦労話があるのに、みんなは知らないんだ・・・ふふふでも、頑張った甲斐があったというものだわ。わたしもだけどね。 さて、桜丸。こちらは「良く出来る」は2個だけ。あとは結構生活面は評価してくれてた。「もう少し」は全然なかった。あとは「できる」のオンパレード。つくづく、通知表って、子どもの評価ではなく、担任の評価って事だなって思うのよね~。 さてさて、ハリ-・ポッタ-6、何故か読みはじめると、眠くなっちゃうしろもんですが、何とか読み進めています。相当飛び抜かしたぞ。 明日から、夏期集中授業だ!朝からぶっ通しだよ~ん。ふぁいとぉ~~
2005年07月20日
届いた・・待望の「Harry Potter 6 -The half blood Prince」でも、それも2冊・・・なんで?どうやら、以前5巻を購入した際、既に予約していたのを忘れてしまって、発売決定と同時に興奮してしまって、だぶって予約を入れてしまったらしい。仕方なく、配達してくれた日通のおじちゃんにまた取りに来てもらった。 意外かもしれないが、私は、児童文学、特にファンタジー・・好きなのだ。勿論、好き嫌いはある。でも、読めばのめり込む。(たんじゅ~ん)ミヒャエル・エンデのもの、ハリー・ポッタ-、ダレン・シャン、ロード・オブ・ダ・リング等、トルーキンじゃないけど、児童向けの物語は無限に想像力をかき立ててくれる。ま、私自身、内容が子どもなんだけど、それだけ。 それにしても、最近のは結構「児童」といっても「これが児童向けか?!」っていうほど描写が細かかったり、ダークだったり、えぐかったりする。桜姫が読み続けている「デルトラ・クエスト」なんて、まだ可愛い方だ。しかし、何でいらぬ事、子どもたちの想像に任せリゃいいものを、「オフィシャル・イラスト集」なんかを出すんだろう。折角、子どもたちが自分の頭の中で想像して作り上げた怪物や、妖精や、人物像を根こそぎ蹴倒してるような気がする。出版社!余計な事しないでよぅ! 想像を根底から覆されたものの代表に「キャンディ・キャンディ」がある。あと「はいからさんが通る」も。漫画だけど、当時、はまって読んでいた漫画が、大人気、読者の皆様からの熱い要望に答えていよいよアニメ化決定!!って、どう考えても、テレビ局の意向でしかないじゃんってな事になった時、その自分で想像していたものと、アニメで使われる実際の「声」とのギャップに悩まされる事になる。前述の2作は、私にとって「ガガ~ン、違うぞこれは!」と少女の心にショックを与えられたものであった。心外な事に、以降は、どの「キャンディ・キャンディ」を読んでもあのアニメの声でしか読めなくなってしまうという事だ。リアクションの仕方も、頭で想像する擬態語もすべて、アニメの中で作られたイメージになってしまう。そう、すべて、あの「にゃににゅにぇにょ~」的なキャンディーの声になってしまうのだ。恐ろしい~脳内ハッキングじや~~ ちなみに「これは!いいぞ!」と思ったのが、「エースを狙え!」これは、まあまあ納得のいく声たちだった。どちらかというよりも、お蝶婦人とかに「声」の重点をおいていた私にとって、あの岡ひろみの声は、あんなもんだろうなと妙に納得したのだ。 ああ、いかん!続きを読まねば・・・でも、児童向けといっても、私には結構きついのだ・・・ある程度の単語は飛び抜かして、どうしても気になる単語は電子辞書。だから、とっても進度が遅い!!その上、子どもたちの、有り余るパワー!この暑いのにどうしたというんだ!!というくらい元気!壊れる寸前の機械みたいに動く・・・もうすぐ壊れるのかな?心配だ。最近は「パンツ」のネジが弛んでるらしく、昨日も「パンツ!パンツ」で盛り上がってた2人。やっぱり変だぞ・・
2005年07月16日
桜姫は、だいたい年に2度ほど遠視・弱視の検診に行く。そして、年に1度は「アトロピン」という目薬を、検査日の1週間前から毎日朝、晩さして目の屈折検査を行う事になっている。この薬は、瞳孔を開かせる為、差しはじめると、ものすごく眩しくなり、はじめの頃は、家の中でも机の下に潜り込んでたほどだ。まさに「穴ぐら生活」の桜姫だった。 余談ではあるが、この「アトロピン」、実は、とてつもない猛毒である。それも、かなり昔からあるものらしい。あのハムレットで使用された毒性植物ベラドンナの主成分がこの「アトロピン」。心臓も止めちゃうし、瞳孔を開き、視力を奪う(全くじゃないよ、ぼけるくらい。調整が効かなくなるって事かな、でも、死んじゃったら、視力云々の問題じゃなくなるけど)。でも、面白い事に、この「アトロピン」は「エピネフィリン」という薬と併用して心停止の時の治療にも使われる(確かそうだったような・・)。「エピ」は交感神経に作用し、「アトロピン」は副交感神経を遮断するように作用する。ってことは、交感神経が優先的に作動して、心臓をバクバク動かす指令がいくって事になる。「アトロピン」が交通整理をして、副交感神経の信号を止めて、交感神経の進行を優先的に進ませるって事なのかしら。 話はそれそれに反れたが、この猛毒を桜姫に投与するのは、非常に恐かった。でも、このまま放っておいては、桜姫の視力は、どうなるのかわからなくなり、何の為に早めの矯正を心掛けたのかわからない・・・なるべく体内に入るのを避ける為に、点眼後は1分ほど目頭を抑えておくと良いらしい。