システムエンジニアの晴耕雨読

システムエンジニアの晴耕雨読

2014.07.26
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カテゴリ: 書評・読書メモ



青土社

1990年刊




『幻想としての経済』・・

≪人間の社会は、禁忌とされるものに触れることがなければ、

 ただただ沈みこんでしまう。

 おそらく、禁忌の存在の原点はそこに係わっているように見える。

 つまり、ノンセンスがあってこそ、コモンセンスが内実を与えられる

 ということに深く関係してくるのである。≫




 消尽 ≧ 贈与 ≧ 交換


 交易 ≧ 商業

 交易 = 商業(利潤動機) + 公的交易(身分動機)


 消尽 ≧ 贈与 ≧ 交換 ≧ 交易 ≧ 商業

 左から右に行くほど、日常性が高まり、日常性の権化たる近代社会性も高まる。  





『実在と象徴』・・

 より普遍的なる社会、非近代、非市場社会とは何か?

≪そこでは「経済」は社会の中に埋め込まれ、儀礼や慣習と分かつべくもなく

 結びあっている。

 だがこれは、有機的に絡み合っているが、丁寧にほぐせば洗い出せるといった






『同性愛の経済人類学』・・

≪労働は、その意味からいって、生産のみでは完結しない。

 生産し、それを消費、破壊することによって、ようやく存在論的に円環し、

 完結するのである。≫


≪人間の共同体は、山口昌男氏のいう<周縁>、






<目次>
経済人類学序説(幻想としての経済)
経済人類学の方法(実在と象徴―経済人類学の基礎概念
聖なるものと経済)
貨幣のエロティシズム(貨幣のエロティシズム
貨幣と人体)
制外者の幻想(同性愛の経済人類学
ポルノグラィーと魔女―性的タブーの歴史的・人類学的考察)
経済人類学は解読する(失われた千年王国とアメリカ―日米経済摩擦と文化のパラダイム
病にかかった江戸時代
市場社会への迷い道―ヨーロッパと日本はなぜ病気になったのか)
遠視のなかの経済人類学(経済人類学の世界
精神のエントロピー
可視の構造と不可視の構造―マッハとポランニー)





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最終更新日  2014.07.27 00:38:57 コメントを書く


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