ひーちゃんのゼミナール 名古屋産業大学(現代ビジネス学科)・大学院環境マネジメント研究科)現代の社会・経済・環境・芸能・スポーツ・宇宙

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2021.07.08
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カテゴリ: 災害
2021年7月3日午前10時過ぎ、熱海市伊豆山付近の不動産会社所有地で、産廃の投棄に使用されていたとされる、急傾斜地から、突然土砂が流れ出し、同地を水源とする相逢川流域の谷間の住宅地を押しつぶした。
 これまでに報道された内容などを総合的に判断して、2010年ころ神奈川県小田原の業者が宅地開発目的で急傾斜地を購入し、許可された10倍に当たる土砂を搬入、ひな壇状に廃棄した。その高さも15メートルの計画を上回る50メートルを廃棄したものだった。木くずなどが搬入されていたことは、当時目撃があり相模ナンバーのトラックが頻繁に搬入していたようだ。また、所有者の関係者が撮影したとされる動画も公開された。この小田原の不動産管理会社は「清算」というらしいが、これまでにも大雨はあったが、何も起こらなかった。​ 責任はいないなどと言っている(日刊スポーツ) ​。
 違法な土砂の投入に対して県は是正を勧告、業者は従わず、熱海市の不動産業者に販売したとされる。この業者は違法投棄のことは知らずに購入したとされ、法的手段に訴えるようである。静岡県が、川勝県知事が最初「天災」と言っていたが、技術者である難波副知事の見解として、廃土の投棄が崩落を引き起こしたとし、因果関係の解明を目指すという。
 すでに報道されているとおり、犠牲者が多数出ており、行方不明者は絶望に近いものの、必(決)死の警察・消防・警視庁などにより救出活動が続けられている。被災者は地元のホテルに一時的に避難し、救出を見守っている。ドローンの画像を見る限りでは、崩落現場にはまだ2か所くらいの未崩落の個所が認められ、今後の降雨の状況によっては再崩落の可能性がある。県ではビニールシートでの被覆や土嚢での応急対策をするという。
 崩落地の東側の尾根に細長い形状の風力発電所が設置されているが、ソーラーパネルに降った雨が崩落の引き金になったとする専門家(サングラスをかけてリモートで参加)の意見を報道したが、雨水は西側に流す構造になっているとの修正報道が行われた。しかし、ソーラー発電所の東側の道路に、ドローンからの撮影と思われるが、南北に小さな亀裂が走っており、崩落の影響かどうか、あるいは以前から亀裂が入っていたのか、今後の検証が待たれる。

途中ですがyoutubeにもアップしているのでご覧ください 。開発行為に対する防災監視システムの必要性を述べています。


 今回の報道の一部に「ハザードマップや避難指示などあてにできないことに頼らず、自助で逃げるしかない」とか「ソーラーパネルが引き起こした」、「山地の崩落はよくあること」、「開発行為の具体と崩落の因果関係は多方面の検証が必要」など、もっともな見解ではあるが、クーラーのきいたスタジオや自宅の部屋からいい加減なことを言う評論家の放言が目に付くのも付言しておきたい。
 特に、自助を強調し、聞くものの耳には「逃げなかった住民が悪い」とも受け取られかねない評論家の発言は、お詫びと訂正が求められる。メディアは慎重を期してもらいたい。同日の別のメディアでは、この発言に批判が出ていた。またオリンピックに向けてナショナリズムが高揚する中で、過少に扱うことは絶対に許されない。
(2021年7月8日 本稿は一部に不正確な事実表現や記述があるかもしれません。追って信頼できるニュースソースやエビデンスによって加筆修正し、訂正することがあります。ご了解ください。)





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最終更新日  2021.07.10 17:05:03


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