っていっても、そりゃ「時間差」ってモンがあるんだから少しは入るのが当たり前だけど、しないよりはマシかと、その手で1週間やった、と言うか、やらざるを得なかった。 今年で、3回目であるが、おかげさまで、桜姫の視力は、かなり上がった。おそらく、ずっとメガネか、大きくなったらコンタクトとの付き合いは続く事になるだろうが、私のように、どんなレンズをつけても視力がでないという事は免れそうだ。遠視は、ほぼ100%親からの遺伝らしい。気がつかず、放っておくと私のように視力が上がらず、結局片方の目だけでものを見る事になってしまう。ちなみに、わたしの片目は2、0で悪い方は0、1ない(弱視なので、その日によって視力が変わるが、見えない事には変わりない)。眼鏡をかけてはいるが、アンバランスな視力を調整する為に、良い方を少し落とすようになっている。慣れればこちらの方が見やすい。なぜなら、ずっと裸眼でいると、良く見えるのだが、ほとんどを良い方の目だけで見ているので、必ず後で頭痛が襲って来るし、めまいさえし始めるのだ。アンバランスな故、よくぶつかるし、一時期流行った「マジック・アイ」だっけ?あの3Dの本も見えない事が多かった。 もし、なんらかの事故などで、良い方の目が見えなくなったら、どつぼである。私は幸い免許が取れたが、若いうちにこんな不幸に見回れたら、何の資格も取れなくなってしまう恐れがあるのだ。 桜姫の場合。メガネをかければ、1、2は見える。「見る力」が出来たのだ、良かった。「アトロピン」の投与も、桜姫の視力アップの助力となっているという事か。 結局、桜姫は、眼鏡のレンズを作り替える事になった。成長し、目の筋肉も固まってきた事もあり、そろそろもうひとつ度を落として訓練してみる事になった。今迄は、7悪かったら、7用の度数をつけていたが、これからは6用の度にして視力を出すという。だんだん度を落としていけたら、眼鏡のレンズも軽くなるかもしれない(単なる希望的観測)、だって、遠視用の眼鏡のレンズって凸レンズだから重いのだ。汗なんかかいたら、すぐに「桃屋の鼻眼鏡」になってしまう。ガンバレ桜姫! ところで、実は私はこの桜姫の視力について、たまたま主治医がいなかった時に担当した女医に、私が弱視だという事もあるので、桜姫の視力はどこ迄回復するのか聞いてみた事があった。ところがだ!!!この女医、何というク○医者!フ~ッ、と大きな溜め息の後「あのですねぇ~、弱視というものは・・・云々、遠視というものは・・・云々・・・」と、前にも聞いた事を説明して、「ですから、桜姫の視力はどこ迄治るんですか?」ときくと、スタイルの良い足を組みかえ、机に肘をつき、指でくるくるとペンを回しながら眉間にしわを寄せて「いいですか?お母さん。」もう、この時、こいつのこの態度で私は獅子の歯噛みをしたが、周りには沢山の子どもたち、桜姫を目の前にして怒鳴る訳にもいかず、ぐっと堪えたところでぼろぼろと涙が溢れてきた。それを見たこの○ソ女医は、またもや大きな溜め息をして、椅子の背もたれにもたれ掛かった。 すかさず、隣に居たもうひとりの、ちょっとキャリアが上っぽい女医が私に、ゆっくりと説明をした。この後に及んで、またもや同じ、弱視の説明からはいっていこうとしたので、「失礼ですが、私も弱視の身ですので、それについては自分でも調べておりますし、主治医からの説明も受けています。私が聞きたいのは、今後の娘の視力についてです。私は視力が出ませんでしたが、いずれ眼鏡をとる事はできるのでしょうか?ということです。」と言うと、やっと「眼鏡とは長いおつき合いになると思います。気になるのであれば、中学高校生くらいであればコンタクトに変える事になると思います。」 全く、この事を聞くだけでとんだ恥をかいてしまったモンだ!!それにしても、今思い出しただけでも向かっ腹の立つ女医だった。あの時は、真剣にその大学病院の医事相談窓口に言って行こうと思ってたくらいだが、その女医の名前も怒りのせいで忘れてしまった。後で調べたが、いずれなくなるだろうと思ったし、実に、今はもういない。 実は、昨日の桜姫の担当が、このフォローした女医だったのだ。おぼえてたかな? それにしても、桜姫の眼鏡を作り替えるのか・・・こういう時の為に眼鏡を2個買ってはいたのだが、遠視のレンズって高いんだよね~重いから、なるべく軽くしようとして高価なレンズにせざるをえない。子どもだから傷の着き難いコート加工をしてもらう。結局、2、3万はかかるのだ。私は、なるべく、ずっとかけさせておく為に、フレームは自分で選ばせた(他のものも、後で文句を言わせない為によくする)。自分が、母が勝手に選んだ眼鏡が気に入らずかけなかったからだ。桜姫はモノをよく見る。そして決まって良いものを選ぶ。今迄買った2個の眼鏡は、小振りの大人用をわざわざ子供用にアレンジしてもらったものだ。でも、そのおかげで、桜姫は、朝起きてまず「メガネ」、寝る時に「眼鏡」と外して寝る。という習慣が着いており、視力もそのおかげで上がったと言われた。最初はきついが、結局良かったのだ。と、自分に言い聞かせる・・・ 今や眼鏡のない桜姫は、横山やすしの様に焦る・・・。「め、めがねめがね・・・」と。
2005年07月14日
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