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樺沢潤&樺澤潤 @ ああ頑張ります株式会社の樺澤潤です。 13:10 パネルディスカッション   …

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2006.03.26
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カテゴリ: アントレ日記
ぼくは、集団競技サッカーで落ちこぼれたので、
個人競技である柔道に切り替えたことはお話ししたと
思います。

ぼくがいまの「戦う原点」「教える原点」を学んだのは
いまでも柔道が原点だと思っています。

そのお話しをここではしましょう。

まず、ぼくと柔道との出会いは、学校帰りの謎の
米屋のじいちゃん。
内田米穀店というお店があったのですが、そこの

スカウトするということがありまして、ぼくもご多分に
もれず、何度となく、柔道に誘われていた訳です。。

「へんなじいちゃんがいるなあ。。」

 サッカーではぼくが成功しないのは明らかでしたし、
サッカー部の連中には、「サッカーが下手」ということで
思われていたので、やたらと冷たい想いもしましたし。

だから、躊躇もありましたが、柔道部に入ります。

そのころの柔道部には、主将の川西さん(体のでっかい
中学生でした、すでにおっさんみたいでしたから)、それと
副将の大西さん(細いのに、この人がまた内股がうまくて、

えらく怖かったのを憶えています。

まず、ぼくは小学校からの経験で、どういうふうに
やれば自分がそれなりの成功を手に入れることが
出来るのかを知っていますから、とにかく初めての競技
でも、いろいろ分析して、とにかく「投げられない」ように


**
投げるより投げられない。。 
***

とにかく3年生がすこんすこん投げるので、これがいやでいやでしょうがなかったので、できるだけ、投げられないように
するのを一生懸命考えました。

そうすると、コツがあるんですよね、投げられないコツ。


とにかく、体重移動を頻繁に繰り返されたり、体を崩されると
重心が「ふらふら」するんですよね。

この「ふらふら」を止めることが出来れば、実は投げられないというよりは「投げられにくい」んです。


あと、投げるという行為は、自分の重心と相手の重心を
重ね合わせることなんですよ。

それが「一つにあわさる」と、投げることが出来るんですよ。
 *これは払い腰、内股などの腰技系のコツです。

だから、投げられないために、とにかく、重心を一つに
せずに、体重移動をさせられない、崩されない。

そういうことを必死に体で覚えさせるわけですね。。

だから、相手の腰が近づけば、自分の腰をずらすか、あえて
ぶつけて、反発力で無力にさせたり、いろいろな方法を
見たり、考えたりしながら、身につけました。

ま、当時はここまできちんと合理的に解説できるほど
わかっていなかったわけですが、こういうふうに丁寧に
一つ一つの「つかむ」「崩す」「投げる」という行為に
対して、自分の体をどうやってどのようにすれば力学が
うまく働くのかを、よく考えていました。

一番よく考えたのは、高校の時で、進学クラスだった
わけですから、部活は原則してほしくないというのが
進学クラスの暗黙のルールみたいで、練習時間も
とれず、なかなかできる環境もない。そういうなかで
どうやってやれば、勝てるのか。それを本当によく考えました。だから、高校3年のときにはベスト8まで行くことが
できました。

このよく考えるきっかけを作ってくれたのが、柔道では
同じ大西という名前のライバルでした。


 こいつはいまでも仲がいいので、たまにのみに行くのですが、やたらと強いんですよ。
 僕と同じ研究好きなんですが、どっちかといえば、体を
鍛えるのがスキというタイプ。
 いつも、決勝で当たるのが、この大西でした。
 *県でも3位でした。

 だから、いっつもこいつに勝つことを考えて、いっつも
練習せざるを得ない。

 そして、またこいつがですね、となりのとなりの町の
道場でやたらと鍛えられているもんだから、ちょっと7やそっとで勝てないんですわ。。。

 結局、3勝7敗ぐらいの感じでしょうか。。。

 「戦う原点」でもあったし。

 いやあ、ほんとよく勝負しました。

 またまた。

 これが団体戦がからむじゃないないですか。。

 そうなると、トータルで強く組織をマネジメントしとかないといけない。

 ライバル大西がいる三加茂中学校には、他に檜という強い
ヤツがいまして、大西が少し抜け出ていましたが、ぼくと檜は似たようなもんでした。。

 また、もう一つ。東祖谷中学校というのがありまして、ここは3人やたらと強いのがいるんですよ。。これまた、ほぼ僕らと実力伯仲でして。

 これにぼくの所属する池田中学校が三つどもえの戦いを
するわけです。

 うちは、僕以外では、軽量級の粟飯原(ポイントゲッター)
がいましたが、なかなか勝てない。。

 団体戦では結局ウエの二つにいっつも負けてしまい、
いろいろと「組織マネジメント」しました。

 振り返ると、強くなるために一生懸命主将として
取り組んだのが「教える原点」になった気がします。

 このころから教えるのは結構上手でして、高校に
あがって、道場がないものだから、中学校で練習を
させてもらうことも多々あったのですが、僕が指導した
弟の学年は郡でも優勝し、県でも上位に入る成績を残した
こともあります。

 教え方は自分でいうのもなんなんですが、うまかったと
思います(笑)。

 先述の内田先生は高齢でしたので、実質先輩が指導する
というのが慣例でしたので、本当に、これがいい経験に
つながりました。

<続く>






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Last updated  2006.03.26 16:36:56
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