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2009.08.07

本田直之「レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略」

テーマ：ビジネス・起業に関すること。(19598)

カテゴリ：カテゴリ未分類

レバレッジ・マネジメント

本田直之「レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略」

２００９年刊

　×　「経営者が先頭に立って、みんなを引っ張る」の嘘

　→　「経営者自身が忙しいと、考える余裕をなくなる。
　　　　するとすべての経営戦略は対症療法になり、
　　　　その場しのぎの効果がない手を、次々と打ち続けねばならない
　　　　というマイナスのスパイラルに陥るのだ。」

　○　時間を確保したらまず、やるべきこと

　　　　自分にしかできない仕事、
　　　　優秀な管理職に任せる仕事、
　　　　一般社員にやってもらったほうがよい仕事を切り分ける

　　２．次のリターンを生み出す種　を考える

○内部要因思考

　×　思考停止癖　できない経営者は、外部要因思考

○投資視点

　余裕は、最初に時間なり、労力なりを「投資」しない限り生まれない。

　たとえ仕事に切羽詰っていても、いったん仕事の手を止めなければ、
　根本的に忙しさは解消しない。

○会社を商品と捉える

　経営者がやるべきことは、
　自社の商品・サービスだけでなく、
　会社そのものを買ってもらえるようにすること

○劣後順位を決める

　「値引きしない」
　「米搗きばった商法はしない」

○メンタル・トレーニング

　１．「ピンチはチャンスだ」という思考癖をつける

　２．「身の回りには、自分が解決できないような問題は起こらない」と考えること

　３．「すべてはトレーニング次第であり、メンタルタフネスも上げられるものだ」
　　　と知っておくこと。

○舵取りをしているか？

　今後、どのような方向に会社を成長させていきたいか、を決め舵取りをする

○売上は「積上げ継続型｝か？

　×　一過性の売上

○事業はフォーカスしているか？

　選択と集中・・

　「何が自分の会社の強みなのか、考えているか？」

○俯瞰逆算会計法

　１．現在の数字と過去の数字を同じ時期で比べていくこと

　２．数字はすべてパーセントで見ていかなくては意味がないこと

　３．経営者が見るべき科目には優先順位がある

　　　売上　

　　　粗利率

　　　営業利益

　その変化はなぜ起きたのか？

　★中村亨「「俯瞰」でわかる決算書」

○営業のレベレッジ

　１．優良顧客を確保すること

　２．手離れが良い仕組みを作ること

　　　○　誰が営業に行っても売れる状態にする

　　　２－１．売るものが明確かつシンプルであること
　　　２－２．商品説明などのツールをしっかり作ること
　　　２－３．キーとなる優良顧客を確保すること
　　　２－４．うまくいったノウハウや情報を共有する仕組みを作ること

　３．心理学の達人になること

　　　×　お願い営業

　　　×　人は買うことは好きだが、
　　　　　売り込まれるのは嫌い

　　　○　「真不二価」（品質を重視し、値引きをしない）

　　　○　パートナー型営業　「顧客のほうから欲しいといってくれる」

　★ロバート・チャルディーニ「影響力の武器」

○仕組み化のゴール

　「社員に考える時間ができること」

○ミーティングの分類

　１．共通言語・共通認識を持たせて、新しいことを考えさせるもの

　２．ノウハウを共有するためのもの

　３．方向性を伝えるためのもの

　４．何かを決めるためのもの　　・・通常の会議

＜目次＞
第1章経営者のレバレッジ
第2章戦略のレバレッジ
第3章営業のレバレッジ
第4章ブランドのレバレッジ
第5章仕組み化のレバレッジ
第6章組織のレバレッジ

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