携帯料金980円を強烈に打ち出したのはソフトバンクだろう。高すぎる料金を下げるという動きは歓迎すべきだったのに、その裏で携帯電話の販売価格は急上昇してしまった。1~2万円前後だった携帯の価格は3万円以上に上昇している。かつてのau1円携帯は、文字通り1円しか払わないシステムだったのに、今では分割ローンの頭金が1円になっている。見た目は1円でも、買うと2年間ローンを支払わされる。それが嫌で現金価格で買うと恐ろしく高くなる。これでは皆が機種変をやめるのも無理はない。 ソフトバンク同士だと無料通話があるけれど、auはその戦術を実施していない。最も人気のあったauが最下位に転落したのも当然だろう。何度カタログを読んでも、どの料金が得なのか見えてこない。一度契約すると2年間は解約できないので、悩むことになる。多額の解約料をとることで、継続を狙うという作戦は汚い。半額という値段にひかれて契約すると、まず2年間は動けなくなる。さらに、途中でローンを払えなくなる事故も続出している。本当にやばい商売に手を染めている。
日常生活に必要なので手放すことはできないから、それをネタにもう収益を上げるという手法を何とかしないと、携帯を買い換える人間は激減していく。あまりに人をコケにしたシステムを知って、高すぎる機種変をしばらく伸ばすことにした。実質的な料金は下がっていないのに、機器の値段だけを高騰させた携帯会社の責任は大きい。販売台数40%減という数字は、さすがにこたえるだろう。工場で生産した携帯電話が倉庫に山積みされてしまう。それをさばくには、大幅な値下げを断行するしかない。実質3社独占というのは、やはりタチが悪い。
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