そしていざ出発。11年前の時もそうでしたが、地下から地上へ出たところで左右の確認をどうしても逆にしてしまうんですよね。いきなり、左から手前側車線で突っ込んでくる車からクラクション。が、ここは関西人。「マハロー」って感じで手を上げて、そのままメインストリートへ合流。H1(ハイウェイ1)を通って、途中の出口を降りて99号線へ入り、スムーズにアリゾナ記念館の駐車場へ行けました。 11年前の時はカーナビが無く、H1を降りてM16を肩にかけた軍人を見かけて道を尋ねたら、どういうわけか就労者の書類申請を行う施設に案内されました。もっともその時は受付でこちらを見るなり「Are you a sightseeker?」と尋ねられ、「違う」と言うと追い出され、女性の軍人に道を尋ねて軍属の住宅街を抜けてアリゾナ記念館へ向かうという、かなりイレギュラーなコースを辿りましたが。 今回は入念にWebで下調べ済み。荷物は小型カメラなどを除いて施設へ持ち込めないので、隣のBowfin(有名な「対馬丸事件」で魚雷攻撃をして同船を撃沈した当事者の潜水艦)記念館にあるバゲージストレージ(荷物預かり)へ3ドル払ってiPhone以外の荷物をあずけ、アリゾナ記念館側のゲートを通過。受け取ったチケットを見ると、シアターの呼び出し(アリゾナ記念館へは公園内のシアターで事前に映画を見てからボートで送迎される)時間が12:15! 4時間以上の待ち!!。 かといって、そこからノースショア方面の観光スポットを見て戻るとなると時間内に帰れるか微妙だし、荷物も預けたばっかりだし、ま、気長に待とう、という事で各施設の展示を見る事に。 11年前とは明らかに設備や展示内容が充実していました。空母「赤城」の巨大なプラモデルは同じでしたが、違う建物ではシアターとは内容が異なり真珠湾攻撃そのものに的を絞ったドキュメンタリーを放映。 以前は「This is JAP's Plane?」とか声高に叫ぶガキなども見かけましたが、今回はいたってもの静かでしたね。それと、大手旅行社のオプショナルツアーとして来ているように見える人達は、比較的早い時間帯にシアター前へ移動していました。恐らく、事前にチケットを予約して確保しているのでしょう。 前回もそうでしたが海上の記念館ではかなり厳粛なムードになります。撃沈され浅い海底に座礁・沈没している戦艦アリゾナの上をまたがる形で記念館はあり、砲台の跡である大きな鋼鉄のリングの中からは、未だに燃料の重油がプクプクと海面へ上がってきて周囲を漂っています。