竜胆輪道 (りんどうりんどう)

竜胆輪道 (りんどうりんどう)

April 5, 2012
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テーマ: お勧めの本(8108)
カテゴリ:
これは本当に素晴らしい一冊!

最近、読書自体あまりせず(読んでも随筆的なものを少し)、久々に小説を呼んだのですが「小説というのはなんと面白いのだろう」と再認識。

現代最高の作家達の傑作が並んでいるので当然といえば当然なのかもしれませんが、時間を忘れて物語に引きずり込まれる心地いい感覚を存分に味わいました。


「もつれた糸」アンソニー・ドーア
川の景色、釣りに向かう場面の描写だけでも物語が作れるという感じでしょうか。その描写の余韻にいつまでも浸れる作品。
以前に「シェル・コレクター」の書評を読んでから、読みたい読みたいとずっと思っていながら手付かずになっていた作家でしたが、期待にたがわぬ出来栄え!


「献身的な愛」アダム・ヘイズリット
少し説明過多のような気もしましたが、最後の落ちがよかった。


「ピルサダさんが食事に来たころ」ジュンパ・ラヒリ

舞台は激動の歴史と関わっているが、お伽噺のようなきれいな締め。


「あまりもの」イーユン・リー
おばさんと小学生の恋(?)という構成の勝利。人間の(中国人の?)強さ、逞しさが興味深い(ありきたりな言い方をすれば元気、勇気、力を分けてもらえるかな?)


「島」アリステア・マクラウド
いくつかの場面が絵画的に印象に残りました。
(好んで聞いたことはないですが)ビョークの曲の雰囲気っぽいでしょうか。


「記憶に残っていること」アリス・マンロー
展開が早くメロドラマ的にも感じるが、題の通り「記憶」というのは何かがうまく描かれ、それに対しどのように向き合うか(起こった出来事がどのように影響するのか)が描かれていると思います。


「息子」ベルンハルト・シュリンク
以前 読んでいた作品。再読した感想は、理想通りにはなかなかいかない、という書き方だと俗っぽいですが、思い描いたとおりにならなくとも(思い描いたとおりに行動できなくとも)、物事は進んでいくということ。
中南米の太陽が印象的。



落ち着いた雰囲気の作品。
この作品も描写だけで物語は十分に面白くなるという見本。



読了した場所はたまたま入った新宿の喫茶店「ティールーム バルコニー」


その時に流れていたのは「トップ・オブ・ザ・ワールド」カーペンターズ






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小説といえば、数日前にテレビドラマで松本清張「市長死す」を見ましたが、松本清張らしい作品で面白かった。








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Last updated  April 5, 2012 11:42:28 PM
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say-zz @ Re:カルーゾ男だ!! ジロ第二十ステージ(05/30) ビルバオ最後の登りまで引いて凄かったで…
JAJA♪ @ Re:カルーゾ男だ!! ジロ第二十ステージ(05/30) とにかくビルバオ、今日は誰がなんと言お…
say-zz @ Re:未舗装で総合変動 ジロ第十一ステージ(05/20) 山とTT以外に差がつくのは強風が吹いた時…
JAJA♪ @ Re:未舗装で総合変動 ジロ第十一ステージ(05/20) グランツールに未舗装路、流行るんですか…
坂東太郎9422 @ Re:ノーベル賞 「株式会社Caloria代表取締役社長 管理栄…

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