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NabeRen

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2006年12月11日
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カテゴリ: 桜丸の教育
最近,私は,仕事のことを含めて,軌道修正に出た.

ことの発端は,桜丸の宿題.

2学期に入って、運動会が終わってから,(やっと)かけ算に入った桜丸たち2年生.あれ?桜姫の時は,もちょっと早かった様な気もするが,まぁ,桜丸の為にはこれが良いのかもしれないと、安気に構えていた.

それは別に良いのだが、「2年生になったら、かけ算じゃ!」とばかりに、お風呂でも、2学期に入った時から少しずつ九九を言わせて、馴染ませて来た.あまり早くに覚え込ませると、まだ始まらないかけ算のお勉強への焦燥感に繋がってもいかんし、飽きられて、モティベーションを下げられても困る.
ということで、暫く2の段と3の段をてれてれと、3歩進んで2歩下がるテンポでやっていた.って、実は、こちらも結構「まだかな?まだかな?」状態だったので、多少のところ勇み足だったかな?と弱気になっていたのだった.何せ、桜丸の動機付けには、再生が聞かない時があるから難しいのだ.結構しっかり、物事の面白みを吟味するところがあるので、一度失敗すると、おだて上げるのに結構忍耐が必要にもなる.だからといって、甘い顔をするのも時間の問題なので、いずれは、強制的にさせちゃって、桜丸も泣きながら取り組むと言う始末.
まさに親子で涙のドロドロ劇なのである.

「結局やるんなら、はじめっから素直にやっときゃ、怒られて泣くなんて、無駄で嫌な思いをせずにで済むのに.」・・・な~んて,世のつじつまが合う様なことは通用しないのである.
同時に、私の方も、もちょっと、導入時期と段階を考えときゃ、こんな思いをしたりさせたりしなくて済んだのに・・・と、深く反省をするのであるが、いつもこんなもんである.

わかる?このブレイクダンス並みのステップ.中々前に進まないのよね~.と言うより、前進するのに、とても無駄なステップが多いのである.北朝鮮の軍隊行進のように横向いて敬礼しながらも、さっさと前に進んで「マンセー!」って言うんじゃなくって、同じスッテプを繰り返しながら、人とぶつかりそうになったら知らん顔でスラット避けてくるくる回って行く社交ダンス・・・????いや、これは、かいかぶりすぎ。きっと、頭にネクタイ巻いて泥酔した酔っぱらいが、片手に、算数ノート、片手に鉛筆を持って、帰宅している姿なのかもしれない.


いいぞいいぞ!

そこで、「よし、桜丸には、インド式99×99までの九九を覚えさせよう!!(ちょっと不安だが、一抹の希望込み」と、意気込んだほどだった.一般常識では、馬鹿な親だが、これがサル鳶家では常で、その証拠に、対外
冷静に物事を見ているサル鳶実弟が、「桜丸は、この調子で、インドのかけ算やらせたら.」などとすらりと言うもんだから、ほれ、やっぱり!みたことか!と、ますます、その気になり、一抹の不安なんてすっ飛んじゃいましたわよ.

でも、いまだに、家ではキチンと言えるのに、学校の九九発表タイムでは、皆の前では早口になってしまって、只でさえ吃りがあるのに、緊張するもんだから、いつも失敗して、シールが貰えないの.で、いつの間にか、皆に先を越されて泣いている始末.できるって分かってるから、よりいっそう悔しいらしくって、かわいそうに.でも、案外早くから九九を言えていた桜丸は、一応、クラスメートからはかけ算よく知ってるっていう認識を持ってもらったらしい.でも、それも、皆が覚えてしまった今では、当たり前になって、これからどう応用させて行こうか、思案中です.

で、毎日、算数の宿題プリントを貰ってくるのだが、先日、そのプリントの中に、1学期の時にやった復習として、2桁の足し算、引き算の計算があった.
はじめに、かけ算の計算問題を、それは見事に、ばばばば~~~~っ!とこなした桜丸が、いきなり、出来るはずの足し算で、出来ないと言って泣き出した.5+8が分からない.かけ算モードを足し算モードに転換させることが出来なかったのだろうが、それよりも、かけ算で「出来る男」をこなしてみせた桜丸が、いきなり、「出来ない男」になってしまったギャップを受け入れられなかったのかもしれない.イタリア人かっ!

とにかく、これはまずいかも・・・。

これが、私の、軌道修正計画の始まり.
長かった~~~(説明が)。私の説明も、泥酔状態がみられますな.

