Scotch ケンの放言どころ

Scotch ケンの放言どころ

2011年01月04日
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   その仲間入りはご免だし4~5年前からは年末に図書館から本を

   5~6冊借り出して読んでいる。



   その中の一冊、枕草子の解説書。

   枕草子といえば、”春はあけぼの、やうやう白くなりゆくやまぎわ

   少し明かりて紫だちたる雲の色いとをかし” の出だしは受験の時

   覚えた。

   徒然草、方丈記、平家物語、源氏物語、奥の細道なども冒頭で出し

   の文は今だに覚えている。 今考えると何の役にも立たないことだ





   それはいいとして、枕草子の第九十六段の中に、”無下に思い屈じ

   けり。 いとわろし。いひとぢめつることは、さてこそあらめ”

   とあって前段ははしょるが、”これはまたずいぶん自信のない言葉

   だこと。 みっともないことですよ。 きっぱり言い切ったことは、

   初志を貫くのがいいのですよ” という意味である。



   ”いひとぢめつる” とは現代語で言えば ”言い閉じめる” と

   でも書くのだろうか。

   これを読んでいてハハ~ンと思うのである。 枕草子といえば平安

   時代中期の996年ほどだから今から1000年以上も前のことだ。



   そんな時から、”一旦口に出したら実行すべし!” と警告を発して

   啓蒙していたのである。





   されなくなるから言わないのが普通である。 誰しも狼少年になりたく

   ないからウソは禁物だ。



   ところが日本では最もウソをついてはいけない政治分野で、しかも

   政権の中枢で頻繁に繰り返され公然となっているのは如何なものか!

   ”綸言汗の如し” などなんのその。 平気の平左で撤回している。





   言葉が非常に軽いものになっている。 よ~く考えて、根回しして

   それから初めて口に出すべきではないのか。 寡黙でいい。 ア~、

   ウ~言葉少なにしゃべったかつての総理はウソなどつかなかった。



   ウソをついたら針千本飲ましなさい。 それがいやなら閻魔様に舌を

   抜いてもらいなさい。 こんな人達の子供や孫はどう思っているのだ

   ろうか。 みんなしてウソのつき合いをしてるのだろうか。



   前の総理も、今の総理も、一兵卒でもエラそうにしているご仁も!










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最終更新日  2011年01月04日 10時50分44秒
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