Oct 3, 2006
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テーマ: 本を創ろう(54)
カテゴリ: カテゴリ未分類
「ブログを本にする本」のハイライトをお届けする
「ブログを本にする本」のブログです。

今回は本文からの転載。
書き筋がややかしこまっているのは、
書籍用に書いてるからです。了承してくださいね。


もっと本創りについて知りたい方は、
ブログ出版界の仙人、私の先生
両国のご隠居のページをどうぞ。
本創り、本の売り方の特集をしてるよ。


『ちょっと本を作ってます。』




本日は日本における、ブログ発展の背景について。
前回の発祥の地、アメリカの続きです。



日本では個人的要素をもって
ブログが現在のように隆盛して来ました。
その先駆けとして『2ちゃんねる』があります。
インターネット需要が拡大する中、
『2ちゃんねる』が担った役割は非常に大きいと言えます。
『2ちゃんねる』の存在そのものに対する
賛否の意見はあると思いますが、
匿名性を持って語られるスレッドを寛容に迎えた仕組みが、
あれだけの拡大を可能にしました。





優れた国民性が根付いてます。
その質の高い協調・調和精神は
他の国にも例を見ない優れた精神性です。

阪神大震災の時には、無秩序の状態にありながら、
暴動や犯罪が頻発することなく、

震災の事実よりもその民意の高さを
海外のメディアが取り上げたことが有名です。
今では廃れたと言われる『和』を重んじる心ですが、
表面的に表されていないだけで、
全ての国民に根付いているのは間違いないでしょう。



しかし反面、この日本人特有の精神は
『遠慮』と言う形をとって態度に表れたりします。
協調性がゆえの『遠慮』として、思ったことを言わなかったり、
欲した行動を取らなかったり、憚ったり恥じたり。
海外の人には誤解を受けて、横並びを好む民意として
受け止められたりしています。

そうすると、個々人の言い分と言うのは心に押し込まれて、
はけ口を探してしまいます。人知れず手記を綴ったり、
遠方の友人や家族に手紙をしたためたりする訳です。

その隠蔽された意思を解放すべく『2ちゃんねる』は
時代の代弁者として出現しました。
瞬く間に需要は拡大して、社会的な物議を醸し出すに至ります。







またブログが受け入れられた要素の1つに、
ハンドルネームがあります。
これは情報保護の立場から見ても必要なことなのですが、
その必要性よりも日本人に受け入れられたのは
『擬似感覚』にあります。
架空の誰かとして、ブログの世界に参加することが出来るのです。

歴史的に見ても将棋、囲碁、オセロなど、
現在のオンラインゲームを受け入れる地盤は、
日本には元々存在していました。
ブログもある意味ゲーム感覚です。
アクセス数を得点に置き換えるならば、
得点を獲得する要素は正に日本人好み。
おまけに架空の誰かになって(ハンドルネームを扱って)
書くことは、遠慮深いが故に、内側に秘めた想いを
告白するはけ口には向いています。


そして、サービスサイトが提供する自身の
ブログのアレンジメントツールは、
小手先が器用な日本人にとってのツボに当たります。
創意工夫は真骨頂。日毎にユーザーが拡大する直因でしょう。






アメリカにおいて、情報のオープンソースとして
時間と場所を選ばず、また個人的特定性に秀でた存在として
広がったブログ。

それに対して、日本では匿名性と擬似感覚による
本音のはけ口として。
全く対照的な需要を満たす意味で広がっています。
これからも多くの人が新規登録をし、
新たなユーザーとして参加することになるでしょう。
ブログ市場はまだまだ拡大することは間違いないです。



***





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Last updated  Oct 3, 2006 09:17:05 AM
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さとう4632

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