お待たせしました。
ひょっとすると、言ってるうちに2160000ヒットですか?(汗)
やばいやばい。次の『ラズーン』書かなくちゃ(汗)
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戻って来てくれた伊吹は、夕飯の買い物をしていてくれて嬉しくて。準備するところから、食事中も、終わってからも、ただ伊吹がそこに居ることを確かめたくて味わいたくて、京介は触れて囁いて唇を寄せて笑いかける。
伊吹からも反射するように明るい甘い波が戻ってきて、望まれていると感じて、体がどんどん沸き立っていく。
短いシャワーの後に潜り込んだベッドでも、とめどなく限りなく伊吹に近づく。
(中略)
神様、朝なんて来なければいいのに。
幼い頃に願ったことばを逆転させて懇願する。
お仕置き、は諦めたけど、そんなことばで代用されない甘くて熱い時間が重なっていくから、もう何がどうなっても構わない。
(中略)
よだれを垂らして極上の獲物にありついて、骨の髄まで啜り尽くして、餓えを満たし渇きを癒している一匹の獣。
一瞬で終わるなんてもったいない。これを手に入れるため、寒くて凍える風に身を伏せ、暑くて干からびる日差しにも耐えた。柔らかな肉に指先を食い込ませるだけで、体が震えるほどに煽られる。今攻撃されたら死ぬしかない、それでも構わない、この体こそ、体を引きちぎられる空腹の苦痛を贖ってくれる。
(中略)
一瞬見開いた目が伊吹と合った。涙ぐんでいるのに強く煌めいた瞳が声を放つ。
『どうして私以外に、そんな声を聞かせたの?』
獣から逆転する。今度は京介が貪られる肉になり、暴かれて、探られて、奥底まで啜りこまれる。ついさっきまで味わっていた激しい餓えが今美並にも広がっていて、それを京介で満たしていると理解できるから、歓びに身体中が震え立つ。
がくっ、と体が揺れた。どこから動かされているのかわからない、強い力で全身揺さぶられる。伊吹を掴んでいたはずの掌で必死に体を支え、飲み込まれている感覚から抜け出してしまわないように堪え、滲む視界で伊吹を見つめる。
「…聞、かせて…ない…っ」
掠れた声で叫んだ。
「こんな……こえ…っ………」
(中略)
声が頼りなく上がる。絶頂を越えてしまった感覚に制御できなくて、弾けてしまって空っぽになる。仰け反らせた喉、開いた口から唾液が溢れる、自分の形が壊れていく。
押し込んだ体はなお深く飲み込まれて。
「み、な…み……っ」
全てが消える。
「あ…ふ…っ」
京介は意識を手放し眠りに落ちた。
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