窓辺でお茶を

窓辺でお茶を

April 12, 2013
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内田樹さんの昨日11日のツイートにたいへん興味深く、また心配になるものがありました。

こちら の11日の分(他も興味深いですが)です

内田さんによると、TOEFLを入学試験に義務づけるのは改憲案22条やTPPと同じく、国民国家解体を促進するためのプロセスだということです。
以下引用


グローバル化とは端的に言えば、「死者たちの世界」との回路を断ち切ることです。シンガポールやフィリピンや韓国やベトナムでいま起きていることです。祖父母たちが母語で書いたテクストを孫の世代はもう読むことができない。

それは固有の文化を失うことであると同時に、「私は『死者たちの代理人』である」と僭称する政治家やイデオローグに対して誰も反論できなくなるということでもあります。ナショナリストたちは逆説的なことですが、国民ひとりひとりが伝統文化とのパーソナルなかかわりをもつことを嫌うのです。

伝統文化や母語についてのパーソナルな愛着ほどナショナリズムが嫌うものはありません。ナショナリストは「伝統文化や母語」について一意的な定義を下したる。わが国の文化は「こういうもの」であると一方的に規定して、それ以外のものを排除しようとする。

だから伝統文化や母語の深いニュアンスについて親しむことをナショナリストは嫌うのです。「美しい日本」というような無内容な国民文化規定をしたがる政治家が「もっと英語を」と主張するのはそのためです。彼らは日本人に日本の伝統文化に触れて欲しくないのです。

「クールジャパン」というような伝統と断絶した「日本的なもの」を彼らがやたらに持ち上げるのはそのためです。「クール」というなら『柳橋新誌』や『福翁自伝』や『断腸亭日乗』の方が100万倍も「クール」ですが、彼らはそんなものを日本の若者には読ませたくないのです。






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最終更新日  April 12, 2013 11:16:33 PM
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