ひーちゃんのゼミナール 名古屋産業大学(現代ビジネス学科)・大学院環境マネジメント研究科)現代の社会・経済・環境・芸能・スポーツ・宇宙

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2018.01.31
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大学生のIQを調べた教授

 もう何年も前になるのですが、仲村の友人で、ある経済団体と共同で学生の「IQ(Intelligence Quotient知能指数)」を調査した結果を「他言無用」という条件で見せてくれた教授がいるというのです。仲村は、「ここだけの話だが」という条件で教えてくれました。
 固有名詞は控えるとして、縦軸にIQ、横軸に人数の二次元グラフで示された山型の全国平均の分布の中で、その教授の大学の大学生は、最低ライン(人数は少ない)から平均(人数が最も多い)の所に分布しているというのです。被検者は大講義室の授業の学生なので、その学部の学生の傾向を表しているといいます。
「そんなもんじゃないですか」
と言うと、
「これじゃ教育にならん」
とその御仁は言うのです。
「よくもまあ公的な経済団体がこんな調査をするなあ」
と思いながら、その場はすんだのですが、じつは、式部准教授の友人の件(くだん)の准教授は、そのような水準の学生たちに囲まれて教育をしているのです。余談ですが、これは昔の話で、現在はどこの大学でも、このような調査は「研究倫理委員会」にかけなければ、実施は出来ません。

「頻繫に案件が審査の遡上に出てくるので息つく暇もない」
と、ぼやいていたのを思い出します。しかし、詳細は語ってくれませんでした。守秘義務があるのだそうです。

 最近、教育現場で「アクティブラーニング」の必要性が叫ばれていますが、アクティブラーニングが成立するためには、必要最低限の知識とコミュニケーション力が必要で、それを欠いた集団の中で成立するアクティブラーニングは、本来求められる「問題解決能力の涵養」とは、似て非なるものになります。
 先ほどのIQの山の左側の裾野から平均の山の頂上辺りまでの集団が支配的な、いわゆる「底辺校」では、このアクティブラーニングは成立しないというのが、仲村教授や式部准教授たちの考えです。筆者は、あるとき電車の中で、一杯飲んで上機嫌の高校の先生が、
「一定の知識とコミュニケーション力を備えた集団でなければ、アクティブラーニングは無理だね」
と、大声で喋っているのと聞いたことがあります。その先生方の乗車した駅からどこの高校かは分かるのですが、これは伏せておきます。この問題に関しては、また別の機会に検証します。
 これもまた、ある大学の教授の話ですが、ある就活支援業界の主催した非公式の座談会で、企業の採用担当者が、
「とにかく大学を増やしすぎた。本来なら、高校を出たら職人になって、そこで親方にどつかれ、叱られて一人前になっていくべき高卒者が、「蝶よ花よ」と甘やかされて育てられ、学士様になって企業訪問しにくる。この子たちのほとんどは、使い物にならない。採用活動の予算の無駄遣いだ、と言うのももっともだ」
と、本音を言っていたのを思い出しました。
「それは言い過ぎだろう」





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最終更新日  2018.01.31 08:04:20


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