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2004.01.11
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○ 早稲田大学で行われた「平和の文化創造」というイベントで、「地球交響曲第三番」をみせていただいた。もちろん映画に惹かれて参加したわけだが、イベント自体も若々しくすがすがしかった。

○ ワタリガラスという早稲田大学第一文学部の教育学専攻の学生有志が主催したイベントで、ワークショップ形式で平和についての話し合いも行われた。映画の後には龍村監督への質問時間も設けられた。体の細胞が元気になるイベントだった。

○ 頂いたパンフレットには主催の学生達のすてきなメッセージが詰まっていた。その中で、谷川俊太郎の「朝のリレー」を引用している方がいた。

   朝のリレー

   カムチャッカの若者が
   きりんの夢を見ているときメキシコの娘は
   朝もやの中でバスを待っている

   ニューヨークの少女が
   ほほえみながら寝がえりをうつとき

   柱頭を染める朝陽にウインクする

   この地球では
   いつもどこかで朝がはじまっている
   ぼくらは朝をリレーするのだ
   経度から経度へと
   そうしていわば交替で地球を守る

   眠る前のひととき耳をすますと
   どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる

   それはあなたの送った朝を
   誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ

○ 地球的な優しさを教えてくれる詩だ。



「1996年8月8日にロシアのカムチャッカで熊に襲われ亡くなった写真家、星野道夫と行くはずだった、東南アラスカから北極圏への壮大な大自然の中での旅を縦糸にして、彼が魂を分かち合った人々に出会っていく。その旅と出会いの中で、人間にとっての生と死の意味、文化、文明、の意味を問い続ける。」内容だ。

○ 涙が止まらなかった。

○ 星野道夫が旅について語った言葉に共感する。
  「旅をしていつも思うのは、その土地の風景を自分のものにするために、そこで誰かと出会わなければならないということだ。もしそうでなければ、風景は映画のスクリーンをただ眺めているように、決して自分自身と本当の言葉を交わさない。そして、旅をすればするほど、世界はただ狭くなってくるだろう。けれども、誰かと出会い、その人間を好きになったとき、風景は初めて広がりと深さをもってくる」

○ そして、映画の最後で引用された彼の言葉に魂が救われた。


○ 僕らは目に見えない大切なものを感じる能力が与えられている。






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最終更新日  2004.01.11 01:18:45
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