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2009.05.21
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カテゴリ: ミニ小説
ある日、人類は、隕石の衝突によって滅ぶことがわかった。

そして秘かにノアの箱舟計画が実地され若き優秀なメンバーが選ばれた。

彼らは宇宙にロケットで打ち上げられ地球が隕石によって破滅していく光景を見て二度と帰れないことを悟った。

「もう帰る場所はないんだ。」

5年が過ぎた。

当初、300名が人工冬眠で眠っていたが、機械不良や予期せぬ事故により15名足らずしか残っていない。

地球と同じような星を見つけるために旅を続けているがもう食料も底をつきかけていた。

「限界だな。」

「ああ、もうこの人数で人類の文明の再建ができるわけがない。」



隊員たちは、彼女とその赤ん坊が寝ているベッドに集まった。

「生まれるものがある限り、希望はあるかもしれない。」

隊員のひとりが赤ん坊の額に指で十字を切った。

微かな希望に願いをこめながら・・・。






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Last updated  2009.05.21 22:31:51
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