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2024年06月20日

プーチンと金正恩の蜜月の愚！

(2)

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　　大体、悪は悪を呼ぶというのはこれまでの定説である。プーチンと
　　金正恩との包括条約が締結されたというニュース。「お前もワルよ
　　の～ヒッヒッヒ」「お代官様こそ、フフフ」「ここだけの話だぞ～
　　他言無用じゃ・・・！」かくしてワルとワルが相結んでワルだくみ
　　をするという。まともな世界から見るとこれほど愚劣な条約締結は
　　あるまい。

　　今回の親密さに中国はどう見ているのだろう。傍観者としてロシア
　　と中国が相結べば中国は少しくらい＜お荷物が軽くなった。くらい
　　にしか思わんだろう。つまり中国にとっては痛くも痒くもないから
　　である。多分ロシアは北朝鮮に対し、石油や天然ガスなどのエネル
　　ギー、それに一部食料・・・それと宇宙開発技術を提供する。片や
　　北朝鮮はロケット弾などの砲弾をこれ迄以上にロシアに送るだろう。

　　中国は西側諸国からロシアに武器などの援助をしないように歯止め　　　
　　を掛けられているので、その代わりを北朝鮮がやってくれるし、食
　　料だってロシアがカバーしてくれればこんな有難い話はない。中国
　　にとっては、それもウイン、あれもウインなのだ。

　　プーチンは北朝鮮の次にベトナムを訪問する。私もかつて1980年代
　　にベトナムのホーチンミン（昔のサイゴン）に行ったことがある。　
　　まだベトナム戦争が終わって貧しい時代だった。当時から韓国はベト
　　ナムにたくさんの縫製工場を持ち、ロシア向けの衣料品を大量生産し
　　ていた。それもADDIDASなどのニセブランド品をだ！ロシアのマフ
　　ィアが発注し、支払いはドルの前払いと言っていた。ロシアは現在で
　　もマフィアの地下経済が国の貿易を握り、プーチンに多額のワイロを
　　払っているのは半ば公然の事実である。だからまともな資本主義体制
　　にならないのだろう。

　　・・・と、ロシアとベトナムはそんな時代1990年から特に北ベトナム
　　の時代から懇意にしているのである。プーチンはベトナムに何しに行く
　　のかは知らぬが、同盟国がどんどん減っているので一国でもロシアの
　　味方をつくりたいのだろう。
　　片方、プーチンは戦争犯罪人に指名されているから、もしベトナムが　
　　西側だったら捕まる可能性が、そうでないところを見るとベトナムは
　　西側ではないのだろう。

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