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イグアスの滝
マチュピチュと並ぶ今回の旅のハイライト、イグアスの滝にとうとうやってきた。イグアス (Iguazu) とは先住民の言葉で大いなる水 (Y Guazú)という意味。滝の幅は4000m、高さは82mと世界1位の規模を誇る滝である。
「展望列車で滝に向かう」

(滝の周囲の広い範囲が自然公園に指定されていて、アクセスには時間がかかる)
滝の20%の部分がブラジル、80%の部分がアルゼンチンである。どちらもイグアス国立公園として世界自然遺産に登録されている。我々はアルゼンチン側から入園した。
鉄道の終点から歩いて滝に向かう。この時点ではまだ瀑布の音も聞こえない。約1kmほどアルミ製の遊歩道を歩くと、やっと滝の上部が見えてきた。
「木々の間から見える多くの滝」

(ここから、通路を歩いて行くと滝の上部に出られるようになっている)
だんだんと期待が高まる。雨季で増水したときでも耐えられるようにとアルミで頑丈に作られた遊歩道は、これから滝を見る人と帰る人とで混み合っている。
「滝の上部から見る、悪魔ののど笛」

(豪快な水しぶきを上げる部分を「悪魔ののど笛」と呼ぶ。今は乾季で水量は少ない方である)
遊歩道は滝の上部から下部にまで作られていて、滝を見上げることも出来る。ただ、滝のしぶきが霧のように舞い上がっているから、そんなに近くまではいけない。
「だんだんと近づいてゆく」

(滝のしぶきはだんだんと横殴りの雨のようにひどくなっていった)
自分は着替えは用意していたが、ボートツアーを甘く見ていた。悪魔ののど笛に船は近づいてゆく。カメラはこの辺りまでが限界だ。完全防水のカメラを持ってくるのを忘れていた。
「悪魔のど笛(左側)」

(このあとボートは悪魔ののど笛の下で急旋回し、乗客はみんなびしょ濡れになった)
2回も時計回りに旋回したため、左舷側に乗っていた自分は靴の中で足が泳ぐ状態になった。しぶとくカメラを2台バッグに入れていたが、配布された頑丈なゴム引き袋のおかげで無事だった。そのあとも小規模な滝の真下に突っ込んだりして、ボートは悲鳴を上げ続ける客を尻目に大サービスだった。
「蜜林の保護についての話」

(トラックの荷台に乗って、英語とスペイン語による説明を聞きながらビジターセンターに向かう」
滝の水には動物、鳥、魚の糞や死骸が含まれていただろう。腐敗した植物や種子なども混じっていただろう。びしょ濡れで寒い中、そんなことを考えていた。南アメリカの自然をまるごと浴びたと思えば、このボートに乗ったことは貴重な経験であった。
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