まず、まずいことだが、桜丸には、きちんともう一度筆算のやり方を教え直して、何問かの例題を出したら、難なく出来るようにはなった.まだ、ちょっと慌ててミスをするところもあり、繰り上がりや桁のところでこんがらがるところもあるが、じっくりやれば、キーキーを出さずに落ち着いて出来る.ただ、14+28などはすぐに出来ても、12+20とかが出来ない.桁の整理がまだ苦手のようだ.これも含めてだが、桜丸には、やはり、反復が必要なんだと再々再々・・再認識。そう、いつもそう言ってはいたのに、やっと今になって、腰を動かすことにためらわなくなった.時期が来たのか・・

そう、いつも桜丸に必要なことは分かっていて、コネ夫君とも話をして、就学後、学校での勉強をしっかりさせる為に、ドリルを買って、これはコネ夫君が毎日みてあげるって言ってたのに、結局、まさに、3日坊主.


今までは、私も、他の家庭から子供を預かり、学習させる立場なので、建前としては、授業料をもらっている以上、学力を伸ばしてあげることが第一の絶対条件だ。しかし、実際はそれだけでなく、幼児の頃から知っている子供たちなので、我が子のように、何とか力になりやいという無条件の情がある。分からないところは分かるようにし、自信を持てる位の力を持たせたい。それを目指して、今まで来た。私だけでなく、皆、無条件に、なんとかして、伸ばす!と頑張っている。まじです。
ところが、考えてみると、桜丸も,生徒の一人なのに、なんと、身内だからという考えで、後回しにしているところがあった。なぜなのか分からないが、でも分かる様な気もする。身内には、厳しいのだ。
血がつながっているからこそ、分かっていないのが、悔しいし、厳しく接してしまうのだ。

こんなことじゃいかん!!
自分の子供ですら1番に考えきれないのに、よそのこのことを考える資格は無いんじゃないか??

野生の動物は、まず、自分の子孫をよりよい条件で残す為に教育をする。それは、自分の為でも、子供の為かもしれないが、第一に、永きに渉って、良い子孫を残す為だろう。
私達は、野生ではないが、何か順番が違う。
最近は、だんだん日が落ちるのも早くなって来た。仕事が終わる頃は、もう既に真っ暗。
そんなとき、サル鳶実母も出張でいない時は、子供たちだけが家にいる。これは、私には耐えられなかった。

なるべく、一旦帰って仕事場に連れてくるのだが、これも、他の先生たちのことを考えると、気が引けてしまう。
どうしよう・・・と考えている時、
「なんだ、私は、仕事と子供を天秤にかけてるんだ。」と軽く思った。
こりゃ、話が早かった。天秤にかけたのなら、重い方は決まっている、「子供」じゃん。
子供たちにとって、この時期は、今しかないんだから、動かなくてはいけないのは、私だったのだ。
今まで、私は自分の仕事が好きだった。楽しかった。やりがいもあった。
でも、ものを教えることをやってたからこそ、今の必要性に気がついた。
特に桜丸は、スペシャルニーズ。彼に必要なスペシャルは、まずは私だ(そうだったじゃない!忘れてた)。

桜丸の、宿題。出来なくて泣いたけど、ゆっくり教えたら出来た。
教えれば、出来るんだ。
ゆっくり落ち着けば出来るんだ。
教えたら、分かるんだ。

桜丸の『タラレバ』は、前進への『タラレバ』で、それを手伝うのは、私しかいないのだ。
何で、今まで分かってたのに、動かなかったんだろうなぁ~。これからは、ニラレバも食べよう。

今が時期なんです。
これは、偶然ではなく、必然の時だったのです。
いままでの、時間は無駄ではないのです。
ハンド・パワーです(って,これは違うか)

国分太一君の声が聞こえてきそうだわ。

とにかく、これもいつまで持つかわかんないけど、動き出しております。
丁度、職場も、他の先生の正課の強化を見直す為に、色々考えてたってこともあって、
課外で強化をやることになった。課外専門の私は、暫く蚊帳の外。今は、小学生のみの授業。
先生たちの成果をみてから、又カリキュラムを変えて行くことになった。
今後は、仕事量はかなり削って行くことになると思う。
他の先生の負担にならないように、私が、これ又動くことになるかもしれないが、これで好しとなるだろう。

一つ、ちょっとだけど、動いた。
長かったな~これも。





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最終更新日  2006年12月11日 12時22分04秒
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